第二阪神連絡道路の位置関係:
(至 大阪市街) 阪神高速16号大阪港線 − 阪神高速5号湾岸線 − ハーバーハイウェイ (至 神戸市街)
※ 「第二阪神連絡道路」とは、3号神戸線の代替路線として、大阪・神戸両市街地を結ぶ道路の、「michiのレポート的」呼称です。
阪神高速5号湾岸線は、現行開通区間として大阪市港区にある天保山JCTから、神戸市東灘区六甲アイランドにある六甲アイランド北ランプまでの、約20kmの路線です。延伸開通した場合には、天保山JCTから、神戸市垂水区にある垂水JCTまでになります。の、名谷JCTから垂水JCTの区間は現在は阪神高速垂水線と指定開業していますが、延伸開通後に5号湾岸線組み入れられる予定です。
湾岸線だけあって、ほとんどの区間が片側3車線で、制限速度も80km/hです。都市高速のほとんどの路線は60km/hであることを考慮すると、素晴らしい路線ということがわかると思います。首都高の湾岸線も80km/hの3車線ですから、湾岸線は破格のつくりになることが多いのでしょう。ただし、首都高速B湾岸線は路肩が広いのに対し、阪神高速5号湾岸線は路肩が狭いように感じました。
ところで、阪神高速道路の湾岸線は2路線に分かれており、関空〜天保山が4号線、天保山〜神戸までが5号線となっています。私が知る限り、都市高速で1つの路線名で2つの路線番号を持っている路線はここだけです。
※ 今回は第二阪神連絡道路の一部区間として阪神高速5号湾岸線のレポートをするため、魚崎浜・住吉浜〜六甲アイランド北のレポートは致しません。軽く触れて終わりになります。
※ 阪神高速5号湾岸線の位置は、こちらから確認を。
2012年から
通行料金: 距離別料金となりました。こちらからお調べください。(音が出ます。)
2011年まで
通行料金(天保山JCT〜鳴尾浜を含む阪神東線): 普通車\700 大型車\1,400
通行料金(鳴尾浜〜六甲アイランド北を含む阪神西線): 普通車\500 大型車\1,000
* 特別区間割引が適用され、上記より安くなる場合もあります。
法定速度: 80km/h ←阪神高速の中でも珍しいです。
車線数: 完成6車線
今回のレポート方向: 天保山JCT(起点)→六甲アイランド北(終点)
では、レポート本篇へと入ります。
阪神高速16号大阪港線のレポートから続く
阪神高速16号大阪港線から、5号湾岸線にアプローチします。
阪神高速5号湾岸線方面へ分岐していきます。
(2) 天保山 JCT・ランプ
Tenpozan JCT・Rampway
阪神高速5号湾岸線側から見て、天保山JCTで、4号湾岸線・16号大阪港線と接続します。
天保山JCTの中に天保山ランプの出入口があります。
天保山ランプから、大阪市港区湾岸部・住之江区湾岸北部・天保山・大阪港・咲洲へ行けます。
天保山ランプの周辺には、海遊館(水族館)・天保山マーケットプレースがあります。
3路線+ランプが乗り入れるジャンクションのため、そこそこの複雑な形をしています。
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[東行き車線図]
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[東行き案内]
天保山出口: 天保山・大阪港・咲洲方面へ行かれる方は、1か所目の分岐で一番左の車線を走行したのち、2か所目の分岐で左へ分流します。
16号大阪港線(上): 波除・1号環状線・難波・梅田・天王寺・東大阪・近畿自動車道方面へ行かれる方は、1か所目の分岐で一番左の車線を走行したのち、2か所目の分岐では本線を走行します。
4号湾岸線(南行): 南港北・助松・泉佐野・関西空港・和歌山方面へ行かれる方は、真ん中の車線か一番右の車線を走行します。
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16号大阪港線→5号湾岸線のランプェイは急カーブですね。
天保山ランプからの合流です。
5号湾岸線のある高さまで登っていきます。合流前から、5号湾岸線の橋梁「天保山大橋」のダイナミックなシルエットが見えます。
「天保山大橋」
天保山大橋の上から、海遊館の観覧車が見えます。
天保山JCTでの16号大阪港線から合流した1車線がそのまま5号湾岸線の走行車線になります。
天保山大橋で安治川(あじがわ)を跨ぎます。
天保山大橋を越えた直後の様子です。
北港JCTが近づいてきました。
今気づきましたが、照明の形が少々奇抜です。
(3) 北港 JCT / 北港西 ランプ
Hokko JCT / Hokko-West Rampway
