金谷御前崎連絡道路の位置関係:
(至 <起点>倉沢IC・金谷) 金谷相良道路 − 新規開通区間・相良バイパス(相良牧之原IC⇔西萩間IC) − 相良バイパス既設区間(西萩間IC⇔大沢IC) - 南遠道路 (至 <終点>地頭方IC・御前崎)
2011年1月23日午後1時に、わがサイトが総力を挙げて6年間取材してきた「金谷御前崎連絡道路」の最終区間、相良牧之原IC⇔西萩間ICが開通し、一応全線開通ということになりました。この区間は、東名高速道路でも難所となっている牧之原の坂を登る区間で、最大勾配率7%という急な区間になっており、開通も最後になったのだろうと思われます。この区間の開通により、スズキ自動車のおもな輸出港となっている御前崎港と東名・相良牧之原ICが直結され、静岡県中西部地区の交通網が大幅に改善されることが期待されます。今回は、開通の前日に行われた、開通記念ウォークに参加したレポートです。
また、嬉しいことに、整備区間が今回の開通をもって全線開通したので、新たに倉沢IC⇔菊川ICの区間が調査区間に指定され、調査が終了し次第建設準備の取りかかることとなりました。菊川ICでは国道1号島田金谷バイパスに接続することになります。ちなみに、前述のようにこの「菊川IC」は国道1号島田金谷バイパス上のものであり、東名高速道路のそれとは違います。これに加えて、現在暫定平面交差となっている大沢・菅山両ICも高架化されることになりました。高架化は思った以上に早くできるようで、来年度中には完成するとのことです。
以上、全線開通後もますます目が離せない「金谷御前崎連絡道路」です。
※ 相良バイパス新規開通区間の位置は、こちらから確認を。(今回の地図は手書きです。)
作者感想:
出来立てほやほやのきれいな路面がやはりたまりませんでした。上り勾配7%は急で、登坂車線が設置されていましたが、それでもきつい車は沢山あるのではないでしょうか。
通行料金: 無料
法定速度: 60km/h
車線数: 暫定2車線
今回のレポート方向: 西萩間IC→相良牧之原IC→西萩間IC
では、レポート本篇へと入ります。
西萩間 IC
Nishi-Hagima IC
西萩間ICの相良牧之原方面入口から会場に入っていきます。
(西萩間ICの基本情報)
牧之原市西萩間地区へはこちらから。
西萩間ICから行ける主な観光地としては、子生まれ温泉・大興寺があります。
振り返って本線上を撮影しました。大沢・地頭方方面の本線です。
西萩間ICの相良牧之原方面出口です。
こんなに近くで見慣れた自専道の標識を撮影できるのも、ウォークラリーならではのものです。
西萩間ICの相良牧之原方面入口を振り返って撮影したものです。
眼下には牧之原の茶園が広がっています。
「2月23日は富士山の日」
静岡県では、川勝県知事の意向により、2月23日が富士山の日の制定され、県立学校を休校にするそうです。
しかし、さっぱりコンセプトがわかりませんね。他の祝日には明確な意図が含まれているのに、「富士山の日」には一体何をすればいいのでしょう?
