平成12年有珠山噴火のページ(2003.3.27設置〜2004.5.6更新)112-33 平成12年有珠山噴火 112-32 気象庁 有珠山 火山情報 2000年〜2003年(平成12年〜平成15年) 112-31 気象庁 地震・火山月報(防災編) (有珠山 2000年〜2003年) 112-21 NASA 有珠山の衛星画像 112-11 有珠山関連の発表や報道から 112-01 参考資料 |
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| 平成12年有珠山噴火 (気象庁編 H12.12.20発行 平成12年度版 今日の気象業務から) |
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トピックス 平成12年有珠山噴火 有珠山では、平成12年3月27日から火山性地震が多発し始め、28日から急激にその活動が活発化し、有感地震が頻発しました。初期の震源は北西山麓直下で、その後、南東に広がり、より規模の大きい地震が発生するようになり、国土地理院のGPS観測などで広域に及ぶ顕著な地殻変動が観測されました。気象庁はこれらの現象から噴火のおそれがあるとして、29日に緊急火山情報を発表し、周辺住民に警戒を呼びかけました。30日には、山頂北西部や山麓で亀裂や断層が発見され、31日13時07分頃、有珠山西部の西山西麓から最初のマグマ水蒸気爆発が始まり、噴煙は3,000m以上に達しました。翌4月1日12時頃には、有珠山北西部の金比羅山の山腹からも噴火が始まり、その後は、両火口域で多数の火口を作りながら活発な水蒸気爆発が続きましたが、4月中旬からは、噴火場所がほぼ定まり、西山西麓火口群(N火口群)の3箇所(のち1箇所)、金比羅山火口群(K火口群)の2箇所で噴火が続きました。(100、104ページ参照) この火山活動により、伊達市、虻田町及び壮瞥町で、最大約16,000人が避難し、平成12年10月現在もなお虻田町で300人以上の住民が避難を強いられています。 噴火活動は5月以降次第に低下し、噴火活動は終息に向かっておりますが、周辺へ噴石を飛散させる爆発など現在の活動火口周辺に影響が及ぶ噴火が発生する可能性は当分続くと考えています。 気象庁は、現地に職員を派遣するとともに、関係機関との連携の下に、有珠山の観測データを一元的に監視・解析し、また、火山学者などの専門家からなる火山噴火予知連絡会有珠山部会において火山活動を検討し、これらの結果に基づき避難指示地域の解除など地元の自治体が行う防災対応の判断に必要な情報を提供しました。 地図 洞爺湖〜[西山西麓火口群、金比羅山火口群、大有珠、昭和新山]〜噴火湾 写真 平成12年3月31日13時21分頃、有珠山の西山火口の西南西約2.5kmから撮影 第3部最近の気象、地震、火山、気候、海洋等の状況 第2章地震・津波及び火山 第1節日本の地震活動 5 有珠山付近の地震活動 平成12年3月27日午後から有珠山付近(北海道胆振支庁西部)で火山性地震が頻発し始め、活発な状態で継続した。この活動の回数のピークは、3月30日10時〜12時であり、その後31日13時07分頃に最初の噴火があった(第2節4項参照)。地震活動が活発化した3月28日以降、4月30日までに震度1以上を観測した地震は1,208回となった。一連の地震活動における最大の規模は、4月1日03時12分、マグニチュード4.6の地震で、壮瞥町で震度5弱を観測した。この地震活動は、3月30日のピーク以降、低下傾向が続いている。 第3部最近の気象、地震、火山、気候、海洋等の状況 第2章地震・津波及び火山 第2節日本の火山活動 4 有珠山(北海道) 平成11年は火山活動は静穏であったが、平成12年に入って、活発な噴火活動が継続した(トピックス参照)。 平成12年3月27日に地震が増加し始め、発生頻度、規模はさらに活発化して3月30日昼頃ピークを迎えた。その後、地震活動が徐々に低下し始めた3月31日13時07分頃、有珠山西側の西山西側山麓(以下、西山西麓)から噴火が始まった。翌4月1日昼前には金比羅山の西側山腹でも噴火が始まった。以後、この2つの地域では活発な噴火活動が続き、次々と新たな火口を形成していった。4月中旬以降になると、活動火口は次第に大きな3つの火口に固定されていった。3つの活動火口からは断続的に炸裂型噴火が発生して火口周辺に噴石を飛散させ、これに伴う空振が多数観測されている。また、噴火活動に関連した火山性微動は振幅の変化を繰り返しながら現在も継続している。噴火前から観測されていた有珠山山体を含む広域の地殻変動は4月中旬以降ほぼ停滞したが、有珠山北西山麓の顕著な地殻変動は次第に鈍化しながらも7月末まで継続し、8月に入って停止から沈降へ転じている。 |
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| 有珠山 火山情報 2000年〜2004年(平成12年〜平成16年) |
有珠山 火山情報 2000年(平成12年) 2000.3.28 00:50 火山観測情報 第 1号 火山観測情報 第1号 平成12年3月28日00時50分 室蘭地方気象台発表 火山名:有珠山 有珠山で火山性地震が増えています。 有珠山では、3月27日08時以降地震が増え始め、気象庁A点(大有珠山頂の南約2km)の地震計で観測された火山性地震の回数は次の通りです.
3月27日 8時から12時 3回
12時から16時 8回
16時から20時 13回
3月27日08時から24時までの総回数は、109回です。平常時にA点で観測される地震回数は、1ケ月に20〜30日回程度です。 なお、火山性微動は観測されていません。噴煙の状況は、現在夜間のため確認できません。 今後の火山活動に変化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。 2000.3.28 02:50 臨時火山情報 第 1号 臨時火山情報 第1号 平成12年 3月28日 2時50分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 有珠山で火山性地震が増えています。 有珠山では、3月27日08時以降地震が増え始め、気象庁A点(大有珠山頂の南約2KM)の地震計で観測された火山性地震の回数は、3月27日08時から24時まで109回です。 また、3月28日00時から01時まで57回、01時から02時まで106回となっています。 虻田町役場によると、洞爺湖温泉街で3月28日01時31分頃有珠山付近を震源とする有感地震が発生しました。 なお、火山性微動は観測されていません。噴煙の状況は、現在夜間のため確認できません。 今後火山活動に十分注意してください。 2000.3.28 06:15 火山観測情報 第 2号 火山観測情報 第2号 平成12年3月28日06時15分 室蘭地方気象台発表 火山名:有珠山 有珠山の火山活動状況をお知らせします。(平成12年3月28日02時50分発表、臨時火山情報第1号関連)。 有珠山では、3月27日08時以降地震が増え始め、気象庁A点(大有珠山頂の南約2km)の地震計で観測された火山性地震の回数は次の通りです.カッコ内は、有感相当と思われる地震回数(全振幅35マイクロメートル以上)。
3月27日 109回 (0回)
3月28日00時から01時 57回 (1回)
01時から02時 106回 (3回)
02時から03時 88回 (4回)
03時から04時 81回 (1回)
04時から05時 91回 (5回)
なお、火山性微動は観測されていません。 室蘭地方気象台からの3月28日05時20分の遠望観測によると、有珠山山頂火口原の噴煙は、白色で少量、高さ200mで大きな変化はありません。 今後の火山活動に注意して下さい。 また、今後の火山活動に変化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。 2000.3.28 09:10 火山観測情報 第 3号 火山観測情報 第3号 平成12年3月28日09時10分 室蘭地方気象台発表 火山名:有珠山 有珠山の火山活動状況をお知らせします(平成12年3月28日02時50分発表、臨時火山情報第1号関連)。 有珠山では、3月27日08時以降地震が増え始め、気象庁A点(大有珠山頂の南約2km)の地震計で観測された火山性地震の回数は次の通りです.カッコ内は、有感相当と思われる地震回数(全振幅35マイクロメートル以上)。
3月27日 109回 (0回)
3月28日00時から01時 57回 (1回)
01時から02時 106回 (3回)
02時から03時 88回 (4回)
03時から04時 81回 (1回)
04時から05時 91回 (5回)
05時から06時 92回 (1回)
06時から07時 95回 (2回)
07時から08時 95回 (4回)
なお、火山性微動は観測されていません。 室蘭地方気象台からの3月28日09時00分の遠望観測によると、有珠山山頂火口原の噴煙は観測されません。 今後の火山活動に注意してください。 今後火山活動に変化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。 2000.3.28 11:10 臨時火山情報 第 2号 臨時火山情報 第2号 平成12年 3月28日11時10分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 有珠山で有感地震が発生しました。 28日10時48分頃有珠山付近を震源とする地震により伊達で震度1を観測しました。 有珠山では、3月27日08時以降地震が増え始め、気象庁A点(大有珠山頂の南約2KM)の地震計で観測された火山性地震の回数は、次の通りです。カッコ内は、有感相当と思われる地震回数(全振幅35マイクロメ−トル以上)です。 なお、規模の大きな地震が増えてきたため、地震回数の基準を最大振幅0.3マイクロメ−トル以上から3マイクロメ−トル以上に変更しました。
3月27日 16回(0回)
3月28日00時から01時 6回(1回)
01時から02時 23回(3回)
02時から03時 25回(4回)
03時から04時 21回(1回)
04時から05時 29回(5回)
05時から06時 29回(1回)
06時から07時 27回(2回)
07時から08時 27回(4回)
08時から09時 42回(1回)
09時から10時 31回(4回)
なお、火山性微動は観測されていません。2000.3.28 11:55 臨時火山情報 第 3号 臨時火山情報 第3号 平成12年3月28日11時55分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 有珠山の火山活動について 有珠山において3月27日から地震活動が活発化していることから、本日火山噴火予知連絡会拡大幹事会を気象庁で開催し、次の見解を発表した。 有珠山では、3月27日昼頃から地震が次第に増加し、地震の振幅も次第に大きくなっており、本日(28日)に入ってからは、山麓で有感となる地震も発生している。震源は北西山腹の深さ3から4KMと推定される。噴気活動はいまのところ変化は見られない。 今回のように活発な地震活動は、前回の昭和52−53年(1977−78年)の噴火活動期以降では初めてである。有珠山の最近400年の活動では、地震活動が次第に活発化した後、1日ないし数日の間に噴火した例が多い。 以上のことから、今後噴火が発生する可能性があり、火山活動に警戒が必要である。 2000.3.28 12:45 臨時火山情報 第 4号 臨時火山情報 第4号 平成12年 3月28日12時45分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 有珠山で有感地震が発生しました。 28日12時09分頃、有珠山付近を震源とするマグニチュ−ド3.1の地震により伊達で震度2、登別で震度1を観測しました。 有珠山では、3月27日08時以降地震が増え始め、気象庁A点(大有珠山頂の南約2KM)の地震計で観測された火山性地震の回数は、次の通りです。カッコ内は、有感相当と思われる地震回数(全振幅35マイクロメ−トル以上)です。 なお、規模の大きな地震が増えてきたため、地震回数の基準を最大振幅0.3マイクロメ−トル以上から3マイクロメ−トル以上に変更しました。
3月27日 16回( 0回)
3月28日00時から10時まで 260回(26回)
10時から11時 26回( 5回)
11時から12時 21回( 1回)
なお、火山性微動は観測されていません。2000.3.29 05:30 臨時火山情報 第 5号 臨時火山情報 第5号 平成12年 3月29日 5時30分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 有珠山で有感地震が増えています。 有珠山では、3月27日08時以降地震が増え始めました。 気象庁A点(大有珠山頂の南約2KM)の地震計で観測された振幅3マイクロメ−トル以上の火山性地震の回数は次の通りです。カッコ内は、現地で有感と思われる地震回数です。
