Petit Voyage 3

飛騨高山
 
hidatakayama  2004.3.12-3.13
最近、小旅行派になりつつあります。
 今時珍しい、職場旅行に参加して、今度は飛騨高山へ。 
 
 実は自分は、山嫌い、冬嫌いのため、このくそ寒い時期に寒いところへ出かけるなど、考えたこともない。

 とはいっても、職場の旅行は仕事の一部みたいなもの。
 自己主張する元気もないので参加した。

 一日目は、高山への道中の岐阜県は益田郡の禅昌寺拝観。
 14世紀に開創されたという由緒ある寺院だが、おそらくこのお寺の目玉は、雪舟の「大達磨像」のまさに目玉であろう。八方睨みの達磨といわれる、誰もが美術の教科書なんかで見た事のある図である。

 また、裏庭?には、推定樹齢1200年余りの大杉が聳える。余りにも高くて、寺院の中からは天井が見えないほど。 周囲は12Mもある。
 
 ただ、一本だけ聳える大木は、少し寂しげだった。

 次ぎに訪れたのは板蔵というところで、飛騨高山らーめん工場がある。
 らーめんの試食もあるが、どういうわけか、そこには西部警察のコーナーが設けられていて、西部警察グッズの販売や、石原裕次郎の出演映画のチラシの展示なんかがある。一体どういう関係やねん??と訝る私達だったが、その時はとうとう因果がわからずじまいだった(→後で調べたら、どうやら、北海道の裕次郎の記念館でしか食べられないとか言う「西部警察ラーメン」を作っているのが板蔵だそう)。
  
 その晩は、新穂高温泉 「山月」という旅館に泊まった
 
(岐阜県吉城郡上宝村新穂高温泉 穂高荘山月  TEL/ 0578-9-2036)  

 
雪国独特の梁の多い素晴らしい造りの旅館だった。掘り炬燵付きのお部屋も広広。
 樹齢500年の欅を梁に組み込んだ玄関の造りも、是非お見逃しなく。

 温泉は、重曹泉なので肌の皮脂を取り除き、美肌に効果的。

 男湯女湯ともに付属の露天風呂あり。ついでに、混浴の露天風呂もある。(水色のタオルを体に巻いて入れるらしい)

 眺めも良く、この時期だと雪景色が部屋からも見られた。

 2日目は、AM8:00出発で新穂高ロープウェイへ。

 寒いし、山だし、朝早いし、なにそれ、と胸のうちでぼやきつつ、頂上まで上ってみれば、気分爽快。

 だって、こんなだったんだもん。
 

 
 

 
とはいうものの、やっぱり寒い。
 写真を撮る一瞬間、手袋を外した端から手がかじかんできた。
 これで真冬に来たならば、一体、どれくらい寒いのだろう。

 雪の上にも降りられる。お年寄りも多かったが、皆さんとってもお元気で、雪の上をがんがん歩いてた。

 印象的なのは、今だ煙を吹く焼岳。日本はやっぱり火山列島なのね。

 また、帰りのゴンドラ内から下方を見下ろすと、カモシカが我々を見上げていた。

 さて、血圧38/90という低血圧の私は気圧が低いのと気温が低いのとで省電力モードのPC並に動きが鈍くなりながらも、美しく気高い山々に別れを告げた。

 次ぎに訪れるは、地酒や赤かぶ付けの世界「赤かぶの里」へ。自販機で試飲させる地酒屋も珍しい。

 さらに飛騨古川で自由散策を行う。
 以前にも訪れたことがあったけれど、古い町並みは、何度見ても素晴らしい。
 維持管理の苦労は、それは大変なんだろうけど・・。
 (とても素晴らしかったのに、写真を撮り損ねた。コーヒー中毒者たる私が、朝からコーヒーを一杯も飲んでいなかったため、すっかり活力が衰えていたからだと思う。コーヒー飲んでたら仲間とはぐれそうな気がして・・。やっぱり集団行動には向いてないね、私)

 仲間の一人に教えられて初めて気付いたが、この町は切絵を看板や標識に使っているらしい。町自体が切絵のように色遣いは簡素で、直線的ながら、とても味わい深い雰囲気を持っていると思う。

 最後に「まつりの森」(〒506-0032 岐阜県高山市千島町1111 TEL(0577)37-1000)  を訪れる。
 まつりの博物館から昆虫館、リスと遊べる広場など、どう言うわけか、盛りだくさんのエリア。
 中でも、お薦めは、手焼き煎餅体験。小さな小さな竈で自分で塩煎餅を焼ける。

 旅を終えてみても、やっぱり私は山が嫌いであることを発見したが、それでも飛騨の山々は美しかった。