12.万博に誰も参加する気がないことの証明(協会は「市民参加」を強調しますが) 

 現在の愛知万博のおおよその姿は、3年前、愛知万博の開催予定地である海上の森でオ
オタカが見つかって、愛知万博検討会議なる会議ですったもんだして、形作られました。ん
で、市民参加の組織として「だれでもばんぱく協会」をいうものが結成されたのですが、開催
が近づいているにもかかかわらず、消滅してしまったようです。
 
 さっそく、グーグルで検索してみました。確かに活動していた痕跡は見つかります。メルマガ
も出していた様です。徹夜で万博を語り合うとか全く無意味な活動ですが。しかし、だれでもば
んぱく協会自身のホームページは見つかりませんでした。
 
 いったいこの会は何だったのでしょう。探してみたところ、実は検討会議の委員長であっ
た、T女子大の学長さんが発起人だったんですね。でも現在はおやめになられたそうです。
詳しくはわかりませんが、いろいろあったらしいです。

ならば、愛知万博も縮小計画ではなく、計画の白紙撤回を取りまとめた方が良かった
ではないでしょうか。

 それにしても、おそらく強力な支援者も得られなかったんでしょうね。だとすると、本当に万
博の開催を待ち望んでいる、参加したいって思っている市民はどこに居るのでしょうか。
実は誰もいないのでは?

 わたしもこれにならって、だれでもばんぱくボイコット会をつくろうかな。

 ちなみに当時、愛知県の国際推進局長だった森徳夫氏は、この検討会議の手腕(?)が
評価されて副知事に昇進あそばされました。こちらもグーグルで検索するとその痕跡がみられ
ます。

 なるほど、愛知県庁では万博を推進すると出世できるんですね。今のところ成功するか
失敗するかは未知数なので、推進するだけで給料が上がる訳です。じゃあ、失敗したら私財
を投じてでも責任を取って貰いましょう。それが筋ってものです。責任をうやむやにはさせ
んぞ!ましてや天下りでもしようものなら・・(過激になるので以下略)


【参考】
2000年08月01日 朝日新聞朝刊  

愛知万博00.3-01.5 

谷岡郁子さん (ひと) 
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会場縮小計画まとめた愛知万博検討会議の委員長

 「市民は反対ばかりの無責任な存在ではないと示したかった。公共事業への市民参加に、
新たな形を示せたんじゃないかしら」
 名古屋市近郊の海上(かいしょ)の森(愛知県瀬戸市)の利用か保護かをめぐってもめ続け
た愛知万博。計画の見直しを協議した検討会議の委員長を自ら立候補して引き受けたのは
五月末だった。
 「万博がなくなりかねない危険な状況」でスタートした会議は、自然保護団体、万博推進・反
対両派など立場の違う二十八人で構成。毎回三時間以上にわたる会議を八回も重ねたの
は、「ガス抜きとかシナリオとか、そういう手法は通じない」という思いがあってのことだ。
 自らは推進の立場だが、七月二十四日に新計画にたどり着くまでには、博覧会協会の事務
方に強気の姿勢も見せた。「海上の森で万博を開催してよいと決めてくれればいい」と発言し
た黒田真事務総長(元通産審議官)を、「あなたが変わらなければ万博はうまくいかない」と一
喝したことも。
 大阪生まれ。大阪万博に十六回も足を運び、地図でしか知らない世界に接した。それがカナ
ダに留学するきっかけとなった。父が理事長を務める中京女子大の学長に就任したのは三十
二歳の時だ。女性に対する高等教育史などが専門で、自らも教壇に立つ。
 会議が山場を迎えた七月初めには、推進・反対両方の意見を徹夜で委員長試案にまとめ
た。「プロセスが大事」という一方で、「反対はあっていいが、その人が拒否権を持てば物事は
動かない」。教育者の顔ものぞかせる。
 今月、「だれでもばんぱく協会」を発足させ、市民手づくりの万博を呼びかける。
 「役人の前例踏襲ではお祭りはできない。市民自身が万博で発信しなければおもしろくない」
 (文・香川直樹 写真・安冨良弘)
  *
 たにおか・くにこ 「だれからも祝福される万博にしたい」。46歳。

出典: http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?c=5&kiji=587


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