機械工作実習B(自由課題実習)
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基礎実習ワイヤ放電加工 2010.5.21
基礎実習旋盤 2010.4.23
基礎実習縦フライス盤 2010.5.07


テーマ  「 鉄 琴 」



機械工作実習Bを終えて
 機械工作実習は、私にとって非常に重要な経験となったと思います。
 実際に作れる形、作りづらい形の存在と材料の特性を体感することができたことが最も大きいです。知識として知っているだけのことは、知らないに等しいことを実感しました。特に、何にどれだけ時間がかかるか、この材料はどれだけ不安定か、どういったことが原因で失敗しやすいのかといったようなことは、実感を伴っているかいないかが相当効いてくると感じました。

 少し心残りなのは、せっかくなので溶接など基礎実習で難しいなと思った内容に敢えて取り組めるような課題設定にすれば良かったですね。苦手意識をもったまま終わらせてしまったように思えます。
 最終的な制作物も音色、音程は納得のいくものですが見た目が最悪だと自分では思っていて。発表会の時になって他の人の作品と比べて意識のレベルの低さを感じました。
 作業としてはパイプを慎重に短く切り、音を出して検討し、また長さを少し調節して…というストイックな作業が一番楽しかったです。

 デザインができても、自分の考えたものを、「人に作ってもらう」ことをしないとそれは実体をもたずに終わってしまうのですが、それならば、作る人に「この人のデザインなら是非作りたい」と思ってもらうことが大事ではないかと。そのためには加工技術や材料のことを十分に知っていて、技術者と対等な目線で話ができる必要があると感じています。技術者とデザイナーは喧嘩になるとよく言われますが、喧嘩はしてもいいと思うんですが、したならしたで最終的に分かり合った上でないと、どちらかが不満をもったままだと、良いものは生まれないのではと思います。だから技術者と、誤解が生まれないようなしっかりした会話ができる人になりたいです。そんな目標ができました。

お世話になった先生方、TAの方々、ありがとうございました。また工作機械を使うことはあると思うので、授業を履修したとはいえ全く分かっていないような状態だと思うので、また辛抱強く指導していただければと思います。

<担当Kコメント>
 ガンダンスでは、”私にできるか不安”ということを言っていましたね!
 でも、立派に実習を完了しました。仕事でも何でもそうなのですが不安を抱えていても勇気を出して飛び込むことで力を発揮しています。
 作品は、それぞれの個性です。大切なのは、製作する中で自分と向き合えたことでしょう。作品の完成は結果です。そこから課題を発見し次へ進むための行動の力にして下さい。”良いモノをデザインしよう”という気持ちはそのまま自分を磨くことです。今後の活躍を祈っていますよ!



1回目6/04打ち合わせ:マレット製作方法検討・パイプ長さの計算方法など
2回目6/11汎用旋盤で真鍮パイプの突切加工
3回目6/18音の調節(パイプの長さ調整)ベルトサンダーによる加工汎用旋盤端面加工にて調整
4回目6/25台座部品のフライス盤加工・響きを抑える機構の検討
5回目7/02木製台座部品のフライス盤加工・マレット先端の加工
6回目7/09マレット先端のCNC旋盤加工
7回目7/16土台支持パイプ切断加工、土台塗装、パイプ研磨
8回目7/23
組立調整・演奏曲の練習・発表用パネル制作など
発表会7/30課題の説明パネルでプレゼン&デモンストレーション
ソロ演奏をして質疑応答&最後に他楽器との合奏など

自由課題7回目作業報告&感想  7/16(7/22)
 前回はパイプの切断と研磨を旋盤を使ってしようと思ったのですが、パイプ(真鍮、1mm厚、直径10mm)が旋盤で簡単につぶれてしまい、なかなか作業を進めることができませんでした。
結果的に切断はお借りしたパイプカッターで、研磨は旋盤で途中まで出来ました。