3月27日 16回( 0回)
3月28日 599回(68回)
3月29日 00時〜01時 32回( 9回)
01時〜02時 36回( 9回)
02時〜03時 37回( 9回)
03時〜04時 46回( 5回)
04時〜05時 47回(10回)
なお、火山性微動は観測されていません。有珠山付近には積雪があり、仮に噴火した場合には、急速に雪解けが進み泥流などが発生する恐れがありますので注意してください。 噴煙の状況は、現在悪天のため不明です。 今後の火山活動に注意してください。 また、今後火山活動に変化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。 2000.3.29 07:30 臨時火山情報 第 6号 臨時火山情報 第6号 平成12年 3月29日 7時30分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 今回の火山活動で、最大の有感地震が発生しました。 29日07時08分頃有珠山付近を震源とする、マグニチュ−ド3.4の地震により、伊達で震度3を観測しました。 なお、火山性微動は観測されていません。 規模の大きな地震が発生した場合には、地震動による被害に注意してください。 有珠山山頂火口原の噴煙の状況は、現在悪天のため不明です。 今後の火山活動に注意して下さい。 また、今後火山活動に変化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。 2000.3.29 11:10 緊急火山情報 第 1号 緊急火山情報 第1号 平成12年3月29日11時10分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 有珠山の火山活動について、火山噴火予知連絡会拡大幹事会から次の見解が発表されました。 有珠山の地震活動が、急速に活発化している。昨日28日、横這い状態であった地震回数は、本日29日に入り時間を追って増加している。現地有感と思われる振幅の大きな地震も昨日は1時間数回であったが、本日に入り1時間に15回程度に増加している。これまでに発生した地震の最大は、29日9時42分のM3.5(暫定)であった。低周波地震も増加傾向にあり29日7時台には7回発生するなど、28日16時頃から29日10時までに23回発生している。 地震は、引き続き北西山腹を中心に発生している。 以上のことから、今後数日以内に噴火が発生する可能性が高くなっており、火山活動に対する警戒を強める必要がある。 2000.3.29 15:20 臨時火山情報 第 7号 臨時火山情報 第7号 平成12年 3月29日15時20分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 有珠山で振幅の大きな地震が増えています。 気象庁A点(大有珠山頂の南約2KM)の地震計で観測された振幅3マイクロメ−トル以上の火山性振動の回数は、次の通りです。 カッコ内は、現地で有感と思われる地震回数です。
3月27日 16回 ( 0回)
3月28日 599回 (68回)
3月29日00時から12時 568回(130回)
12時から13時 57回 (19回)
13時から14時 71回 (19回)
14時から15時 56回 (14回)
現地で有感と思われる地震は徐々に増加しており、本日12時以降は1時間に20回程度となっています。なお、火山性微動は観測されていません。 有珠山山頂火口原の噴煙の状況は、15時現在、雲のため不明です。 有珠山上空3000M付近の、18時及び21時の風向風速の予想は、南西15〜18M/Sです。 有珠山付近は積雪のため、噴火した場合には雪解けにより、泥流などが発生する恐れがあります。 今後の火山活動に注意して下さい。 2000.3.29 17:25 臨時火山情報 第 8号 臨時火山情報 第8号 平成12年 3月29日17時25分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 有珠山で振幅の大きな地震が急激に増加しています。 気象庁A点(大有珠山頂の南約2KM)の地震計で観測された振幅3マイクロメ−トル以上の火山性地震の回数は、次の通りです。 カッコ内は、現地で有感と思われる地震回数です。
3月27日 16回 ( 0回)
3月28日 599回 (68回)
3月29日00時から15時 752回(182回)
15時から16時 61回 (23回)
16時から17時 95回 (51回)
現地で有感と思われる地震は急激に増加しており、本日16時から17時までの1時間に51回発生しました。なお、火山性微動は観測されていません。 有珠山山頂火口原の噴煙の状況は、17時現在、雲のため不明です。 有珠山上空3000M付近の、18時及び21時の風向風速の予想は、南西15〜18M/Sです。 有珠山付近は積雪のため、噴火した場合には雪解けにより、泥流などが発生する恐れがあります。 今後の火山活動に警戒して下さい。 2000.3.29 17:40 臨時火山情報 第 9号 臨時火山情報 第9号 平成12年 3月29日17時40分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 今回の火山活動で、最大の有感地震が発生しました。 29日17時22分頃、有珠山付近を震源とするマグニチュ−ド4.2の地震により、伊達で震度4を観測しました。 なお、火山性微動は観測されていません。 規模の大きな地震が発生した場合には、地震動による被害に注意してください。 有珠山山頂火口原の噴煙の状況は、現在悪天のため不明です。 今後の火山活動に警戒してください。 2000.3.30 13:20 緊急火山情報 第 2号 緊急火山情報 第2号 平成12年3月30日 13時20分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 有珠山で地殻変動を確認しました。 今日、自衛隊のヘリコプターから北海道防災会議火山専門委員の観測によると、北屏風山西尾根内側斜面で、100m以上にわたって断層や地割れ群が確認されました。 また、北海道大学有珠火山観測所によると、北西山麓の協会病院付近で地割れが確認されました。 今後の火山活動に厳重に警戒してください。 2000.3.30 22:35 火山観測情報 第 17号 火山観測情報 第17号 平成12年3月30日 22時35分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 有珠山の火山活動状況をお知らせします(臨時火山情報第2号関連)。 本日午後、北海道大学と北海道立地質研究所が行った現地調査によると,有珠山山麓の洞爺湖温泉から壮瞥温泉にかけての地域で,地割れの発生、道路のひび割れ、電線のたるみや伸びが認められました。 上空からの観測で確認された北屏風山付近(北西外輪山)の地割れ群とあわせて考えると、有珠山の北西山麓から北山麓の領域が変形を始めていると考えられます。 有珠山では、引き続き振幅の大きな地震の多い状態が続いています。 今後の火山活動に警戒してください。 2000.3.31 11:50 緊急火山情報 第 3号 緊急火山情報 第3号 平成12年3月31日11時50分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 現地の火山噴火予知連絡会委員による本日朝の上空からの観測によれば、小有珠に亀裂があり、洞爺湖温泉の断層群も更に発達し拡大しています。 また、本日朝、洞爺湖から虻田に抜ける国道230号線沿いに昨日に無かった新たな亀裂を確認しました。 今後の火山活動に厳重に警戒して下さい。 2000.3.31 13:16 緊急火山情報 第 4号 緊急火山情報 第4号 平成12年 3月31日13時16分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 13時10分頃有珠山が噴火しました。 2000.3.31 13:30 臨時火山情報 第 10号 臨時火山情報 第10号 平成12年 3月31日13時30分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 13時10分頃有珠山が噴火しました。 噴火地点は有珠山の西側山麓と思われます。 噴火は現在も継続中で、13時30分現在の噴煙の高さは約2700メ−トルで東に流れています。 今後の火山活動に警戒して下さい。 2000.3.31 14:05 臨時火山情報 第 11号 臨時火山情報 第11号 平成12年 3月31日14時05分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 13時10分頃有珠山が噴火しました。 噴火地点は有珠山の西側山麓と思われます。 噴火はその後も継続中で、黒い噴煙が断続的に上昇しています。 14時00分現在の噴煙の高さは約3200メ−トルで東に流れています。 今後の火山の活動に警戒して下さい。 2000.3.31 15:10 臨時火山情報 第 12号 臨時火山情報 第12号 平成12年 3月31日15時10分 室蘭地方気象台 発表 火山名 有珠山 13時10分頃有珠山が噴火しました。 噴火は現在も継続中で、噴石と共に黒い噴煙が断続的に上昇しています。 噴火地点は有珠山の西側山麓と思われますが、現在詳細は調査中です。 15時00分現在の噴煙の高さは雲のため不明ですが、風下では降灰による被害の恐れがあります。また、有珠山の西側山麓では積雪のため泥流などが発生する恐れがあります。 今後の火山活動に警戒して下さい。 2000.3.31 16:30 臨時火山情報 第 13号 臨時火山情報 第13号 平成12年3月31日16時30分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 有珠山の火山活動について、火山噴火予知連絡会は気象庁で緊急拡大幹事会を開催し、以下のとおり見解を発表しました。 有珠山の火山活動について 有珠山は3月31日13時10分頃噴火した。噴火は有珠山の西側山麓で火口列を形成し発生した。噴火は水蒸気爆発と思われる。噴煙の高さは最高で3200メ−トルに達し東に流れた。 有珠山では、3月27日から地震が次第に増加し、28日からは地震の規模が大きくなり山麓で有感となる地震および低周波地震も発生したが、30日の午後からはやや減少傾向にあった。 29日からはGPS観測により地殻変動が観測され、30日には地割れ等が確認された。 今後も噴火活動が続くと考えられ、噴火場所の移動の可能性もある。 今後の火山活動に厳重な警戒が必要である。 |
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2000.6.02 20:10 火山観測情報 第264号 火山観測情報 第264号 平成12年6月2日 室蘭地方気象台 火山名 有珠山 本日の火山噴火予知連絡会有珠山部会の検討結果によると、有珠山の最近の火山活動状況は次のとおりです。 1.表面現象 従来と同様、金比羅山(K火口群)及び西山西麓(N火口群)の2つの火口群で噴火活動が継続しています。 K火口群では、K−A火口で小規模なジェットの噴出とともに、噴石を放出する噴火(炸裂型噴火)が 間欠的に発生しており、K−B火口では頻繁に噴石を放出する炸裂型噴火が起こっています。 これらの噴火活動に伴う空震・爆発音は消長を繰り返しながら継続しています。N火口群では、 N−B火口で少量の火山灰を含む噴煙活動が、N−C火口周辺では活発な地熱活動が継続しています。 2.地震・微動 有珠山南西側の深さ数kmの地震活動は低いレベルで継続しています。噴火活動に伴う火山性微動も継続しています。 3.地殻変動 西山西麓を中心とする地殻変動は、長期的には鈍化しながらも継続しています。1日あたり10〜15cmの 隆起が中心部では観測されており、隆起域の周辺の押し出しも継続しています。 以上のように、5月22日の統一見解発表時と比べて、火山活動に大きな変化は見られません。 西山西麓及び金比羅山の両火口群周辺地域では引き続き警戒が必要です。 2000.6.12 21:30 火山観測情報 第275号 火山観測情報第275号 平成12年6月12日 21時30分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 有珠山の最近の火山活動に関する本日の火山噴火予知連絡会有珠山部会の検討結果はつぎのとおりです。 1 表面現象 金比羅山(K火口群)及び西山西麓(N火口群)の2つの火口群で噴火活動が継続。(資料1・資料2) @K火口群では、ジェット噴煙や噴石(資料3)を放出する噴火活動を続けており、空振・爆発音(資料4)が頻繁に観測されています。 AN火口群では、6月5日頃からN−B火口からの火山灰混じりの噴煙活動が時折目立っています。また、周辺の地熱活動も活発です。 2 地震・微動 ・震源分布に大きな変化はありませんが、地震回数は減少傾向です。(資料5・資料6) ・噴火活動に伴う火山性微動は消長を繰り返しながら継続しています。(資料7) 3 地殻変動(資料8・資料9・資料10) ・西山西麓を中心とする地殻変動は長期的には鈍化しながら継続しています。 ・中心部では1日あたり10cm程度の隆起がなお継続。 ・隆起域の周辺への押し出しも狭い範囲で継続している。 4 その他 ・有珠山の放熱量。6月7日に一時多かったがその後は少ない。(資料11) ・放熱率時間推移。5月に入って少ない状態続く。(資料12) ・二酸化硫黄放出量。6月2日の測定は5月の2倍だが絶対量は少ない。(資料13) 5月22日の統一見解発表以降、消長はあるものの火山活動に大きな変化は見られず、統一見解の範囲内で推移しています。 このままの傾向が続けば、噴火が終息に向かう可能性があります。 しかしながら、現在の活動火口周辺に影響が及ぶ規模の爆発が発生する可能性は当分続くと考えられます。 また、今のところ、新たな場所での活動やさらに大きな活動に発展すると考えられるデータは観測されていません。
