mickの
のコーナー
ハロー、エヴリワン!(笑)
海外旅行で一番の悩みの種といえば、やっぱり言葉の問題ですよねー。というわけで、このコーナーでは、旅行で使える英会話のテクニックについて紹介します!
・・・とはいうものの、私もmickなどと名乗ってはいますがもちろんコテコテの日本人、しかも英語なんて中学高校で習っただけで、まともな会話なんて全然できません。というわけで、ここで紹介するのは、私が海外旅行の経験の中で編み出した、正しい文法などとは縁のない、「とにかく通じりゃいい」という、まさに「邪道」な英会話テクニックなのです。
ただ、ここで紹介している事を実践されるにあたっては、絶対に気をつけてもらいたいことがあります。それは、「話し相手の気分を害さないことを第一に考える」ということです。言葉の意味が通じさえすれば、その場はそれでいいかもしれませんが、そのことで相手を不快にさせ、ひいては日本人全体の印象を悪くしてしまう、というのは絶対避けたいものです。私も編集にあたって、なるべく相手と自分自身の両方が満足できるように工夫してはいますが、実際に話すときの態度次第では、その工夫も無駄になってしまうかもしれません。・・・長ったらしい説明になってしまいましたが、結局は、話を聞いてくれる相手に対する感謝の気持ちを忘れずに話すように心がけていれば、きっと大丈夫だと思います。
あと、言うまでもありませんが、くれぐれも受験などの参考にはしないように・・・!
それでは、レッツ・トライ!
いきなり何ともネガティブなタイトルです。発音はしっかりくっきりやらないと、上達するはずがありません。まさに「邪道」です。それに、ただでさえアヤシイ発音なのに、ボソボソ喋っていたら通じるものも通じないんじゃないか、と思われるかもしれません。
確かに、何を喋ってくるかわからない英語のヒアリングテストなんかで、先生にボソボソッと喋られたりしたら、「そんなの分かるかぁっ!!」と突っ込みたくもなりますが、我々旅行者が話す必要のある言葉というのは、だいたい決まりきったものであることが多いのです。例えば、ホテルで朝、荷物を持ってフロントに行き、鍵を渡して「チェックアウトをお願いします」、とか、商店やレストランなどで商品を指差して「これ下さい」とか・・・。こういう場合は、相手の人も、その場面の状況やこちらの身振りなどによって、こちらが話すまでもなく何が言いたいのか大体想像できます。あとは、最初の一文字ぐらいが聞き取れれば、ほぼ想像通りであると確信できるでしょう。もし確信できなければ、「Check
out?」とか聞き返してきますので、その時は堂々と「Yes!」と答えればいいのです。要はこちらが「意思表示をした」という事実さえ伝われば、それで会話が成立してしまうのです。
逆に、ハッキリ発音しようとして、その発音が思いっきり間違っていたような場合は、話がややこしくなります。相手にしてみれば、当然こう言ってくるだろうという予想が完全に裏切られ、訳の分からない言葉を投げかけられるわけですから、まさにサプライズです。「ええぇっ!?」と突っ込みたくもなるでしょう(もちろん英語で)。一旦こうなってしまっては、ほんの些細な用件であっても、伝えるのに随分苦労することになるかもしれません。
ただし、この作戦が使えるのも、時と場合によります。例えば、タクシーに乗って行先を告げるような場合、もし運転手に正しく伝わらず、行先の地名とよく似た別の地名と思われてしまったら、とんでもない場所に連れて行かれてしまうかもしれませんので、このような場合では、逆に1音1音丁寧すぎるぐらいにハッキリと発音し、お互いにしっかり意思統一ができるまで何度でも確認しなければなりません。この使い分けは難しいように思えるかもしれませんが、実はよく考えてみると、私たちが日本で会話しているときも、いつでも声を張って喋っているわけではなく、自然と使い分けをしているということに気付きます。きっと外国の人も、同じように使い分けているでしょう。実はこの「ボソボソ喋り」、旅行者用の会話テクニックというよりも、より現地の自然な会話に近付けて、会話を円滑にすすめるための方法と言えるかもしれません。
何やらまたしても黒っぽい感じのタイトルですが、こちらはある意味、Lesson1の応用編と言えるかもしれません。
「前置詞」というものがあります。「to」とか「from」とか、ヤツらのことです。例えば、バスなどで運転手に行先を告げて切符を買うような場合、「To
London.」とか、「To the airport.」などというように使ったりします。ところで、Lesson1でも少し触れましたが、「行先」というような場所の情報は、間違えると大変なことになる場合が多いので、ハッキリ伝える必要があります。しかし、特に地名などの固有名詞の場合は、ややこしい発音のものも多く、正しいかどうか自信がないとどうしてもあやふやな発音になってしまい、なかなかうまく伝わらない場合も多いです。そこにさらに「to」などが加わると、ますます訳の分からない発音になってしまいます。まあ「to」と地名部分をちゃんとアクセントのメリハリをつけて話せば何も問題はないのですが、自信のない状態で喋っていると、その辺もあいまいになってきてしまいます。なので、こういう場合、思い切って「to」を省略してしまい、地名だけをハッキリと発音したほうが、伝わりやすくなります。もちろん文法的には間違っているのでしょうが、状況的に明らかに「行先」を告げているというのがわかるようであれば、誤解される心配もまずないでしょう。ただ、地名だけにして言ってしまうと、さすがにちょっとぶっきらぼうな感じに聞こえなくもないので、後ろに「,please.」ぐらい付けておけば安心でしょう。もちろん、地名とくっついてしまわないように、しっかり間を置いてから、です。まぁ、こちらが必死に行先を告げようとしているのが伝わっていれば、そんなに不快な気持ちにさせることはないとは思いますが・・・。