 研磨は旋盤を分速300回転ぐらいで回転させながらヤスリと紙ヤスリを軽く当てて行いました。前回は特に傷のないものは紙ヤスリ1000番→ヤスリでバリ取り→紙ヤスリ2000番の順に当てていきました。効率のため、授業前に1000番以下の紙ヤスリで傷を取るべきものは予めとってから持って行くのが良いと思ったので次はそうします。
 次回は汎用旋盤で研磨の続きをして、終わり次第土台の塗装と組み立てをして完成までもっていきます。

 <アドバイザーHコメント>
 写真や図面が無いのでなんとも言えませんが、旋盤を使うのではなく、手仕上げでヤスリがけをした方がきれいに仕上がると思います。ただし時間は掛かるかも知れませんが。


<担当Kコメント>
 真鍮パイプがどれくらいの力で変形してしまうのかを今までの作業で修得しておくべきでしたね!どのようなツールを使ったのか?加工条件など記録しておけば同じ作業ができたはずです。同じような作業であれば応用できるように加工方法をもう一度理解しておきましょう。何事も失敗から学ぶことですね!

自由課題6回目作業報告&感想  7/09(7/14)
 前回はNC旋盤を使って木材とアルミ材の円柱を球に加工しました。
 写真ファイルのphoto1のようなジグを作って、photo2のようにセットして旋盤に噛ませて、まずは半球状、そして左右を入れ替えて半球状に工作して、直径17mmの球に仕上げました。
 半球にするためのプログラム入力も少ししました。NC旋盤では形の情報を与えれば刃の動きは自動的に決めてくれるので、球ということでプログラムそのものはあまり複雑でないように感じましたが、そのあとの刃の動きが汎用旋盤ではなかなか出来ない複雑な動きをしていました。

 次回は、前回加工した球の表面の研磨、本体パイプの研磨、本体台座の支えのパイプの切断を汎用旋盤で行うのと、球に現在は直径5mmの穴が通っていない状態なので、持ち手にはめこむための穴をボール盤で空ける作業をしたいと思います。

前回の動画を.movファイルで送ってみます。再生できますでしょうか。

<アドバイザーHコメント>
球のような特殊な形状は本体の前に持具を作らなければいけないので手間がかかりますね。今週は加工する物の種類がたくさんありますが、ちゃんと段取りはできてますか?加工順番などの違いでも加工に必要な時間は変わってきますから実習前に考えておいてください。


<担当Kコメント>
 残念ですがmovファイルは動画ファイルとして認識できませんでした。ファイルをそのままアップロードしてみましたのでお試し下さい。
 CNC旋盤を操作している様子は、なかなか良かったですよ!数値制御の工作機械は、便利そうですが加工するものによって専用の治具を設計しなくてはならない点など学ぶことができれば安易に便利とは思わないでしょう。そのような手間暇を経て加工段階となれば早いだけですね!



自由課題5回目作業報告&感想  7/02(7/08)
 前回は横フライス盤を使って土台作りの続きを行いました。図面を添付します。
まずは2枚組の板の大きさが同じになるように整えて、2枚同時に削って整形しました。これでひとまず形は完成です。実際にフェルトを貼って、パイプを乗せて音を出したムービーを添付します。

残りの時間でやることは、
マレットの先端部分の制作
土台を支えるパイプの適切な長さを測る→切り出す
土台の塗装
パイプの汚れを落とす
です。
次回は、マレットの先端部の制作ができればと思っています。

<アドバイザーHコメント>
 工場ではほとんどが金属加工なので工作機械も木材加工が苦手なものが多いのでしょうね。また、工場にある工具も種類や寸法が限られてしまいます。なので、寸法を入れて図面を引く前に大まかな形を考えて技術職員の人と打ち合わせをしてから、寸法や細かい形状を決めた方が効率よく作業ができると思います。

<担当Kコメント>
 う〜ん・・・!ムービーがiPhone用の3gpフォーマットなので旧式のPCで見ることができませんでした(残念)。MPEGなどに変換してもう一度送ってくれますか?前回は見えたのになぁ?