資料1:噴煙高度 [jpg形式:125KB]噴煙高度は噴火活動を示す指標で、西山西ろくの噴火活動は静かだが、金比羅山の活動は消長を繰り返しているのが分かる。 噴煙は風雨の影響を受けるため、「伊達」の風速と降水量を示している。 上段から、西山西麓(N火口群)の噴煙高度(単位m)、金比羅山(K火口群)の噴煙高度(単位m)、「伊達」地域気象観測所の毎時の風速(単位m/sec)と降水量(単位mm)。 資料2:ヘリコプターから観測された噴火状況 [jpg形式:65KB、png形式:213KB]
6月12日の火口状況 (自衛隊第7師団ヘリより気象庁撮影) 上 :K火口 ジェットを上げる噴火 右上 :K火口 コックステイルジェット 左 :N火口 資料3:金比羅A・B火口と新しい噴石分布図 [jpg形式:122KB] 北海道大学中川先生が6月上旬に現地調査されたもので、図中「5月末の泥流上の噴石」とある付近の噴石の一つはK−A火口からのものと推定される。 資料4:有珠山で観測された空振波形の記録例 [jpg形式:78KB] 今回の噴火活動に伴い、有珠山周辺では空振により窓ガラス等がゆれたり、爆発音が聞こえることがある。 左図は、6月5日22時52分頃の波形記録で、噴火活動に伴う空振が有珠山周辺に設置している空振計(低周波マイクロフォン)で記録されている。 空振計は、人間が聞こえない0.1Hzまでの低周波の音波も捉えることができる。 この記録にみられる空振は、K-A火口の噴火に伴うものと推定される。 有珠山では、多いときには1時間に数百回以上の空振が観測されている。 資料5:震源の時空間分布図 [jpg形式:82KB] 図中、右上は左上の震源の時系列表示、左下は南から北を見た断面図で右下はその時系列表示。 震源分布に大きな変化はないが、6月5日ころから地震活動がやや低下している。 資料6:地震活動経過図(規模別) [jpg形式:52KB] 有珠外輪山南端から南1kmの地点(気象庁A点)の地震計で見た地震活動経過状況。 資料7:微動振幅の時間変化図、空振時系列図(虻田栄、滝之町) [jpg形式:53KB] 上段:火山性微動振幅の時間変化図(気象庁A点での観測)/微動が頻繁に発生していることが分かる 中段:気象庁の「虻田栄」観測点における空振観測/主に西山西麓の噴火に伴う空振を観測 下段:気象庁の「滝之町」観測点における空振観測/主に金比羅山の噴火に伴う空振を観測 火山性微動:マグマ活動や噴火活動に伴う連続した震動。
資料8:気象庁のGPS観測結果 [jpg形式:87KB]これまで変化の大きかったJG9の変化も最近は小さくなっています。西山山麓に最も近いJG21ではまだ変化が継続しており地殻変動が局地的なことがわかります。 資料9:とうやこ幼稚園(西山西麓火口から西南西約500m)に新設したミラーの変動 [jpg形式:73KB] (地質調査所、北海道大学によるセオドライト観測結果は地質調査所北海道支所のホームページに掲載されています) 資料10:西山西麓火口群周辺の地形変化 [jpg形式:154KB] 最近変化が小さくなっているのがわかります。 セオドライト:経緯儀のことで垂直角と水平角が測定できる。 資料11:有珠山の放熱量変化図 [jpg形式:68KB] 資料12:有珠山北西山麓火口からの放熱率時間推移図 [jpg形式:70KB] 有珠山北西山麓火口からの放熱率時間推移(2) 気象研究所火山研究部 2000/6/12 北海道開発局サイロ展望台監視カメラ映像の解析によって得られた、金毘羅山火口、西山火口からの噴煙によって放出される放熱率の時間変化を図1、2に示す。6月1日までの30秒でりサンプリングした映像データを利用し、鍵山(1978)の方法で放熱率を求めた。連続的に放出されている噴煙とコックステールジェット型噴煙などの単発的に出現している噴煙とに分けて示している。4月上旬以降5月にかけて、金毘羅山、西山とも放熱率は減少傾向にあったが、5月に入ってからは、ほぼ同じ水準を維持している。 資料13:二酸化硫黄放出量 [jpg形式:42KB] 二酸化硫黄放出量 東京工業大学・室蘭工業大学・北海道大学 6月2日測定の金毘羅火口、西山火口からの二酸化硫黄放出量は、約11トン/日であった。5月の放出量に較べて約2倍である。6月に入ってから放熱量が増加していることと関係しているか? 2000.6.19 21:30 火山観測情報 第283号 火山観測情報 第283号 平成12年6月19日21時30分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 有珠山の最近の火山活動に関する本日の火山噴火予知連絡会有珠山部会の検討結果はつぎのとおりです。 1.表面現象 金比羅山(K火口群)及び西山西麓(N火口群)の2つの火口群では、火山灰や噴石を放出する噴火活動を続けています(資料1・資料2)。 K火口群では、空振や爆発音(資料3)が継続して観測されています。N火口群では、火口周辺の地熱活動も依然活発です。 2.地震・微動 震源分布・地震回数(資料4・資料5)に大きな変化はありません。噴火活動に伴う火山性微動(資料6)は継続しています。 3.地殻変動 西山西麓を中心とする地殻変動は、隆起域の中心部で1日当たり10cm程度の隆起が継続しています(資料7)。 隆起域の周辺部への押し出しは狭い範囲に限られ、一部で反転も見られます。 水準測量によると、噴火前後で隆起が観測された有珠山の東から南山麓にわたって、5月中旬以降わずかな沈降が認められました。 5月22日の統一見解発表以降、消長はあるものの火山活動に大きな変化は見られず、統一見解の範囲内で推移しています。 このままの傾向が続けば、噴火が終息に向かう可能性があります。 しかしながら、周辺へ噴石を飛散させる爆発など現在の活動火口周辺に影響が及ぶ爆発発生する可能性は当分続くと考えられます。 なお、新たな場所での活動やさらに大きな活動に発展すると考えられるデータは観測されていません。 資料1:西山西麓の噴煙高度、金比羅山の噴煙高度、「伊達」地域気象観測所の毎時の風速と降水量 [PDF形式:83KB] 噴煙高度は噴火活動を示す指標で、西山西麓の噴火活動は静かだが金比羅山の活動は消長を繰り返しているのが分かる。 資料2:日別噴煙最高高度の推移 [PDF形式:12KB] 室蘭地方気象台、札幌管区気象台による遠望観測データから、白色の噴煙と有色噴煙を分離してその日別最高高度を西山西麓火口、金比羅山火口について下図に示す。 6月上旬の金比羅山火口におけるジェットの活発化、西山火口からの火山灰の増加が見て取れる。計測は、遠望カメラによる。なお、4 月14 日までは有色噴煙を分離して計測していない。 資料3:空振の波形例(いずれも2 分間のデータ。波形は虻田栄、滝之町、洞爺中島、壮瞥温泉、洞爺村の順) [PDF形式:159KB] (a) K-B 火口からの空振が卓越した5 月29 日の例。K-A 火口からのものと思われる波形は見つからない(マスクされている可能性もある)。 (b) K-A 火口からの空振とK-B 火口からの空振が混在している6 月7日の例。小さい振幅のK-B 火口からの空振は周期的に発生しており、振幅の大きいK-A 火口からの空振がそれに重なっている。 資料4:震源の時空間分布図 [jpg形式:KB] 図中、右上は左上の震源の時系列表示、左下は南から北を見た断面図で、右下はその時系列表示 資料5:有珠外輪山南端から南1kmの地点(気象庁A点)の地震計で見た地震活動経過状況 [PDF形式:127KB] 有珠山時別地震回数(気象庁A点)、有珠山時別地震回数(気象庁A点振幅0.3μ以上)、A点日別地震回数の変化、地震活動経過図(規模別) 資料6:火山性微動:マグマ活動や噴火活動に伴う連続した震動 [PDF形式:77KB] 有珠山微動振幅の時間変化(気象庁A点) :微動が頻繁に発生していることが分かる。 有珠山の空振時系列(気象庁:虻田栄観測点):主に西山西ろくの噴火に伴う空振を観測 有珠山の空振時系列(気象庁:滝之町観測点):主に金比羅山の噴火に伴う空振を観測 資料7:とうやこ幼稚園(西山西麓火口から西南西約500m)に新設したミラーの変動 [jpg形式:70KB] 西山火口群城の地殻変動(最近1ケ月) 2000年6月19日 北海道大学・地質調査所・気象庁 3地点(虻田歴史公園、虻田高校、三豊)からのゼオドライト観測により、最近の西山火口群城の地殻変動について、以下のような結果を得た。 1.隆起はわかさいも工場周辺では 8-10cm/day 程度、とうやこ幼稚園では 1cm/day 程度の速度で継続している。 2.水平変位ベクトルは、方向は南西〜西南西、大きさは、傾いた家や東屋では 6.5cm/day 程度、 とうやこ幼稚園では 3.5cm/day 程度である。とうやこ幼稚園のベクトルは、光波測量の結果と一致している。 3.水平変動の傾向は、わかさいも工場と東屋などでは明らかに異なる。わかさいも工場は、水平方向にはほとんど変動していない。 水平変位図(虻田歴史公園から)、水平変位図(三豊から)、垂直変位図(虻田歴史公園から)、垂直変位図(三豊から) 2000.7.10 19:30 臨時火山情報 第 22号 臨時火山情報第22号 平成12年7月10日19時30分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 有珠山の火山活動について、火山噴火予知連絡会は、以下のとおりの統一見解を発表しました。 有珠山の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解 有珠山では、北西山麓の金比羅山火口群と西山西麓火口群で水蒸気爆発が続いていますが、深部からのマグマの供給はほぼ停止しており、火山活動は徐々に低下していくものと考えられます。 一連の噴火活動は、深さ約10kmの深部マグマだまりから、深さ4〜5kmの浅部マグマだまりに、噴火開始の直前にマグマが上昇してきたことにより始まったものと推定されます。さらに、この浅部マグマだまりから一旦上昇したマグマは、北西に向けて移動し、地盤の隆起と2つの火口群からの噴火を起こしてきました。 地盤の隆起は現在も西山西麓で続いていますが、一定の割合で鈍化しています。中心部の隆起速度は1日5cm程度になり、隆起域も狭くなりつつあります。5月中頃以降、山体の大部分では、変動方向が反転して沈降傾向になっています。この事実は、北西山麓の下に貫入したマグマの一部がさらに浅部に移動していく過程に対応するものと理解できます。更に広域の変動がほぼ停止していることから見ても、深部マグマだまりからの供給はほぼ途絶えた状態にあると考えられます。 噴火開始当初の噴煙にはマグマ起源の物質が多量に含まれましたが、その後噴火は水蒸気を主体とする活動に移行し、噴煙の高度、爆発力、熱エネルギーは減少傾向にあります。最近は、西山西麓火口群は間欠的に火山灰を噴出し、爆発力は弱くなっています。また、西山西麓火口の周辺には、熱水・噴気活動域の拡大が認められます。金比羅山火口群は空振・爆発音・噴石を伴って頻繁に爆発していますが、その活動度は最近低下してきました。噴石の落下範囲は、この1ヶ月ほどは、火口から少なくとも300m程度となっています。 地震活動は主に南西山麓で続いていますが、その規模・回数は徐々に低下しつつあります。 以上のように、深部からのマグマの供給はほぼ停止しており、一連のマグマの活動は終息に向かっていると考えられます。 今後、火砕サージを伴うような爆発性の強い噴火はないと考えられます。しかし、現在までに上昇してきたマグマが熱を供給し続けていることから、当分の間、現在と同様の爆発が両火口群で継続すると考えられ、火口から500m程度の範囲では、噴石や地熱活動に対する警戒が必要です。 