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2012.5.10.
キリスト教きほんの20ポイント  目次はこちら

きほんの基本、キリスト教の入り口は「福音」なのですが、それだけわかっても、もっと他にあるんじゃないの?最初ばかりはよくても、そのうちに大変なぬかるみにはまってしまうんじゃないの?・・・・という心配は、よくわかります。いろいろな宗教の事件を見るにつけ、正しく情報公開することは、絶対に必要なことでしょう。

もともと、キリスト教は完全情報公開制でした。パウロは、書き送った手紙を、他の教会にも回し読みさせるようにと指示しています。現在、全ての教えと実践の模範は、一冊の「聖書」だけに収められていて、だれでも入手できます。あとから、「次はこれ」「今度はあれ」と付け足していくことはありません。隠されたところに閉じ込めてある奥義の「神器」もなく、世界の特定の場所に出かけていって、偉い誰かからの「何とかの儀」を受ける必要もありません。世界中どこででも手に入る、自国語の聖書に、すべてがあります。ちょっとまだ買うほどでもないし〜、ためし読みをしてみたい、という人には、インターネット上でもいろいろとご覧になれます
日本聖書協会新改訳聖書(「こういう時にこういう箇所を」);などなど。「聖書」で検索すると、多数ヒットします。

初期費用としてかかるのは、せいぜい、普通の書店に出かけていく交通費と、この聖書を買う分だけ。それも、小型の新約聖書だったら、たいていの教会にプレゼント用として用意されているので、歩いていけるところに教会があったら、費用はゼロ。もし、何か売りつけるようなことがあったら、それは、ちょっと胡散臭いところだと思っていただいてもいいでしょう。もちろん、教会でも聖書を買うことはできると思います。

聖書一冊だけで、キリスト教の全てがわかる、と言っても、やっぱり聖書を最初から全部読むのは至難の業。それで、ボクらはこんなふうに信じている、というのを20のポイントにまとめてあります。教会には、「信仰箇条」としてあるものです。

聖書はひとつなのに、それをどう信じるかは、それぞれ違った立場がある・・・・ それで、世間には数々の違ったキリスト教会があるわけです。どれも同じ、どれでもいい、とは言いません。各自、行き着くところは、それぞれ聖書を自分の心で読んでみて、自分で判断するしかない、というところでしょうか。ボクとしては、シンプルで、素直な、そして具体的な読み方をしていきたいと思ってます。ちなみに、この20ポイントは、ボクが所属するバプテスト教会の信仰箇条に沿ったものです。

「兄弟たちはただちに、パウロとシラスとを、夜の間にベレヤへ送り出した。ふたりはベレヤに到着すると、ユダヤ人の会堂に行った。ここにいるユダヤ人はテサロニケの者たちよりも素直であって、心から教を受けいれ、果してそのとおりかどうかを知ろうとして、日々聖書を調べていた。」(使徒17:10-11)

(2009.5.14.)


キリスト教への誤解!?
目次
1.聖書
主は言われる、さあ、われわれは互に論じよう。たといあなたがたの罪は緋のようであっても、雪のように白くなるのだ。紅のように赤くても、羊の毛のようになるのだ。 (イザヤ1章18節)
聖書を一言で言ったら、私たち一人一人を愛してくれている神の言葉だ、とでもなるでしょうか。 冒頭の言葉は、聖書の一節。主である神様と語り合うことができる!? 「論じよう」と招かれているんですね。・・・(続き)

2.神
はじめに神は天と地とを創造された。 (創世記1章1節)
どうにもイメージしにくいのですが、何もない、時空のない、物質のない、そんな状態の「場」。永遠の神は、そこに存在する神。時間がないと言っていいかどうかわからないんですけれど、現在の宇宙からしたら、永遠の世界として映る感じですよね。そうした存在ですから、「霊」とよばれます。物質以前の存在で、スーパーカミオカンデでも計測できない・・・(続き)

3.キリスト
見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。 (ルカ1章31節)
「イエス」は、約2000年前に、西アジアの片隅、ベツレヘムに生まれた「人」の名前。当時、多くの人につけられていた名前だったようです。どうして、特定のこの「人」だけが特別扱いなのでしょうか。・・・(続き)

4.聖霊
しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってつかわされる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、またわたしが話しておいたことを、ことごとく思い起させるであろう。 (ヨハネによる福音書14章26節)
父なる神がおられて、御子イエスがおられる。さらに御聖霊。今では何とかの三位一体という言葉がいろいろと出まわっていて、三者間の堅い協力体制などをさすようだけれど、聖書の三位一体の神は、三人の神が一致団結しているのではなく、まさに「唯一の神」でありながら三つの人格を固有に持つという存在。・・・(続き)

5.創造
はじめに神は天と地とを創造された。(創世記1章1節)
「はじめに神は天と地とを創造された」というのが、聖書の最初、創世記の1章1節です。はじめに、って、何のはじめだろう、とか、天も地もなかったときは、神がいたのはどこだったんだろう、とか、不思議に思えることがいくつもあります。・・・(続き)

6.サタン
ある日、神の子たちが来て、主の前に立った。サタンも来てその中にいた。 (ヨブ記1章6節)
冒頭の言葉は、聖書の中でかなり古い時代に起こった出来事を記している「ヨブ記」の中の一節です。いったい、サタンだとか悪魔だとか、神や聖書を信じられなかったら、いまどきそんなものをいい大人が真剣に信じているなんて、それこそ信じられない、と思えるかもしれません。・・・(続き)