自由課題4回目作業報告&感想  6/25(6/29)
 今回は台座を切る作業でした。厚さ6mmのベニヤ板を切断して2枚組の板を2セット作ります。
(まだ未完成ですが図面を添付します)
 加工の方法は試行錯誤しながらでしたが、最終的にはバンドソーで大まかな形を切って、フライス盤で削って辺を整えました。板を台座に固定するのに意外と手間取ってしまったので、時間内には2枚しか仕上がらず、その2枚もまだ途中の段階ですが、仕上がりはきれいにできています。ただ、工作機械はベニヤの加工にはあまり向いていなかったらしく、所々毛羽立ちができてしまいました。(写真参照)

 この状態からさらにフライス盤を使って、台座の上部を直径50mmの円状に削って凹ませるのですが、エンドミルの径が40までしかないので図面を引き直して次回また作業をします。
(なので、前回の授業時に、次回はマレットの先端加工をすると言ったのですが、そこまで進めるかわかりません…)


自由課題3回目作業報告&感想  6/19
 前回の授業では、ひたすらパイプを少しずつ短くしながら音を調節、でした。木琴を作っている番組があったのでそれを参考に、ベルトサンダーでの加工を考えていたのですが、切断面がきれいに垂直になるという理由でやはり旋盤を使いました。
 ベルトサンダーの方が、削る→音を聞く→削る、の繰り返しがスムーズかもしれません、実際に、仕上がりの美しさより厳密な音程を重視するのであれば、削る方が適していたかも。でも今回は旋盤でやった結果上手くいったと思います。思っていたのよりずっと繊細な(1mm以下単位の)加工ができるのですね。
 苦戦したのはパイプの内側にバリが出てしまうところでした。ハンドルを回す早さの微妙な調節が重要なのですね…
 そして刃の高さ調節が大事なことが分かりました。失敗から学びました。

 致命的なほどではないのですが、少し削りすぎて音が高くなってしまったのが2、3本あります。なんとか早くやろうとしたのが敗因でした。なんとか調節できないものか、模索中です。

 かなり音程も良くなってだいぶ楽器らしくなってきたのですが、これだけ響くといざ演奏するときになると厄介な場面がありそうです。時間も少し余裕がありそうなので、響きを抑える機構(ビブラフォンのペダルのようなもの)を作れないか考えてみます。


<アドバイザーHコメント>
 やはり実習報告なので作った模型の写真や図面をアップして欲しいところです。バリ取りは旋盤に固定しながら削り落とすか、手仕上げでがんばってください。



制作者コメント 6/17
 明日の実習内容についてメールしました。
 台座の加工をする予定ですと提出したのですが、やはりパイプの長さの微調整を先に明日の時間を使ってやりたいと思ったので、そちらに変更したいと思っています。その場合はベルトサンダーなど削る機械を使う作業になります。

パイプを削る → 音を計測する(聴く) → また削る …

とひたすらこんな作業になると思います。予定をざっと考えてみたところ

 明日18日:音の調節 → 25日:台座の加工 → 7月2日:マレット先端の制作?(日程未定) → 9日:予備日

という流れになりそうです。もしさらに1週間かかるとしても、うまく行ったらもう1つぐらい作品がつくれるかもしれないですね。

<担当Kコメント> マレットの加工についてNC工作機械担当が段取りを検討しています。実習時間中にご相談下さい。


自由課題2回目作業報告&感想  6/11(6/15)
 今回は、旋盤を使って真鍮パイプ(厚さ1mm、直径13mm)をひたすら決められた長さに切っていく作業です。作業に入る前に実験と、それに基づいて長さを算出しました。

 実験  パイプを切り、音の振動数を測定。パイプは塊の場合と同じように振動すると書いてあったのだけど、本当に、
振動数=a/長さの二乗 (aは定数)
  になっているかを調べる。なっていたら、そこから導いたaの値を元に、必要な長さを算出する。

