■ 内装はずし(R56) ■
2008年2月 「助手席収納ボックス」を追加

感電やショート防止の為、作業を行う時はACC(アクセサリー)電源は入れないで下さい。
本来は、バッテリーの(−)端子を外すのだけど・・・

フロント側の取り外し

概要
第2世代MINI(R56)のフロント側は、先代(R50)とは比較にならないほどに各パーツが複雑に干渉している。
例えばセンターメーターと一体化したカーステレオ(最近はヘッドユニットと言うのですね)を外すだけでも、それに干渉する全てのパーツを外す必要がある。
その為、自信と経験のない人には、ディーラーに任せることを薦める

  1. ダッシュボードカバー
  2. センターメーターカバー
  3. Aピラーガーニッシュ
  4. 外側エア吹き出し口カバー
  5. ハンドル下パネル
  6. ニーパッド
  7. センターコンソールカバー
  8. カーステレオ・センターメーター
  9. 助手席収納ボックス(グローブボックスの上の小物入れ)
  10. ダッシュボード

※2007年5月頃までの生産車は、本来標準装備であるストレージパッケージが装備されていなかったが、2008年2月のサービスキャンペーンでそれが装備され、助手席収納ボックスも使えるようになった。

◆カーステレオ・センターメーターを外す時
 1→2→3(助手席側のみ)→4(助手席側のみ)→5→6→7→8
 ※助手席ドア側のエア吹き出し口カバー内のトルクスネジ以外を外せば、助手席側ニーパッドをずらすことが出来る。
  その時は、3・4の作業を省いても良い。

◆センターコンソールカバーのみを外す時
 1→2→5→7
 ※センターコンソール内とハンドル下に配線を取り回す程度ならば、これで問題なく行える。

◆助手席収納ボックスを外す時
 1→2→3(助手席側のみ)→4(助手席側のみ)→6(助手席側のみ)→9

◆ダッシュボードを外す時
 1→2→3→4→6(助手席のみ)→9→10
 ※ストレージパッケージ未装備車は、6と9の作業は不要。
 注)ダッシュボードにエアバッグが固定されていることもあり、現状では外すに至っていない。(2008年2月現在)


 1. ダッシュボードカバー
 助手席収納ボックス両脇のカバーと、運転席側のダッシュボードカバー(エア吹き出し口の間にあるカバー)を外す。

  1. 助手席収納ボックスのカバーを開け、収納ボックスの両脇にあるカバーを外す。
    緑丸の所にフックがあるので、オレンジ矢印の所に内張りはがしを挿すと外しやすい。
  2. 運転席側のダッシュボードカバーは金属ピン赤丸3箇所)で止められていてが、内張りはがしは使えない。
    タコメーター後ろの隙間に手を入れて手前に引く方が良いかもしれない。
  3. ハンドルを下げダッシュボードカバーを水平にし、タコメーターの後ろを左にスライドさせると外しやすい。

ストレージパッケージ未装備車は、助手席側のダッシュボードカバーを以下の方法で外す。

  1. 助手席側のダッシュボードカバーは金属ピン赤丸3箇所)で止められている。
    その付近に内張りはがしを挿して外すこととなるが、完全に挿すことは出来ず、無理やり外す的な感じはある。


 2. センターメーターカバー
 センターメーターとその両脇のエア吹き出し口の一体カバーを外す。

  1. トルクスネジ(T-20)赤丸6箇所)を外す。
  2. ダッシュボード上部エア吹き出し口の2箇所は、最手前の短いルーバーを外した奥にトルクスネジ(T-20)赤丸)がある。マグネット式のドライバータイプを使うと、外したネジを取り易いので作業が楽。
  3. カバー下部を押し上げて爪(緑楕円2箇所)を外し、カバー上部を手前にずらすとカバー全体が外れる。
 注)ハザードランプスイッチのコネクタが外し難いが、無理して外さなくても作業は出来る。