北港JCTで、2号淀川左岸線と接続します。
現在は2号淀川左岸線から島屋とユニバーサルシティしか行けませんが、都市の汚染河川の埋め立てによる延伸工事が進行中で、完成すれば3号神戸線の神戸方面に行けるようになります。
北港JCTの中に北港西ランプの出入口があります。
北港西ランプから、大阪市此花区舞洲(まいしま)・夢洲(ゆめしま)へ行けます。
北港西ランプの周辺には、夢洲野外活動センター(野球場・キャンプ場・アリーナほか)があります。
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[西行き車線図]
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[西行き案内]
北港西出口: 天保山・大阪港・咲洲方面へ行かれる方は、1か所目の分岐で左へ分流したのち、2か所目の分岐でも左へ分流します。
2号淀川左岸線(東行): ユニバーサルシティ(USJ)・島屋方面へ行かれる方は、1か所目の分岐で左へ分流したのち、2か所目の分岐では右へ分流します。
4号湾岸線(西行): 中島・尼崎・西宮・芦屋・神戸・六甲アイランド方面へ行かれる方は、本線を走行します。
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[東行き車線図]
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[東行き案内]
2号淀川左岸線(東行): ユニバーサルシティ(USJ)・島屋方面へ行かれる方は、1か所目の分岐で左へ分流したのち、2か所目の分岐でも左へ分流します。
北港西出口: 天保山・大阪港・咲洲方面へ行かれる方は、1か所目の分岐で左へ分流したのち、2か所目の分岐では右へ分流します。
4号湾岸線(南行): 天保山・助松・泉佐野・関西空港・和歌山方面へ行かれる方は、本線を走行します。 |
北港JCTの高架下をくぐると、中島PAまで2kmとなります。
北港JCTからの合流です。
名沿いをひた走りです。
「正連寺川橋・神崎川橋」
(4)(5) 中島 ランプ / PA / TB
Nakajima Lampway / PA / Toll Gate
中島ランプから大阪市淀川区湾岸部へ行けます。
中島ランプで大阪府道20号線と接続します。
中島ランプは大阪・天保山方面への出入りしかできないハーフインターです。
どういうわけか中島ランプには二つのランプ番号が振られています。
中島PAには、トイレ・売店・展望スペースがあります。
中島PAは神戸・アイランド北方面専用です。
中島TBでは、大阪・天保山方面へ向かう車両が、阪神高速阪神東線の料金を支払います。
上記すべての施設は海上に存在します。航空写真を見ると、かなり幅が広い橋が架けられていることがわかります。表示
地左側には、中島ランプと中島PAの分岐が見えます。
それにしても、ここが海上だといわれてもピンときませんね。
中島PAから合流です。
「中島川橋」
半分標識が切れちゃいました。すみませんね。
「兵庫県 尼崎市」
橋を渡った後の様子です。
(6) 尼崎東海岸 ランプ
Amagasaki-East-Coast Lampway
尼崎東海岸ランプから兵庫県尼崎市湾岸部へ行けます。
尼崎東海岸ランプで兵庫県道57号線に接続します。
尼崎東海岸ランプは神戸・六甲アイランド北方面への出入りしかできないハーフインターです。
尼崎東海岸ランプは湾岸部の低地面から5号湾岸線の高架まで高度を上げる必要から、ランプウェイがループ構造になっています。
(7) 尼崎末広 ランプ
Amagasaki-Suehiro Lampway
尼崎末広ランプから兵庫県尼崎市湾岸部へ行けます。
尼崎末広ランプで兵庫県道192号線と接続します。
尼崎末広ランプは、フルランプです。
ピンボケしてしまいましたが、尼崎末広ランプの分岐の様子です。
パナソニックの工場を横目に、5号湾岸線は右カーブしていきます。
尼崎末広ランプからの合流です。
また左側に海岸線が開けてきました。
(8) 鳴尾浜 ランプ
Naruo-Coast Lampway
鳴尾浜ランプから兵庫県西宮市湾岸部へ行けます。
鳴尾浜ランプで5号湾岸線側道部と接続します。
鳴尾浜ランプの周辺には、甲子園球場・ららぽーと甲子園・兵庫県立体育館・臨海野球場・鳴尾浜臨海公園があります。
鳴尾浜ランプは大阪・天保山方面への出入りしかできないハーフインターです。
鳴尾浜ランプで、神戸・六甲アイランド方面へ向かう車両は阪神高速の阪神西線に入り、別料金になります。
視界が開けて気持ちいいです。
ここからハイウェイラジオが聞けます。
オービス注意!!
