
「計画編」「準備編」の方も見ていただいた方にとっては同じことの繰り返しになってしまいますが、やっぱり個人旅行の醍醐味というのは、予定に縛られず、自由に行動できることだと思うのです。綿密に計画を立てて、それをその通りに実行することだけに必死になっていたのでは、やっぱり何かもったいないような気がします。
実際に現地に行ってみると、ガイドブックには載っていない面白そうな事を見つけることもあります。逆に、ガイドブックに載っていても、実際には大したことなかった、ということもあります。それはガイドブックが悪いわけじゃなくて、何を面白いと感じるかは人それぞれだから、だと思います。景色などにしても、有名なビューポイントからの景色より、もっと気に入った景色を見つけられるかもしれません。結局、自分にとってベストの旅行をしようと思うなら、現地に行ってから、面白そうなものを見逃さない、という気持ちが大事なのではないかと思います。
また、何を面白いと感じるかは、その時の気分によっても変わります。活発に動き回りたいときもあれば、のんびりしたいときもあるかもしれません。「今日は1日この町でのんびりしたい」という気分であれば、それも全然OKだと思います。外国の町をただ何となくブラブラ歩く、というのも、決して「損」ではないと思いますし、自分がそれで満足できるのであれば、それはきっと思い出に残る1日になるのではないかと思います。逆に、動き回りたい気分のときは、自分だけの穴場を探して貪欲に動き回るのもいいでしょう。ただし、疲れてダウンしてしまわないよう、体調には十分に気を付けて・・・。
現地で使用するお金は、現地での両替の他、日本で準備しておくことも可能です。ただし、日本で手に入れることができるのは紙幣のみで、硬貨は普通、取り扱われていません。現地に到着した時点では、ただ紙幣だけを持っている状態ということになります。
ですが、現地での滞在中は、小銭が必要になる場面が多く出てきます。例えば、チップを渡したい時など、お釣りをもらえない、またはお釣りをもらうのも気が引けるような場合などです。また、スーパーマーケットのショッピングカートなど、コインを投入口に入れないと使用できない物もあります。まあそれぐらいなら、別に緊急を要するほどのことはないんですが、一番大変なのが「トイレ」です。海外の公衆トイレは有料の場合が多く、入口で係員が徴収していたりしますが、中には、ドアに料金の投入口がついていて、コインを入れないとドアが開かないようになっているトイレもあります。田舎の無人駅などでそんな状況に出くわし、必要なコインを持っていなかったら、もう大変な事になってしまいます。
そんなわけで、現地に着いたら、まずはある程度の小銭を確保しておいたほうがいいでしょう。といっても、両替所などで「小銭で両替してください」というのを英語や現地語で伝えるのはなかなか大変なので、私の場合、とりあえず空港や駅の売店などでミネラルウォーターの1本でも買って、お釣りをもらうようにしています。
さて、このように旅の始めには重要な小銭ですが、旅を続けるうちに段々と貯まってきます。ですが、最終的に余った分を持ち帰っても、日本円に両替はできません。なので、一定量はキープしつつ適度に使い続け、帰国時にはゼロになる、というのが理想ですが、なかなかそう上手くはいかないものです。空港には、そういった旅行者を見越して、募金箱が置いてあったりしますので、そこにでも入れておくしかありません・・・。
朝起きてカーテンを開けると外は雨・・・。かなりヘコむ状況です。屋外で活動する予定の日であればなおさらです。でも、それで予定を全て中止にしてしまうというのは早計です。ヨーロッパの場合、国によって差はあると思いますが、天気が「雨」の日でも、日本のように1日中雨が降り続く、というのはむしろ珍しいようで、降ったり止んだりを繰り返したり、一時的に降ってすぐに止んだり、という場合がほとんどのようです。
ネットなどで旅行先の週間天気予報などを調べると、日本のサイトだと晴マークがならんでいるのに、現地のサイトだと雨マークが並んでいることがあります。どうやらヨーロッパでは、1日のうちに少しでも雨が降れば天気は「雨」であり、そもそも「雨」とはそういうものだという感覚があるようです。ちなみにヨーロッパのサイトで、雨のときの日本の天気予報を見ると、まるで日本が沈没でもするんじゃないかというような、ものすごい雨マークがついていたりすることもあります。
少し話がそれましたが、結局、朝起きて雨が降っていても、日本の場合ほど深刻に考える必要はない、ということです。外をよく見ると、現地の人はみんな傘も差さずに平気で歩いていたりします。多少の雨ならば、思いきって予定を強行しても、勝算は十分にあると思います。雨はすぐに止むかもしれませんし、目的地は晴れているかもしれません。仮に雨が止まなかったとしても、ホテルでじっとしているよりはずっと有意義だと思いますし・・・。ただし、言うまでもないことかもしれませんが、山などに出かける場合は、危険を伴う場合がありますので、絶対に無理はしないでください。

大都市や観光客の多い町などでは、観光客向けに、博物館などの観光施設のフリーパスと市内交通の乗り放題がセットになった周遊パスを発売していることがあります。有効期間は24時間のものが多く、町によっては48時間、72時間などのパスが発売されている場合もあります。