 3. Aピラーガーニッシュ
 Aピラー(フロントガラス脇のピラー)のカバーを外す。
本カバー下部に、エア吹き出し口カバーのトルクスネジがある。

  1. 「AIRBAG」と刻印されたフタを、手前側(赤矢印付近)に内張りはがしなどを挿して外し、その中にあるトルクスネジ(T-20)赤丸)を外す。
  2. Aピラーガーニッシュ上部を手で引き、クリップ(緑丸2箇所)を外す。
    なお、同カバー下部のダッシュボードに刺さる青楕円2箇所)を折らないよう注意する。
    注)ヘッドエアバッグの先端(赤楕円部分)が見えるが、ここを刃物や爪などで引き裂かないよう注意する。
  3. 運転席側も同様に外す。

 <取り付け時の注意>
  写真右のようにドア枠のゴムシールを予め外しておき、Aピラーガーニッシュを取り付けた後にゴムシールを元に戻すと、綺麗に仕上がる。その際、Aピラー外側のカバー(黒いやつ)とゴムシールとの間に隙間が出来ると、水が浸入する原因となる。


 4. 外側エア吹き出し口カバー
 ダッシュボード両端にあるエア吹き出し口のカバーを外す。
本カバー内に、ダッシュボードとニーパッドのネジがある。

  1. 内張りはがしなどでエア吹き出し口のサイドカバーのフック(緑丸4箇所)を外し、パネルを40度ほど広げた後、手前に引き抜く。パネル奥の爪(青丸3箇所)が、やや外れ難い。
  2. サイドカバーを外して見えるトルクスネジ(T-20)赤丸2箇所)を外す。
  3. 本カバーの右と上奥のトルクスネジ(T-20)赤丸2箇所)を外し、カバーを引き抜く。
    注)Aピラー脇のトルクスネジは、L型トルクスレンチを使わないと外せない。
  4. 運転席側も同様に外す。


 5. ハンドル下パネル
 ハンドル下のパネル(ステアリングコラムのカバーではない)を外す。
 本パネル上部の後ろに、運転席側ニーパッドのネジがある。

  1. パネル下部奥のトルクスネジ(T-20)赤丸3箇所)を外した後、パネル上部を手前に引きクリップ緑丸3箇所)を順に外す。
    パネル上部のクリップは内張りはがしは使いにくいので、手を差し込んで行った方が良い。
  2. 斜め下に向いたクリップに、パネルから突き出たピンが刺さる構造になっている。


 6. ニーパッド
 助手席側のニーパッドと、運転席側センターコンソール寄りのニーパッドを外す。
 各ニーパッドの裏にセンターメーターのトルクスネジが隠れているが、助手席側のニーパッドはセンターメーター寄りを僅かにずらすだけで、先のトルクスネジは外せる。この方法だと、外側エア吹き出し口カバー(Aピラーガーニッシュも)を外さなくて済むが、外側エア吹き出し口カバーに隠れいるトルクスネジ以外(4箇所)は外す必要がある。

  1. 助手席側ニーパッドのトルクスネジ(T-20)赤丸5箇所)を外し、ニーパッド中央上部を手で手前に引き平型クリップ緑丸)を外す。
    なお、下3箇所のトルクスネジは、グローブボックスを開けると見える。
  2. 運転席側のセンターコンソール側ニーパッドのトルクスネジ(T-20)赤丸4箇所)を外す。