資料1:有珠山に関する解析結果について(2000年有珠山噴火にともなうマグマモデル)(建設省国土地理院) [PDF形式:49KB] 資料2:同上(図1) [PDF形式:55KB] 資料3:同上(図2) [PDF形式:75KB] 資料4:同上(図3) [PDF形式:40KB] 資料5:有珠山周辺JERE-1干渉SAR画像(建設省国土地理院、宇宙開発事業団) [PDF形式:238KB] 資料6:西山西火口群の噴火経過とそのモデル(東京大学地震研究所) [PDF形式:272KB] 資料7:空中写真解析による西山西周辺の変動(通産省工業技術院地質調査所) [PDF形式:23KB] 資料8:平成噴火のマグマ供給系モデル(通産省工業技術院地質調査所) [PDF形式:61KB] 資料9:有珠山の空振時系列、微動時間平均振幅、金毘羅山火口振幅の推移 [PDF形式:33KB] 資料10:西山火口群周辺の温度分布(科学技術庁防災科学研究所) [PDF形式:101KB] 資料11:金毘羅A・B火口と新しい噴石分布(北海道大学地球惑星物質科学教室) [PDF形式:96KB] 2000.11.01 19:20 臨時火山情報 第 23号 臨時火山情報 第23号 平成12年11月1日19時20分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 本日(1日)、第87回火山噴火予知連絡会が開催され、有珠山について次のとおりの統一見解が発表されました。 有珠山の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解 有珠山では、深部からのマグマ供給は停止し、火山活動は徐々に低下していますが、北西山麓の金比羅山火口群での水蒸気爆発と西山西麓火口周辺の地熱活動が続いています。 一連の噴火活動で見られた北西山麓を中心とする地盤の隆起は、徐々に鈍化し、7月末にはほぼ停止し、現在は、変動方向が反転して沈降傾向になっています。また、山体の収縮も続いています。地下からのマグマの供給は停止した状態にあると考えられます。 金比羅山火口群と西山西麓火口群での水蒸気爆発は、噴火開始以降次第にその活動度は低下してきました。西山西麓火口群では、噴煙の高度は低下していますが、地熱異常域の拡大は続いています。金比羅山火口群では、空振・爆発音・噴石を伴って頻繁に爆発しており、7月下旬から8月末にかけて一時的に弱くなりましたが、9月以降は再び活発化しています。 以上のように、深部からのマグマの供給は停止しており、一連のマグマの活動は終息しつつあると考えられますが、当分の間、現在と同様の活動が両火口群で継続すると考えられ、火口から500m程度の範囲では、噴石や地熱活動に対する警戒が依然必要です。 第87回火山噴火予知連絡会 会長会見 有珠山の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解 資料1 有珠山の空振パルスの時系列(時別回数および最大振幅)(pdf:51KB) 資料2 西山火口付近の地殻変動観測結果(pdf:42KB)(北海道大学) 資料3 有珠山の地震活動(pdf:48KB)(北海道大学) |
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有珠山 火山情報 2001年(平成13年) 2001.2.05 19:45 火山観測情報 第 6号 火山観測情報 第6号 平成13年2月5日19時45分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 本日(5日)、第88回火山噴火予知連絡会が開催され、有珠山の火山活動について検討されました。その結果は次の通りです。 地震回数は一日当たり数回以下で推移し、地震活動は、2000年9月以降引き続き低いレベルを保っています。ほぼ、昨年の噴火以前のレベルに戻っていると見られます。 一連の噴火活動で見られた北西山麓を中心とする地盤の隆起は徐々に鈍化し、2000年7月末にはほぼ停止し、沈降に転じました。その沈降傾向も徐々に鈍化しながらも、現在も続いています。 金比羅山火口群では小規模な水蒸気爆発が継続し、火山灰混じりの噴煙噴出のほか、炸裂型噴火に伴う噴石等の放出を断続的に繰り返しました。しかし、噴火活動に伴う火山性微動及び空振は、2000年12月以降徐々に振幅が低下しており、噴石等が火口外に放出される頻度は少なくなっています。 なお、2000年11月下旬に金比羅山火口群(KーB火口)で、噴煙活動が停止気味になり、この間に土砂噴出を伴うやや強い爆発が2回発生しました。その後、噴煙活動は以前の様な連続噴出の状態に戻っています。 西山西麓火口群では弱い噴煙活動と地熱活動が継続しています。 以上のように、深部からマグマの供給は停止していると考えられますが、火口から500m程度の範囲では、噴石や地熱活動に対する警戒が依然必要です。 第88回火山噴火予知連絡会 会長会見 全国の火山活動について 資料7:有珠山の空振時系列(2000年4月−2001年1月)(pdf:45KB) 資料8:気象庁A点NS成分で観測された噴火活動に伴う火山性微動の振幅レベルの推移(pdf:42KB) 資料9:気象庁A点で観測された火山性地震の発生状況(pdf:27KB) 2001.5.28 18:40 火山観測情報 第 23号 火山観測情報 第23号 平成13年5月28日18時40分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 本日(28日)、第89回火山噴火予知連絡会が開催され、有珠山の火山活動について検討されました。その結果は次のとおりです。 金比羅山火口群のK−B火口での小規模な噴出を伴なう活動は、変動を繰り返しながらも、全体的には昨年に比べて小さくなってきています。この活動に伴なう火山性微動の振幅、空震も小さくなってきています。 西山西麓火口域では弱い白色噴煙と周辺での地熱活動が継続しています。 地震活動は噴火前の状態に戻りました。 西山西麓を中心とする地殻変動は、わずかな沈降に転じています。また、有珠山山体全体は縮小を続けています。 これらのことから、マグマの供給は停止し、2000年3月に始まったマグマの活動は収束したと判断されます。 なお、金比羅山火口群と西山西麓火口群では、同様の活動が当分の間継続すると考えられますので、これらの火口付近では引き続き注意が必要です。 第89回火山噴火予知連絡会 会長会見 全国の火山活動について 資料1:空振パルスの時別回数および日別最大振幅の時系列図 [PDF形式:19KB] 資料2:気象庁A点で観測された火山性地震の発生状況(2000年3月1日〜2001年5月24日) [PDF形式:15KB] 資料3:有珠山活動状況(北大・理・地震火山研究観測センター火山活動研究分野) [PDF形式:40KB] 資料4:GPS連続観測 有珠山周辺基線図 [PDF形式:43KB] 2001. 8.30 15:00 火山観測情報 第 29号 火山観測情報 第29号 平成13年 8月30日15時00分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 金比羅山(K)火口群では、ごく小規模な噴火が断続的に繰り返されています。噴煙活動が弱まった時には突発的な爆発が発生する恐れがありますので、火口付近では引き続き火山活動に注意してください。7月26日以降の火山活動状況は次のとおりです。 概況 K−B火口では、ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、少量の火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出しており、周辺では時々降灰が確認されています。 噴火にともなう空震や火山性微動の振幅は小さい状態が続いていましたが、大雨後の8月23日から微動および空震の振幅が増大し、本年4月頃のレベルになりました。27日以降は小さい状態に戻っています。 K−A火口では、湯溜まりの状態は続いており白色の噴煙を上げています。 西山西麓(N)火口群では、弱い噴煙活動と地熱活動が続いています。 地震回数は少ない状態が続いており、震度1以上を観測した地震は観測されていません。 火口調査(8月20日および23日実施) K−A火口: 灰色の湯溜まり状態が続いていますが、23日の大雨による顕著な水位の上昇は ありませんが、火口内壁は所々に小規模な崩落が見られました。 K−B火口: 20日の調査では、前回(7月24日)に見られた火砕丘からの噴煙は停止し、その 西側に新たな噴気孔が見られ、噴石は火口上最大で50メートル程度に達していま した。23日には、複数の噴気孔から噴泥や噴石を連続的に噴出する炸裂型噴火を 繰り返し、噴泥や噴石は火口上最大で100〜150メートルに達し、ごくまれに火口 縁を超えるものも確認しました。また、噴煙にはやや湿った火山灰が混じってい ました。 N火口群 : N−B火口では弱い白色噴煙を連続的に噴出しており、火口縁は崩れやすい状態 となっています。火口群周辺の地熱活動は依然継続していますが、大きな変化は ありませんでした。 遠望観測(気象庁および北海道開発局の監視カメラによる) 火口からの噴煙高度の最高は次のとおりです。 N火口群: 白色 400メートル以上 K火口群: 白色 600メートル 地震観測(大有珠山頂の南約2kmの気象庁A点による) この期間の地震回数は44回で引き続き少ない状態が続いています。地震活動は昨年10月以降、噴火前のレベルに戻っており、月回数40回程度で推移し低調なレベルを保っています。火山性微動の振幅は23日から27日にかけて一時的に増大しましたが、その後は小さい状態に戻っています。 なお、有珠山を震源とする震度1以上の地震は昨年8月13日以来観測されていません。 次の火山観測情報は9月27日14時30分頃発表の予定ですが、火山活動に異常な変化があった場合には、火山情報で随時お知らせします。 2001. 9.27 14:30 火山観測情報 第 30号 火山観測情報 第30号 平成13年 9月27日14時30分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 金比羅山(K)火口群では、噴石等の放出は停止しており、白色の噴煙活動が続いています。しかし、今後噴石等の放出が再開する可能性もありますので、火口付近では引き続き火山活動に注意してください。8月30日以降の火山活動状況は次のとおりです。 概況 K−B火口では、ごく小規模な水蒸気爆発が続いていましたが、現在は火口底が湯溜まりの状態に変わり、白色噴煙を連続的に噴出しています。噴石や火山灰の放出は停止しています。噴火に伴う空振は9月7日以降観測されていません。火山性微動は8月下旬まで連続的に観測されていましたが、その後は断続的となり、9月13日以降は観測されていません。 K−A火口は、湯溜まりの状態が続いており、白色噴煙を連続的に噴出しています。 西山西麓(N)火口群では弱い噴煙活動と地熱活動が続いています。 地震回数は少ない状態が続いています。 火口調査(9月18日および26日実施) K−A火口: 灰色の湯溜まり状態が続いており、白色噴煙を連続的に噴出していました。水位等に大きな変化はありませんでした。 K−B火口: 火口底は9月18日にはすでに湯溜まりの状態に変わっており、中央部から黒灰色の熱水を連続的に湧出していました。 また、噴石や火山灰の放出は停止しており、白色噴煙を連続的に噴出していました。 N火口群 : N−B火口では弱い白色噴煙を連続的に噴出しており、火口縁は崩れやすい状態が続いていました。 火口群周辺の地熱活動は依然継続していますが、大きな変化はありませんでした。 遠望観測(気象庁の監視カメラによる) 火口からの噴煙高度の最高は次のとおりです。 N火口群: 白色 500メートル以上 K火口群: 白色 700メートル 地震観測(大有珠山頂の南約2kmの気象庁A点による) この期間の地震回数は23回で、少ない状態が続いています。有珠山を震源とする震度1以上の地震は昨年8月13日以来観測されていません。 次の火山観測情報は10月25日14時30分頃発表の予定ですが、火山活動に異常な変化があった場合には、火山情報で随時お知らせします。 2001.10.22 18:40 臨時火山情報 第 31号 火山観測情報 第31号 平成13年10月22日18時40分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 本日(22日)第90回火山噴火予知連絡会が開催され、有珠山の火山活動について検討されました。その結果は次のとおりです。 金比羅山火口群のK−B火口では、少量の火山灰や噴石を含む小規模な噴出を伴う活動が続いていましたが、噴出活動に伴う火山性微動の振幅、空震は次第に小さくなり、9月中旬以降、火山性微動や空震は観測されていません。8月下旬頃から、次第に火口内が湯だまりの状態になりました。 西山西麓火口域では弱い白色噴煙と周辺での地熱活動が継続しています。 地震活動は2000年噴火の前と同様の状態で推移しています。 