値段は町によっていろいろです。その町での行動予定が決まっている場合は、かかる費用を計算してみて、パスのほうが安くつくなら当然買っておくに越したことはありません。また、逆に予定が決まっていない場合にも、パスがあれば気分次第でいつでも好きなところに行けるので便利です。パスを買うと、けっこう立派なパンフレットが付いてくることも多いので、それを参考に予定を立てることもできます。そして、一度買ってしまえば、後はお金の事を気にせず、興味の湧いた場所をどんどん回ることができます。そういった意味では、個人旅行にピッタリのアイテムであると言えるかもしれません。
パスは多くの場合カードになっています。町によってはプラスチック製の立派なカードの場合もあり、そんなカードならば、町を巡った記念品として、自分にとっての良いおみやげにもなります。採算がとれるかどうかは別にしても、とりあえず買ってみて、各地のカードをコレクションしてみるのも面白いかもしれません。
パスは観光案内所などで売っています。観光案内所といえば個人旅行に欠かせない施設ですが、慣れないうちは何となく入りにくいものです。しかし、パスの購入という用向きがあれば、気分的に多少は入りやすくなるので、観光案内所に親しむ良いきっかけになるかもしれません。
海外旅行といえば、時差ボケを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。現地に到着して早々、時差ボケで体調不良、というのでは、いきなりテンションも下がるというものです。
私が行っている時差ボケ対策はただ1つ、それは、「飛行機に乗ったら、まず時計を合わせる」ということです。もちろん到着国の時間にです。「飛行機に乗ったら」というのは、乗る前に合わせてしまうと、計算を勘違いして飛行機に乗り遅れてしまう、という可能性がないとも限らないからです。同じ理由で、他の国で乗り継いで目的国に向かう場合は、目的国ではなく乗継国の時間に合わせておいた方がいいでしょう。
時計を到着国の時間に合わせたからといって、もちろん体がすぐに時計の通りに動いてくれるわけではありません。夜中の時間なのに眠れない、というのはむしろ当然のことです。でも、眠れないからといって、気にすることはありません(気にすると余計眠れなくなりますし…)。「眠る時間だ」ということを自覚し、眠ろうと心がけてさえいれば、たとえ結果的に眠れなかったとしても、それはただの「寝不足」です。最初の夜にホテルでぐっすり眠れば治ります。でも、日本時間のまま行動し、現地に着いたら深夜のはずがまだ昼過ぎ、という状態では、体のリズムが乱れ、完全な「時差ボケ」になります。この差は大きいです。
なお、頭では時差ボケを回避できたつもりでも、体の方はそうでない場合があります。特に消化器系は、機内でろくに体を動かしてもいないのに機内食などを食べ続けているため、混乱気味かもしれません。ですから、到着した日は特に食べ過ぎに注意し、食欲がなければ食べない、というぐらいでもいいかと思います。初日に食べ過ぎると、旅行期間中ずっと胃がもたれたまま、というようなこともありますので…。まあ体の状態には個人差がありますので、自分の体調とよく相談して行動してください。基本は、何事も無理をしない、ということです。
早寝早起きは体に良い、と言われていますが、旅行時には特に強くお勧めします。普段は夜型人間、という方も、時差調整でリセットされているはずですので、それほど難しいことではないと思います。
私が早寝早起きを推奨する理由は、体調管理に限ったことではありません。他にも多くのメリットがあるのです。早寝早起きとは、言い換えれば、睡眠は日が沈んでいる間にとり、日が昇っている時間を最大限に活用する、ということです。夜は早く寝るに限ります。国によって程度の差こそあれ、夜に出歩くのは危険、というのは万国共通の常識です。出歩いたところで、夜遅くまで開いている施設はそれほど多くありません。夜景を見たい、などの特定の目的があれば別ですが、それでも深夜までかかることはないでしょう。ホテルに帰ってテレビをつけたところで、面白い番組をやっている可能性は低いでしょう。まあ現地の言葉を余裕で聞き取れるのなら話は別ですが・・・。
朝早く起きて行動を開始すれば、1日に使える時間は長くなります。といっても夜の時間を朝に回しているだけなんですが・・・。それでも同じ出歩くなら夜より日中の方が安全です。まあ絶対安全、というわけではありませんが、少なくとも夜よりはマシですし、万が一何か起こったとしても、視界が確保されていたほうが警戒、防御も楽になります。それに、早朝の町を歩くというのは、とても気持ちが良いものです。いつも大量の観光客でごった返しているような町でも、早朝であれば観光客の姿はそれほど見当たらず、その町の「素顔」に触れることができます。これは是非お勧めしたいです。
そういうわけで、早起きの価値は、タイトルには「3ユーロ」と書きましたが、私としては30ユーロでも足りないぐらいの価値があると思っています。普段から早寝早起きするに越したことはないのですが、せめて旅行に行ったときだけでも、早寝早起きに努めたいものです。
旅行中の体調を管理するうえで最も注意しなければならないのは、気温の変化です。日本だと、夏は暑く、冬は寒いのが1日中続くのが普通ですが、外国ではそうとも限りません。国によっては、夏でも朝晩や雨の時などにかなり冷え込んだりする場合もあります。
