奈良時代建立の名刹である。
昭和28年奈良県教育委員会の発掘調査で塔跡が確認された。
山の急斜面を削り、小型の自然石を使用した方約6.3メート
ルの乱石積基壇で、北辺の中央に石段があった。
基壇中央には心礎が残り側柱礎石も完存し、これらは表面平ら
な自然石を利用している。
柱と柱の距離は33メートル四天柱礎石のみられないことに注
目されている。
出土遺物は、古瓦のほか摶仏、鉄製風鐸がある。
文献では三大実録をはじめ、扶桑略記、今昔物語等に散乱し、
比曽寺とともに吉野川右岸に並び建つ大寺として特殊な寺格を
有していた。
また久米仙人の伝説もある。
奈良県教育委員会 (左写真の現地案内板の原文のまま)
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