他の県ではこんな意図不明な県立学校を休校にするほどの日を制定しませんね。
「天神橋」
西萩間ICの標識を振り返って撮影しました。
「今宮橋」
「国道473号 BY-PASS
島田 21km
空港 14km
東名 4km」
「子生まれ橋」
この近くにある大興寺にある子生まれ石の伝説にちなんでいると思われます。斜面から1つの石が数十年かけて転がっていき、完全に落ちた時、寺の住職が死に、また新しい石が転がり始めるという、遠州七不思議の一つだそうです。
相良バイパス新規開通区間に設置された道路照明です。
子生まれ橋から次の「中沢橋」にかけて、緩やかな右カーブを描いています。
中沢橋を越えたところの様子です。
「丸倉橋」
東萩間ICまで あと300m
掘割区間に入ります。
「東西橋」
東萩間 IC
Higashi-Hagima IC
牧之原市東萩間地区へはこちらから。
東萩間ICから行ける主な観光地としては、グリンピア牧之原があります。
東萩間IC北行き出口のランプウェイに向かってみることにしました。
東萩間IC地上部(北行き出入口取付部)です。
撮影時に影がばっちり映ってしまいました。気にしないように頑張ってくださいませ。
東萩間ICの出口取り付け道路です。
何といっても、真新しい舗装がいいですね。
東萩間IC南行きランプウェイの方に来ました。
東萩間ICはこの先で一般道路(農業幹線道路)と接続します。
次は東萩間ICの南行き出口へと足を進めます。
本線に戻りました。
この先にある今回開通区間最大の橋、東萩間大橋を遠望した写真です。
ふと左に目をやると、茶畑が路盤と同じ高さの場所にあります。
田舎のおばちゃんが駐停車禁止にもかかわらず車を止めて農作業をしている風景が目に浮かびます…。
「東萩間大橋」
「駐停車禁止」
東萩間大橋はかなり高い位置をとおっていることが分かります。
「国道473号BY-PASS
島田 19km
空港[羽] 12km
東名 2km」
「本線の盛り土を横から見た様子です。まだ真新しく、まったく雑草が生えていません。
「登坂車線
この先 100m」
まさか登坂車線がほとんどないこの地域の一般道路に設置されるとは…。
見学に来る前までは知らなかったですし、予想外でした。
「登坂車線」
ここからほんの短い距離ですが登坂車線が現れます。
※ 個人情報保護のため、人物を特定できないような写真処理を施しております。
こうしてみると、登坂車線区間に入ってからはものすごく上っていることが分かります。
右の法面を見てください。茶色い土を使っていますが、なかなか見ません。
高圧鉄塔の下をくぐります。
右の法面が石組みに変わり、左側が谷になりました。
「車線減少
登坂車線
終り」
もう登坂車線が終わってしまいました。
牧之原ICが300m先に近づいてきました。
ここで自動車専用のバイパスにもかかわらず、一般道路と平面交差します。普通はあってはならないことなのですが、田舎の自動車専用道特有の「特例」が適用されているからこのようなことができるのです。その「特例」とは一体何か?その答えを探るべく、この付近の地図を表示してみたところ、納得できました!
この写真に右にある道路は、バイパス開通前には左側に小さく見える集落の方につながっていました。しかし、この写真の左の区間は他の道路へつながっていますが、右の道路は盲腸線であり、どこにも行くことができません。いわば、「外界に出られない」状態が生じる危機に直面したのです。これを防ぐために、おそらく苦肉の策としてバイパス本線に直接接続したのでしょう。
相良バイパスの法面を望みます。深い谷を通すために、かなり大規模な盛土工事を行ったことが垣間見えます。
例の相良バイパスに直結している一般道路側から見た、相良バイパス本線の様子です。
東名高速道路のLED電光掲示板が設置されています。開通前なので当然「試験中」ですが。
東名高速道路・相良牧之原ICに入る左折レーンです。左折信号があるわけでもなく左折レーンをわざわざ設置するのは珍しいことですが、おそらく左折車が多いことを見込んでのことでしょう。
牧之原 IC
Makinohara IC
牧之原市牧之原地区・静波地区・東名高速道路相良牧之原ICへはこちらから。
東名高速道路相良牧之原ICへ向かう場合は、左折してください。
牧之原ICから行ける主な観光地としては、静波海岸があります。
牧之原ICで、金谷相良道路の取り付け道路に直結します。
相良バイパス開通に伴い、東名高速道路・相良牧之原IC取り付け道路が片側2車線化しました。
記念ウォークのおかげで、こんなそばから料金所のブースを撮影することができました。
今回の相良バイパスの開通によって、相良牧之原IC取り付け道路の構造が変わり、写真のように数十mほどの廃道区間が生まれました。
今でもその区間内の標識には、相良バイパスは工事中として案内されるまま原形をとどめています。
終わり