実際のところ、英語の「to」ぐらいなら、気をつけて発音すればそんなに邪魔にはならないと思いますが、例えば英語が通じにくそうな場所などで、現地の言葉で会話をしたいような場合、この方法は特に役に立ちます。そういった場所では地名自体の発音が難しいことも多いうえに、前置詞も英語のように簡単ではなく、どれを使ったらいいか自信が持てないようなこともあります。英語の発音でさえあやしいのに、今まで聞いたこともなかったような言語で正確に会話をするなんてことは、至難の業です。こういう時こそ、最も大事な地名の部分に的を絞って、確実に発音するのがベストだと思います。
英語の発音の話題になると必ずといっていいほど出てくるのが「L」と「R」の発音です。そもそも日本語に「R」なんて発音は無いはずなんですが、ローマ字で「ラ行」に「R」を当てはめてしまった時点で、語学力における日本人の敗北が決定的になってしまったのではないかと、個人的には思ったりしています。
それはともかく、やはり日本人にとって「R」の発音は厄介です。日本語の「ラ行」の発音は、舌先を上顎に付けたり付けなかったり、要するにテキトーなんですが、ちょっとハッキリめに発音するようにすると自然と舌先が上顎に付くようになるので、これで「L」のほうは完成です。しかし、「R」を確実に「R」たらしめるには、それなりに意識して発音する必要があります。
「R」の発音は、英語では舌先を奥に丸め込むようにしますが、フランス語やドイツ語などでは、舌の奥の方を膨らませるような感じで発音します。私もそんなにたくさんの言語を知っているわけではありませんが、だいたい共通して言えそうなのは、「L」と混同しないために、絶対に舌先を上顎に付けない、ということだと思います。こうなったら、ここに徹底的にこだわるしかありません。「R」を発音するときには、「意地でもこの舌先をどこにも付けてやるもんかっ!」というぐらいの意気込みで発音します。他の細かいことは、この際気にしません。たとえ音が「ル」に聞こえず「フ」や「ウ」に聞こえたとしても、「L」に聞こえて全く別の単語と間違えられたりするよりははるかにマシです。そもそも「R」は、「ル」ではないのですから・・・。「ル」ではない「R」というのにはちょっと抵抗を感じるかもしれませんが、フランス語なんかをちょっと聞きかじってみたりすると、少しは抵抗が薄くなるかもしれません。
舌がどこかに付いてしまわないようにするには、口の中の空間をできるだけ広く確保するのが効果的です。少し話はそれますが、日本語というのは、ほとんど口を動かさなくてもそれなりに喋ることができるという、不思議な言語です。ですから、日本語を喋る感覚で他の言語を喋ろうとしても、なかなかうまく喋れません。もしかすると、ここにも日本人の語学力が弱い一因があるのかもしれません。とにかく、外国語を喋るときは、多少オーバーアクション気味とも思えるぐらいに、「口を動かす」ということをしっかり意識して発音するのがコツなのではないかと思います。「R」の発音で口の中の空間を確保する動きというのも、その延長線上にあるものだと思います。
なお、英語の「R」には、「CARD」「PARK」のように、前の音を伸ばすような感じで発音するものがあります。こういう「R」は、無理に意識して発音しようとせずに、「カード」「パーク」というふうに単純に前の音を伸ばして発音したほうが、通じる確率が高いように思います。
私は"Excuse me"という言葉が嫌いです(黒っ!!)。理由は、やたら発音が難しいからです。単純に「エクスキューズミー」と言うだけなら簡単ですが、それは明らかに"Excuse
me"とは違う発音です。どんなに発音を似せようとしても、結局は日本人丸出しの発音になってしまいます。
とはいうものの、さすがに"Excuse me"無しで海外旅行を乗り切るのは不可能です。人に物を尋ねるとき、何かを頼むときなどは、"Excuse
me"と話しかけるのが最低限のマナーです。誤解があるといけませんので、念のため。
それでも、どんな状況のときでも"Excuse me"というのは、いかがなものかと思います。日本語の「すいません」という言葉はオールマイティで、どんな状況でも使えてしまうので、そのノリで"Excuse me"を乱発してしまいがちですが・・・。例えば、チケット売り場やホテルのフロントなどで、係員が奥に引っ込んでいてこちらに気付いていないような場合、"Excuse me !"と呼びたくなりますが、考えてみれば、別にこちらに非があるわけでもありませんし、逆に不自然に思われるかもしれません。こんなときは、"Hello !"とか、朝なら"Good morning !"とかで十分だと思いますし、そうやって話し始めたときのほうが、何となくフレンドリーな感じで会話ができている...ような気がします。現地の人の会話を聞いていても、やはり"Hello !"が多いように思います。"Hello"は、「こんにちは」という意味以外にも、日本語でいう「すいません」という呼びかけとしても使われています。ですから逆に、急に"Hello !"と声をかけられた時は、単にあいさつをしてくれているのではなくて、自分が何か忘れ物をしているとかで、呼び止められている、という可能性を考える必要があります。
