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シド・マイヤーズ アルファ・ケンタウリ、シヴィライゼーションIII、Master of Orion、Master of Magic 等々。下に行くほど新しい内容です。


近は専ら、シド・マイヤーズ アルファ・ケンタウリに熱中しております。PC-9801で「シヴィライゼーション」を初めてプレイし、Windows 3.1の頃には「シヴィライゼーション II」を遊んでおりましたが、今回は廉価版も出ている「アルファ・ケンタウリ」にハマってしまいました。長〜く遊べて面白いのですが、時間が掛かるのなんの。昔は、トロいCPUのおかげで、敵ターンの所用時間にメゲたものですが、今回は充分遊び倒せる環境のおかげで、よりラディカルな面でメゲそうです。終盤の膨大なユニットの管理が大変なんですわ。CRT凝視し続けて毎晩ドライアイです。

自動化部分が多くなり、初代CIVよりもプレイし易くなったと思う反面、ユーザーインターフェイスがさほど垢抜けしておらず、鬱陶しいポップアップと付き合わなければなりません。コンピュータ側は盤面全体を見渡して(考慮して)攻めて来るのが容易ですが、プレイヤーが盤を隅々まで眺めるには、現実のボードゲームと違って、マウス操作が煩わしくて面倒です。つまり、いちいち画面をスクロール且つクリックし、「この基地はどんなユニットが守ってんのかな、対空防御ナシか、じゃ、隣の基地はどうかな、あ、迎撃機居んのか、じゃ、ヤバそうだな・・・」と、このルーチンワークが毎回面倒でたまらんです。手を抜けばすぐ挽回されちゃうので、泣きが入ります。駐屯ユニットが一目で分かるインターフェイスを付け足すべきでは?と素人目に思うのですが、どうでしょうか。

ルールの方も、覚えるべきコツが多い所は変わっておりませんで。その分、論理的思考が発展途上の若かりし頃よりも楽しめております。低難度から徐々に慣らしていくのが堪りません。イラク戦争の後だもんで、国連憲章遵守の「平和維持機構」でプレイなぞします。思えばCIVもそうですが、現実を戯画化して捉えられるようなゲームシステムって秀逸ですな。・・・「わかった、降伏する」「よし、滅ぼさずにおいてやるが、主従関係を結ぶのだぞ」・・・「これはこれは、ブラザー。ご機嫌いかがですか、貴方にはいつでも協力させて頂きますよ(従順)」・・・これって、大統領に招かれて喜んでる某国の首相?とか。[03年5月24日]

ゲームシステムが同じだからといって決して添え物でないSFテイストも興味深く堪能させて頂きました。「惑星年代記」によって徐々に惑星チロン(Chiron=カイロン)の謎が紐解かれていくのですが、「超人類への進化」まで体験しないと全ては解らないようです(惑星年代記の画面は、後々、ただただ煩わしいだけになるのが困りものです)。世界観は、打ち切りになった米のSci-Fiドラマ「EARTH2」や、深淵さでやや異なるスタニスラフ・レム作「ソラリスの陽のもとに」を想起させ、今日では割と通俗的とは思われるものの、ぶっちゃけ、こーゆーの嫌いぢゃないです。

イリアン・クロスファイアへ突入いたしました。慣れるにつれ、上で申したような鬱陶しいポップアップとの付き合い方も学習。必要な警告のみ残して、極力表示させないオプションに設定しました。小生なぞは自分のペースで指示を出したいと思うタチなので、ポップアップが要らんタイミングで腰を折ってくれると、やるべき事をポカしてしまう可能性が高いのです。例えば、「ガイアの惑星規模データリンクは成果を上げています」・・・このメッセージは敵(ガイア)の秘密プロジェクト(惑星規模データリンク)が敵ターンに完遂するという意味なので、直ちにこちらの秘密プロジェクト(惑星規模データリンク)を「緊急」生産しなければなりません。ところが、間の悪い事に、すぐ後のポップアップで「暴動です」が出たりするわけです。後回しにしてもいいのですが、暴動が起きている基地を特定するのも割と面倒です(既に暴動を鎮静化させる処置を講じたのか、講じていないのかをアイコンで見分けられません)。仕方なく、暴動を収める処置をしているうちに、何としたことか、秘密プロジェクトを緊急生産するのを忘れてしまったり・・・小生の脳味噌はニワトリ並らしいです。目の前の些末な事にとらわれずに、如何に大局を見誤らないようにするか、がこのゲームのコツだったりするわけで・・・。

