
「大阪瓊林」83号
(H7.6.20)

「大阪瓊林」84号
(H8.12.25)

同級生「互輪会」から
贈呈された記念トロフィー
プレートには「上原 充殿 ホールインワン4回達成記念 互輪会有志(大阪)」と
記されている |
ホールインワン達成によせて
●2度あることは・・・・・
新緑が深みを増したさわやかな五月晴れで、絶好のゴルフ日和の平成8年5月25日(土)、場所は滋賀県の風格ある甲賀CCで開催の学12回のゴルフコンペで、ゴルファーなら一度はしてみたいホールインワンを小生が達成致しました。
パートナーの一人である後藤君(学14回)はこの「大阪瓊林」の新編集長で、同氏よりこの稀有な出来事について書くようにとの命を受け名誉と受けとめこの紙面を汚すことになった次第です。
今回のゴルフ会は震災の復旧工事が残る中国道のいつもの播州東洋GCに変えて渡部君のホームコースの名神の甲賀CCで初めての開催。4組16人はインからアウトの順でスタート。3組み目が小生の組でパートナーは他に池角、合田君(学12)。快挙は後半のアウト4番ホールで起きました。
グリーンが見えない打ち上げの148ヤード。6番アイアンで振り抜かれた球はきれいな放物線を描いて飛んだ。もしやNPかの期待の中で、前の組から<入った!>のかん高い声が響いた。
(ホールインワンまた・・やっちゃった)私の小さなつぶやきだった。実は、小生ホールインワンはこれで2度目で、第一回目はつい半年前の平成7年11月にホームコースの一庫レークサイドCCで達成しているのです。ゴルフを始めてから20数年になるが、一生縁がないと思っていたホールインワン。20年以上で初めて達成できた僥倖、それからわずか半年で2回目の快挙。
ホールインワンは上手下手、フォームの良しあしはあまり関係はなく運以外の何物でもないと体現者の一人として申し上げたい。一生で一度も縁のないゴルファーがほとんどなのに、一度ならず二度もできるとはゴルファー冥利に尽きるという思いと、(2度あることは3度ある)のさらなる意欲も。それは望蜀というものとの未達成者のねたみが聞こえて来そうですが、2度共打上げホールのため入る瞬間
(大学同窓会 会報誌 「大阪瓊林」 第83号 H7.6.20)
続ホールインワン・メイクドラマ再び
・・・・1年間で4回
熱烈な巨人ファンである私にとって、今年はプロ野球セリーグ・ペナントレースにおける長島ジャイヤンツのメイクドラマの劇的な優勝ともども、先の大阪瓊林・春季号(第83号)に書かせて頂いたように、ここ1年で2度のホールインワン達成という出来事があり、私のゴルフ人生におけるエポックメーキングな1年となりました。
『つきについている』と言うべきか、真実、幸運はさらに続いていたのです。驚くなかれ、その後、ホールインワンを2度、自分でも信じられない奇跡が起こったのです。
そのことを後藤編集長にお話したら、もう一度続編を書くようにとのことでしたので、再度登場させて頂きました。
私のラウンド数は、記録してないので正確には分からないが、今年は多い方で、30回(2.5回/月)位ではないかと思う。アベレージゴルファーに比べれば多い方かも知れないが、それでも1年間でホールインワン4回は密度が濃い過ぎる。2,3,4回目が学12回のゴルフ会(互輪会という)がらみで、同級生からは、「死ぬぞ!」 「事故か災難に遭うぞ!」 「とにかく注意せよ!」 ETC. と脅かされる始末。
私のゴルフを知っている人なら、あのフォーム(独特の円月殺法といわれる)と距離の出ない実力(ハンディ22)からして、信じがたいものも無理のないところ。
先ず、3回目は今年8月16日にお盆に里帰りした際、大村湾の西側に位置する長崎空港C/CのNO.6ホールでした。1〜2回目が打上げのホールで球の入る瞬間を自分の目で見てないので、3回目こそは打下ろしかフラットな見えるホールでしたいものだと記しました。その願い通り、やや打下ろしのグリーンが見える140Yを7Iで。打った瞬間少し右に出たようで、アッツ!と声をだしたほどでした。