気温の変化に対応するために、上着は必ず用意しておき、重ね着によって小まめに調節しましょう、というのはほとんどのガイドブックに書いてあると思いますが、せっかく上着を持って来ていても、スーツケースの一番奥に突っ込んでいたりしたのでは、わざわざ取り出すのも面倒なので、ついつい我慢してしまいがちになります。また、ホテルの部屋に置いたまま外出した、というのではどうしようもありません。
大切なのは、日本と同じ感覚で油断してしまわないことです。たとえ出発の時点でかなり暑かったとしても、天候が急変することも考えて、上着は用意しておくべきです。それも、いつでもすぐ取り出せる場所に、です。一旦無理をして、風邪でもひいてしまったら、それこそ旅行が台無しになってしまいます。
もっとも、上着は荷物になるというのも事実なので、必要になった時点で現地で購入する、という手もあります。ただし、田舎の方を旅行している場合など、すぐには手に入らない場合もありますが・・・。寒さが予想以上で、持って来た装備では足りなかった、というような場合は、お土産も兼ねるつもりで現地での購入も考えてみてください。
初めて外国の街で歩き始める瞬間というのは、期待と不安が入り混じった、何ともいえない気持ちになるものです。私の場合、車の免許を取って初めて一人で運転した時と同じような気持ちになりました。それはやはり、「安全性」というのが大きな不安要素になっているからではないかと思います。
海外は日本より危険だ、というのは一般的に言われていることであり、実際そうかもしれません。「防犯対策を、何か忘れていないだろうか」とか考えて、周りをきょろきょろ見回しながら歩いてしまうかもしれません。しかし、そんな態度を表に出してしまっては、逆に、狙ってくださいと言っているようなものです。また、物珍しさからあちこちよそ見をしながらダラダラ歩くのも、同じように危険です。
一番の安全対策は、周りのペースに合わせて、人の流れに溶け込んで歩くことだと思います。別にゆっくり歩かなくても、街の景観は十分に味わうことができますし、むしろ流れに溶け込んで歩いていた方が、その街の雰囲気を直接肌で感じることができると、私は個人的には思っています。
人の多い場所では、例えば地図を見たい場合でも、道の真ん中でいきなり立ち止まって、というのは、なるべく避けた方がいいでしょう。流れの中で一人だけ浮いてしまうことになり、格好の餌食になりかねません。安心して休憩できそうなベンチなどを見つけて、場合によってはカフェなどに入って、ゆっくり休憩しながら地図を確認するようにしたいものです。そういう場所がなければ、とりあえず人通りのある場所から離れないようにしつつ歩き続けた方が、まだ安全かもしれません。
どこか目的地に向かって歩く場合、行きは迷わずたどり着けても、帰りに迷ってしまうことがあります。だいたい行きのルートは事前に地図で確認するものですが、帰りまではおろそかになりがちです。分岐路の形状から、行きは一本道に見えても、帰りは複雑に分岐している場合もあります。帰りのルートもしっかり確認しておきましょう。そういう私も、随分これで引っかかっているのですが…。
丘の上など、高い所の目的地を目指す場合は要注意です。特にヨーロッパでは、古城などの観光名所は、その目的上、高い場所にあることが多いので、ヨーロッパを観光するならば、上り坂は避けて通れません。さて、高い所にある目的地は、道中見えていることも多く、とりあえず上へ上へと登っていけばいいので、比較的迷う可能性は低いです。しかし、帰り道は、進路の可能性として、360度すべての方向が存在するわけです。下手をすると、ちょっとした勘違いで、丘をはさんで反対側に降りてしまう、ということも十分起こり得るのです。そういうわけなので、坂道を登り始める前に、帰りのこともちゃんと準備できているかどうか、もう一度確認してみましょう。
どんなに気をつけていても、道に迷うことがあるかも知れません。と言うか、多分迷います。初めて訪れる、しかも外国の街で、絶対迷うなと言う方がそもそも無理な話なのです。だから、迷ったとしても、まず取り乱さないことが第一です。
歩いている途中で、「ひょっとして反対方向に来ちゃってる?」と思った場合、直ちにUターンして引き返すのは必ずしも得策とは言えません。特に長い距離を引き返す必要がある場合、「引き返してみたけれどやっぱりさっきの道であってるんじゃないの?」というようなことになると、歩く気力が完全に失せてしまい、かなり危険な状態になります。
道に迷っている可能性を感じた場合、とりあえず、その時点の現在地にはいつでも戻れるように、それ以降に自分が進む道についてはしっかり記憶しておくようにします。「歩き方の基本」の項で書いているように、安全に地図を見られる場所があれば地図を確認しますが、そうでなければ、そのまま何事もなかったように歩き続けます。立ち止まっていては危険です。ただ、普通に歩きながらも、道路脇に案内表示などがないかどうか注意しておきます。現地の言葉が分からなくても、何らかの参考にはなるはずです。観光地などであれば、ほとんどの場合は案内表示に従っていれば無事に帰ることができます。