 7. センターコンソールカバー
 コンソールサイドカバーと、前面カバーを外す。

  1. 内張りはがしなどでサイドカバーのクリップ緑丸下3箇所)を外し、サイドカバー下部を手前に引いてハメコミ青楕円2箇所)を抜いた後、ピン緑小丸)部分を抜く。
    助手席側はグローブボックスが邪魔をするが、運転席側は割りと簡単に外せる。
  2. トグルスイッチ下奥にあるカバーのクリップ緑丸2箇所)を外し、やや上に引き抜くようにフック青丸)を外す。
    内張りはがしが使えないので、本カバー上部をめくり、その隙間に指を入れてクリップを外す。かなり大変。
  3. トグルスイッチ下奥のトルクスネジ(T-30)赤丸)を外す。
  4. 前面カバー両脇のトルクスネジ(T-20)赤丸計4箇所)を外す。
  5. 前面カバー上端にあるクリップ緑丸2箇所)を、内張りはがしなどで外し、本カバー裏のコネクターを外した後、手前上方に抜いていく。
    注)AUX INへのコネクターは外し難いが、無理して外さなくても本カバーを外すことは出来る。


 8. カーステレオ・センターメーター
 一体化されたカーステレオとセンターメーターを外す。
 なお、物理的に連結されているが、双方を直接つなげるケーブルなどはない。

  1. カーステレオ両脇のトルクスネジ(T-20)赤丸2箇所)と、センターメーターの下方と上部にあるトルクスネジ(T-20)赤丸3箇所)を外し、両者を一緒に手前に引き出す。
  2. あらわとなったセンタコンソールのラックやステー。
    カーステレオのラックは、2DINサイズの空間がある。下半分が空きスペースとなっているのは勿体無い。


 9. 助手席収納ボックス(グローブボックスの上の小物入れ)
 助手席グローブボックスの上にあるの収納ボックスを外す。

  1. 収納ボックスのトルクスネジ(T-20)赤丸3箇所)を外す。
  2. 収納ボックス上部奥にあるフック(緑丸2箇所)が引っ掛かるが、やや力を入れて収納ボックスを引き抜く。
  3. 収納ボックスの両脇にあるボタン(赤四角2箇所)をカチッと音がするまで押すと、収納ボックス内の小物入れを外せる。
    ※このボタンは、収納ボックスのカバーを閉じないと見えない。


 10. ダッシュボード
 ダッシュボードを外す。 ※ダッシュボードを外す時以外は、本作業は不要。
 ダッシュボード内にGPSアンテナやETCアンテナを仕込んだり、各ケーブルを取り回しする時には必須。
 
  1. トルクスネジ(T-20)赤丸6箇所)と、上向きのトルクスネジ(T-20)(青丸)、エアバッグの金属プレートを止めているトルクスネジ(T-30)(緑丸2箇所)を外す。写真右は、青丸緑丸部分を拡大したもの。
  2. この先の外し方は不明。


リア側の取り外し

 1. ラゲッジルームサイドパネル
 ラゲッジルームの両サイドのパネルを外す。
 先代(R50)と異なり、リアサイドトリムと分離しているので、作業は楽である。

  1. 内張りはがしなどで、リアエンドトリムのラゲッジルーム面にあるロックピン引抜きタイプクリップ緑丸3箇所)を抜く。ラゲッジルームフロアパネルを外す。
  2. リアエンドトリムのラゲッジルーム面下部を、ラゲッジネット用フックを避けるようにめくりあげると天面のトリムクリップ緑丸4箇所)が外れるので、そのままリアエンドトリムを外す。
    ※フロアパネルは外さなくても作業は出来る。
  3. バックレストを倒し、内張りはがしなどでサイドパネルのロックピン引抜きタイプクリップ緑丸5箇所)を外す。
    ラゲッジネット用フックや、バックレスト用フックに引っかかるが、サイドパネルを外す。
    ※左側のサイドパネルには、ラゲッジルームランプや電源ソケット(オプション)が付いているので注意する。

 <取り付け時の注意>
 ・ラゲッジルームランプの裏はバルブや端子がむき出しなので、サイドパネルを取り付ける際に、車体にぶつけたり挟んだりして、端子をショートさせたり、バルブを割ってしまわないよう注意すること。 実際ショートさせて、ヒューズが飛んでしまった。
 ・リアエンドトリム天面のトリムクリップをはめる前にゴムシールを被せた方が、作業がやり易い。
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