西山西麓を中心として続いていた地殻変動は、ほぼ停止もしくはわずかな沈降を続けています。 このように、火山活動は、5月に比べてさらに低下してきています。 なお、金比羅山火口群のK−B火口や西山西麓火口群における地熱活動は当分継続すると考えられ、今後も火山活動の推移を注意深く見守る必要があります。 第90回火山噴火予知連絡会 会長会見 有珠山/岩手山/箱根山各関連資料 [PDF形式:163KB] p.12 有珠山 気象庁 有珠山の空振時系列/有珠山微動振幅N−S成分の時間変化/気象庁有珠山A点の1分間平均振幅の積算 p.13 有珠山 北大・理 有珠山の地震の資料(震央分布図、地震活動経過図など) 2001.10.25 14:30 火山観測情報 第 32号 火山観測情報 第32号 平成13年10月25日14時30分 室蘭地方気象台発表 火山名 有珠山 1. 概況 2000年噴火によるマグマの活動はすでに終息しましたが、熱的活動は継続しています。 金比羅山火口群(K−B)では、噴石等の放出は停止した状態が続いていますが、熱的活動に伴う噴石等の放出する可能性も考えられますので、火口付近では引き続き注意して下さい。 2. 最近の火山活動経過(9月27日) 金比羅山火口群では、K−A火口およびK−B火口から最大で高さ200〜500メートルの白色噴煙が連続的に噴出しています。 K−B火口は8月下旬頃から火口内が次第に湯溜まりに変わり、9月中旬には全面湯溜まりとなりました。現在も湯溜まりの状態が続いており、火口底中央部では熱水が湧出していますが、水位等に大きな変化はありません。噴石等の放出は停止した状態が続いています。また、噴出活動に伴う火山性微動や空震も9月中旬以降観測されていません。 K−A火口も湯溜まりの状態が続いていますが、水位等に大きな変化はありません。 西山西麓火口群では、N−B火口から最大で高さ100〜300メートルの弱い白色噴煙が連続的に噴出しています。火口群周辺の熱的活動は現在も続いていますが、大きな変化はありません。 この期間、有珠山に発生した火山性地震は20回と少ない状態が続いており、2000年噴火前と同様な回数レベルで推移しています。有珠山を震源とする震度1以上の地震は、昨年8月13日以来観測されていません。 火山観測情報の定期的な発表は第32号をもって終了します。今後は、火山活動に変化が認められた場合には、火山観測情報等で随時お知らせ致します。 |
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有珠山 火山情報 2004年(平成16年) 2004.01.27 17:30 第97回火山噴火予知連絡会会見資料(抜粋) 有珠山 ・ 火山活動に特別な変化はなく、静穏に経過しました。 |
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| 地震・火山月報(防災編) (有珠山 2000年〜2003年) |
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地震・火山月報(防災編)2000年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月 地震・火山月報(防災編)2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 地震・火山月報(防災編)2002年 1月 2月〜12月(有珠山について記載なし) 地震・火山月報(防災編)2003年 1月〜12月(有珠山について記載なし) |
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地震・火山月報(防災編) 2000年(平成12年) 地震・火山月報(防災編) 2000年 1月 ●日本の地震活動 (有珠山について記載なし) ●日本の主な火山活動 (有珠山について記載なし) 地震・火山月報(防災編) 2000年 2月 ●日本の地震活動 (有珠山について記載なし) ●日本の主な火山活動 (有珠山について記載なし) 地震・火山月報(防災編) 2000年 3月
北海道地方 3月27日午後から有珠山付近[胆振支庁西部]で火山性地震が頻発し始め(図3b)、3月31日現在、活発な状態で継続している。この活動の回数のピークは、3月30日10時〜12時であり、その後31日13時10分頃に最初の噴火があった(図3−1、火山活動については、p.29参照)。 一連の地震活動における最大の規模は、3月31日現在、30日09時12分と17時13分のM4.3であり、後者の地震では、北海道の壮瞥町で震度5弱を観測した(壮瞥町の震度計は30日09時運用開始)。また、30日18時16分のM4.1の地震でも壮瞥町で震度5弱を観測した。 ●日本の主な火山活動 有珠山 31日13時10分頃、1978年(昭和53年)10月以来21年5ヶ月ぶりに噴火した。 噴火に先立つ27日から、地震が増加し始め、30日には道路の亀裂や縁石の歪などの地殻の変動が確認され、31日に西側山ろくより噴火が始まった。噴火は噴石とともに噴煙を吹き上げ、噴煙は最高3,500mの高さまで達した(p.29参照)。 地震・火山月報(防災編) 2000年 4月 ●日本の地震活動 北海道地方 4月1日03時12分、有珠山付近[胆振支庁西部]でM4.6の地震があり(図3a)、壮瞥町で震度5弱を観測した。この地震は、3月27日午後から継続している火山性地震活動域で発生し、今回の活動における最大規模であった(4月30日現在)。この地震活動は、3月30日が回数のピークであり、以降低下傾向が続いている(有珠山の噴火活動については、p.22参照)。 ●日本の主な火山活動 有珠山 3月31日13時10分頃有珠山の西山西ろくから噴火し、4月1日の昼前には金比羅山からも新たな噴火活動が始まった。これらの地域では、火口の数を増やしながら活発な水蒸気爆発〜マグマ水蒸気爆発を繰り返し、火山灰まじりの噴煙もしばしば観測された。火口からは時折噴石が飛散し、火口付近には噴石丘が形成された。今期間の噴煙の高さの最高は、2日05時42分頃に観測された火口上3,000mであったが、その後は500〜1,000mで推移した。噴火前に急増した火山性地震は、9日以降少ない状態(日別回数10〜20程度)で推移しており、火山性微動は、振幅の変化を繰り返しながら4月30日現在継続している。また総合観測班によると、噴火前後から有珠山北西山ろくで観測されていた顕著な地殻変動は、中旬以降やや鈍化した(以上、特集1参照)。 地震・火山月報(防災編) 2000年 5月 ●日本の地震活動 北海道地方 5月中の有珠山付近[胆振支庁西部]の地震活動(図3a)は、震度1以上を観測した地震が5回(3月:1,141回、4月:67回)であり、散発的になった。なお、5月9日10時05分、内浦湾で発生したM3.1の地震(最大震度1)は、有珠山付近の地震活動域から離れた場所に位置する(図3−2) ●日本の主な火山活動 有珠山 西山山ろく及び金比羅山西側の火口群では小規模な水蒸気爆発が繰り返され、噴石が飛散し、空振も度々観測した。噴煙の高さの最高は、火口上1,500m(色不明、4日)、火山灰混じりの噴煙の高さの最高は火口上900m(灰色、4日)であった。 地震活動は、4月中旬以降同様、低いレベルで推移している。地震回数は1日当たり5〜20回で推移し、火山性微動は振幅の変化を繰り返しながら引き続き観測されている。また、北西山ろくを中心とする地殻変動は鈍化しながらも継続している(以上、p.20参照)。 地震・火山月報(防災編) 2000年 6月 ●日本の地震活動 北海道地方 6月中の有珠山付近[胆振支庁西部]の地震活動(図3c)は、震度1以上を観測した地震が6月5日の1回(M:2.9、最大震度2)であった(3月:1,141回、4月:67回、5月5回)。 ●日本の主な火山活動 有珠山 期間中、西山西ろく及び金比羅山西側の火口群では小規模な水蒸気爆発が繰り返され、噴石が飛散し、空振も度々観測された。期間中の噴煙の高さの最高は5日及び8日の火口上1,300m(白色)、火山灰混じりの噴煙は25日の400m(灰色)であった。 火山性微動は引き続き観測された。火山性地震の回数は1日当たり0〜15回で推移した。また、北西山ろくを中心とする地殻変動は鈍化しながらも継続しているが、隆起域への押し出しは狭い範囲に限られ、一部では反転も見られた。 地震・火山月報(防災編) 2000年 7月 ●日本の地震活動 北海道地方 7月中の有珠山付近[胆振支庁西部]の地震活動(図3d)は、震度1以上を観測した地震が7月6日の1回(M:2.7、最大震度1)であった(3月:1,141回、4月:67回、5月5回、6月1回)。 ●日本の主な火山活動 有珠山 期間中、西山西ろく及び金比羅山西側の火口群では小規模な水蒸気爆発が繰り返され、噴石や火山灰が飛散した。噴火に伴う空振も度々発生しているが、その回数は減少している。期間中の噴煙の高さの最高は、火口上800m以上(灰白色、20日)、有色噴煙の最高は火口上300m(灰色、9日)であった。火山性微動は16日から振幅の小さい状態が断続的に続いている。地震回数は1日当たり0〜8回で推移した。また、北西山ろくを中心とする地殻変動(隆起・押し出し)はいっそう狭い範囲に限られ鈍化しており、周辺部の反転は継続している。 地震・火山月報(防災編) 2000年 8月 ●日本の地震活動 北海道地方 有珠山付近[胆振支庁西部](図3g)で震度1以上を観測した地震回数は、8月中3回であった(最大震度はいずれも1)。 ●日本の主な火山活動 ▲有珠山 西山西ろく及び金比羅山西側の火口群では小規模な水蒸気爆発が繰り返され、噴石や火山灰が飛散した。噴火に伴う空振も度々発生しているが、その回数は減少している。期間中の噴煙の高さの最高は、火口上900m以上(白色、21日)であった。火山性微動は7月16日以来、振幅の小さい状態が続いている。地震回数は1日当たり0〜7回で、月回数は61回(7月95回)であった。また、北西山ろくを中心とする地殻変動(隆起・押し出し)はほぼ停止状態で、一部の観測点では沈降に転じている。 地震・火山月報(防災編) 2000年 9月 ●日本の地震活動 北海道地方 有珠山付近[胆振支庁西部](図3d)で震度1以上を観測した地震は、9月には発生しなかった(8月3回)。 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ 金比羅山火口群では小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、火山灰を含んだ噴煙を断続的に噴出した。金比羅山K-B火口では、噴石の放出や小規模な土砂噴出が続いており、札幌管区気象台の現地観測によると、火口外に放出された噴石を確認した。また、周辺では爆発音や空振が頻繁に体感された。噴火に伴う空振は9月に入ってやや振幅が大きくなり、7月下旬のレベルまで増大したが、9月下旬には次第に小さくなってきた。火山性微動は振幅が7月のレベルまで増大し、継続している。 遠望観測によると、噴煙の高さの最高は、火口上1,000m(白色、13日)であった。地震回数は1日当たり0〜4回で、月回数は28回(8月61回)であった。また、西山西ろくを中心とする地殻変動はほとんどの観測点で沈降傾向にある。 地震・火山月報(防災編) 2000年10月 ●日本の地震活動 (有珠山について記載なし) ●日本の主な火山活動 有珠山▲ 金比羅山火口群のK−B火口では5日10時30分頃から17時40分頃まで噴煙活動が停止した。それ以外の時間は、K−A火口、K−B火口共に小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、火山灰を含んだ噴煙を断続的に噴出した。噴石などの放出や小規模な土砂噴出も続いており、火口周辺では爆発音や空振が体感された。噴火に伴う空振や火山性微動の振幅に大きな変化は見られず、引き続き7月のレベルで推移した。 遠望観測によると、噴煙の高さの最高は、火口上1,100m(白色、7日)であった。地震回数は1日当たり0〜2回で、月回数は15回(9月28回)であった。西山西麓火口群の噴煙活動は低い状態だが、周辺の地熱活動は依然継続している。 また、西山西ろくを中心とする地殻変動はほとんどの観測点で依然沈下傾向にある。 地震・火山月報(防災編) 2000年11月 ●日本の地震活動 (有珠山について記載なし) ●日本の主な火山活動 有珠山▲ 噴火活動が続き、一時的に噴泥が火口から400mの地点まで飛散する小規模な爆発があった。 金比羅山火口群のK−B火口では24〜29日にかけて噴煙活動が長時間停止する状態が何度か確認されるとともに、27日09時34分と29日20時27分には一時的にまとまった土砂噴出を伴うやや強い爆発があった。27日の爆発では噴泥が火口から400mの地点まで飛散したことが確認されている。それ以外の時間は、K−A火口、K−B火口ともに小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、火山灰を含んだ噴煙を断続的に噴出していた。 噴火に伴う火山性微動の振幅に大きな変化は見られず、引き続き7月のレベルで推移した。空振については、28日14時頃から振幅の小さい状態が見られたが、29日にやや強い爆発が起きてからは7月のレベルに戻った。 遠望観測によると、噴煙の高さの最高は、火口上2,000m(白色、27日)であった。地震回数は1日当たり0〜2回で、月回数は17回(10月15回)であった。 西山西麓火口群の噴煙活動は低い状態だが、周辺の地熱活動は依然継続している。また、西山西麓を中心とする地殻変動はほとんどの観測点で沈降傾向にある。 地震・火山月報(防災編) 2000年12月 ●日本の地震活動 (有珠山について記載なし) ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・微動・空振] 噴火活動は継続しているが、噴石などの放出の規模・回数は徐々に減少する傾向である。 金比羅山火口群では、K−A火口、K−B火口ともに小規模な水蒸気爆発が繰り返され、火山灰を含んだ噴煙を断続的に噴出した。噴石などの放出も続いているが、その規模・回数とも徐々に減少する傾向がある。噴火に伴う空振や火山性微動の振幅も徐々に小さくなっている。 遠望観測によると、噴煙の高さの最高は、火口上1,200m(白色、22日)であった。地震回数は1日当たり0〜3回で、月回数は17回(11月17回)であった。 西山西麓火口群の噴煙活動は低い状態だが、周辺の地熱活動は依然継続している。また、西山西麓を中心とする地殻変動はほとんどの観測点で沈降傾向にある。 |
