屋 久 島 の 旅
目的:自分探しの旅立ち
先ずは、地元での自主トレーニング(白米山)
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出発進行
白米城(阿坂城跡)の守護神

白米山への小道に咲く「釣り糸のある草」は?
| 序章 なぜ、屋久島が脚光を浴びているのか。 その背景を探す旅へと出発します。 樹齢7,200年?の縄文杉に多くの関心が寄せられています。 しかしそれが全てではないはず。 自然を素直に見つめる謙虚ささえあれば、畏敬の念はあらゆる場面で見られるのであろう。 そこには大自然の摂理と輪廻転生の世界が繰り広げられていた。 |


| 三代杉 三代目を語るということは、二代目が伐採されたということであろう。根部の洞に入り、その一部を撮る。 |

| ヤクスギランド これが杉かと見まがうほどに、安房の樹々は墨絵と化す。 |

| 大自然は黙して語らず 大自然のドラマチックさに、しばし佇む。 3,000年以上もの屋久杉は5本を数え、そこには20種を越える着生を許す。 |
| 着生植物:ツガ、ヒノキ、ヤマグルマ、ヤクシマシャクナゲ、アセビ、シキビ、サクラツツジ、ヒカゲツツジ、ナナカマド、ユズリハ、トカライヌツゲ、ミヤマシキミ、・・・ |
| 水 水量。 すべてはここから始まる。 |
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数ある屋久島の清流の中でも、私は安房川が一番のお気に入りだ。北沢右俣には高塚山、縄文杉や大王杉、夫婦杉、ウイルソン株、翁杉、仁王杉を抱き、三代杉を養い、そして小杉谷を過ぎるあたりで愛子杉に思いをはせる。 今の私達に姿を表すときは千尋の滝が、表舞台となるが、そこに至る時を得た歴史は深い。 水力発電は貴重なエネルギーを提供してくれているが、その恩恵に感謝する心を忘れてはいまいか。 野々山ガイドは語ってくれた。 「水、清ければ魚棲まず。この例えのように魚が棲み着くためには、魚たちへの餌が供給される環境が必要である。しかし、屋久島ではあまりにも水が清いため、魚の生息は見られなかった。 しかし一部の河川ではダムが完成し、家屋が形成されたりして、ある程度の水生昆虫類が棲める環境条件が整ってきて、現在ではヤマメが生息している区域もあります。」 私は松峰大橋から照葉樹林を眺望する景観が好きだ。そして赤いワーレントラスの安房大橋を通して眺める安房漁港の紺碧の海が好きだ。 「安房に 五月雨集め 流れ行く」 |
| 起章 開花が見られたものたち。(5月13〜16日) ハマナタマメ、ノアザミ、ハマニガナ、ハマボウフウ、ヤマグワ、オオバライチゴ、シャリンバイ、ハマエンドウ、ノアサガオ、ウスベニニガナ、チチコグサ、ハハコグサ、ウマノアシガタ、タケニグサ、テッポウユリ、トキワカンゾウ、エゴノキ、ホウロクイチゴ、フトモモ、ジャケツイバラ、サンショウソウ、ヒメノボタン、アメリカデイゴ、マムシグサ、テンナンショウ、キンギンソウ、ヒメアリドウシ、サクラツツジ、ヒカゲツツジ、ヤクシマシャクナゲ、アブラギリ、ハイノキ、クロバイ、ヤクシマキイチゴ、ナナカマド、コガクウツギ、ヤクシマアジサイ、ヤクシマミヤマスミレ、ヤクシマタツナミソウ、フタリシズカ、シライトソウ、オオキンケイギク(トッコウバナ)、ハイビスカス、ブーゲンビリア、ベンガルヤハズカズラ。 屋久島へ 翼見上げる チガ穂かな |
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鹿児島空港の滑走路沿いには、白いチガヤの幼穂が一面に咲き誇っている。 でもこのチガ穂は全てが一斉にYS11機の翼を見ているよ。 まるで一緒になって屋久島への旅立ちがしたいかのような仕草をしているね。 |
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台風第1号の屋久島接近と、屋久島探検の旅行日とが重なったようだ。 でも大自然の偉大さと大自然の思いやりと威厳さと、そしていっぱいの感動と・・・・・ いっぱい、いっぱい教えてくれたんだよね。 |
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樹海の森へと分け入ると、そこには神々が存在した。 思わず両手を合わせる自分に気づく時、神々は微笑むかのように静かに騒ぎ出す・・・・ 「屋久島のミミズを見たいのですが、見つけられません」 『よく見られますよ。もちろん、モグラさんもね。』 最初の石どけ調査で超元気なミミズが! |
名を尋ね より深く知る マムシバナ
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ウラシマソウは釣り糸を垂れている釣り人の姿が連想できて、楽しいよね。 マムシグサは屋久島にマムシやヤマカガシの毒蛇が生息するという暗示なのかな? まさに飛びかからんとする姿は、秋になって赤い実がついてくるともっと迫力が出てくるし。 テンナンショウは酷似しているけど、花の咲く位置が頂点ではなくて、分支に咲くんだよねえ。 |

| 転章 脚光への背景を訊ねて 屋久島周回の旅は、地元のガイド(屋久島交通タクシー)鎌田さんにお願いしました。 屋久島に生まれ、屋久島の自然と共に生活してこられた、まさに屋久島の生き字引のような人です。 白谷雲水峡への原生林の旅は、エコツアーガイドの野々山さんにお願いしました。 学生の頃から海外ボランテアなどの経験を経て、やはり屋久島の魅力に引き込まれた熱意ある人です。 屋久島に本来、生存しない哺乳類たちが最近、見つかっているそうです。タヌキやリス、何とイノシシを持ち込んだ形跡までもが・・・・ このように屋久島のガイドメンバーは60数名を数え、そのうちの大半は移り住まわれた方々が多いそうです。 地元育ちの方にとってはITの動きに懸念を持たれる向きもあるとの事ですが、このガイド活動についても共存共栄を願うだけです。 |
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鎌田さんの親切で、丁寧な案内により不思議な体験をたくさん、たくさん経験させていただく事が出来ました。 この樹は花もふんわりと、そして何と樹の幹を押さえてみると 「ふんわり〜っ」とした感触が伝わってくるのです。 この樹に「ふわふわ〜む」と命名しました。 |
| 結章 脚光への布石 ほんのわずかな旅でしたが、得るものはとても大きな旅となりました。 屋久島世界遺産地域連絡会議の開催、屋久島森林環境保全センターなどによる各種生態系モニタリング調査、山岳部利用対策協議会、そして島内の小学生とその保護者が参加する自然観察会・・・・・・ こうした活動の裏付けが全てを支えているのだと認識した旅でした。 |

| (注)花崗岩の風化でさらさらとした最適の産卵砂に秘密があった! ウミガメ協会では単なる放流活動の危険性を指摘しています。 動植物の本来の本能をご理解の上、アクションしていただけますことを 希望してやみません。 |
| 次章 みなさん、本当にありがとうございました。 屋久島環境文化村センター、上屋久町歴史民族資料館、ヤクスギランド、屋久島総合自然公園、屋久町立屋久杉自然館、屋久島世界遺産センター、屋久島環境文化研修センター、石楠花の森公園、屋久島森林管理署、フルーツパーク、屋久島有用植物リサーチパーク、屋久島青少年旅行村、屋久島自然休養林(白谷地区・荒川地区)、白谷雲水峡、屋久島森林環境保全センター、屋久町役場、上屋久町役場 |