ミジンコ をちょっと増やそう

ミジンコを入手したら、ちょっと増やしてみましょう。ちょっと増やすだけな らそんなに難しいこともありません。

まずミジンコを増やす容器を選びます。開口部が大きく、水が沢山入るものが有利です。ペットボトルのように開口部が小さい容器だと酸欠になりやすいです し、酸欠を防ぐためにエアレーションを行うと強い水流が生じてしまうので好ましくありません。洗面器や少し大きめの海苔ビン(wなどが安価でよいでしょ う。

極力手間をかけずに少しだけ増やしてみたい場合は、ウイローモスを入れておくだけでいいです。うまく光を当てれば閉じた生態系を作れますが、逆に言えば少 し増えるだけですし、状況が悪くなるとミジンコが死滅してしまいます。

もうちょっと増やしたい場合には何かエサを与える必要があります。ごく小量のメダカのエサやドライイーストを水に溶いて与えましょう。金魚やメダカ、グッ ピーやプラティなどを配合飼料で飼育している場合、濾過装置にたまったゴミがミジンコのいいエサになる場合があるようです。

エサを与え過ぎると水質が悪化してミジンコが死滅してしまうので注意が必要です。ミジンコは汚い水にも耐えられるものが多いのですが、水質の急変には弱い ようです。

さらに増やしたい場合は濾過をしないと苦しいのですが、一般的な観賞魚用の濾過装置の多くはミジンコを吸い込んでしまいますし、ミジンコに耐えられない水 流を作ってしまうものが多いです。例外的にスドーのブリーディングフィルター Sだと小さいので浅い容器でも使えますし、スポンジの目が細かいの でミジンコを吸い込むこともありません。テトラのニュービリー フィルターもパイプを切断してしまえば使えそうです。普通に使うと水流が強過ぎますので吐出口を水面から2〜3cm出してやる必要があるでしょ う。水流が弱まるだけでなく流量も大幅に低下し濾過能力も低下してしまいますが、ないよりはマシでしょう。なお、私の経験ではエアストーンでの単純なエア レーションだけではあってもなくてもあまり変わりませんでした。

配合飼料にしてもドライイーストにしても濾過装置のゴミにしても過剰に与えると水質悪化でミジンコを死滅させてしまうことは先に書きましたが、単純な容器 に入手の容易なエサでミジンコを大量に増やすためには容器の数を増やすか、大きな容器を用意するしかないわけです。

容器を工夫するか、水質を悪化させないエサ(植物性プランクトン)を用いればもっと増やすことができます。容器を工夫するのはちょっと面倒ですが、植物性 プランクトンを増やすのはそんなに面倒ではありません。

ミジンコを入手しよう
植物性プランクトンを増やそう