というわけで、どんな時でも"Excuse me"とは限らない、という話をしてきましたが、逆に"Excuse me"が意外な場面で使えるという場合もあります。例えば、会話で相手の言葉が聞き取れなかったとき、"I
beg your pardon ?"などの使い慣れない言葉を使わなくても、"Excuse me ?"とか、"I'm
sorry ?"(どちらも語尾を上げるのを忘れずに!)などでも十分自然な感じの会話になります。まぁこの表現は、我々英語の苦手な人間にとって、現地に着く前から飛行機の中で何度も聞かされるはめになるのですが・・・。
何事も自己チューに考える...という意味ではありません。英語というのは、日本語と違って、ほとんどの文章で「主語」が必要になります。同じ意味の文章でも、何を主語にして作るかによって構文が変わってきますが、この主語の選択を誤ると、後に続く文章を作るのがとんでもなく難しくなってしまう場合もあります。とりあえず、旅行中に必要になるような文章は、まず
"I" を主語にして作れないか考えてみるのが一番早道だと思います...という意味での"I中心"です。
例を挙げてみましょう。駅で列車に乗るとき、「この列車は○○駅に停車するのか」というのを駅員さんに尋ねる場合を想定します。主語をそのまま「列車」にした場合、「(...停車する、って何て言うの?...ストップ?じゃあ、"stop
○○"?それだと駅が列車を止めるみたいだから、「に」が必要?「に」は "in"?それとも "at"?...まぁそれは置いといて、とりあえず疑問文だから、"Is
this train ... "いや違う、一般動詞で、主語が3人称単数だから、"does"をつかって...)ダズ ジス トレイン...?」...これだけ迷いながら発音していては、通じるものも通じなくなってしまいます。少々誇張のしすぎかも知れませんが、主語によっては、その主語特有の動詞を知っていなければならない場合もあり(「列車」の「停車する」など)、活用などもあって厄介です。
次に "I" を主語にして作ってみます。結論から言うと、「I would like to go to ○○...Can
I take this train ?」ぐらいになるでしょうか。文法的には全然正確ではなく、完全な訳にもなっていませんが、「Lesson1」の発音方法を取り入れて、地名の部分をハッキリと言い、列車を指差したりしながら話せば、多分通じると思います。文章のポイントとしては、お気付きかと思いますが、文を2つに分けています。まず、最初の文で、「自分がどうしたいのか」ということをハッキリと宣言します。旅行中の会話なら、ほとんどの場合はこの「目的」にあたる部分があるはずです。この文を作る上で便利なのが"would like
〜"の表現です。"want"でもいいのでしょうが、丁寧に言っておくに越したことはないので、そのまま丸覚えしてしまうといいでしょう。「何かをしたい」という場合なら後ろに「to+動詞」、「何かが欲しい」という場合なら後ろに欲しい物をそのまま付ければOKです。また、「〜したい」よりも強く、「〜しなければならない」と言いたい場合は、"need"や"have
to"に置き換えても使えます。
察しのいい話し相手なら、この最初の文を聞いただけで、こちらが知りたいことを最初から最後まで教えてくれるでしょう。2つ目の文はこの場合、単なる補足です。最初の文だけで通じそうなら、あえて言う必要もないでしょう。"Can
I 〜"または"May I 〜"の表現はよく使うので、これも覚えておくと便利です。簡単な用件なら、この文だけで十分済ませられます。「〜が欲しい」と言いたい場合、"would
like"を使うより、"Can I have 〜"の方がお手軽かも知れません。「〜しなければなりませんか?」の場合は、"Do
I have to 〜"が一番発音しやすいように思います。
長ったらしい説明になりましたが、結局、主語を "I" に固定しておけば、定番の表現が利用でき、使い慣れた言葉で話すことができます。また、「自分がどうしたいのか」をハッキリさせておくことで、文法的に少々間違えていたとしても、全く見当違いの答えが返ってくる、というような確率は低くなるのではないかと思います。
Lesson5の例文でもさりげなく使っている"take"という動詞ですが、実はこの動詞がかなり重要なポイントになっています。
英和辞典で"take"を引いてみると、思わず「...で、結局何なの?」と言いたくなります。意味が多すぎです。しかし、意味が多いということは、実は何にでも使える便利な単語なのでは...とか思ったりしませんか?
