名古屋第二環状自動車道 Part1

 

by michiのレポート

 

 

 

 

 

名阪自動車道の位置関係:

(至 <起点>名古屋IC) 名二環連絡路 − 名古屋第二環状自動車道 − 東名阪自動車道 - 名阪国道 - 西名阪自動車道 (至 <終点>松原JCT)

 

 

 

 

 

 

 名古屋第二環状自動車道(略称:名二環)は、現行開通区間として名古屋市緑区にある名古屋南JCTから、中川区にある名古屋西JCTまでの、約40kmの路線です。延伸開通した場合には、名古屋西JCTから、愛知県海部郡飛島村にある飛島JCTまでになります。名古屋南JCTと飛島JCTで伊勢湾岸自動車道などと、名古屋西JCTで東名阪自動車道などと接続しています。名二環はそもそも名古屋圏の内側から2番目の環状高速であるため、内側から出てくる路線と、外側から入ってくる路線とでかなりの路線が乗り入れてきます。順を追ってレポート本編で紹介していきます。

 

 

* ちなみに、名古屋圏の環状高速のうち、一番内側が名古屋高速R都心環状線、2番目が名古屋第二環状自動車道、そして一番外側が東海環状自動車道です。東京の環状高速網よりもよっぽど名古屋の方が整備が進んでおり、「首都のくせに」的な感じでしょうか。

 

 

 さて、名二環はもともと「東名阪自動車道」の一部でした。しかし、2011年3月に名古屋南JCT⇔高針JCTが開通し、名古屋圏の環状高速としての骨格が出来上がったことから、東名阪から名二環を切り離すことになりました。もともと同じ東名阪でも、現在の名二環の区間は都市高速の規格で作られており、路肩もなく60km/h制限でした。切り離されたのも当然と言えるでしょう。

 

 

 Part1はその2011年3月の最新開通区間レポートです。ごゆっくりご覧ください。

 

 

 

 

 

 

※ 名古屋第二環状自動車道の位置は、こちらから確認を。

(地図内で、下方の名古屋南JCTから左方の名古屋西JCTまで環状に結んでいるのが名二環です。)

 

 

 

 

 

 

 作者感想:

   2011年3月に新規開通した名古屋南JCT〜高針JCTが特にキレイで、走りやすかったです!

 

 

通行料金(走行距離30km未満のETC車):  軽自動車\400  普通車\500  中型車\600  大型車\800  特大車\1,200

通行料金(上記以外の車両):  軽自動車\500  普通車\600  中型車\700  大型車\950  特大車\1,450

 

* 普通車でも、入口料金所からの名二環の走行可能距離が30km未満であれば、前者の安い料金が適用されます。したがって、行きと帰りで料金が変わるというヘンなことが起こる可能性が生じます。

 

   

法定速度:  60km/h  ←都市高速の規格で作られているため、制限速度は低めになります。

 

 

車線数:  完成4車線

 

 

今回のレポート方向:  名古屋南JCT(起点)→名古屋西JCT(終点)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、レポート本篇へと入ります。

 

 

 

 

  

伊勢湾岸自動車道・下り線から名二環に向かいます。

名二環開通に先駆けて、大きな路線案内板が設置されました。

この案内板は一目で理解することが困難だと思われます。

 

 

 

 

名古屋南JCTまで1kmになると、渋滞情報も反映される電光掲示板です。

 

 

 

 

名古屋南JCTは目前です。

 

 

 

 

 (伊勢湾岸:5) 名古屋南 JCT

Nagoya-South JCT

名二環側から見て、名古屋南JCTで、伊勢湾岸自動車道と名古屋高速3号大高線と接続します。

名古屋南JCTは十字型のジャンクションですが、左へ向かう道と下へ向かう道が本線をなす珍しい構造をしています。興味のある方は地図を参照してください。

 

[外回り車線図]

※ 車線データを取得できませんでした。ご存知の方は、掲示板まで連絡をくださるとうれしいです。

[外回り案内]

 

伊勢湾岸道(上り): 豊田・静岡・東名高速・東海環状道方面へ行かれる方は、ーーー。

伊勢湾岸道(下り): 四日市・東名阪道・亀山・新名神・伊勢道方面へ行かれる方は、ーーー。

名高速3号大高線(上り): 都心環状方面へ行かれる方は、−−−。

 

 

 

 

伊勢湾岸道・下り線からくると、まず大府出口・知多半島道路の分岐があります。

 

 

 

 

 

