第二阪神連絡道路の位置関係:
(至 大阪市街) 阪神高速16号大阪港線 − 阪神高速5号湾岸線 − ハーバーハイウェイ (至 神戸市街)
※ 「第二阪神連絡道路」とは、3号神戸線の代替路線として、大阪・神戸両市街地を結ぶ道路の、「michiのレポート的」呼称です。
ハーバーハイウェイは、神戸市内の六甲アイランドからつながってくる橋の北詰からポートアイランドに至る全長10kmの路線です。阪神高速5号湾岸線とあわせて、阪神高速3号神戸線の頻繁に渋滞するほどの交通量を分散させる役割を担います。しかし、ハーバーハイウェイの管理は神戸市みなと総局という公営機関が行っており、乗継が面倒なことやETCが使えないことから、3号神戸線利用の交通量が非常に多いです。したがって、3号神戸線の渋滞はほとんど解消されていません。
ハーバーハイウェイは首都高速のようにほとんどの区間が上下2層構造の高架になっています。1995年の阪神大震災のときには、全線にわたり橋脚の鉄筋がむき出しになるなどの損壊を受け、1年ほど通行止めになりました。この惨状に関しては、新港ランプの近くにある阪神大震災メモリアルパークに詳しく紹介がありました。
ハーバーハイウェイの交通量は上記の乗継の面倒さとは関係がないようで、普通の地方高速道路並みの交通量はあるようでした。
※ 本レポートでは、新港〜ポートアイランドの写真は掲載していません。
※ ハーバーハイウェイの位置は、こちらから確認を。
(地図上では、正式名称の港湾幹線道路という名称になっています。)
通行料金(住吉浜〜高羽): 全車種無料
通行料金(高羽〜摩耶): 全車種\100
通行料金(摩耶〜ポートアイランド): 全車種\100
法定速度: 60km/h
車線数: 完成4車線
今回のレポート方向: 六甲アイランド(起点)→ポートアイランド(終点)
では、レポート本篇へと入ります。
阪神高速5号湾岸線のレポートから続く
<本レポートでは、以下に 六甲アイランドランプ の基本情報を示してから、第二阪神連絡道路の 阪神高速5号湾岸線→ハーバーハイウェイ をレポートしていきます。>
六甲アイランド ランプ
Rokko-Island Rampway
(画像なし)
六甲アイランドランプから神戸市東灘区六甲アイランドへ行けます。
六甲アイランドランプで六甲大橋北詰の道路と直結します。
六甲大橋を渡った先が、六甲アイランドランプとなります。
<さて、 阪神高速5号湾岸線→ハーバーハイウェイ のレポートに入ります。>
阪神高速5号湾岸線・西行きからアプローチしていきます。
ハーバーハイウェイ方面に向かうには住吉浜ランプで降りる必要があります。
魚崎浜ランプ・住吉浜ランプが一体となったランプは右へ。
住吉浜 ランプ
Sumiyoshi-Coast Rampway
住吉浜ランプから兵庫県芦屋市・西宮市・尼崎市・大阪府方面へ行けます。
住吉浜ランプで阪神高速5号湾岸線と接続します。
阪神高速3号神戸線の京橋・摩耶ランプから流出した車両は、住吉浜ランプから阪神高速5号湾岸線へ無料で乗り継ぎできます。
乗継される方で、非ETC車の方は乗継券を出口で受け取ってください。ETC車は無線通信なので乗継券は不要です。
住吉浜ランプは中央区・ポートアイランド方面への出入りしかできないハーフインターです。
住吉浜ランプは、右側流出ですので注意が必要です。
魚崎浜出口と住吉浜出口の分岐の様子です。
住吉浜出口方面には、乗継券発行所の車線案内が示されています。
「乗継券発行所」
住吉浜ランプ・魚崎浜ランプの分岐の先で、乗継券発行所があります。
これは前述とは逆に、阪神高速5号湾岸線→3号神戸線の乗継用の乗継券発券所です。
乗継券が不要な方は左車線へ、必要な方は右車線へ。
なお、3号神戸線に乗り継ぐかたは、摩耶ランプか京橋ランプから流入しないと無料での乗継はできなくなるので注意が必要です。
乗継券発行所の先はかなり幅に無理のある2車線になります。
それはそうと、写真に写っているのは、ETC車のの乗継を判定する装置です。
ちなみに、この高架橋で運河を超えます。
いつの間にか1車線になり、S字カーブ路になります。
ハーバーハイウェイの取り付け道路が見えてきました。
「阪神高速
ここまで」
ここからがハーバーハイウェイになります。
上下2層構造の上層部を走ります。
すぐに無料区間最後の高羽ランプで流出する車の渋滞ができていました。
ハーバーハイウェイ本線を走行される方はあらかじめ右車線を走行しておくとよいです。
なんだかごちゃごちゃした標識が登場しましたが、要は高羽出口で出る車は左へ寄れということです。
また、先ほどの阪神高速5号湾岸線⇔3号神戸線の乗継に関連して、3号神戸線の摩耶ランプで乗り継ぐ場合はハーバーハイウェイの無料区間の走行だけでOKですが、京橋ランプで乗り継ぐ場合にはハーバーハイウェイを全線走行することになり、通行料金\200が必要になります。
そのため、無料区間最後の高羽ランプで降りて3号神戸線の摩耶ランプで乗り継ぐ車などが渋滞を引き起こすことになるのです。
赤いアーチが特徴的な灘大橋を渡ります。
灘大橋の中間地点にも高羽ランプの標識があります。
灘大橋の末端部に高羽ランプの分岐があります。
高羽 ランプ
Takahane Rampway
高羽ランプから神戸市灘区東部・東灘区西部・摩耶埠頭・神戸三宮へ行けます。
高羽ランプで国道43号線と間接接続します。
阪神高速5号湾岸線・住吉浜ランプ⇔3号神戸線・摩耶ランプの乗継をする車は高羽ランプを経由します。
高羽ランプの前後は一時的に上下線が同じ高さのところを並行して走ります。
