赤茶けた土の色、オリーヴの木、ラベンダーとハーブの香り、乾いた風のにおい。 小石を積み重ねてつくった壁おれんじいろの屋根、テラス、南仏に住む人は日々の暮らしを楽しんでいます。
かつてフランスがガリアと呼ばれた頃、この地はローマ人によって征服され、ローマ風の都市が次々に建設されました。アルルやニームに残る闘技場などはその遺産です。 プロヴァンスの明るい太陽は、南からやってきたローマ人をそれ以上北に進ませることなく、この地にとどめてしまいました。 プロヴァンスに数多いローマの遺跡も、北フランスではほとんど見あたりません。 そして近代になると同じ光がゴッホやセザンヌを魅了し、たくさんのすばらしい作品が生まれました。 彼らの絵は、プロヴァンスのありのままを伝え、たくさんの人を魅了し続けています。近年ブームになり日本人も数多く訪れるようになりましたが、実は流行とは無縁の、自然とともにひっそりといきづく小さな村々、それがプロヴァンスの素顔です。 |