鳩待峠〜横田代〜中原山山頂〜アヤメ平〜竜宮十字路へ出るこのコースのベストシーズンは、7月中旬から。
中原山は尾瀬ヶ原より標高が高いため、雪の消える時期が遅く、当然花の咲き出る日も遅い。
事前に花の開花情報を入手すること。
※ブログには6月〜10月上旬まで、月ごとに上旬、中旬、下旬の風景と高山植物(花)に分けた写真があります。

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横田代からアヤメ平にかけての湿原は、天上の楽園と称されている。
春が遅く、秋が早いため花の時期が来ると、いっせいに花が咲き、
次々と咲き競って短いシーズンを終える。その命の短さが、
花に強い生命力を与え楽園の美しさを見せるのかもしれない。
アヤメ平は、アヤメは咲かず、キンコウカの群落が一面に広がる。
群落になっているところでは、あまりにも綺麗で一時の感動を味わえる。
開花時期は7月中旬頃から8月中旬。
燧ケ岳への登山途中にも素晴らしいキンコウカの群落湿原がある。
みずみずしい深い緑の湿原に、真ッ黄色のキンコウカは
言葉にならないほど美しい。
また、アヤメ平は360度の眺望を堪能できる。越後の山の連なりや
燧ケ岳、至仏山が目の前に見える。天気が良ければ富士山も見える。
コースの説明
アヤメ平へは、鳩待峠の休憩所の裏手にある階段を登っていく。3.7km、約1時間30分ほどで広々とした横田代。
この横田代には、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ウラジロヨウラク、コバギボウシ、キンコウカなどが咲く。
至仏山を背に、横田代を抜け笹の生い茂る道を登り下りしていくと、標高1968.8mの中原山山頂。
鳩待峠から4.3km。景観美の極地を味わえる。
中原山山頂のベンチ近辺には、アカモノ、ウラジロヨウラク、ハナニガナ、キンコウカなどの花も見られる。
ここをゆっくり下って上りなおすと、山の頂に大きな湿原が現れる。天上の楽園アヤメ平だ。鳩待峠から5.3km。
素晴らしい景観美、キンコウカ、ムシトリスミレなど沢山の花が咲く。360度の眺望を堪能できる。大きなベンチで休憩。
コースは下りに入る。セン沢田代の小さな湿原を過ぎると、燧ケ岳のビューポイント富士見田代。
すぐ近くに富士見小屋がある。食事、休憩、トイレなど身支度したい。
準備がすんだら富士見田代に戻る。富士見田代から長沢新道に入っていく。緩やかな下り坂、整備が行き届いた
木道を進む。2kmくらい進むと木道はなくなる。傾斜はきつくなり、岩や木の根が露出した道を下る。
長沢沿いの林の中は珍しい野鳥の宝庫だ。太く、高くそびえるブナ林に出れば竜宮十字路はもうすぐ。
湿原に出れば目の前が竜宮十字路。富士見田代から竜宮十字路まで4.2km。この竜宮十字路近辺には
沢山の花が咲く。ショウジョウバカマ、オオバタチツボスミレ、ヤナギトラノオ、サワラン、トキソウ、クロバナロウゲ、
コバギボウシ、キンコウカ、コオニユリ、サワギキョウなど。
日帰りなら山ノ鼻へ向かい、鳩待峠へ出ること。
ビューポイント
横田代からの至仏山の眺めや大きな湿原と周りの景観美。中原山山頂の360度の展望。
天上の楽園と称されるアヤメ平、この湿原からは越後の山の連なり、至仏山、燧ケ岳が目の前という
素晴らしい景観美、天気が良ければ富士山も見える。
富士見田代からの燧ケ岳の眺め、静寂の中に美しい自然が息ずく山上の湿原。
ただし、高所にあるだけに天候がくずれやすい。「鳩待峠は晴れていたのに、
アヤメ平に着いたら濃い霧に包まれてしまった、雨が降り出した」などの事態はしばしば。
山上の湿原のすばらしい眺望を楽しみたかったら、午前中早めに行動すること。
太く、高いブナ林の中は、沢の音や鳥の鳴き声が響き渡り、大自然を堪能できる。
竜宮十字路から山ノ鼻間の景観美、湿原に咲く花など。




