平成20年9月7日 日曜日 天気 晴れ まだまだ暑い
少々ほかの作り物に取り付かれパソコン関係は久々のお遊びとなった。
特に目的があったわけでもないが、MicroATXのマザーボードで出物があれば購入してもいいかななどと思いつつ・・・
NECのかなり旧型のパソコンPC-MA13Tなるものが山のしたの方に横たわっつていた。
このモデルはソケット370 Pen1.3が乗っている。メモリとHDDは取り外してあり安価な値札がついていた。
633Mモデルや933Mモデルもあったが。メモリやハードディスクがついており1,000円〜1、500円の値札になっていた。
ジャンクということもあり不安な思いもあったが、CPUが生きていればそれだけでも800円は価値がありそうだった。
私のお気に入りの秋葉原散策コースの終点付近

小さい割にはずっしりと重量感があり重い。これにHDDとメモリが載るとどれほどになるのか。


800円パソコンは動くのか?
動くかどうか。
一発で動くとおもちゃにならないし、動かず手に負えないとごみになる。
このリスクがたまらない。
結果から先にご報告・・・・・
800円パソコンは動いたのだ
結果から先に言うと動きました。
ただ、一筋縄ではいかなかった。この一筋縄でいかなかったことをご披露したいと思います。
まずはメモリをさして電源オン。
動かない。電源オン・・・しない。電源プラグを差し込むと一瞬ファンが回りとまる。
恒例のメモリクリアを行うためリチウム電池を外し電源プラグを抜き冷えたビールを一本。
電源プラグを差し込むと電源スイッチを押していないのに電源が入りBIOS画面が出てきた。楽勝かと思いリチウム電池を入れて電源オン・・・オンしない。リチウム電池を抜く・・電源オン・・電源が入る。
リチウム電池を入れると電源スイッチが機能しなくなる。
リチウム電池を外し電圧を測ると2.98V。問題なく動作をする電圧である。ボードに取り付けて電圧を測るが問題ない。
BIOS画面でパワーオンスタートという項目がありイネーブルにしてみた。AC電源が入ると起動して電源を切ることができない。
こんなものかとあきらめかけたが再度挑戦。
ソフト的な動きではなく電源スイッチを押しても電源が入らないという症状から探求を開始。
電源スイッチからパターンを追って行く。
74HC14というシュミットつきのインバータICを2段とおり5Vから3.3Vにレベルシフトを行うICの出力電圧
に異常があることを発見。
オープンコレクタの出力になっていて、ここの電圧は3.3Vから抵抗でプルアップされている。
このトランジスタがオンになると3.3Vがゼロボルト、正確にはVCEの電圧、約0.6Vだけ残ることになる
・・・・・が、ここの電圧が落ちない。2,8Vぐらいにしかならない。
これでは3.3V側のVILを満足しないので電源オンとはならない。
ここをピンセットで強制0V・・・電源が入りBIOSがでてきた。
電源offは?・・ok。
さてどのように修復させるか。この出力トランジスタが破損したICを交換すれば完璧だがあまりにも修理をしたという実感を表現できないので、ここはあえて前段のインバータICから信号を分岐してディスクリートのトランジスタを付加して復元を行った。電圧が下がりきらないトランジスタにパラレル接続でトランジスタを付加した回路となった。
上下に2こ並んでついているゲジゲジの14ピンのIC(写真上側)の1ゲートの動作がおかしい。

出力がオープンコレクタなので外部で同じ回路を組んでみた。


回路ではこんな感じ
HDDをつないでバラックのままでOSをインストールしてみる。
なんかすんなりインストールできるではないか。
ただ、チップセットのドライバがないのでイーサネットがつながらなかったが、その後インテルのHPよりダウンロードしてインターネットも使えるようになった。
後日談ではあるが、NECのサポートページよりドライバーがDLできた。
動くことがわかったので使えるようにする。
とにかくバラす。
自分の技量に応じて可能な限り分解してクリーニングして組み立てるのだ。

内部の使用状況と損傷していないか可能な限り分解をして確認をします。
同時にクレンザーによる水洗い、そして油加工を施します。

旧型でありながら美品!!
このジャンクは内部にほこりもなく電源のファン、CPUファンともに汚れていない。
かなりの旧型機種でありながらきれいなのだ。たばこのにおいもせす新品風のにおいさえ感じるくらいである・。
この電源の不具合で使われていなかったのかもしれない。
FDDやCDDの取り出し口付近もすれた跡がないので使われた頻度が極端に低かったのだと思う。
パネルの樹脂部分は紫外線に焼けた跡があるのでここだけがざんねんではある。
再塗装をすべきか悩ましい
このパソコンは非常にスリムなため安定感が悪い。
平らにおいて使うには問題はないがせっかくの薄型、ブック型というほうがいいのかはよくその規定がわからないが薄さを強調するためにあえて安定感のないよう立ててつかう。
この立て型スタンドに傷がついているのでダイソーの100円ペイントアイボリーで塗装を施した。
本体のカバーは今回はあえて塗装をしないでコンパウンドで傷を落とし車用の固形ワックスでみがいて終わりとした。
・・・
追記予定