伊勢湾岸自動車道本線を跨ぎます。

 

 

 

 

上り坂を登り切り、下りに変わった直後に名二環方面の分岐路が現れるため、ルートミスが発生しやすそうです。

 

 

 

 

 

名二環方面と名高速5号大高線方面の分岐です。すごく高い場所ですね。

 

 

 

 

 

分岐直後に270°の下り急カーブがあるため十分に注意を。

 

 

 

 

 

急カーブ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 伊勢湾岸自動車道・上り線側からの合流です。

これは急カーブの直後になるので、かなりの注意が必要ですね。

 

 

 

 

名古屋南本線料金所が見えます。

合流車線は、本線料金所までは続いています。

 

 

 

 名古屋南 TB

Nagoya-South Toll Gate

 

ここで先述の名二環の均一料金+NEXCO管内の対距離料金を支払います。

名高速3号大高線から名二環に入る場合は、写真左奥に小さく写っている別の料金所で名二環の均一料金のみを支払います。

 

 

  

 

名古屋高速3号大高線からの合流です。

やっと名古屋第二環状自動車道の本線に入ることができました。

 

 

 

 

名二環は都市高速の規格で作られているため、60km/h制限になります。

 

 

 

 

早々にインター番号1の有松IC案内標識が登場します。

 

 

 

 

名二環は側道の一般部である国道302号線(環状2号線)に沿って作られています。

土地の有効活用のために、側道の下をトンネルで通す区間があります。

この先、名二環は何度も地上に出たり地下にもぐったりを繰り返します。

 

 

 

 

トンネル内部の様子です。トンネル内も当然ながら近代的です。

 

 

 

 

(1) 有松 IC

Arimatsu IC

有松ICから名古屋市緑区中央部・豊明市西部へ行けます。

有松ICで国道1号線と接続します。

なお、名二環の側道である国道302号線(環状2号線)とは全インターで接続するため、特別に表記はしません。

有松ICの周辺には、大高緑地・中京競馬場があります。

 

次は、鳴海ICです。

 

 

 

 

地下トンネルを抜けると上り坂になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先程の上り坂はすぐ頂点に達し、下りに転じます。下り坂の先にはすぐに次の地下トンネルが待ち構えています。

 

  

 

 

トンネル内に有松ICからの合流があります。

 

 

 

 

 地下トンネルを抜けるとまた上り坂です。

何といっても、真新しい舗装がいいですね。

 

 

 

 

また、同じようにすぐ下り坂になって地下に潜ります。

前方の地下トンネルの地上部には道路が整然と走っていることが分かります。

 

  

 

 

(2) 鳴海 IC

Narumi IC

鳴海ICから名古屋市緑区北部・天白区南部へ行けます。

鳴海ICで愛知県道220号線と接続します。

 

次は、植田ICです。

 

 

 

 

鳴海IC分岐地点の様子です。

鳴海IC分岐の先ですぐトンネルを抜けます。

 

 

 

 

先程の地下トンネルを抜けると、同様にすぐに地下トンネルに入ります。

何度も上下する繰り返しで、無駄な燃料消費量が増えそうですが、土地がなかったのでしょうか?

 

 

 

 

トンネル左側には側道のような道が通っています。しかし、これは側道ではなく、鳴海ICの合流車線です。

このように、名二環新規開通区間のICは地上から本線と同じ地点から地下にもぐって、内部で合流するという構造をとっている珍しいインターチェンジもあります。

先程の有松ICも同様です。

 

また、トンネル内左手奥には小さく料金所が映っています。トンネル内料金所もなかなか見ないですね。

 

 

 

 

 

鳴海ICからの合流です。

 

 

 

 

先程の地下トンネルを出ると、植田ICまで1kmという標識が現れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「天白川 橋長1360m」

 

 

 

 

植田ICに行きつきました。植田ICは地下トンネルの直前で分岐します。

 

 

 

 

(3) 植田 IC

Ueda IC

 

植田ICから名古屋市天白区北部・日進市西部へ行けます。

植田ICで国道153号線と接続します。

植田ICの周辺には、東山公園(動植物園ほか)があります。

 

 

 

 

 

トンネル内で、植田ICからの合流があります。

 

 

 

 

 

(4) 高針 JCT

Takabari JCT

高針JCTで、名古屋高速2号東山線と接続します。

高針JCTで、2011年3月の新規開通区間は終了になります。

 

[内回り車線図]

[内回り案内]

 