本当にどうしようもなくなってしまった場合は、通りすがりの人に聞く、など、多少危険な非常手段をとることになりますが、大切なのは、その非常手段さえ使えなくなってしまうような状況を作らないことです。例えば、家も人影もないような道を歩き続けているうちに日が暮れてしまった、というような状況は絶対に避けなければなりません。自力で道を探すのが無理だと判断したら、わかっている場所まで戻り、取り得る手段の選択肢が多いうちに対策を練るようにしましょう。
「空港には出発時間の2時間前までに着いておきましょう」というのは、海外旅行に関するどのガイドブックにも書いてあることです(国によっては「3時間前」などの場合もあります)。なので、もう聞き飽きた、という方もおられるでしょうが、それでもあえてここで書かせてもらいます。
実際に2時間前に空港に着いても、暇を持て余すことのほうが多いです。特に早朝など、混雑度の低い時間帯の出発便では、1時間前でも余裕で間に合いそうな場合もあり、そういう時間帯の飛行機にばかり乗っていると、「2時間前」というのはいかにも大袈裟な感じがしてしまいます。
でも、そのような気持ちで混雑時のターミナル空港などに行ってしまうと、その凄まじい光景に愕然としてしまいます。何本もの果てしなく長い行列がぐちゃぐちゃに入り組んでいて、それぞれの最後尾がどこにあるのかも分からず、自分が並ぶべきカウンターの行列がどれなのかも見当がつきません。ようやくチェックインを終えたかと思うと、今度はセキュリティチェックの行列です。最近は特にセキュリティが強化されていますので、金属探知機が鳴らない人のほうが珍しかったりします。こうして搭乗ゲートに着いたときには、もう搭乗時間ギリギリで、一休みする暇もなく飛行機に乗り込み、そのまま長い長いフライトへ・・・。ちゃんと2時間前に着いていてもこんな状態のときもあります。もっと遅く着いていたら、飛行機に乗り遅れてしまうかもしれません。
混雑時以外でも油断は禁物です。他の交通機関ではほとんど有り得ませんが、飛行機の場合、気象状況などによって到着時間の遅れが予想される場合に、到着地での乗り継ぎに支障が出ないように、出発時間を早めて定時に到着するようにする、というようなことも行われます。また、出発時間変更とまではいかなくても、搭乗ゲートの変更などは珍しいことではなく、当たり前のように行われています。時間に余裕がないと、そういった変更のたびに慌てて対処しなければならず、余計な気苦労が増える一方です。
万一飛行機に乗り遅れるようなことがあると、旅行の計画全体が台無しになってしまい、帰りの飛行機に乗り遅れたような場合は、旅行以外にも影響が及んでしまいます。いずれにしても大損害は必至です。日程を切りつめて旅行したい場合でも、飛行機に乗るための時間だけは、絶対に充分確保しておくようにしましょう。
気ままにヨーロッパを旅行しようとするときには、各路線に乗り放題の鉄道パスは非常に便利です。寄り道や途中下車なども自由にできますし、混雑していることが多い切符売場の窓口に並ばなくてもいい、というのも大きなメリットの1つです。
ただし、鉄道パスを持っていても、一度は窓口に並ばなければなりません。ほとんどの鉄道パスは買ったままの状態では使えず、窓口で「ヴァリデーション」という手続をして、スタンプを押してもらわなければなりません。この手続は、なるべく早めに済ませておくことをお勧めします。どの窓口で受け付けてもらえるのか確認する必要がある場合もありますし、窓口が混んでいると列車に乗り遅れるおそれもあります。手続は当日でなくてもできるようですので、翌朝早くに出発するような場合は、前日に済ませておいた方が無難です。早朝には窓口が閉まっていたりすることもありますので・・・。前日に手続をする場合は、今日ではなく明日から使用する、ということだけはハッキリと告げておく必要があります。
手続の際には、パスポートが必要なことが多いですので、用意しておきましょう。基本的に鉄道パスは、パスポートも一緒に所持していなければ無効ということになっています。まあ実際に車内検札でパスポートの呈示まで求めらる事はまずありませんが・・・。(一度、新米の車掌さんが教育係の車掌さんと一緒に検札に来て、勉強のため、みたいな感じでパスポートの呈示を求められた事がありました。)また、券面には、署名欄やパスポート番号の記入欄などがありますが、あらかじめ記入してあるとかえって怪しまれる場合があるらしく、ヴァリデーションの時には白紙の状態で提出したほうが良いようです。記入を求められればその場で記入し、何も言われなければ、手続が終わってから列車に乗るまでの間に記入しておきましょう。
一定期間内で日にちを自由に指定できるパス(フレキシーパス)の場合は、その日に最初に列車に乗る前に、日付を記入しておく必要があります。うっかりすると忘れそうですが、検札時に記入がないと不正乗車になりますので注意しましょう。旅行中に筆記用具というのは案外使わないものですが、鉄道パスを使う場合は、かばんにボールペンの1本ぐらいは入れておきましょう。
(追記:最近では、日本の旅行会社でもヴァリデーションの手続ができるようになっているらしいです。現地で手続するのが不安な場合は、確認してみるといいかも知れません。)

この項では、鉄道の利用について、ガイドブックなどを読んで分かっているつもりでもつい忘れてしまいがちなことを紹介します。
・扉は自動ではありません!