(9) 甲子園浜 ランプ
Koshien-Coast Lampway
甲子園浜ランプから兵庫県西宮市湾岸部へ行けます。
甲子園浜ランプで5号湾岸線側道部と接続します。
甲子園浜ランプの周辺には、甲子園球場・ららぽーと甲子園・兵庫県立体育館・臨海野球場・甲子園浜海浜公園があります。
甲子園浜ランプは神戸・六甲アイランド北方面への出入りしかできないハーフインターです。
甲子園浜ランプで、大阪・天保山方面へ向かう車両は阪神高速の阪神東線に入り、別料金になります。
「西宮浜大橋」
橋の上での様子です。
阪神高速5号湾岸線は、この形をした橋ばかりです。
(10) 西宮浜 ランプ
Nishinomiya-Coast Lampway
西宮浜ランプから兵庫県西宮市湾岸部・芦屋市湾岸部へ行けます。
西宮浜ランプで5号湾岸線側道部と接続します。
西宮浜ランプの周辺には、新西宮ヨットハーバー・西宮浜総合公園があります。
西宮浜ランプは大阪・天保山方面への出入りしかできないハーフインターです。
「5号湾岸線 深江浜 3km
5号湾岸線 魚崎浜 6km
国道43号線 神戸 15km」
阪神西線の料金を支払う料金所が近づいてきました。
右の建物が面白い形です。
本線料金所の手前ではこの丸型の防音壁が多いとおもいます。東名高速の東京本線料金所なんかもこんな形です。
(11) 南芦屋浜 ランプ / TB
South-Ashiya-Coast Lampway / Toll Gate
南芦屋浜ランプから兵庫県芦屋市湾岸部へ行けます。
南芦屋浜ランプで5号湾岸線側道部と接続します。
南芦屋浜ランプは神戸・六甲アイランド北方面への出入りしかできないハーフインターです。
南芦屋浜TBでは、神戸・六甲アイランド北方面へ向かう車両が、阪神西線の料金を支払います。
料金所直後の様子になります。
(12)(13) 深江浜 ランプ
Fukae-Coast Lampway
深江浜ランプから神戸市東灘区湾岸部へ行けます。
深江浜ランプで5号湾岸線側道部と接続します。
深江浜ランプはフルランプです。
深江浜ランプから先は、本線が上下二層構造になります。
深江浜ランプからの合流です。
大きな橋が見えてきました。
「東神戸大橋」
神戸・六甲アイランド北方面は上層を走ります。
東神戸大橋の最高点を越えます。
橋を越えると、右側の卵形の石油貯蔵タンクがあります。
神戸方面への玄関口である住吉浜ランプが近づいてきたため、神戸方面への所要時間の掲示板があります。
住吉浜ランプからそのままハーバーハイウェイに入って神戸に向かうルートと、一般道を経由して阪神高速3号神戸線に乗り継いで神戸に向かうルートがあり、どちらのほうが早いかを示しています。
ちなみに、住吉浜ランプから阪神高速3号神戸線に乗り継ぐ場合は、入りなおす際に料金は取られません。
このテの表示はNEXCO線にも、複数ルートが選べるジャンクションの手前に設置されますね。
標識の示すように、魚崎浜ランプと住吉浜ランプが同地点から分岐していく構造になっています。
住吉浜ランプの出口とハーバーハイウェイが直結しているため、魚崎浜ランプ・住吉浜ランプを合わせて1つのジャンクションのように機能しています。
当サイトでも、魚崎浜ランプ・住吉浜ランプはジャンクションと同格の扱いで取り上げていきます。
魚崎浜ランプ・住吉浜ランプは右へ。
(14) 住吉浜 ランプ
Sumiyoshi-Coast Lampway
(15) 魚崎浜 ランプ
Uosaki-Coast Lampway
住吉浜ランプから神戸市東灘区・灘区・中央区などの東灘区以西の区へ行けます。
住吉浜ランプでハーバーハイウェイと接続します。
住吉浜ランプから、阪神高速3号神戸線へ無料で乗り継ぎできます。
乗継される方で、非ETC車の方は乗継券を出口で受け取ってください。ETC車は無線通信なので乗継券は不要です。
住吉浜ランプは大阪・天保山方面への出入りしかできないハーフインターです。
