あい〜ん

夢が長い道なら
愛は旅人を守るマントであり靴であり精神そのものである

夢が険しい山なら
愛は登山者のピッケルまたは命綱または精神そのもの

夢は仕事であり人生であり学問

愛は側で微笑む家族、恋人、友人

理解に苦しむ愛達よ

かの者よりどちらをとりあげても

かの者は苦しみ、喘ぎ、打ちのめされるであろう

愛に剥奪の文字はなく

愛により不幸が生まれることもない

間違った見解で愛を語ることなかれ

愛を信じるならば、まずかの者を信じよ、さすれば永遠も呼ぶであろう

(あい〜ん)


農民の鍬

他人の評価を自己の範疇で決めたらあかんでしょ

一人の人間は地球に住む農民の鍬にすぎんから

一つの畑は耕せても世界中の畑を一日で耕すことはできんでしょ

他人の畑を耕す暇があったら、荒れた自分の畑を見返したほうがええよ

んで、できることなら他人の畑を荒らすより豊作にしてやるほうが

クワとして名誉なことでしょ

クワは耕すためにあるんやし



サントスの恋人

恋人は小さな手で壁を叩く

最初は眠っていたカエルが目を覚ます

次に小瓶が傾き、カーテンが揺れる

やがて気づいたサントスは、壁に耳をあて壁越しに夢を見る

静かな夜の静かな太陽

小さな響きと目の前の月光

ゆっくりと流れる時間に酔いながら二人は静かな眠りについた・・・



二人

初めて唇に触れた時間を思い出した

かけひきはなく想いさえない

ただ

あなたの姿と吐息だけが胸を漬す

とてつもなく純粋で途方もなく単純だった

今、あんなキスをまたできるだろうか

清らかであなたしか見えないナイーブな口づけ



ゴロニャ

オトコは本来甘えん坊

願望として愛する女性に安らぎを求めたり

母体の中で漂う胎児のような優しい愛を欲したり

しかし表現が難しい

「ゴロニャーン」なんつーのは気味が悪いけど

「ゴロニャ」ぐらいならなんとか表現できる
それを女性がどう受け止めるか「今日はへんやでー」とか

「ブハハハ」なんて返されると少しヘコむ

まったく気付かん!というのは男のやり方が悪い

何度もない男性からの求愛を包んで溶かしてパワーに変えてくれる女性はイイ女

逆にいつも甘えてくる男を叩き直して前を向かせている女性もイイ女

女性の包容力は男性より大きい



無題

妥協と本音の狭間

そこに自分のセンスがある

美術も人間性もそう

センスに善し悪しはない

自分が好きか嫌いかで決める



草よ

草よ、君の命は花よりも美しい


いままで生きてきたその強さは

どんな苦境にも打ち勝つだろう

草よ、草であることを恥じるなかれ



自然

おおらかな草原

あなたが大の字で寝てもまだあまりある広い大地の愛

その蒼は逞しく

その深さははかり知れない海の愛

あなたは雲

相手が空

青空の中にはこの二つしかありえない

果てしない大地の愛

沢山の星々と沈黙の黒点

月は愛しさを

太陽は喜びを

あなたに様々な事を伝える宇宙の愛

愛の形

心の形

私の形と僕の形