枝振りは骨格を整えることから
植えられて10年ほど経つ立派なオリーブは、木本来の自然な感じが出ていますが、枝の整理をされてなかったので、少々茂り過ぎの感じです。
近くで枝振りを見てみると、枝が重なり合っていて、その為に余計に暗く見えてしまいます。
切る強さは状況によって違ってきますが、このオリーブの場合は枝の整理を行って、まずは骨格作りを行います。
初めて入った夏場に骨格作りを行った後、翌年新芽が伸びたあたりで軽く無駄枝を除いてみました。
オリーブの銀葉が生きて、木漏れ日も差し込みいい感じです
枝振りを整えながら、もう少し枝葉をつけてやれば随分良くなります。
自然風かどうかは枝振りが肝心です。
剪定はダイエット
剪定をしないと葉で作られた養分のほとんどが成長に回ります。
一方、剪定で枝葉を取ると、養分は枝葉を取返すほうに回ります。
これは、年輪が物語っていて、左の放任したクスの年輪の太いところでは1.5cmもあり、直近2年は当方が剪定していたので間隔は狭まっています。
右の植えて10年経ったコニファーは、特に根付いてからの直近5年の太りが著しく、1cmほどの年輪幅で急速に成長しているのがわかります。
次は生垣に使われたシラカシです。
シラカシは放置すれば20mくらいに達する非常に成長が旺盛な木です。
20年位前に生垣として植えられたもの同士の比較を行ってみますが、左の細いほうは、家の人が年に何回も切っていて木が非常にスリムです。
太い方は高さ2m強、太さ15cm位で、1年で新芽が1..7mも伸びるほどの旺盛振りです。
今まで定期的にしっかりと切られていなかったことが想像されます。
シラカシやカイヅカの生垣は刈り込みが大変で、大きくしてしまいがちなですが、当方では伸びた分をしっかり切っていますので、コンパクトさを保っています。
生垣の刈り込みでは、向こうが透けて見えるくらいまで切り込まなければ輪郭が徐々に大きくなります。
生垣の賞味期間を延ばすには、適切な剪定が必要です。
また、作り直しをしない限り、通常剪定では太くしてしまった木を過去の細さに戻すことはできません。