日本では電車の扉は勝手に開くのが当たり前ですが、ヨーロッパなどでは自分で開けるのが普通で、それは特急列車でもローカル線でも同様です。開け方は、ボタンを押すだけのものから完全手動でハンドルを回さなければならないものまで色々です。中には、列車の内側にはノブがなく、降りるときには小窓を開けて外側に腕を伸ばし、外のノブを回さなければならないような車両もあります。降り方が不安なときは、自分が降りる駅より前に他の人が降りるのを観察しておけば、降りる時になって慌てずに済みます。
・その席、予約席じゃありませんか?
日本の列車は、指定席の車両と自由席の車両が別々になっていますが、ヨーロッパでは別れていないのが普通です。予約されている席には、荷物棚や背もたれのところに、予約区間が書かれた札が挿まれています。空席があるとつい安心して座ってしまいがちですが、他人の予約席に座ってしまわないように注意しましょう。また、始発駅から乗るような場合、到着した列車にすぐに乗り込んで座っていると、後から車掌さんが予約札を入れに来る場合がありますので、そういう時は他の席に移る必要があります。
・時刻表も国によりけりです
駅に掲示してある時刻表の形式も国によって違いますが、日本のものよりも詳しい情報まで書かれていることも多く、慣れてくると便利です。ただ、一つだけ気をつけなければならないことがあります。それは、日本のように「出発時刻」が書かれたものの他に、「到着時刻」が書かれたものが存在するということです。出発時刻表と到着時刻表はだいたい2枚並べて掲示されているので、見間違えないよう注意が必要です。列車を待っている間などに、何気なく時刻表を眺めていると、「あれっ、予定と違う!」と、一瞬焦ってしまうことがあります。
・長〜いホームに要注意!
ターミナル駅などではホームがやたら長いことがあり、前の方と後ろの方で別のホームの扱いになっていることがあります。同じ1番ホームでも、1A,1Bなどと表記されていて(表記されていない場合もあります!)、別々の列車が停まっていたりします。自分が乗る列車が来るはずのホームに貨物列車が停まっていて、「いつになったら自分の乗る列車が来るんだろう?」などと思いながら待っていると、実はすでにその列車はホームのずっと前の方に到着していた、などということもあります。
計画編でも紹介していますが、外国でバスを移動手段に使うのは、難易度が高いです。多くの場合、車内アナウンスなどありませんので、一体いつ降りればいいものやら分かりません。それでも、行きたい場所へ行くために、どうしてもバスを使わなければならない場合もあります。そんな時のために、私が実際に使っている、悪あがき(?)を紹介します。
まずは、時刻表を使う方法です。時刻表検索サイトで経路を検索した際、サイトにもよりますが、表示されるバスの便名などをクリックすると、下図のような、各バス停の到着時刻が記載された時刻表が表示されることが多いです。この時刻表を使ってまず考えられる方法としては、時計を見ながら到着予定時刻のあたりで降りる、というのがあります。ですが、下図の例のように1分以内にいくつものバス停を通る事も珍しくはありませんし、第一、1分程度の遅れなんてものは、別に外国でなくても普通にあることなので、この方法だけに頼るのは難しいです。他の方法としては、窓から外を見て、通過するバス停の数を数え続ける、というのがあります。この方法も、途中のバス停が2〜3箇所ぐらいなら何とかなるかもしれませんが、長距離になるとかなり大変ですし、見落とす可能性も高いです。せっかくのバス旅行で、景色を楽しむ余裕もありません・・・。そこで、さらに高度(?)な方法として、各バス停の到着時間に着目したやり方があります。例えば、下図の例で、1番目のバス停で乗って9番目で降りたい場合です。ほとんどのバス停間の距離は、1分もかからない程度ですが、1箇所だけ、6番目と7番目のバス停の間が、5分もかかっています。つまり、窓の外を見ていて、しばらくバス停が無いなぁ〜、と思ったら、次のバス停が7番目、ということになるので、その2つ先のバス停で降りればいい、ということになります。まあ、これも完璧な方法とは言い難いですが、最初の2つの方法と組み合わせれば、少なくとも、今大体どの辺りを走っているのか、ぐらいは推測できて、気分的に少しは楽になります。