 結果 149mmと121mmの2本のパイプで測定したところ、
149mm … 572hz
121mm … 858hz
 だった。ここで、121の二乗/149の二乗=1.516358…、858/572=1.5 なので、振動数=a/長さの二乗 がこのパイプでも成り立つと言えそう。そこで今度はaの値を算出したところ一つは3563.56…、もう一つは3544.29… という値がでたので、a=3554として実際に切る長さを算出することにした。

 算出した結果は添付のエクセルファイルの通りです。各音の振動数は440hzを基準にしてそこに2の12乗根を何乗するか、で決まります。左から、音名、何乗するか、振動数、長さ、実際に切る長さになっています。

 テスト用のパイプはバンドソーで切ったのですが、垂直に切ったつもりでもどうしても切り口がまっすぐにならず、表面もガタガタして汚かったのですが、旋盤を使うとかなりきれいになりました。思っていたより精度を良くすることができたみたいなので、もう少し正確な値に近いところで切った方が後々楽だったかも…あとは身長を測るような形のノギスを使ってけがきする方法を知ったのが大きい収穫だったと思います。

 切ったパイプを実際に叩いてみたところ、音程はまだちょっと悪いですが、それでもかなり音階らしい音がでました。計算合ってて良かった。叩いてみた動画を添付します。(高い音の方は、マイクが拾えなかったようです)

 先ほど周波数を解析できるソフトを手に入れたので、マイクを借りて音を計測してより正確な値に近づける作業が必要です。(ベルトサンダーを使うことになるのでしょうか。)かなり、根気が要りそうです。

 次回は(次回までに周波数をすべて計測するのは難しそうなので)台座の形を決めて加工に入りたいと思います。



自由課題1回目 報告&感想 6/4
 今日はマレットの制作、ということだったのですが、旋盤でほぼ球体のものを作るのは難しい、とのことで、NC旋盤を使ってマレットの先端部を作り、持ち手部分は自分でのこぎりとヤスリを使って制作しておくことになりました。

 次回以降、音板の制作に入ります。寸法を決めて、まずは旋盤を使って決められた長さに切る作業になる予定です。音板によって土台の形も変わってくるので、次回までに、少なくとも音板の寸法は決めておかないといけません。適当な長さに切ったパイプで周波数を測定して、材料に依る定数を求め、そこからほかの音の長さを算出しておくことが次回までにやっておくことです。

 今回の鉄琴の制作で、ユニークな部分を出すとしたら土台かなと思うので、また、作るのはかなり早くても再々来週以降なので、その部分はじっくりと形状を考えておきます。


<アドバイザーHコメント>
 適当な長さに切ったパイプで周波数を測定して、そこから定数を求めて他の音を算出するとの事ですが、中空のパイプと中実の音板では結果が変わったりしませんか?  中実材料で実験をした方が良いような気がします。


<担当Kコメント>
 NC旋盤でも球体を作り出すことは可能ですが・・・木材ですよね!肝心なのは、”球体を製作するのはなぜ難しいのか?”を理解した上でNC旋盤での加工を選択したのか?ですね!
 Webだけで簡単に検索してみると以下のような木の球体を製作する方法が見つかります。自分でかなり努力して勉強してみましたか?学ぶことは”やってもらう”ことではなく自分で幾つも加工方法を調べ勉強した上でアドバイスを受けディスカッションできるようにしましょう。何も準備せず考えずに検討に入ると・・・小学生でもできる・・・指示されるだけの単純作業になってしまいますよ!球体をどのように加工したのかも発表で質疑応答に応えられるようにしませんとね・・・大事なことですから。NC旋盤だとプログラムや治具製作の根拠など自分で製作しただけのことを期待されます。