そんな"take"ですが、あえて日本語の単語一語に置き換えるとすれば、「トル」あたりになるでしょうか。一口に「トル」と言っても、使い方は無数にあります。物をトル(取る)以外にも、写真をトル、食事をトル、睡眠をトル、休憩をトル、予約をトル、連絡をトル、責任をトル、指揮をトル、手段をトル・・・。他にもまだまだあります。実は、"take"という単語も、この「トル」と同じような感じで使えるのです。実際、「トル」の用例を挙げた中でも、「写真を撮る」は、"take
a picture"というふうに、正式な使い方になっているものもありますし、そうでないものも、"take+名詞"にしてしまえば、旅行中の会話のレベルならば大概のことは意味が通じてしまうように思います。「トル」の意味を一言で説明するのが不可能なように、"take"の意味を説明するのも不可能かもしれませんが、大体のニュアンスは分かると思います。ですから、文章を作る際に、必要な動詞が思いつかないような場合には、とりあえず"take"で試しに作ってみて、明らかに反対の意味にとられる恐れがあるような場合でもなければ、そのまま使ってしまえば、あっさり会話が成立してしまうことも多いです。例えば、現地の観光ツアーを利用して観光したいけれど、「申し込む」とか「参加する」とかの単語が出てこない、というような場合、"I
would like to take a sightseeing tour..."とか言ってしまえば、何とか通じないこともないと思います。大事なのは、作った文を日本語に訳したら変じゃないか、とか考えないことです。「風呂に入りたい」が出てこなかったら、"I would like to take a bath..." 実はこれは正解の表現だったりします。
私が思うに、ある物事に対して何らかの作用を加える、という場合、大体"take"で何とかなるのではないかと思います。ということは、逆に"take"が通用しない場合というのは、物事を動かさない、何の作用も加えない、というような場合ということになります。そんな場合に使う動詞といえば、"keep"あたりでしょうか。例えば、「このかばんはここに置いといてください」が出てこなければ、"Please
keep this bag here..." この場面で"take"だと、持って行かれてしまうと思いますので...。
あ〜あ、とうとう全否定しちゃったよ…。と思うのはちょっと待ってください。言葉のコミュニケーションの方法というのは、口で直接「会話」するだけではありません。「書く」という方法もあるのです。
例えば、宿泊予定のホテルに、「到着時間が遅くなる予定ですが、予約を取り消さないでください」というような連絡を事前にしておきたい時、どれほど些細な用件でも、それを「電話」で伝えるのは、かなりハードルが高いです。そんな時は、「メール」を送ってしまえば簡単です。ある程度の大きさのホテルなら、ちょっと調べればアドレスはすぐに見つかるはずです。メールなら、文章を作るのに何時間かけようと自由ですし、いくらでも辞書などで調べることができます。電話では、とてもそうはいきません。あと、英語圏以外の場合は、現地語で文章を作成することも不可能ではないですが、直接のコミュニケーションではないため、誤解をなるべく避けるために、やはり手堅く英語にしておいたほうがいいかもしれません。私はそのような場合、メールの最後に一応、「英語でのメールですみません」的な文章を添えるようにしています。
現地でも、「書く」という方法は使えます。その場でメモに書いて見せる、というのもありますが、例えば、列車の座席予約を窓口でしなければならないような場合、旅行出発前にあらかじめ必要事項を書いた文章を作っておいて、それを持っていけば楽です。ただ、1つ気をつけてもらいたいのは、無言で相手に「読め」と言わんばかりに紙を突きつけるだけでは、いくらなんでも失礼です。あいさつはちゃんと済ませたうえで、紙を相手に見せて、できれば文章を指でなぞりながら声に出して読み上げるようにしたほうがいいと思います。いくら拙い発音でも、文章を見せながらなので誤解されることも少ないと思いますし、無言のままよりもずっと好印象だと思います。タイトルには「会話しない」と書きましたが、厳密に言えばそれは違うかもしれません。メールの場合もそうですが、文章で伝えるといっても、あくまでも「相手」が存在するコミュニケーションなんだということだけは、忘れないで下さい。