時刻表の他には、地図が役に立ちます。時刻表検索サイトの中には、行程全体の略図や、到着地付近の地図を表示できるようになっているものもあります。もちろん、そんな地図があっても、現在地図上のどこを走っているのか完全に把握し続けるなんてことは不可能ですが、少なくとも、目的地が「幹線道路から脇道に入ってすぐのバス停」といった程度の情報ぐらいは得ることができます。さらに、最終兵器(?)として、グーグルの航空写真を使うという手があります。他の用途であの航空写真を使っておられる方も多いと思いますが、実はあのサイトで外国の航空写真も見れるんです。時刻表サイトの地図と符合させることができれば、「鉄道の踏切を越えて最初のバス停」とか、「牧場の中に1棟だけ建っている大きな建物の横のバス停」とかいった具合に、目的地がさらに見つけやすくなります。
・・・と、まあ、いろいろ書いてきましたが、どれも結局は、気休め程度に過ぎないかもしれません。ですが、行きたい場所があるのに、バスでしか行けないから諦める、というのは何とももったいない話です。ここで書かせてもらった事もご参考に、ぜひ、自分なりの攻略法を編み出して、バス旅行にも挑戦してみてください。まあ何とかなりますから!多分・・・。

外国を旅行するとき、ホテルでのチェックインとチェックアウトというのは、我々英語の苦手な人間にとっては大きな難所の一つですが、避けて通ることはできないので、ここが最大の踏ん張りどころと思って、持てる語学力の全てを駆使して頑張るしかありません。といっても、手続自体は日本のホテルと大差ありませんので、あまり気負う必要はありません。落ち着いて話を聞いていれば、何を言っているのか大体予想することもできます。旅行好きの方ならご存知かと思いますが、予約と実際の内容が違っている、というようなトラブルは、日本のホテルでもそう珍しいことではありません。相手もプロですので、大概のことは何とかしてくれるでしょう。だから、何も取り乱す必要はありません。
チェックイン時には、まず予約の有無、氏名を伝えます。旅行会社でバウチャーをもらっている場合は、とりあえずそれを見せながら話すのが手っ取り早いでしょう。宿泊人数、部屋のタイプ、そして宿泊日数は、しっかり確認しておきましょう。多くの場合、宿帳に氏名と住所の記入を求められます。住所を英語で書くというのは意外と戸惑ったりするものなので、一応事前に確認しておくとよいかもしれません。あと日本と違うところといえば、クレジットカードの提示を求められることがあるということぐらいでしょうか。他には、喫煙室か禁煙室かの希望を聞かれたりすることもあります。
チェックアウト時には、ミニバー使用の有無などを聞かれ、精算に移ります。ミニバーやルームサービスの使用がなく、料金先払いの場合は、何もないはずなんですが、そこで何か言われると、さすがにドキッとします。ひょっとすると旅行中で一番焦る瞬間かもしれませんが、払う必要のないはずの請求がきたような場合は、キッパリと拒否しましょう。
「ホテルなんてベッドがあれば十分」という考え方もあります。そういう場合、部屋の設備に多少の不備があっても別にどうでもよく、自分が使わない設備ならば、わざわざクレームを言う必要もないように思えます。しかし、必ずしもそうとは限りません。場合によっては、ホテル側から、自分が壊したり盗んだりしたように疑われ、トラブルになる可能性もあります。目立った不備があれば、必要あるなしにかかわらず、とりあえず申告しておいたほうがいいでしょう。
これは私も実際に経験したのですが、部屋のミニバーなどについても同じようなことが言えます。連泊したホテルで、ミニバーに飲み物以外に菓子なども置いているのですが、1日目に無かった菓子が2日目に置いてあって、まあ1日目は係の人が置き忘れたんだろう、と別に気にしていなかったのですが、チェックアウト時に、私が1日目にその菓子を食べたものとして代金を請求されました。その時はたかが菓子1個だったので、誓約書にサインするだけで事は済みましたが、もっと高価な物だったらややこしい問題になっていたかもしれません。まあさすがにそこまでチェックはやってられませんが、気づいた時ぐらいは前もって言っておいたほうがいいでしょう。
日本のビジネスホテルの場合、風呂は大抵決まりきったユニットバスですが、外国の場合は形状も色々です。多いのはバスタブ無しのシャワーのみ、というパターンですが、時には予想外に大きな浴室付の部屋に当たったりして、うれしい思いをすることもあります。
さて、入浴する上で最も気をつけなければならない事は、やはり水が浴室外に漏れてしまわないようにする事です。シャワーのみの浴室の場合、排水口の水はけが悪いと、床面にお湯が溜まって、それが客室の方に流れていってしまう恐れがあります。足元が水浸しになっていても、自分がシャワーを浴びている間は案外気付かないものです。特に床面に段差がほとんど無いような場合、お湯を出し過ぎないようにして、最初のうちは様子を見ながらシャワーを浴びた方が無難でしょう。