<分岐点は本線から抜けていく形です>

※ トンネル内に分岐がある上に、植田ICからの合流車線がそのまま名高速東山線に向かう車線になるため、注意が必要です。

名高速2号東山線(上り): 都心環状方面へ行かれる方は、左へ分岐。

名二環(内): 名古屋IC・東名高速・楠・清須・名古屋西・東名阪方面へ行かれる方は、本線を走行。

[外回り車線図]

[外回り案内]

 

<分岐点は本線から抜けていく形です>

名高速2号東山線(上り): 都心環状方面へ行かれる方は、左へ分岐。

名二環(外): 名古屋南・伊勢湾岸道方面へ行かれる方は、本線を走行。

 

 

 

 

 

 高針JCTの分岐点の様子です。トンネル内分岐です。

 

 

 

 

「名東区」

トンネルを抜けると、高針JCTの全体が明らかになります。それにしても、かなり高いところを走っていますねー。

 

 

 

 

 

トンネルを抜けて、またまた急な上り坂です。この上り坂の先で、名古屋高速2号東山線と合流します。

 

 

  

 

名古屋高速2号東山線からの合流です。

ここで完全に2011年3月開通区間は終了します。

しかし、ここから上社JCTまでは、2003年3月に開通した比較的新しい区間になります。

 

 

 

 

名二環は上社JCTで連絡路の名古屋支線を介して、東名高速道路と接続します。

名古屋支線上には、本郷ICが設置されています。

上社JCTまで、あと2kmとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2003年3月開通区間に入って少し道路構造物の汚れが目立つものの、走りやすさに変わりはありません。

 

 

 

 

もうすぐ上社南ICです。

上社JCTの先に水底トンネルがあるため、上社南ICから先は危険物搭載車は走行することができません。

 

 

 

 

(5) 上社南 IC

Kamiyashiro-South IC

上社南ICから名古屋市名東区中央部・千種区東部へ行けます。

上社南ICで愛知県道60号線と接続します。

上社南ICの周辺には、東山公園(動植物園ほか)があります。

 

なお、上社南ICは名古屋南JCT方面への出入りしかできないハーフインターです。

名古屋西JCT方面への出入り口である上社ICとあわせて、1つのインターとしての機能を果たします。

 

 

 

 

 

 

上社JCTが見えてきました。

 

  

 

 

 

(5-1) 上社 JCT

Kamiyashiro JCT

上社JCTで、東名-名二環連絡路(名古屋支線)と接続します。

上社JCTで、2003年3月の開通区間は終了になり、この先は20世紀にできた年季の入った区間になります。。

 

[内回り車線図]

[内回り案内]

 

<分岐点は本線から抜けていく形です>

東名-名二環連絡路: 本郷出口・東名高速方面へ行かれる方は、左へ分岐。

名二環(内): 楠・清須・名古屋西・東名阪方面へ行かれる方は、本線を走行。

[外回り車線図]

[外回り案内]

 

<分岐点は本線から抜けていく形です>

東名-名二環連絡路: 本郷出口・東名高速方面行かれる方は、左へ分岐。

名二環(外): 高針・名古屋南・伊勢湾岸道方面へ行かれる方は、本線を走行。

 

 

 

 

 

 

上社JCT内の様子です。

 

  

 

 

連絡路・東名高速方面からの合流です。

この先は、Part2のレポート管轄とします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Part2(上社JCT〜名古屋西JCT)へ続く

 

 

 

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Part2に入る前に、名古屋第二環状自動車道に関連した面白い書籍を2冊紹介します。

 

 

 

 

 首都高速道路の概要からあまり知らないような情報まで、著者の清水さんがわかりやすく解説してくれている本です。

管理人がこの本から得た道路知識はかなりの量で、すごくためになる本でした。

タイトルは「首都高速の謎」となっていますが、首都高速道路を論じる際に名古屋の高速道路網との比較をしており、後者についても論じられています。

ただし、この本はマニアックな書籍であるため、一部の書店のみの取り扱いのみです。

ネットや大型書店で購入することをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

主に日本の大動脈である東名高速道路・名神高速道路について事細かに写真付きで紹介している本です。

巻頭特集が新東名高速道路についての記事となっています。

管理人が感心したのはNEXCO中日本管内のすべての高速道路が、当サイトのように写真付きで実走レポートされていた点です。

もちろん名二環の実走レポートも載っています。

読み応え抜群です!!

ただし、この本はマニアックな書籍であるため、一部の書店のみの取り扱いのみです。

ネットや大型書店で購入することをお勧めします。