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地震・火山月報(防災編) 2001年(平成13年) 地震・火山月報(防災編) 2001年 1月 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・微動・空振] 小規模な水蒸気爆発を繰り返しているが、噴石等の放出の規模は小さくなっている。 金比羅山火口群では、K−A火口、K−B火口ともに小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出した。噴石等の放出も続いているが、その規模は小さくなっている。火口周辺では弱いながら爆発音や空振が体感されており、噴火に伴う空振や火山性微動の振幅はやや小さい状態が続いている。 西山西麓火口群では弱い噴気活動と地熱活動が続いている。 遠望観測によると、噴煙の高さの最高は、火口上1,000m(白色、21日)であった。地震回数は1日当たり0〜5回で、月回数は23回(12月17回)であった。 また、西山西麓を中心とする地殻変動はほとんどの観測点で停止状態にある。 地震・火山月報(防災編) 2001年 2月 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・微動・空振] ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、噴石等の放出の規模も小さい状態が続いている。 金比羅山火口群ではごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出している。また、噴石等の放出は小さい状態が続いている。火口周辺では弱い爆発音や空振が体感されており、噴火に伴う空振や火山性微動の振幅は小さい状態が続いている。 西山西麓火口群では弱い噴気活動と地熱活動が続いている。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は、火口上1,000m(白色、9日)であった。地震回数は1日当たり0〜3回で、月回数は19回(1月23回)であった。 気象庁のGPS観測では、西山西麓を中心とする地殻変動はほぼ停止している。 地震・火山月報(防災編) 2001年 3月 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・微動・空振] ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、噴石等の放出の規模も小さい状態が続いている。 金比羅山火口群ではごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、少量の火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出している。また、噴石等の放出は小さい状態が続いている。火口周辺では弱い爆発音や空振が体感されており、噴火に伴う空振や火山性微動の振幅は小さい状態が続いている。 西山西麓火口群では弱い噴気活動と地熱活動が続いている。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は、火口上1,000m(白色、10、13日)であった。地震回数は1日当たり0〜5回で、月回数は30回(2月19回)であった。 気象庁のGPS観測では、西山西麓を中心とする地殻変動はほぼ停止している。 地震・火山月報(防災編) 2001年 4月
有珠山▲ [噴煙・微動・空振] ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、噴石等の放出の規模も小さい状態が続いている。 金比羅山火口群ではごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、少量の火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出している。また、噴石等の放出は小さい状態が続いている。下旬以降、風下側で火山灰が浮遊するようになり、弱い降灰も時折見られるようになった。火口周辺では弱い爆発音や空振が体感されているが、噴火に伴う空振や火山性微動の振幅は小さい状態が続いている。 西山西麓火口群では弱い噴気活動と地熱活動が続いている。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は、火口上600m(白色、2、4、15、16、24、25日)であった。地震回数は1日当たり0〜3回で、月回数は23回(3月30回)であった(図3)。 気象庁のGPS観測では、西山西麓を中心とする地殻変動はほぼ停止している。 地震・火山月報(防災編) 2001年 5月 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・微動・空振] ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、噴石等の放出の規模も小さい状態が続いている。 金比羅山火口群では、K−B火口がごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、少量の火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出している。風下側では火山灰が浮遊しており、時折弱い降灰もみられている。また、小規模な噴石等の放出が続いている。火口周辺では弱い爆発音や空振が体感されているが、噴火に伴う空振や火山性微動の振幅は小さい状態が続いている。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は、火口上700m(白色、11日)であった(4月600m)。 地震回数は1日当たり0〜5回で、月回数は40回(4月23回)であった。 気象庁のGPS観測では、西山西麓を中心とする地殻変動はほぼ停止している。 地震・火山月報(防災編) 2001年 6月 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・微動・空振] ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、噴石等の放出の規模も小さい状態が続いている。 金比羅山火口群では、K−B火口がごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、少量の火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出している。風下側では火山灰が浮遊しており、時折弱い降灰も見られている。また、噴石等の放出の規模は小さい状態が続いている。火口周辺では弱い爆発音や空振が体感されている。噴火に伴う火山性微動の振幅は小さい状態が続いている。空振の規模が一時的に2000年12月上旬のレベルになることがあったが、その他の観測データに大きな変化はなかった。 西山西麓火口群では弱い噴気活動と地熱活動が続いている。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は火口上600m(白色、22日)であった。 地震回数は1日当たり0〜5回で、月回数は37回(5月40回)であった。 気象庁のGPS観測では、西山西麓を中心とする地殻変動はほぼ停止している。 地震・火山月報(防災編) 2001年 7月 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・微動・空振] ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、それに伴う噴石等の放出の規模も小さい状態である。 金比羅山火口群ではごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、少量の火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出している。また、それに伴う噴石等の放出の規模は小さい状態である。風下側では火山灰が浮遊しており、時折弱い降灰も見られている。噴火に伴う火山性微動の振幅は小さい状態が続いている。 西山西麓火口群では弱い噴気活動と地熱活動が続いている。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は火口上700m(白色、13日)であった。 地震回数は1日当たり0〜3回で、月回数は22回(6月37回)であった。 気象庁のGPS観測では、特に変動は見られなかった。 地震・火山月報(防災編) 2001年 8月 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・微動・空振] ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返しており、噴石等の放出の規模も小さい状態が続いている。 金比羅山火口群ではごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、少量の火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出している。風下側では火山灰が浮遊しており、時折弱い降灰もみられた。また、噴石等の放出の規模は小さい状態が続いている。噴火に伴う空振や火山性微動は、大雨直後の23日の朝方からやや大きくなったが、27日の夜には小さい状態に戻った。 西山西麓火口群では弱い噴煙活動と地熱活動が続いている。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は火口上600m以上(白色、28、31日)であった。 地震回数は1日当たり0〜11回で、月回数は42回(7月22回)であった。 気象庁のGPS観測では、特に異常な地殻変動はみられなかった。 地震・火山月報(防災編) 2001年 9月 ●日本の主な火山活動 有珠山▲ [噴煙・熱] 金毘羅山火口群では噴煙活動が継続しているが、中旬以降噴石等の放出は停止している。 3日に行った火口調査では、K−B火口底中央部は泥沼状態で、弱い噴気音を伴い、頻繁に土砂噴出を繰り返していた。18、26日に行った火口調査では、K−B火口の噴石等の放出は停止しており、火口底は湯だまり状態でその中央部から黒灰色の熱水が湧出していた。 白色噴煙は連続的に噴出しているが降灰は見られなかった。 噴火に伴う空振は7日以降、また火山性微動は13日以降確認されていない。 西山西麓火口群では弱い噴煙活動と地熱活動が続いている。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は火口上700m(白色、4日)であった。 地震回数は1日当たり0〜3回で、月回数は24回(8月42回)であった。 気象庁のGPS観測では、特に異常な地殻変動はみられなかった。 地震・火山月報(防災編) 2001年10月 ●日本の主な火山活動 有珠山● [噴煙・熱] 金比羅火口群や西山西麓火口群では、噴煙活動や地熱活動が継続した。 