7.人間の堕落
へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。 (創世記3章4-6節)
へびは、最初に女に、近づいた。男にではなった・・・・ 狡猾な詐欺商法の典型と言ってもいいかもしれません。Wikipediaにあった悪徳商法の特徴からいくつか拾い出してみます。「勧誘目的を隠して接近してきたり、誘い出したりするもの。・・・(続き)

8.罪のあがない
人の子がきたのも、仕えられるためではなく、仕えるためであり、また多くの人のあがないとして、自分の命を与えるためである (マルコ10章45節)
罪の「償い」、という言葉は日常聞くことはありますが、「あがない」はあまり聞くことがありません。償いは、罪によって被害者が負った損害を補い、さらに追加の何がしかを与えることによって、被害者の心をなだめるもの。あがないは、さらに両者の間を結びつける、ゆるしを完成させるものだだと思います。・・・(続き)

9.全ての人への救い
このようなわけで、ひとりの罪過によってすべての人が罪に定められたように、ひとりの義なる行為によって、いのちを得させる義がすべての人に及ぶのである。 (ローマ5章18節)
キリストの十字架の死は、だれのためのものだったのか? 限定された特定の人だけを目当てに、キリストは死なれたのか? それとも、全ての人―歴史の最初から終わりまで―を視野に入れてのものだったのか? それが、今回の問題です。パウロは、「ひとりの義なる行為によって、いのちを得させる義がすべての人に及ぶ」と言います。・・・
(続き)

10.回心
それは、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、すべて信じる人に与えられるものである。そこにはなんらの差別もない。 (ローマ3章22節)
心を回す。それが回心。180度、生き方が変わる。それは、回心の結果。聖書が言っている「回心」は、自分が神に逆らっている罪人であることを悟って、神に向き合い、神に従う生き方へと変えることです。別の単純な言い方では、それまで神を信じていなかったのが、神を信じる者になること。・・・(続き)

11.義とされる
彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。 (ローマ3章24節)
「神の義」が与えられる、あるいは「義とされる」というのは、裁判で裁定が下されて無罪が宣告されることがひとつ。もうひとつ、「神の愛」を特別に受ける者、つまり神の子とされること。そして、その神の愛の新しい戒めに従って自発的に歩む人となった、と宣言されること。・・・(続き)

12.新しく生まれ変わる
イエスは答えて言われた、「よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない」。。
(ヨハネ3章3節)

一度死んで生まれ変わる、というのは、輪廻のように思ってしまうかもしれません。でも、今このときに、すぐにでも、生まれ変わることができる、というのが、聖書が伝えていること。それが「福音」だと受け止める人もあるかもしれません。私自身、そう実感しています。・・・(続き)

13.聖徒への神の保護
あなたがたは、終りの時に啓示さるべき救にあずかるために、信仰により神の御力に守られているのである。 ・・・ 。
(1ペテロ1章5-7節)

今は信じていても、それがずっと信じ続けられるかどうか自信がない、途中で放棄するくらいなら、はじめから信じないほうがいいのではないか・・・・ 信じるかどうか躊躇する時に、よく陥る考えです。もしかしたら、黒を白と思い込むことを信仰だと思っていないでしょうか・・・(続き)

14.キリストの教会
あなたがたはキリストのからだであり、ひとりびとりはその肢体である。 (1コリント12章27節)
バプテスト「教会」がどんなふうにしてできあがるのか。まず、キリストの福音を伝える人がある地方に派遣されます。その人たちの生活費、活動費は、普通は派遣元の教会からでます。生活費・活動費全額支給の場合もあれば、部分的な支給の場合も。・・・(続き)

15.教会の使命
ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう。 (使徒1章8節)
日本から飛行機を乗り継いで、インドネシア共和国のメダン市の空港に降り立つと、朝9時でも日差しと空気が暑くて濃い。赤道直下、熱帯に来ていることを実感します。雪国に生まれて、海外で働くなど夢にも思っていなかった私が、どうしてここまで来たのでしょうか。教会の使命【ミッション】が、世界にキリストのもっとも喜ばしい知らせを届けることだからです。・・・(続き)

16.教会の儀式
わたしを記念するため、このように行いなさい。 (1コリント11章24節)
日本で思い浮かべる教会での儀式といえば、筆頭は結婚式かもしれない。告別式も。でも、どちらも、教会での正式な儀式ではないのです。正式な・・・・というのは、聖書にやり方や意義などが詳しく記されているかどうか、ということに基づきます。聖書にあるのは、「バプテスマ」と「主の晩餐」。私たちの教会は、これらの儀式にちょっとしたこだわりをもっています。・・・(続き)

17.献金
自ら進んで、聖徒たちへの奉仕に加わる恵みにあずかりたいと、わたしたちに熱心に願い出て、わたしたちの希望どおりにしたばかりか、自分自身をまず、神のみこころにしたがって、主にささげ、また、わたしたちにもささげたのである。 ・・・ (2コリント8章4、5節)
日常の中で聞く「献金」という言葉では、「政治献金」が一番多いかもしれないですね。神社ではお賽銭だし、お寺ではお布施。お賽銭とかお布施って、改めて、それは何?と問うと、はてなんだろう、という感じ。教会の献金は動機と目的が、はっきりと聖書に記されています。。・・・(続き)

18.国家政府
19.義と悪
20.キリストの再臨


目次 1.聖書 2.神 3.キリスト 4.聖霊 5.創造 6.サタン 7.人間の堕落 8.罪のあがない 9.全ての人への救い 10.回心 11.義とされる 12.新しく生まれ変わる 13.聖徒への神の保護 14.キリストの教会 15.教会の使命 16.教会の儀式 17.献金 18.国家政府 19.義と悪 20.キリストの再臨