蔵書紹介 その六

『日本の民家』 市原輝士著 木耳社 昭和49年
全国の民家を軽妙なタッチのスケッチで紹介されている。市原輝士氏は、歴史家、芸術家でもあり地元香川県高松ではあらゆる方面で非常にご活躍されていた人である。民家研究家の中でも異色と云っていいだろう。 この本を最初手にしたとき、正直スケッチは資料にはならないと思った。しかし、読んでいくうちに歴史家とも云うべき詳細な時代的背景の記述と芸術家としての情景記述に、知らず知らずのうちに引き込まれていった。最後には民家のスケッチが写真に見えてきた。 香川県の民家について市原輝士氏に聞けば、おそらく何でも答えてくれただろう。もう少し長生きをしてもらいたかった。 一つだけお聞きしたいことがあったんだけど・・・。
蔵書紹介 その五
民家の書棚ににまた新たに素晴らしい写真集がプラスされました。 「お気に入りサイト集」でリンクさせて頂いている『信州の民家』でお馴染みの林安直さまが、この度
"しなのき書房" より
写真集「信州かやぶき民家」をご出版されました。 1980年代の信州の民家が見事に甦ります。もう二度と見ることの出来ない民家ばかりです。何回見ても飽きません。 モノクロ画像からは、土の匂い・民家の煤けた匂いが伝わってきます。さすがプロ! 民家ファンにはおすすめ写真集です。保証します。
※書籍の写真は「信州の民家」より転写
蔵書紹介 その四

写真集「民家の風貌」 小林昌人 相模書房 1997年
書店で見かけて迷うことなく購入した。民家ファンにとっては圧巻である。掲載されている民家をタイムカプセルに乗って訪ねたくなる願望に襲われる。 著者の小林先生から激励のお葉書を頂いた。会社勤めをされながら全国に行かれた最も敬愛する民家研究家で嬉しかった。まもなく、ご病気で倒れ他界された。温厚な先生を慕っていた方は数え切れないであろう。 現在でも書店に並んでいるので、民家ファンには是非購入をしてもらいたい。
蔵書紹介 その三

「関東地方の民家」 明玄書房 1971年 (絶版)
これほど関東の民家について広く詳細に記述された書籍はあるだろうか?もう少し早く入手していれば、関東の民家探訪も違っていたかもしれない。 表紙を開くと著者3名のサインがある。
蔵書紹介 その二
『民家のみかた調べかた』 文化庁監修 第一法規 昭和42年 当時この書籍は絶版しており入手出来なかった。地元には専門書の古書店は少なくどこも見当たらなかった。東京神田の古書店へ数軒電話をかけたが見つけられない。どうしても欲しかった。千葉県で博物館に勤務する友人へ手紙を出すと一週間後に、この本が届いていた。非常に嬉しかったですね。友人に感謝です。この本を手にし寝る間も惜しんで夢中で何回も繰り返し読んだ日のことが、昨日のように感じられてならない。その時確か24歳だったかなぁ〜?
蔵書紹介 その一
『日本の民家』 牧田茂著 保育社 昭和49年 画家向井潤吉の写真を中心に民俗学
者牧田茂が解説した書籍。 民家についてまだ漠然としか興味のなかった頃、この小さな本との出会いにより
歴史探訪から民家探訪の旅へと変わっていった思い出の一冊である。現在でも持ち歩いているためボロボロである。
保存用にもう一冊購入してある。 安くて素人でも楽しめるお薦めの書籍だ!
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