木球簡単木球つくり VTR簡易旋盤で木球作り




基礎実習報告&感想 6/2 基礎実習:溶接
実習レポート 溶接:  やはりかなり高温のものを扱うというだけあって、大掛かりな作業のように思いました。どの加工についても思うような形にするのは難しかったです。理由としては特に、火花とか熱い金属を扱うとなるとやはりびくびくしてしまうのが大きいと思います。もちろん程よい緊張は必要だと思いますが、緊張しすぎて逆に危なくなってしまう可能性も感じました。(溶断のときに前傾姿勢になりすぎる、溶接されている部分ばかり見てしまう、など)
<担当Kコメント>
 溶接に限らず旋盤でもフライス盤でも加工する人は、常に神経を削るような真剣勝負をしています。安全ではありませんよね(安全講習でもやりましたよね!)。
 正直・・・危ないですよ!(笑)
でもね!危険を知らないことほど恐いことはありません。溶融する金属の危険なことを知ることで世の中の金属(非鉄のアルミも含めて)や材料を作る人たちがいつも命がけなことを知ることができましたね!製品に関る人達にいつも感謝をしましょうね!それも学びです!とても素晴らしいことを学びましたね!

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 あさっての金曜日には、実際に音を出す材料はまだ用意できないと思うので、(材料を買って、振動数を計って、計算して欲しい音の長さをあらかじめ出す、までやらないといけないので)叩くための道具(スティック)をつくる材料をもっていければと思っています。まだどんな材料が手に入るか分からないので変更するかもしれないですが、ほしい形の材料が手に入ったならば、

 バンドソーで持ち手の部分(木材)を欲しい長さに切り出す
 ↓
 頭の部分(木材、プラスチック、アルミ?)を旋盤で丸く削る
 ↓
 頭の部分の中心に旋盤もしくはボール盤で穴を空ける
 ↓
 穴に持ち手を差し込む



            という作業になると思います。簡単な図面を添付します。
<担当Kコメント>
 よかった!担当は旋盤のプロです!しっかり指導してもらいながら作れますね!大丈夫です!作れます!
 図面を出力して持参してくださいね!作業の段取りは当日担当ともう一度検討してから作業に入りましょう。



自由課題レポート5回目 5/28 基礎実習:溶接
<担当Kコメント>
 素材と断面形状を実験して比較したのは興味深いですね!音色ですから・・・。
 叩くのが割り箸で軽くても良いのかな?ドラムスティックでも良いかも・・・って無いか!
 小型化をコンセプトにということで真鍮パイプが有力になったということですね!OKでしょう。



自由課題レポート4回目 5/21 基礎実習:ワイヤ放電加工

 <アドバイザーEコメント>
 形状のイメージは出来るのですが,細かい寸法が欲しいですね.あと,ひとつ気になったのですが,断面が楕円形の理由は何なのでしょうか?(デザイン性なのでしょうか,それとも音色の観点からでしょうか)理由があったら,それもレポートに書いてくれるといいですね.


<アドバイザーHコメント>
白けんと黒けんで材質が違っても大丈夫なのでしょうか?また、断面が楕円形に見えるのですが、これは加工が難しいと思います。持具を作ったりして地道に制作してもいいのですが、長方形断面ではダメなのでしょうか?


<担当Kコメント>
 その後・・・職員で検討する機会があったので書きますね!
棒材の断面形状を楕円にするとしたらどのような加工法でやるのか?ですが絵を掲載していないので分かり難いかと思いますが言葉で少し説明します。まず、丸棒を楕円にするか角棒を楕円に加工するのかで若干違います。旋盤を使ってチャックに装着できるよう治具を設計し製作します。それに加工材料を装着して切削すると片側が楕円の半分の形状にできます。そして材料をひっくり返して治具に装着しもう片側を旋盤加工すると楕円が完成するというものです。
 三つ爪チャックか四つ爪チャックなのかで治具の形状が異なりますが少し考えてみて下さい。また、違う方法ですが形削盤という工作機械がありますがスロッターという加工機械のように使って加工する方法です。切削工具(バイト)を楕円の半分が加工できる形状に砥いで測定しながら少しづつ加工していく方法になります。
 材料が真鍮なら加工しやすいのですが高価です。音色は良いかもしれませんね!まず材料を選ぶことと鉄琴の大きさでしょうね!


