酸化物高温超伝導体の水分劣化


近年、様々な分野において酸化物超伝導体の実用化が試みられてる。酸化物高温超伝導体の応用においては大気中の水蒸気などの水分により超伝導特性が劣化することが知られている。酸化物高温超伝導体の結晶構造に含まれるBa元素は水和力が大きく、容易にBa(OH)2を生成し、超伝導相を分解する。また、水中では、このBa(OH)2は水への溶解度が非常に高いために、水中へ溶け出してしまう。このために超伝導体のTcをはじめとする種々の超伝導特性が劣化する。



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