平成 11 年 遍1ノ−トより
かかとが痛くて、本当だったら根香寺から歩くはずだったのでしたが、タクシ−でやってきました。
それにしても昔ながらの遍路道ぐらいは、土の道にならないものでしょうか。・・・コンクリ−トの道は
足にかかる負担も大きいし、何より無表情。土の道にはニオイがあったり、その道その道の表情が
あって歩いていて気持ちいいです。四国88ケ所遍路道を世界遺産に登録しょうという動きがある様
ですが、その殆どがコンクリ−トで舗装されている道では少し寂しい気がします。せめて歩道と車道
の分かれている所では歩道位は土にして欲しいと思います。その方が人間だけじゃあなく犬だって
猫だってきっと喜ぶはずです。大地の上を悠然と歩きたいです。
平成 11年 1 月 25日 東京都国分寺市 T さん 29才
昨年のお正月に NHKの「同行二人」ドキュメントを見ていて涙が出て来たとか・・・・。昨年の
八月に一ヶ月位かけて67番までお参りし、今回で結願の予定ということなのだが運悪くかかと
を痛められ当方まで根香寺よりタクシ−でいらっしゃる。翌朝、又、タクシ−で根香寺に行かれ
たのだが、足の調子が思わしくなく、屋島寺まで行けるだろうかと不安そうだった。

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会社の方針で遍路をしています。「大師様と同行している」という
気持ちになかなかなれずにいます。もう少しで88番の寺に着いて
しまいますが、いつか、大師様のおかげと心から思える自分になり
たいです。
平成 11年2 月 4日 大阪市中央区 Y さん 27才
30日めの由。素泊まりだった為、お話しが十分出来ず。
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今朝、6.40国分寺近くの宿出発、山門をくぐりぬけている時団体さんのバスが駐車場に横付け
ああ
納経所で大変だ。国分寺のお大師さんは家の中にあるのでそこで団体さんと一緒に般若心経、
団体さんは一人も納経しなかったので混雑はしなかった。それもそのはず納経所のおばさんが
おばあさんの世話をしに病院へ行ったとか・・・。帰って来たのが8.00納経をすませ出発したのが
8.20遍路ころがしを登る。数日前から左足首を痛めているのでかなりこたえる。道中数回休憩し
ながらなんとか白峰寺にたどりつく10.50、二時間半もかかった。国分寺から87番長尾寺迄は、
御本尊は観世音菩薩、観音経も唱えているので時間がかかる。納経をすませ82番へ道中風が強く
冷たい。左足は、休憩後は、楽になるがいぜんよちよち歩き、先が思いやられる。途中五色台スカイライン
入口の(みち草)で昼食よちよち歩きだがお腹だけは一人前に減る。腹一杯食べるといくぶん元気になる
82番根香寺はもうすぐ山門が見えた。が、しかしその向こうに長い石段があ〜げっそり手摺につかまり
ながら登る本堂にはミニ観音像がぎっしり整然とならんでいるのを見て25番津照寺を思い出した。納経を
すませると宿の予約、留守だったのか誰も出ない不安がよぎる。昨夜も国分寺近くの宿三件めにしてやっと
素泊でゲットその前は宿どこもとれなくて善通寺迄足伸ばし次の日早朝5.40から逆戻り3時間半ロスした
上残業?2時間半足も傷むはずである。今晩ここに泊まれなかったら野宿必至寒む空の下、野宿凍死
するかもしれない。いや、するかもしれなかった。再度電話、継がるこれで安心。ここまで来るのに足の
マメから右足首太ももふくろはぎ左足首を痛め32日目 自分だけの力でこれたのではありません。
道中 沢山の四国の人々にお接待御支援を頂き結願迄後2日、少しでも足を治して足をいたわりな
がら歩きたいと思います。
平成 11年2 月12 日 東大阪市 M さん (32才)
PM3.30頃、TEL頂く、左足痛めて先に進めないとおっしゃる・・・
玄関先の様子から明日は歩けるのかしらと思う程痛々しい・・・
翌朝時間通り起きられ、元気に朝食も充分?食べられ足も昨日
よりは良いかなあと見受けられたがさあ今日はどこまで進めるの
かしら・・・・?。