魚崎浜ランプから神戸市東灘区湾岸部へ行けます。
魚崎浜ランプはフルランプです。
住吉浜・魚崎浜両ランプとも、右側流出ですので注意が必要です。
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[西行き車線図]
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[西行き案内]
5号湾岸線(西行): 六甲アイランド方面へ行かれる方は、本線を走行。
魚崎浜出口: 神戸市東灘区湾岸部方面へ行かれる方は、1か所目の分岐で右へ分流したのち、2か所目の分岐では左へ分流。
住吉浜出口: 神戸市東灘区以西の区・ハーバーハイウェイ・3号神戸線方面へ行かれる方は、1か所目の分岐で右へ分流したのち、2か所目の分岐では本線を走行。 |
<本レポートでは、以下に終点・六甲アイランド北ランプの基本情報を示してから、そのまま住吉浜出口→ハーバーハイウェイ方面をレポートしていきます。>
(17) 六甲アイランド北 ランプ
Rokko-Island-North Lampway
(画像なし)
六甲アイランド北ランプから神戸市東灘区六甲アイランドへ行けます。
六甲アイランド北ランプの周辺には、神戸ファッションプラザ・神戸ベイシェラトンホテル&タワーズなど、各種六甲アイランド商業施設があります。
5号湾岸線延伸時には、ここから名谷JCT・垂水JCT方面へ伸びていきます。
六甲アイランドからポートアイランドに向かって、片側2車線の長大海底トンネルを掘る計画が進行中です。
<さて、住吉浜出口→ハーバーハイウェイ方面のレポートに入ります。>
魚崎浜出口と住吉浜出口の分岐の様子です。
住吉浜出口方面には、乗継券発行所の車線案内が示されています。
「乗継券発行所」
住吉浜ランプ・魚崎浜ランプの分岐の先で、乗継券発行所があります。
乗継券が不要な方は左車線へ、必要な方は右車線へ。
なお、3号神戸線に乗り継ぐかたは、摩耶ランプか京橋ランプから流入しないと無料での乗継はできなくなるので注意が必要です。
乗継券発行所の先はかなり幅に無理のある2車線になります。
それはそうと、写真に写っているのは、ETC車のの乗継を判定する装置です。
ちなみに、この高架橋で運河を超えます。
いつの間にか1車線になり、S字カーブ路になります。
ハーバーハイウェイの取り付け道路が見えてきました。
「阪神高速
ここまで」
ここからはハーバーハイウェイの取り付け道路になります。
最後に、阪神高速5号湾岸線に関連した面白い書籍を2冊紹介します。
日本全国のジャンクションを下から眺めた写真集です。
当サイトは主に道路上から撮ったジャンクションの様子を公開していますが、下からジャンクションの配線がわかるように撮った写真は道路好きの好奇心をくすぐります。
工場見学というものにも近く、管理人は人工構造物系の方向に心が引かれました。
阪神高速5号線の天保山JCTと北港JCTを下から眺めた様子が載っています。
特に北港JCTを下から眺めた写真は、中央から左右対称に分かれていく様子が格別です。
ただし、この本はマニアックな書籍であるため、一部の書店のみの取り扱いのみです。
ネットや大型書店で購入することをお勧めします。
高速道路について精通している著者の清水さんが、首都高速道路という視点から、東京の交通網について論じていきます。
自称道路に詳しい当サイトの管理人も、知らなかった情報がかなり載っていて、ためになる本でした。
「第6章 首都高はなぜ揺れる」では、阪神高速道路が阪神・淡路大震災のときに倒れたメカニズムについて紹介しています。
阪神高速道路ではありませんが、首都高速道路について、渋滞・管制・整備計画・延伸計画…とさまざまな視点から書いてあります。
ただし、この本はマニアックな書籍であるため、一部の書店のみの取り扱いのみです。
ネットや大型書店で購入することをお勧めします。