終盤のユニット数の増加とその手間に対処するには、惑星マップを「極小」か「小」にしてゲームを開始するのが現実的なようです。そうすれば、大軍を扱わないで済むばかりか、序盤を上手くあしらう事を覚えます。それにより、大軍vs大軍という事態を招く事は少なくなり、軍事行動を起こすときには、優秀な自軍vs劣った敵軍、の図式で済む事が多くなります。こうなれば決着も容易で時間も節約され一挙両得です。

アルファ・ケンタウリのインターフェースであまり感心できないのは、情報ウィンドウが常に連帯しているとは限らない点です。「暴動です」で開く基地画面から、他の基地画面を開くことはできません。これに限らず、ある情報から別の関連した情報に、続けてアクセスできれば理想ですが、アルファ・ケンタウリではあまり実現されていません(シヴィライゼーションIIIは割と理想的です)。また、能率的でないと思われるボタンの配置が見受けられます。ユニット生産を指示する画面とそのボタン群です。「生産ライン」、「変更」と二通りの画面があるのですが、これらはどちらも同じ機能なので、両方区別無くアクセスできると利便性が増すはずです。それから、これはアルファ・ケンタウリ、CIV3でも無い機能なのですが、特定のユニットを探し出す事ができれば、と思う事がたまにあります。手持ちのユニットが多くなりすぎて、どの基地(都市)に欲しいユニットが駐屯しているのか把握できなかったりするからです。

バグ情報?・・・エイリアン・クロスファイアでは後半になると致命的なエラーが出るらしいと聞きましたが、小生はまだ体験しておりません。別件ながら、挙動不審な動作は体験しました。初心者のとき、「ユニットを自動で開発」していたのですが、終盤には空きスロットが無くなり、独自にあつらえたユニットを割り当てる事ができなくなりました。正確には旧式化されたユニットの占有していたスロットを使えばいいのですが、どうも正しく動作しない事もあるようで、無理に割り当てると、「旧式だが現役のユニット」が全て消滅してしまいました。また、「無料でアップグレード」で勧められるものの中には、実質ダウングレードになってしまう状態が出る事もあるようです。内容をよく確認せずに「はい」を押して、失敗した事が2回ほどあります。

ヴィライゼーションIIIを試してみました。今の今まで試すつもりは無かったのですが、アルファ・ケンタウリが殊の外面白かったので、つい手を出してしまいました。考えてみれば、昔馴染みのシヴィライゼーション2でも、それほど得意ではなかった(むしろ苦手?)ので、ちょっと調子づいてしまったようです。手持ちのCIV2は、今の環境で動かすのはちょっと憚られるという事もあり、IIIに目が向いてしまいました(テスト・オブ・タイムというタイトルが、現在の環境で動くCIV2です。昔のCIV2は動かない事は無いそうですが、Win-GやVideo for Windowsをインストールするので、やはり躊躇してしまいます)。

結論として、アルファ〜の方が小気味よく遊べております、少なくとも小生は。シヴィライゼーションIIIは何と申しましょうか、陣取り合戦の色合いが濃く(終了後リプレイを鑑賞するとハッキリします)、序盤の展開で遅れを取ると、なかなか挽回には至りませんで、つまらんです。いえ、まだ二、三度遊んだだけなのですが。そのぉ、ユニットのアニメーションがトロかったものですから、眠くなってしまいまして、設定を変更するまでは満足にプレイ出来ませんでした(笛のBGMが夢誘うメロディーじゃありません?)。おまけに、オートセーブが少しもたつくものですから(HDDの性能にも因りますが、セーブデータが大きい為でしょう)、こちらもオフにしなければなりませんでした(つまり、望まずして鉄人モードですな)。オッズ表示のオプションが欲しいかと・・・。気のせいか、CIV3の方が戦乱をそうそう避けられないようで、プレイ時間もその分必要な気がします。なかなか現代まで行き着かない、いえ、プレイし続けられないのですが・・・。

次はMaster of Orionを試してみたいところです(英語ですけれど)。最新作のMOO3の評判は芳しくなく、パッチが出てからの動向を見守るしかないみたいですね。MOO2は、まだ手に入るしDirect-Xで動作するらしいのですが、国内で入手するのはなかなかに大変そうです。Galactic Civilizationも楽しそうなタイトルですが、CIV元祖系とあまり変わり映えしないらしいので、小生はオミットかな。

