Astrology Essay
土星の話
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太陽と月、金星と火星がそうであるように、土星は天王星と相反する性質をあらわします。
天王星=革新、新式
土星 =保守、旧式
天王星=行動、前進
土星 =不動、停滞
というようにです。
スピードと実行力が持ち味の天王星と、スローで用心深い性質の土星は、ウサギとカメのように対象的です。
天王星のイメージが若者だとすれば、土星のそれは「老人」でしょう。
重い足取りや頑固さ、地味な佇まい――華やかさとは無縁ですが、思慮深さと静かな威圧感を持った存在です。
土星という天体は、事物が成長しきった後の、――或いは全てを経験し尽くした後の「完成された」姿を象徴していると言い換えてもいいかもしれません。
既にあらゆるプロセスを終えて、もうそれ以上は変わりようのない状態を示し、その状態のまま、「凍結、保存」させるのが土星の仕事なのです。
劣化を遅らせ、長く維持する働きをするわけですから、財産の目減りやパワーの衰えを最小限に食い止める力があるということです。
人間の普遍的な望みである老化防止や権力者たちの究極の願いである体制の盤石化をかなえてくれるのはこの星なのです。
たとえば、生まれながらに富を手にしているとか、地位の継承を約束されているとか、自分で築く必要のない財産に恵まれた人の土星は陽室にあることが多く(特に2室)、さらに太陽や木星と安定性のあるアスペクトを持っているでしょう。
もちろん、サイクル次第では逆転した作用が働きます。
上記の例は本来、土星が与える不運から逃れられる確率の高い配置ですが、可能性が非常に低いとはいえ、魔のサイクルにはまると、土星の持つ破滅的なパワーが最大限に発揮されてしまう配置でもあるのです。
また、平穏期にあっても、何かと制約の多い人生になりがちです。
To be continued
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