<担当Kコメント>
やはり寸法がないとどのくらいの大きさなのかイメージできませんよね!形を考えるのは良いのですが・・・時間は十分ありますよね!寸法も実際に煮詰めていくと変更だらけになります。決めるのを恐がらず一度検討してみて下さい。そこからいろいろなことが分かってくるはずですよ。
 音を基準に大きさが決まるのか・・・ある程度の好みの大きさを自分で決めてからなのかを次までに考えてみましょうね!
 音を出すのは棒なのかな?パイプなのかな?絵では棒に見えますね!機械屋は説明や指定がないと迷うのです(笑)。形を楕円に機械加工するのはどうすれば良いか自分なりに考えてみましょう。それが勉強ですよね!丸棒でなく楕円棒に加工する工夫が学びですよ!



自由課題レポート3回目 5/14 基礎実習:NC工作機械

<担当Kコメント>
 鉄琴を製作する楽しさは・・・発表会の時に単に音を出すだけなく何か曲を演奏してもらえそうだからです(笑)。音楽音痴の私は、楽器が演奏できる人を尊敬します。製作するためには、いろいろ考えなければならないことがたくさんありますが楽器製作メーカーの人って同じような気持ちで”ものづくり”をしているのでしょうね!
 バイオリンの有名なモデルのレプリカをアルミで作ってみたくて学生さんと寸法を測定したり構造を調べてみたりしたことがあります。図面まで描けたのですが時間切れで卒業してしまいました。音的には、木材には敵いませんが金属で作るということに機械屋としての血が騒いだ次第です(笑)。
 ヘンな話ですが使うより作る方に興味がある・・・ほとんど職業病ですね(笑)。どこまでも楽しめる”ものづくり”をしていきましょうね!



基礎実習感想 5/13 基礎実習:フライス盤

 旋盤、フライス盤での加工を体験して、機械工作でやりやすいこととやりづらいことがなんとなく分かってきました。決められた長さに加工すること、直線や一定の曲線を出すことはやはり機械によってスムーズにできそうですが、切り口のニュアンスとか細かい処理については、機械だけでは思った通りにはいかないようです。
 ただ、結局は何よりもしっかり丁寧に作業することが、仕上がりの質の向上につながることがわかりました。機械でも手作業でもそこは同じなんだと実感しました。

 旋盤でもフライス盤でも自分の課題だなと思ったのは、刃をつけるときなどにねじを回す際に、全力で留めてもいつもゆるくなってしまうことです…。たぶん、力がないぶん回すのに自分なりのコツをつかまないといけないのだろうと思います。止まりかたが甘いのは全てにおいて危険だと思うので気をつけたいです。

<担当Kコメント>
 ワークの固定や工具の固定でねじを締めるコツというのがあります。慣れてくるとどのくらいのトルクで締めるのかが感覚で分かりますよ。緩めるときも締めるときも瞬間的にキュッと力を入れます。ジワァ〜っと入れると体育会系の男子にもできませんので女性なら尚更自分に力が無いから・・・と思い込んでしまうんですね!力ではありませんよ!もし、力で締め付けると・・・・ボルトも折れてしまいます。全ては慣れとコツです!常に確認は大切ですので工具やワークの挙動にも注意しておきましょうね!
 仕上げ面や精度に一番神経を使うのは、工具の切れ味です!ナマクラでは・・・キレイに削れませんので・・・ムシレてしまいます。皆さんがカッターの刃でも切れ味が悪くなると替えますよね!それと同じで砥いだり交換したりしていつも最高の切れ味で仕事をするのですよ(笑)。
 削る量で荒削りと仕上をハッキリ区別しましょう。できれば荒削り用と仕上用の刃物は別だということも知っておきましょうね!実習では時間の関係で1つしか使わなかったと思います。1つの刃物で行う場合には、荒加工で工具消耗を考えた作業意識が必要です。最後の仕上げで刃物がナマクラになっては・・・・ね!
 ペーパーでピカピカに仕上ても切削での傷が目立つことになりますのでやっぱり刃物には神経を使いますよ!