「ポートアイランド 5km
新港(三宮) 4km
摩耶ふ頭 2km」
再びこのあたりから上下2層構造になり、ポートアイランド方面が上層になります。
旧式の圧迫感のある防音壁となっています。
この先カーブが連続します。
ハーバーハイウェイは海岸の人工島を次々と渡っていく構造をとるため、位置調整のためのカーブが多くなります。
「速度落とせ」
カーブ連続区間中央部の様子です。
灘浜大橋を通って、摩耶ふ頭側にわたります。
この付近も、上下線が同じ高さになっています。
灘浜大橋の上から撮影した神戸港の様子です。
日本有数の海港だけあって、コンテナを積み下ろす設備らしきものが多数見えます。
灘浜大橋を渡りきると右カーブとなります。
またまた上下2層構造になり、摩耶ランプも近づいてきました。
「この先 料金所 150m」
「 料 金 所 」
「料」「金」「所」と切ってある標識がいい感じを出しています。
急カーブの先に料金所があるため注意が必要です。
摩耶埠頭 料金所
Maya Wharf TB
摩耶ふ頭料金所は、本線を走行する車と摩耶ランプ(摩耶ふ頭出口)で降りる車でレーンが異なることに注意が必要です。
4レーンありますが、
本線は左から1,2番目のレーンに、
摩耶ふ頭出口は一番右のレーンに、
それぞれ行かねばなりません。
(なお、右から2番目のレーンは休止中のようです。)
摩耶埠頭料金所は昼間は収受員がいますが、夜間は料金箱に自分で投入するといういわば自己申告制のため、不正通行ができてしまう点が欠点です。
摩耶 ランプ
Maya Rampway
摩耶ランプから神戸市灘区西部・摩耶ふ頭へ行けます。
摩耶ランプで国道43号線と間接接続します。
阪神高速5号湾岸線・住吉浜ランプ⇔3号神戸線・摩耶ランプの乗継をする車は(ハーバーハイウェイの)摩耶ランプを経由しても行けます。
先ほどの高羽ランプ経由と比べて\100多く必要ですが、すぐ乗り継ぎできるという点でメリットも大きいです。
ところで、阪神高速3号神戸線の摩耶ランプとハーバーハイウェイの摩耶ランプがまったく同名で存在することに不自由さを感じます。
「摩耶ランプより」といったときに、どちらを利用するべきなのか判別がつかない可能性があります。
ハーバーハイウェイのランプ名を、「摩耶ふ頭ランプ」にするなどの対策が考えられるにもかかわらず、どうしてそのまま放置しているのでしょうか?
前述のとおり、摩耶ランプを利用する場合は摩耶埠頭料金所の段階で利用するレーンを選ばなければなりません。
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本線 神戸空港 ポートアイランド 新港(三宮) |
摩耶ランプ |
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国道42号線(高羽) 阪神高速3号線 この先左へ |
摩耶埠頭・新港 ポートターミナル この先右へ |
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摩耶ランプからの合流です。
また上下線が同じ高さになります。
どうやら、海を超える橋の付近だけ上下線が同じ高さで並行になるようです。
第二摩耶大橋を渡ります。
右側に写っている赤い支柱が(第一の)摩耶大橋のものです。
摩耶大橋は単体で有料道路として供用されています。
第二摩耶大橋の先で、下り坂+右カーブとなります。
今度は上下2層構造の下層になります。
新港ランプが近づいてきました。
右側には大きな倉庫が立ち並んでいます。
次に右側に見えてくるのは、神戸中心部の高層ビル群です。
新港出口まで、500mです。
メリケンパークやハーバーランドへ行くにも新港ランプで出るように案内しています。
新港ランプの分岐点の様子です。
新港 ランプ
Shinko (New Port) Rampway
新港ランプから神戸市中央区・兵庫区以西の区へ行けます。
新港ランプの周辺には、メリケンパーク(神戸ポートタワー)・ハーバーランド・新港フェリーターミナル・旧居留地・市立博物館・神戸中華街があります。
新港ランプで国道2号浜手バイパスと間接接続します。
阪神高速5号湾岸線・住吉浜ランプ⇔3号神戸線・京橋ランプの乗継をする車は新港ランプを経由します。
新港ランプは東灘区・ポートアイランド方面への出入りしかできないハーフインターです。
<本レポートでは、以下に終点・ポートアイランドランプの基本情報を示してから、そのまま新港出口ランプをレポートしていきます。>
ポートアイランド ランプ
Port-Island Rampway
(画像なし)
ポートアイランドランプから神戸市中央区ポートアイランド・神戸空港(マリンエア)へ行けます。
ポートアイランドランプの周辺には、神戸国際展示場があります。
<さて、新港出口ランプのレポートに入ります。>
新港ランプの出口ランプです。
こうして見ると、ハーバーハイウェイはかなり土木技術的に複雑なものであることがわかります。
なお、写真では下り坂の先には信号が写っていますが、ポートアイランド方面には行けなくなっているため、直進しかできません。
要するに、「ポートアイランドに行きたい車は新港出口では出るな!!」ということです。
国道2号浜手バイパス方面の一般道に入れられ、このレポートも終了となります。
なお、日本一短い国道である国道174号線もこの近くにあります。たったの187mしかありません。
その由緒について知りたい方は、Wikipediaを参照してください。こちらから。
終わり