適材適所

門周りの植え込みボックスの木(エゴ)の痛みですが、こういう場所はイメージ通り育てるのはなかなか難しいです。
狭いボックスに大きくなる木を植えると、乾きやすいのでボックス下に水源がない限り、木の成長に見合った水分量が追いつかなくなる時が早期に訪れ、結果的に木が傷むこととなります。
また、地中の根のボリュームも増えて、土を盛り上げて水貯めが無くなり、せっかくの雨や水やりの効果が出ないので、まずは根の周りを掘り込むように助言しましたが、強い根に邪魔されて、しっかり掘れなかったようです。
仮にしっかり掘れたとしても、高木クラスはさらに大きくなり、歩道の通行の邪魔にもなるし、水分要求量も増え、先々の水やりが大変なことには変わりありません。
そこで、植え替えのご依頼があり、当方から中木クラスの木を植えると成長が穏やかでメンテナンスが楽になると提案し、土もしっかり掘り下げて、赤い実がかわいい雑木のツリバナを植えました。

深さが浅いボックスではツツジが痛んでいましたが、乾きに強い草花をアレンジして植えました。




新築当初より、マンションの自治会様から不定期にメンテナンス依頼を受けていた現場ですが、剪定を一年あけて枝葉がかなり伸びたところに台風がきて、高木のヤマモモがなぎ倒されてしまい、台風翌日の応急処置の伐採と植栽を依頼されました。
植栽は同じ高木クラスを植えたのでは、隣地への越境もあるし、また同じことが起こりかねないために、低中木のサザンカとツツジは残して、メンテが楽でやはり中木クラスの木をアレンジして植えました。


和風の石について

昔の庭工事では、山や川にゴロゴロ転がってた石をそのまま使っていたので、調達はさほど不自由しなかったと思います。
ところが、現在は山や川の保護のために採掘規制ができたので、名石ともなれば流通量がわずかしかありません。
そのため、採掘制限のかかったものは、違う産地の風合いの似た石が出回ったりしました。
また、国産品全般にわたり品薄や価格の面から、多くは中国やその他の海外産にシフトしているのが現状です。
和風の庭に風合いを求めると、やはり、お手本になってきた京都などの庭に使われてきた国産の名石は外せません。

こちらの水鉢は、庭石の権威の方の見立てによると伊豆産で、水穴はノミで手堀りされた古い家から出たものです。
肌やノミ痕の風合いや、形の良さのみならず、手堀りの水穴の底が球形なので、水の入れ替えがしやすく、こちらの茶道用の庭向きです。
機械堀りの円柱形の水穴だと、ヒシャクでは底の角の水をすくいきれないので、最後は布きれに水を染み込ませて取りきります。
当方も各所で何度も行ったことがありますが、冬は水が冷たく、染み込ませては絞ることを何度か繰り返す厄介な作業の印象がありました。

靴脱ぎ石と飛び石は鞍馬石です。
昔からこの手の用途では特級品で、近辺ではほとんど見かけることはありません。
本来の飛び石は分厚く重いので、近年ものとは違って水平や高さ調整をするのに骨が折れ、時間もかかります。

靴脱ぎ石はセットする犬走りをコンクリートで作のが一般的だと思いますが、貴重な鞍馬石をコンクリートで固めることは、将来的な再利用の範囲を狭めてしまいます。
そこで、セメントが普及する以前の、石灰で土を固めるタタキ(三和土)という手法を用いてみました。

因みに、このような石は簡単に見つからず、完成までに1年以上を要しました。





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