16、25日に行った火口調査ではK−B火口の噴石等の放出は引き続き停止しており、火口底は湯だまりの状態が続いていた。湯だまりの中央部からは熱水が湧き出しているが、水位等に大きな変化はなかった。 地震回数は1日当たり0〜3回で、月回数は29回(9月24回)であった。火山性微動、空振は観測されなかった。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は火口上500m以上(白色、6、12日)であった。 気象庁のGPS観測では、特に異常な地殻変動はみられなかった。 地震・火山月報(防災編) 2001年11月 ●日本の主な火山活動 有珠山● [噴煙・熱] 金比羅山火口群や西山西麓火口群では、噴煙活動や地熱活動が継続した。 7 、13、26〜28日に行った火口調査や現地観測では、K−B火口の噴石等の放出は引き続き停止しており、火口底は湯だまりの状態が続いていた。湯だまりの中央部からは熱水が湧出しているが、水位等に大きな変化はなかった。 火山性微動、空振は観測されなかった。 地震回数は1日当たり0〜5回で、月回数は38回(10月29回)であった。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は火口上500m(白色、13日)であった。 気象庁のGPS観測では、特に異常な地殻変動はみられなかった。 地震・火山月報(防災編) 2001年12月 ●日本の主な火山活動 有珠山● [噴煙・熱] 金比羅山火口群や西山西麓火口群では、噴煙活動や地熱活動が継続した。 金毘羅山火口群のK−B火口の噴煙は徐々に弱まり、23日頃から遠望観測でも確認できない状態となっている。 火山性微動、空振は観測されなかった。 地震回数は1日当たり0〜2回で、月回数は18回(11月38回)であった。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は火口上600m(白色、6日)であった。 気象庁のGPS観測では、特に異常な地殻変動はみられなかった。 |
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地震・火山月報(防災編) 2002年(平成14年) 地震・火山月報(防災編) 2002年 1月 ●日本の主な火山活動 ● 有珠山[噴煙・熱] 噴煙活動や地熱活動が継続している。 金比羅山(K)火口群や西山西麓(N)火口群では、噴煙活動や地熱活動が続いているが、金比羅山火口群のK−B火口の噴煙は徐々に弱まり、2001年12月23日頃から遠望観測でも確認できない状態となっている。 火山性微動、空振は観測されなかった。 地震回数は1日あたり0〜2回で、月回数は16回(12月18回)であった。 遠望観測では、噴煙の高さの最高は火口上700m以上(白色、5日)であった。 気象庁のGPS観測では、特に異常な地殻変動はみられなかった。 地震・火山月報(防災編) 2002年 2月〜12月 ●日本の主な火山活動 (有珠山について記載なし) |
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地震・火山月報(防災編) 2003年(平成15年) 地震・火山月報(防災編) 2003年 1月〜12月 ●日本の主な火山活動 (有珠山について記載なし) |
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| 有珠山関連の衛星画像 |
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NASA >Visible EARTH > Browsing: Countries > Japan > Hokkaido, JapanHokkaido, Japan Credit: Jacques Descloitres, MODIS Land Science Team Satellite: Terra Sensor: MODIS Data Source: EDC DAAC Image Date: 04-03-2000 VE Record ID: 2176 Description: This image of the island of Hokkaido in nothern Japan shows the city of Sapporo (center left) and the volcano Mt. Usu (southwest of Sapporo). (MODIS Product: MOD09; Product Level: 2; MODIS Data Type: MODIS-PFM; MODIS Band Combination: 1, 4, 3) |
Stereo Image of Mt. Usu Volcano Credit: Image courtesy of MITI, ERSDAC, JAROS, and the U.S./Japan ASTER Science Team Satellite: Terra Sensor: ASTER Image Date: 04-03-2000 VE Record ID: 565 Description: On April 3, the Advanced Spaceborne Thermal Emission and Reflection Radiometer (ASTER) on NASA's Terra Satellite captured this image of the erupting Mt. Usu volcano in Hokkaido, Japan. This anaglyph stereo image is of Mt Usu volcano. On Friday, March 31, more than 15,000 people were evacuated by helicopter, truck and boat from the foot of Usu, that began erupting from the northwest flank, shooting debris and plumes of smoke streaked with blue lightning thousands of feet in the air. Although no lava gushed from the mountain, rocks and ash continued to fall after the eruption. The region was shaken by thousands of tremors before the eruption. People said they could taste grit from the ash that was spewed as high as 2,700 meters (8,850 ft) into the sky and fell to coat surrounding towns with ash. A 3-D view can be obtained by looking through stereo glasses, with the blue film through your left eye and red film with your right eye at the same time. North is on your right hand side. |
ASTER View of Mt. Usu, Japan Credit: ASTER Instrument Team, ASTER Project, Satellite: Terra Sensor: ASTER Data Source: MITI, ERSDAC, JAROS, and the U.S./Japan ASTER Science Team VE Record ID: 257 Description: One of our major goals is monitoring dynamic events. On March 31, Mt, Usu, Japan erupted, forcing the evacuation of 15,000 people. On April 3, ASTER captured this visible-to-infrared image. Lake Toya, the large lake, occupies an old volcanic caldera. The currently active Mt. Usu lies on the south shore. The 3 dark streaks starting on the northwest flank of the volcano are the ash deposits from the plume 3 days earlier. We are currently imaging Usu every 3 to 4 days, looking for further signs of unrest, and map damage to the towns and countryside. |
NASA >Visible EARTH > Browsing: Countries > Japan > ASTER Images Mt. Usu VolcanoASTER Images Mt. Usu Volcano Credit: NASA/GSFC/MITI/ERSDAC/JAROS, and U.S./Japan ASTER Science Team Satellite: Terra Sensor: ASTER Data Source: ASTER Science Team Image Date: 04-03-2000 VE Record ID: 1112 Description: On April 3, the Advanced Spaceborne Thermal Emission and Reflection Radiometer (ASTER) on NASA's Terra Satellite captured this image of the erupting Mt. Usu volcano in Hokkaido, Japan. With its 14 spectral bands from the visible to the thermal infrared wavelength region, and its high spatial resolution of 15 to 90 meters (about 50 to 300 feet), ASTER will image the earth for the next 6 years to map and monitor the changing surface of our planet. This false color infrared image of Mt Usu volcano is dominated by Lake Toya, an ancient volcanic caldera. On the south shore is the active Usu volcano. On Friday, March 31, more than 11,000 people were evacuated by helicopter, truck and boat from the foot of Usu, that began erupting from the northwest flank, shooting debris and plumes of smoke streaked with blue lightning thousands of feet in the air. Although no lava gushed from the mountain, rocks and ash continued to fall after the eruption. The region was shaken by thousands of tremors before the eruption. People said they could taste grit from the ash that was spewed as high as 2,700 meters (8,850 ft) into the sky and fell to coat surrounding towns with ash. "Mount Usu has had seven significant eruptions that we know of, and at no time has it ended quickly with only a small scale eruption", said