パートナー(焼野・加留部・白倉)からは、いや真っすぐ行っているという。球の軌跡を追っていると、ピン手前3M位のグリーンに落ちて転がり、次の瞬間、{入った!}という加留部君の叫び。はやる気持ちを抑えて、グリーンに近づくと、焼野君から{拾わず、そのまま待っておけ!}という声が飛んだ。3人のアプローチを待っていると、どこからともなく、カタン!という音が耳に届いた。はて「今の音は何か?」 あっそうだ! ホールインワンのボールが穴の底の金属板に落ちた音だ! 私が近くに来るまで、ボールがピンに引っ掛かって私を待ってくれていたのだと理解できました。ホールインワンを目と耳で確認できた恵まれた達成者になれたのです。
第4回目は学12の秋の米子ツアーの10月20日。名門・大山G/CのNO.16ホール、119Yを8Iでした。
これも私には感動的でした。うまくミートできたという感触で、ボールはグリーンエッジの手前1Mに落ち、真っすぐ奥へ。パートナー(鹿島・谷口の3人でラウンド)の谷口君が、ちょっとトップ気味で強いかな?という。続いて、あっボールが消えた!と叫んだ。ボールが視界から消えた? @球が転がってグリーンの外まで行った。A太陽の逆光線で遮られた暗い部分に止まった。Bホールインした。このいずれかしかない。目のいいキャディと両君が口を揃えて、グリーンには見えないという。
30M位歩を進めたところで、まだ見えませんか?と私が聞いた。同じ返事。キャディの内田さんが先に走った。グリーンに乗った時点で又どう?と聞いた。ありませんの声。彼女が歩を進めて、ピンホールを覗いて、{入っている!} と両手を大きく横に広げて飛び跳ねた。私も思わずヤッタ!と前3回にもまして大声を上げてしまいました。
幸いホールインワン保険に加入していたので、関係費用は遠慮なく限度一杯まで請求させて頂きました。ここで保険について少し説明しておくのも体験者の役目でしょう。保険会社いわく・・・・保険金を支給する時、心から(おめでとうございます)と言えるのはホールインワン保険だけです。他は(お悔やみ申し上げます)か(お見舞い申し上げます)と言う死亡、事故、火事のような不幸や損害の保障のケースで、真の喜びはありません・・・。
保険に入っているゴルファーは結構多いと思いますが、適用条件などは案外知らないひとが多いのではないか? 保険会社の定める適用条件は、「日本国内のゴルフ場で3名以上のプレヤーで、ハウスキャディを使用し、パー35以上の9ホールを正規にラウンドした場合のホールインワン(含アルバトロス)」となっている。従って、キャディ無し、2人だけのプレー、パー35未満のショートコース、外国でのプレーには保険金はでない。逆に適用条件を満たしていれば、何回でも支給OKです。
保険金はいつ? どれだけ? でるのか・・・@贈呈用記念品購入費用 A祝賀費用 Bゴルフ場に対する記念植樹費用 C緑化促進協力会への寄付金・・・に要した費用の領収書及び当事者の証明書(ゴルフ場支配人・キャディ・パートナー2名の署名捺印が必要)を添付して請求すれば、付けている保険金限度額(普通は50万が最高/審査特約でそれ以上も)まで支給される。ネックは事後払いということ、慣例となっているキャディへの心付け(1万円が相場)はでにくい。大抵は領収書さえあれば、@やAの名目でいける。
要は、お金で買えない<HOLE IN ONE>をせめて一度でいいから真実したい、保険金は二の次というのが大方のゴルファーの願望でありましょう。ゴルフの神様は、時として気まぐれで、不公平な依怙贔屓をされるようで少し気がひけますが、でも、未達成の皆さん! 希望をもってトライし続けて下さい。
私の次なる夢を言わしてもらえば、今までが148Yどまりだったので、150Y以上の距離のホールでやってみたい! 学12回の同期生が私の4回もの快挙の祝に7W(ヘブン)をプレゼントしてくれるという。互輪会皆勤の澤部君によれば、7Wはよく飛ぶ、150〜170Yは楽に行けるという。そのヘブンが私のアイアンの飛距離の壁(150Y)を打ち破り、次の夢の実現に一役買ってくれるような予感がする。
(平成8年11月3日記) (「大阪瓊林」 第84号 平成8年12月25日)
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