バスタブ付きの浴室の場合でも油断は禁物です。シャワーを浴びるだけならまず大丈夫だと思いますが、お湯をはる場合は要注意です。やはり日本人たるもの、お湯にゆっくり浸かってこそお風呂だと思ってしまいますが、外国の浴槽は、必ずしもお湯をはる事を前提として作られているとは限らないのかもしれません。浴槽の内側にカーテンを引いていても、浴槽の隅っこから知らない間にお湯がドバドバと溢れ出ていたりします。そうなってしまうと、もうお湯は浴室の外に向かって一直線です。私も一度このパターンでえらい事になりかけた経験があります。入浴中というのはどうしても気が緩んでしまいますが、最低限これぐらいの事は気を付けておいた方がいいでしょう。
バスタブの有無などの大きな違いだけでなく、お湯の出し方などもホテルによって色々です。服を脱いで浴室に入り、いざシャワーを浴びようとして使い方が分からない、といった事態になると、また服を着直してフロントに問い合わせる、というのも面倒極まりないですし、結局裸のままで考え込んでしまう、という、何ともみじめな結果になります。私はとりあえず、部屋に着いたらまず風呂の使い方だけは必ずチェックするように心掛けています。
「エレベーターに乗る」といった、ほんの些細な行動にも、国によって違いがあったりします。エレベーターは色々な建物にありますが、やはり一番お世話になるのはホテルだろう、ということで、ここにこの項目を挙げています。
・「1」イコール「1階」ではありません!
よくアメリカ英語とイギリス英語の違いとして、イギリスでは"first floor"は2階のことで、1階は"ground
floor"と言う、という例が紹介されますが、イギリスに限らず、ヨーロッパでは「1」が「2階」を示す国が多いようです(具体的にどこの国がそう、というところまでは分かりません。あしからず・・・)。しかしこれが、たとえ事前に分かっていても、いざ現地に行ってみると、ついつい忘れてしまうものなんです。ホテルでも、自分の部屋に行く時は大体部屋番号の頭の数字がエレベーターのボタンの数字なので間違えないのですが、外出するときにはつい「1」を押してしまいがちです。「1階」のボタンは、大体その国の言葉で1階を示す単語の頭文字が書かれていますが、「1」の下あたりにあるボタンを押しておけば多分大丈夫でしょう。まあ間違ったとしても、別に大した問題ではないんですが・・・。
・「閉」を押すのは日本人だけ?
本当に些細な話なんですが、日本ではエレベーターがある階に止まり、人の乗り降りが終わると「閉」ボタンを押すのが一般的です。ボタンの所に立っていて「閉」ボタンを押さないと、「何ボケッとしてるの?」という目で見られたりします。しかし、これは世界共通のルールではありません。むしろ「閉」をわざわざ押すほうが少数派のような気もします。これも具体的にどこの国がどう、とまでは言えませんが、とりあえず自分から率先してボタンを押しにいかず、周りの様子をうかがっておいたほうが、恥をかかずに済むでしょう。そもそも、「閉」ボタン自体が存在しない場合も多いですが・・・。あと、ドアが閉まるまでの時間も色々ですが、日本よりも早い国も多いようで、それも「閉」ボタンを不要にしている要因かもしれません。そういう場合は、逆にもたもたしてドアに挟まれたりしないように気をつけなければならないかもしれません。
・ルームキーが必要な場合もあります
ホテルのエレベーターでは、セキュリティの観点から、部屋のカードキーをエレベーター乗り場かエレベーター内のカードリーダーに通さないと、自分の部屋の階のボタンが押せないようになっている場合があります。知らないと結構焦りますので、部屋の鍵がカードキーの場合は、その可能性を頭に入れておいた方がいいでしょう。チェックインで鍵を渡される時に、「エレベーターがどうのこうの・・・」と言われたような気がした時は、大抵の場合はその説明をしてくれている・・・と思います。まあ最近は、日本でもたまにそういうホテルがあったりするので、そのうちこれは当たり前の事になっていくのかもしれませんが・・・。
旅といえば写真がつきものです。旅先で美しい景色や珍しい物を見かけたら、写真に残して旅の思い出にしたり、友人に見せたりしたいと思うのが心情でしょう。でも、せっかく現地にいるんですから、まずは自分の目にしっかりと焼き付けて、写真を撮るのはその後でいい、と個人的には思っています。