Yoshio Katsui, a professor at Hokkaido University. This was the seventh major eruption of Mount Usu in the past 300 years. Fifty people died when the volcano erupted in 1822, its worst known eruption. In the image, most of the land is covered by snow. Vegetation, appearing red in the false color compoiste, can be seen in the agricultural fields, and forests in the mountains. Mt. Usu is crossed by three dark streaks. These are the paths of ash deposits that rained out from eruption plumes two days earlier. The prevailing wind was from the northwest, carrying the ash away from the main city of Date. Ash deposited can be traced on the image as far away as 10 kilometers (16 miles) from the volcano. Advanced Spaceborne Thermal Emission and Reflection Radiometer (ASTER) is one of five Earth-observing instruments launched December 18, 1999, on NASA's Terra satellite. The instrument was built by Japan's Ministry of International Trade and Industry. A joint U.S./Japan science team is responsible for validation and calibration of the instrument and the data products. Dr. Anne Kahle at NASA's Jet Propulsion Laboratory, Pasadena, California, is the U.S. Science team leader; Moshe Pniel of JPLis the project manager. ASTER is the only high resolution imaging sensor on Terra. The primary goal of the ASTER mission is to obtain high-resolution image data in 14 channels over the entire land surface, as well as black and white stereo images. With revisit time of between 4 and 16 days, ASTER will provide the capability for repeat coverage of changing areas on Earth's surface. The broad spectral coverage and high spectral resolution of ASTER will provide scientists in numerous disciplines with critical information for surface mapping, and monitoring dynamic conditions and temporal change. Example applications are: monitoring glacial advances and retreats; monitoring potentially active volcanoes; identifying crop stress; determining cloud morphology and physical properties; wetlands evaluation; thermal pollution monitoring; coral reef degradation; surface temperature mapping of soils and geology; and measuring surface heat balance. |
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| 有珠山関連の発表や報道から |
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室蘭民報社HP 過去記事一覧 16年5月5日付朝刊より 虻田・西山火口散策路、根強い人気 |
YAHOO-毎日新聞 有珠山噴火から4年 洞爺湖温泉街が復興アピール [4月1日10時45分更新] YAHOO-毎日新聞 有珠山噴火から4年 洞爺湖温泉街が復興アピール [4月1日10時45分更新] YAHOO-毎日新聞 有珠山噴火から4年 復興へ、思い新たに−−地元で防災、観光イベント /北海道 [3月31日18時41分更新] 北海道新聞HP ■道央 −バックナンバー >洞爺湖温泉で泥流や噴火学ぶ 有珠噴火4年 2004/04/01 14:43 >有珠山噴火記事5000本をスクラップ 室蘭の山下さん、虻田の図書室に寄贈 2004/03/24 17:05 室蘭民報HP 室民トピックス 過去記事一覧 >4月1日(木)付朝刊より ■ 洞爺湖温泉で「復活感謝祭」 有珠山噴火4年 >16年3月31日付朝刊より − 有珠山火口トレッキングに80人参加 |
室蘭民報社HP 過去記事一覧 16年2月28日付朝刊より 道と3市町、有珠山周辺Cゾーンを白紙に 北海道新聞社HP 政治面 道と有珠山周辺の3市町 「移転促す区域廃止」 2004/02/28 03:00 YAHOO-毎日新聞 道と有珠山周辺3市町、Cゾーン白紙撤回−−国が支援難色、住民も抵抗 /北海道 [2004年2月28日18時42分更新] |
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YAHOO-共同通信 復興願い記念イベント 2003年3月31日、有珠山噴火3年 室蘭民報HP 室民トピックス 2003年3月30日 マチ復興へ感謝祭 噴火3周年メモリアルイベント始まる |
| 8744. 2001年09月30日 00時17分17秒 投稿:みね [http://www.gsh.pref.hokkaido.jp/] |
| 北海道立地質研究所HPさんから、有珠山火山観測情報9月27日と8月30日とを抜粋します。↑ 有珠山火山観測情報から、「噴火」の記述がなくなりました。火山灰・空振・微動については、次のような記述で発表されました。 ・金比羅山(K)火口群では、噴石等の放出は停止しており、白色の噴煙活動が続いています。 しかし、今後噴石等の放出が再開する可能性もありますので、火口付近では引き続き火山活動に注意してください。 ・噴石や火山灰の放出は停止しています。 ・噴火に伴う空振は9月7日以降観測されていません。 ・火山性微動は8月下旬まで連続的に観測されていましたが、その後は断続的となり、9月13日以降は観測されていません。 火山観測情報 第30号(9月27日14時30分 室蘭地方気象台発表) 金比羅山(K)火口群では、噴石等の放出は停止しており、白色の噴煙活動が続いています。 しかし、今後噴石等の放出が再開する可能性もありますので、火口付近では引き続き火山活動に注意してください。 8月30日以降の火山活動状況は次のとおりです。 概況 K−B火口では、ごく小規模な水蒸気爆発が続いていましたが、現在は火口底が湯溜まりの状態に変わり、 白色噴煙を連続的に噴出しています。噴石や火山灰の放出は停止しています。噴火に伴う空振は9月7日以降観測されていません。 火山性微動は8月下旬まで連続的に観測されていましたが、その後は断続的となり、9月13日以降は観測されていません。 K−A火口は、湯溜まりの状態が続いており、白色噴煙を連続的に噴出しています。 西山西麓(N)火口群では弱い噴煙活動と地熱活動が続いています。 地震回数は少ない状態が続いています。 火山観測情報 第29号(8月30日15時00分 室蘭地方気象台発表) 金比羅山(K)火口群では、ごく小規模な噴火が断続的に繰り返されています。 噴煙活動が弱まった時には突発的な爆発が発生する恐れがありますので、火口付近では引き続き火山活動に注意してください。 7月26日以降の火山活動状況は次のとおりです。 概況 K−B火口では、ごく小規模な水蒸気爆発を繰り返し、少量の火山灰を含んだ噴煙を連続的に噴出しており、 周辺では時々降灰が確認されています。 噴火にともなう空震や火山性微動の振幅は小さい状態が続いていましたが、 大雨後の8月23日から微動および空震の振幅が増大し、本年4月頃のレベルになりました。 27日以降は小さい状態に戻っています。 K−A火口では、湯溜まりの状態は続いており白色の噴煙を上げています。 西山西麓(N)火口群では、弱い噴煙活動と地熱活動が続いています。 地震回数は少ない状態が続いており、震度1以上を観測した地震は観測されていません。 |
| [211.5.18.133][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE6.0; MSN 2.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] 本宅#8744のこの記事は、「ある火山学者のひとりごと」からの(過去ファイル)から転載しました。 |
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| 参考資料 |
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△ 洞爺カルデラ〜有珠山の解説・・・ ・気象庁HP 北海道の活火山 有珠山 ・産業技術総合研究所HP 地質調査総合センター 日本の第四紀火山 洞爺カルデラ 洞爺湖中島 有珠山 昭和新山 ・日本火山学会HP 日本の第四紀火山カタログ 洞爺 △ 気象庁関係の情報源について・・・ ・2002年1月以降は、気象庁HP 『地震・火山月報(防災編)』などの地震・火山関係のページ ・2000年9月〜2001年12月は、『気象業務はいま 2002(CD−ROM付き)』 ・1999年1月〜2000年8月は、『平成12年度版 今日の気象業務(CD−ROM付き)』 ・『日本活火山総覧(第2版)、気象庁:平成8年3月』(紙媒体)。 ・(財)日本気象協会の、有珠山の火山情報のページ ・(株)ウェザーニューズの、有珠山防災関連情報のページ なお、このページの内容の一部は、現在は廃止されているページから掲載しました。 ・2000年当時の、気象庁HPの「有珠山のページ」(廃止ページ) ・2000年当時の、日本気象協会北海道支社HPの「有珠山情報のページ」(廃止ページ) △ 気象庁関係以外のサイトから・・・ ・内閣府防災部門の、有珠山噴火について [pdf等:約200KB] ・消防庁の、H14.11. 14 有珠山の活動にかかる対応状況等について(最終報) [pdf:13KB] ・国土地理院の、有珠山関連のページ ・北海道立地質研究所の、有珠山のページ、有珠山の活動状況及び対策状況(北海道総務部防災消防課発表) ・有珠山土砂災害対策専門家チームホームページ (国土交通省 & 北海道 室蘭土木現業所) ・伊達市の、有珠山地域防災ガイドブック [pdf:34.6MB] ・壮瞥町の、有珠山情報 ・壮瞥町の田鍋敏也さんの、有珠山の火山活動と壮瞥町の火山防災 ・昭和新山生成50周年記念写真集「麦畑山ヲ生ス『麥圃生山』」 企画、編集、発行 昭和新山生成50周年事業実行委員会(問合先:壮瞥町) H6.11.25 頒価1,500円 112頁 ・北海道新聞社HP 有珠山噴火 ・北海道新聞社編・発行 2002年7月25日 2000年有珠山噴火 ・室蘭民報HP |
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| 以下はありません。 | 主な更新履歴・主な引用HP | Since 2004.1.1 | ![]() |
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