自由課題レポート2回目 5/07 基礎実習:フライス盤

<アドバイザーEコメント>
 材質や土台など,楽器の肝である響き方に必要なものを調べてあるので,あとは設計やデザインが必要ですね.
 比較的自由に出来るとのことでしたので,一つの鉄琴の中にいろいろな金属材料を置いて,音色を変えてみるのも面白いと思います(正確な音を出すのが難しくなりそうですが・・・).


<アドバイザーHコメント>
 「音を出す」のは比較的簡単だとは思いますが、「きれいな音」や「正確な音」を出すのは難しいと思います。どこまで求めながら作るのかは分かりませんが、あらかじめ計算と設計をしっかり行う必要があるでしょう。
 鉄琴の金属板や箱自体の加工はそれほど難しくないと思うので、あとは微調節になると思います。


<担当Kコメント>
 そうですね!素材については、いろいろな金属(非鉄も含む)を叩いてみましょう(笑)
 ある程度調べてくれたので製作するにあたって注意することは理解しているようですね!デザインが楽しみです!



自由課題レポート1回目 4/23 基礎実習:旋盤

<アドバイザーHコメント>
1:オセロ
 アルミと真鍮は接着剤で接着すると思いますが、それぞれ64枚の円盤が必要になります。加工方法は考えていますか?

2:オブジェ
 よくおもちゃ屋に売っているアレでしょうか?
自作するならほぼ手仕上げになると思います。U字鋼か2本のパイプを曲げていくのは面白そうですが、難しそうです。

3:鉄琴
 小学生以来見た事ありませんが、鉄の板を台座に固定するにも工夫があったように思えます。文献などを調べておいた方が良いです。


<アドバイザーEコメント>
 雑貨をただ作るだけだなく,飾って楽しめるというコンセプトはさすがデザ工の学生だなと思います.
「金属素材を使った雑貨:オセロ」オセロは円形なので技官の方が言うとおり,加工は簡単だと思いますが,数が多いので,気が遠くなる作業だと思います.

「金属素材を使った雑貨:ボールがころがるオブジェ」自分はN○Kのピタゴラスイッチをイメージしてしまいました(笑).支柱の固定方法と,ボールがコースアウトをしないようにつくるのが重要だと思います.


<担当Kコメント>
 「オセロ」
 真鍮とアルミを接着剤でくっつけるのでしょうか?加工は簡単そうですが数量があるので根気と辛抱の作業になりますね!

 「ボールがころがるオブジェ」
 この絵を見て・・・バンダイ・スペースワープをイメージしたのは私だけでしょうか(笑).レールを支柱に固定する方法がポイントなのかな?

 「鉄琴」
 過去の自由課題でも製作した例はありますよ!・・・おっと私が担当でした(汗)!
その時はアルミパイプでしたが・・・音の周波数を計算して寸法を出していたような・・.
 それでも調律しながら調整する作業はありますよ.感覚的なものかと思っていても大学生として理論的な視点も必要になりますよね!



目的よりコメント
 基本的に鉄鋼系の素材は,デザイン系の方にとって”嫌い”なものなのかもしれません.重くて錆びますし硬いでしょ(笑).質感・・・というのも無機質な冷たい感じかと思います.
 ”ホンモノ”というのは,模型とは次元が異なりますが”模型”の素晴らしさを”ホンモノ”を作っている私達機械屋には理解できるのです.少し前では,”ホンモノ”を試作しながら膨大な費用と時間をかけて製品を開発していましたが模型があることでコストダウン・納期短縮が実現されています.”ものづくり”の現場でデザイナーは,とても貢献しているのです.
 金属加工は手強いかもしれませんが手強いほどあなたを進化させてくれるものになると考えています.