それはさておき、海外旅行において、写真を撮っている時間というのは、とても危険な瞬間だということは頭に入れておかなければなりません。写真を撮りたいと思う時というのは、大体は最初に書いたように美しい景色や珍しい物を見かけた時なので、それに目を奪われて警戒心が薄くなりがちです。さらに、カメラのファインダーやディスプレイに神経を集中させてしまうと、周囲が見えなくなり、不審人物などが近付いてきていても気付けなかったりします。第一、カメラを構えている、という時点で、自分が観光客であるということを周囲にアピールしているのと同じなので、スリやひったくり等の格好のターゲットになってしまいます。
とはいっても、危険だから写真は撮らない、というのはやっぱり面白くありません。大事なのは、カメラを取り出す前に、自分にこれからスキができるんだ、ということを認識しておく、ということです。そうしていれば、写真を撮る前に、自然と周囲の安全確認などもできるようになるでしょう。カメラを取り出してから撮る場所を探してモタモタするのも避けた方がよいでしょう。特に街角で写真を撮るような場合、道の真ん中で長い時間立ち止まっていては、危険とかいう以前にジャマです。周囲の迷惑を考えずに写真に没頭するというのは、「旅行者」というもの全体のイメージを悪くすることにもつながるので、絶対に避けたいものです。周囲の流れを乱さない程度にゆっくり歩きながら写真を撮りたい場所とカメラを構えられる場所を探し、サッとカメラを取り出してサッと撮ってしまう、というのが、街角での理想的な写真の撮り方だと思います。
ハッキリ言って、私は写真に関してはド素人です。それは、私の旅行記や、「オススメTOWN紹介コーナー」の写真をご覧いただければ明白だと思います。そんな私が写真のテクニックを語るのも馬鹿げた話かもしれませんが、まあ私の写真も、最初の頃のあまりにも酷い状態から比べれば、少しぐらいはマシになっているのかな、と思えなくもないような気もしているので、少なくとも私と同じような初心者の方にとっては何かの足しにはなるのではないかと思い、あえて書かせてもらうことにしました。
眼前に果てしなく広がる美しい大自然・・・、こんな風景に出合うと、どこをどんな風に撮影しても、それなりに綺麗な写真が出来るのではないかと思ってしまいますが、実際はそれほど簡単ではありません。私も最初の頃は、現像した写真をみて、「あれ?この写真って、一体何を撮りたかったの?」と、撮った本人が分からなくなってしまうようなことがよくありました。やっぱり、いくら写真が現実の風景そのままを写せるといっても、実際に自分の目で見る景色にはかないません。まあ、だからこそ「旅行」という行為に意味があるわけですが・・・。それでも写真を綺麗に撮りたいと思うならば、やはりそれなりに「写真」というものの特性を考えながら撮る、つまりは「テクニック」みたいなものが必要になってきます。
写真の最大の制約は、目の前に広がる景色の一部分しか写せない、ということです。そこで、景色のどの部分を切り取るか、その枠の設定場所が重要になります。では実際にどのような部分を切り取ればいいのか、という話になると、それは本物のテクニックの話になってくるので、とても私ごときが立ち入れる領域ではないのですが、経験上から言ってしまうと、構図的に水平や垂直の線ばかりが並んでいるよりも、色々な角度の線が取り込まれている方が、見栄えのいい写真になるような気がします。まあその辺は、特にこだわるのでなければ、ある程度自分の好みでいいと思います。少なくとも、何も考えずに撮るよりは、枠を意識して撮った方が、自分で納得がいく写真が撮れる確率が高いと思います。設定した枠のイメージは、シャッターを押す前に、ファインダーで確認することができます。最近のデジカメは、大きなディスプレイが付いている物も多く、より確認がしやすくなっています。ディスプレイに映っている景色があまりパッとしないような場合、まあいいや、と思ってシャッターを押すと、出来上がった写真はやっぱりパッとしないことが多いです。
あと、枠が決まったら、枠の中全体をざっと見渡して、余計なものが入り込んでいないか確認します。直接目で見ている時は、見たい部分にだけ神経が集中しているので、手前に何かがあってもあまり気にならないものなのですが、写真として1つの平面上に写し込んでしまうと、手前の茂みや人影などが、写真の雰囲気を壊してしまうことがあります。カメラの向きや立ち位置などを微調整して、余計なものを写さないように注意しましょう。
というわけで、まずは枠の位置を決めて、次に枠の中をチェックする、それを意識するだけでも、何も考えずに撮るよりは随分マシな写真が撮れると思います。まあ客観的に見た出来栄えはともかく、少なくとも自己満足はできると思いますので・・・。