Master of Orion(第一作目)を遊んでみました。DOSの稼働するマシンを取って置くと良い事もあるなぁ。MOO1のグラフィックはVGA(320×200)で、現行機と比べると天と地の差です。インターフェースは・・・複数のウィンドウは望むべくも無いわけで、その都度、画面を切り替えます(画面下部にあるメニューボタン)。まずは初心者設定でプレイ。種族ごとに長短あるそうですが、最初なので特に意識せずスタート。CIV系とは言っても、元祖とは異なる画面に少々びっくり。マップは恒星系を示す点々が黒い宇宙に描いてあるだけ。点の一つがシヴィライゼーションの「都市」やアルファ・ケンタウリの「基地」に相当します。画面の右側に生産をコントロールするインターフェースがあり、点=入植惑星ごとに設定できます。興味深い事に、スライダーで生産能力を振り分けます。船(艦隊)、惑星防衛、産業(人口増加)、環境(テラフォーム)、テクノロジー開発の5つ。船はあらかじめ6種類プリセットしておき、一度に一種類生産できます。大別すると植民船か戦闘艇です。テクノロジーはCIVでお馴染みのものですが、六分野もある為、発明するまでの進展状況が異なり、その時々の要求によって能率を切り替えられます。

さて、ゲームの進行ですが、やるべき事は、1)船を生産し、2)未踏の恒星系へ派遣し入植する。これだけなんですね。テクノロジーがある程度進化したら、新しい科学水準で船を設計しなおし、敵対勢力との抗争に備えます。後はお馴染みの陣取り合戦です(加えて交渉と諜報)。なんてシンプルで分りやすいんだ! 敵味方のユニットが一つ所で重なると戦闘開始で、ワールドマップとは別の「ローカルな」地図上で決着をつけます。アルファ・ケンタウリやCIVでは、ワールドマップでのユニットの位置がそのまま戦略に繋がるので、とりわけ移動に気を抜けませんでしたが、MOO1ではユニットの量と質にだけ注視して、後は派遣先を決めれば済むような感じで楽です(戦闘処理はオマケのような感じかと)。ただし、落とし穴もあって、戦闘が一旦始まってしまうと、不利だからといって増援できません。あらかじめ兵力を上手く展開しておかねばならないわけで、先読みが難しいです。また、一旦派遣した艦船は目的地に到着してからでないと、次の命令を与える事ができません(「亜空間通信」があれば別だそうです)。

シンプルにまとまった分りやすいMOOでしたが、分かり難い面があるのも事実。あるとき、敵の船がやってきて自惑星が占領されてしまいました。さっそく、やり返してやろうと思いましたが、はて、困りました。やり方が分らないのです。ゲームを中断してマニュアルにあたると、なるほど答がありました。建造船を選ぶインターフェースの隣にあるボタン群から、「トランスポート」を使えば良いのでした。これで、兵士が敵惑星まで派遣されます。人口を振り分けるのも同じ方法です。分ってしまえば、やはりシンプル! でも、なんだか、あっさりしていて、物足りないような気も。

小生の嫌いな「鬱陶しいポップアップ」はMOO1にはありませんが(アドバイスしてくれるポップアップならありますが)、さしずめ、GNNがその代わりといったところです。これは、自分の順位や、他種族の活動、ランダムイベントを報告してくれるCIV系お馴染みのヤツです。CNNをもじってる事から解るように、ニュース報道の体裁をとってます。おもしろいのは、マニュアル・プロテクション(時代を感じさせますネ)用の問いに答え損ねた後のGNN。クーデター(?)か何かで自分(=指導者)が死んでゲームオーバーとなり、葬儀の模様が中継されます。

Master of Magicも遊んでみました。日本語版も存在したそうですが、小生は英語版です。MOOよりも馴染み易く、ニュアンスはCIVそのままで、ほとんど迷いません。右クリックでバルーンヘルプも出ます。画面やインターフェースはVGAという制限からMOO1並ですが、意外や意外、具の方は盛りだくさんな印象です。MOMの一番の特徴は、ユニットにヒーローというキャラクター性を与えたところでしょう。勝ち残ったユニットの能力が上昇するのはCIV系の定番でも、ヒーローのユニットが成長すると、領主(=プレイヤー)としても鼻高々です。さらに、ヒーローはアイテムも装備できます。RPG顔負け。百戦錬磨の軍団が敵を蹂躙して領土を広げて行くのは壮観です。