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只今22才の学生兼僧侶をしています。四国遍路を2月1日から始めて今日で
29日目なぜ私が遍路をしているのか。
理由 (1) 仏教をもっと深く学びたい為
(2) 失恋した心を癒す為
(3) 師僧の供養の為
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上記の内どれが答えでしょう答えは内緒。
とりあえず結願まであと6ケ寺 遍路はとても奥が深いです。そして、色々な人との触れ合いがドラマ
以上のドラマが広がっています。四国へ行く前日友人と二人で映画死国とリングスを見に行った見終わ
って二人して「この映見るんじゃなかっためっちゃ恐い」「明日から四国やでえ」「ホンマ歩けるんかいなあ」
と言いつつ歩いている私です。そして昨日2月28日金比羅宮へ参詣しに行った時、うどんを接待して頂
いたお店になんと「死国」に出演していた幽霊役の栗山千明さんがそこのお店に来ていた時のスナップ
写真がありました。(それだけ)「本人がいればサインが欲しかった・・・」未だに俗世間から抜け出せない
私、当分人間はやめられませんな。そうそう沖縄でエレクト−ンを演奏しているN.Nさんへ曲のリクエスト
喜多郎さんのNバ−ジョンでtime of シルクロ−ドともう一つ「あっ忘れた」遍路が終わったらもう一つの
曲をリクエストします。本来このノ−トの主旨からだいぶずれましたがまあいいでしょう。とにかくもうじき
旅が終わり普段の生活に戻る自分この先どう展開するのかお大師様のみぞ知る同行二人
南無大師遍照金剛 by jessica(男です)普通の・・・結局何を述べたか自分でも分からずじまいです。
合掌
平成 11年3 月 1日 長野県長野市 S さん 22才
23番からのお参りで今回結願の予定、出発の朝、玄関で靴を履いている折り、えらい年季の
入ったケサが目に入る。聞くとおばあちゃんが使ったものだと言う。御当人は別に意味はなく
あったから使っているだけと言うのだが・・・・。1番から22番までは高校の夏休みの時に歩か
れたとか、「ジェシカ」と友達に言われるのが分かる様な、女装が似合いそうなハンサムな
男の子。
大学卒業を目前に、卒業旅行(?)のつもりで八十八ケ所歩き遍路を始めました。八十八ケ所を始める
きっかけは、色々とあるのですが、八十八ケ所を歩いてまわる事で、私自身に一つの区切りをつけた
かった様に思います。旅行気分、自分の体力への挑戦、信仰心等、初めはすべてがごちゃまぜ
になったような理由から始めたものの、今となっては信仰心が私自身をつき動かしている様にかんじてい
ます。毎日何時間も歩き続け、その道中で心身共に辛かった事、苦しかった事もありましたが、不思議に
もそういった時に(四国の方は皆、お遍路さんにとても親切ですね。皆さんの声かけがとても励になります。)
出会った人とのやりとりが私の心を軽くし、安らぎとなりました。また、心が安らかになると足も軽くなるのか、
以前に比べ一日に歩ける距離は徐々に増え、疲れもさほど感じなくなりました。自分で感じる程、精神的にも
体力的にも(お大師様に守られ助けられているのでしょうか?)向上したと思われます。(遍路になることは、
つまり普段着ている洋服 「鎧 」を一つ一つ脱いでいく事の様に思いました。涅槃の道場讃岐で少しは
その心境を会得したいものです。)八十八ケ所まわって結願する、ということへの疑問というか、それで結願
するなら誰も苦労などしないといった猜疑心も遍路の過程でなくなり、今は必ず結願出来ると信じて、毎日心安
らかに歩いています。結願まであと2日お大師様に導かれ頑張ってきます。そしてまた八十八ケ所まわる為
いっか戻ってきますね。時間が許せば本当にまた来たいと思う今日此の頃です。
平成 11年3 月 5日 神奈川県川崎市 K さん 22才 女性
お見かけした感じはとても柔な風に見えるがさすがここまでいらっした方は
何かが違う・・・。京都の大学4回生。
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