Master of Orion 3を遊んでみました。バージョンは1.2です。印象・・・難解です。あれほどシンプルだったはずのゲームが、いたずらに複雑化されているようで、何をどうするべきか、ハナから把握できません。昨今のインターフェースはユーザーの理解を助けるべく設計されますが、MOO3では逆であるかのようです。ゲームで真に必要となるボタンやスライダーは限られるはずですが、演出(雰囲気アップ)の部分がエントロピーを増大させ、まったく混沌としております。ある状況に対して、どの調整を行うべきか、どのスライダーを弄るべきか、どんな命令に変更すべきなのか、これほど迷わせてくれるゲームというのも久方ぶりです。すなわち、大局的には既に承知しているのですが(ゲームの本質は同じですから)、操作が解らないという初心者然とした状況です。AIが肩代わりするべき部分が「これでもか」と拡張され、複雑になっています。おかげで、鞍替えした新しいアプリケーションを一から学び直しているようです。やれやれ。

釈然としないのが、「Planetary Infrastructure」パネルです。「Mining Completed」等と報告されるので、ハイパーリンクをクリックすると、このパネルが開くのですが、DEAの内容を変更すべし、と・・・これでいいのだろうか? Replace後の挙動が判然としないんですよ、このインターフェース。赤文字になるだけなので入れ替わったとは認め難く、何か不備の為に赤文字なのか? と疑念も湧きます。理解の妨げになる事しきり。この調子では、初心者は煙に巻かれますよ。アクティブにすると、背景色が反転しますが、これは説明表示だけの意味か、それともスイッチの意味も含むのか? ハッキリして欲しいなぁ。このへそ曲がりのインターフェースと付き合うのは勘弁して欲しいわ。

MOO3を一言で表せば、とても「もどかしい」ゲーム。過去のMOOを二人羽織で操作しているような印象です。もはやゲームという体裁は離れ、アカデミックな経済シミュレーターでも操っている気分になります。未知のガジェットを弄るのが好きな人にはお勧めできますが、ゲームを遊ぶのが本意である人(大部分の人)にはお勧めできかねます。何か新しい分野を予見はさせるものの、操作性の不明瞭という屁理屈に落ちており、体を為しておりません。

さらなる code patch1.2.5 が出ました。見た目は変わっておりません。あの分かり難い操作は自分で克服するしかないようです。

Master of Orion 2が到着したので、遊んでみました。第一印象・・・「Master of Magic 宇宙版」そのものでした。スライダーバーを調節する楽しみが無くなってしまっていたのでガッカリ。マネジメントの部分はMOO1の方式を生かしておいてくれても良かったような気がします。リーダーの雇用を含むシステムは、MOMの方が世界観にしっくりと馴染むような気がします。

その後の印象・・・アルファ・ケンタウリやCIVよりもプレイ時間が比較的短くて済む手軽なゲームです。にもかかわらず、戦略的なセンスを問われるシビアさは、アルファ〜やCIVと同じか、あるいはそれ以上かと思われます。CIV系の短所である、膨大なユニットの管理が、MOO2では軽減され、プレイにより集中できるシステムになっています。全般的な難易度(Ver1.31でAverage)は高めのようです。種族により、たしかに硬軟があるのですが、納得のいく勝利を収めるのはなかなか難しく、数回プレイしただけでは、コツがつかめません。

更に、その後・・・勝てません。難しいよぉ。攻めるタイミングが良く飲み込めません。早めを狙うと、航続距離が足りなかったり。もたもたしていると、一足違いで、お目当ての星が侵略されてしまいます。終盤は、いつのまにか(本当に、いつのまにか、なんですヨ)リードを奪ったコンピュータ種族にケチョンケチョンに虐められます。アルファ・ケンタウリだと、頃合いが自然に理解できたのですが、MOO2はだめ。ターンのペースも速いので、いつのまにか、せっかちになっている自分に気が付きます。それを日に何度か繰り返してしまうと、あぁ、生活リズムが狂っていく。勝てない上に、コツもつかめず、不機嫌になって・・・。うわぁ、このゲーム、俺サマを廃人にする気かぁ。・・・ということで、しばらく封印する事にしましたとサ。