平成 11 年 遍路9ノ−トより

    36日目は86番志度寺まで頑張り37日目には何とか大窪寺まで
今日は白峰寺、根香寺 で苦しめられましたが宿に着いてその苦しみ
を癒すことが出来ました。昨日今日は女性の人からお布施をいただき
大変有り難うございます。                         
                               合掌


平成 11年 6 月 4日  東京都八王子市  S さん 59才  

   5/1日に出発された由、「何十年も勤めたのだから2ケ月程の
お休みをとる位、いいのだ」とおっしゃる
               


歩キ遍路ニハ、四国ハ別国ノ観有リ、人ニ恵ムコト甚ダ多シ
街ニ、野ニ、村ニ、様々ナ形デ御接待ヲ受ケ、有難キ事多シ
又考エサセラレル事多シ、千二百年前弘法大師空海ガ、残セ
シ物ハ仏法教典ダケニ悲ズ、コノ事コソ真ノ遺産トイウベキナリ



          平成 11年6 月 7日    三重県伊勢市     K さん    41才      

  早朝の出発  SさんFさんに神経こまやかに置きハガキあり
      






根香寺 まで雨中行軍。雨のふる日は あわれなり 同行二人。
( 注、良寛禅師のもどり )

          平成 11年 6 月 7日    岡山県岡山市   F さん 60才代       

野宿用テント等いろいろ入って重そうな リユツクを背負い番外もお参りされる。




やっと82番まで来ました。スタ−ト時点から思えば夢の様な場所ですが 
99歩をもって道、なかばということもあり、そう楽観は出来ないと思いますが
何か嬉しいものです。                                
                                            
平成 11年 6 月8日    大阪市府枚方市      S さん   

     早朝出発・・・・



  昨年5月末で定年退職し前々から思っていた四国八十八ケ所の
遍路を思い立ちましたが、家を出る時は行けるところまで行く気持
ちで参りましたが、82番根香寺 までお参りすることが出来、これ
から先きの希望としては88番にお参りして結願したいと思います。                         
                         
                                       
平成 11年 6 月11日  福岡県大川市   E さん  65才  

今までの人生全て感謝の気持ちでお寺さん参りをしているとか・・・・。
今日で27日目。一日多い時で60〜70q歩かれた事がある由。



これまでの人生に区切りをつけたくて非現実的、非日常的な、白装束、輪袈娑
に錫杖という姿で、基本的には歩くを目標に出発しましたが、途中お車の接待をいただ
きながらここまで辿り着きました。失われ薄れていく、日本独自の文化、人情が、このお
四国さんにはまだまだ残されていることと、今後も受け継がれていくであろうことを考え思
い巡らす時、何故か心の安らぎをおぼえます。多くの出合、一期一会に感謝感激
    
虚しく住きて ( ・・・と思っていた)    実ちて帰る( ・・・・旅としたい )

平成 11年 6 月12日    北海道旭川市      N さん  56才  

小さい時に自分の欲しい物だけ食べていた。それも家がお菓子屋さんであった為
甘い物ばかりを・・・・いわゆるシュガ−病だったとか、( そんな病気があるのですね
知らなかった)カルシュム不足ですぐ切れる子供だったとか・・・何年か前から体質
改善の為、玄米食にかえてから何かが変わった由。高校生の時食道の手術の
跡が痛々しい、見せて下さった。                               





3年前の11月に母がこちらにお世話になりました。「法を越へてゆく」という紀行文を、
送らせて頂いたそうです。その後、私も1番〜30番、44番〜51番と区切り打ちし、
今回6/1より残ったお寺を巡っています。結願は強く意識していなかったのに、気付
いたら80余番まで進めました。大窪寺、そして高野山まで参りたいと今は思います。
この2年あまりにも多くのことが凝縮してありました。父の一周忌も、まだですが、ここ
まで無事これた御礼に是非お四国に行きなさいと、母の進めがあって、そして家族の
理解があって、お遍路に来れました。「よくお一人で・・。」といわれます。けれど一人
でお遍路できるのは、四国の方達の情があるからです。人の情けが私をここまで進め
て呉れました。
仏を訪ねて、海や山や、誰も来そうにない所を歩いて行きます。その姿に、
人が情けをかけて呉れ、その情が私をより前へ進めるのです。道案内して下さった、農家の
老婦人がこうおっしゃいました。「いっも、あの仏さんに見守られてると思うて、本当に有難いと
思うとるよ。」進む者と見送る者、仏様はどちらも御手にすくいとってくださるでしょう。     


平成 11年 6 月15日    東京都世田谷区    N さん  女性

聞けば「法を越えてゆく」の作者の娘さんだとか・・・・。ノ−トをくって見なくても
お母様のことは何故かよく覚えています。「法を越えてゆく」を読んでいるので
尚の事印象深いのかも・・・。健康だったお父様が昨年急に亡くなられたとか・・







平成 11年 6 月19日    東京都文京区     U さん  48才  


エピソ-ド                                     
国分寺さんより、予定がくるわれたと6時半頃電話頂く食事はJRでいらっしゃるということで
鬼無駅内にある中華料理屋さんでお願いする。簡保に4日前に予約をいれておいたのに 
  行って見ると受け付けしていないと言われ、憤慨されたとか・・・その後車の接待を受けたのだが
エライ人につかまり大変な目にあったらしい・・・八十八場のところ天を買って欲しいとか、 
お酒を買って欲しいとか、あげ句にお金を貸して欲しいとか言われたらしい。お遍路さんに 
 たかるとは、なんと不届きな!!恥ずかしいことです。ひどい一日であった由、東京電力の方



   遠い旅するへんろの人、孤独、不安、疲れ、心に、傷、しみるは  
温かい人の情、夕陽、萬峰暗く、鳥もねぐらに帰る頃、    
扨て、浮かぶはこ宵の一夜の宿、願はくは、ともにせん、   
一刻の歓笑を、希はくは安眠せん、明朝迄  
          


平成 11年 6 月19日              K さん 60才代  

奥様は3年前に亡くされ供養の為にお参り、食事時にはお茶を奥様の分もいれてあげられる。

   旭化成に入社して42年、今年7月15日退職を向か
えるにあたって何か記念として5/21日 1番霊山寺
を出発今日で34日、歩き遍路は人生と同じく楽しい時
苦しい時もあるが、目標に向かって頑張っています。
この体験を第2の人生で活かしたい・・・・・。
     


平成 11年 6月23 日 宮崎県延岡市   K さん 57才
 
早目に退職されて、今のうちにやりたい事をしておきたいとか・・・
 

      



30年前に学生時代、遍路と云う事などは考えずヒッチハイクで四国一周をしました。    
その時は同じコ−スを廻っている他の仲間と友達になったり、行く先々で同じユ−スホステル
に同泊になったり見知らぬ街のオバサンとオジサンが車を気軽に停めてくれて人々の親切に
感謝した旅行だった事を今でもはっきり覚えています。扨て30年経った今遍路と云う形を  
変えた旅と年が30才経って大部大人になっての旅と30年間で変化した四国と云う処を  
動くと云う旅行はどう変わったでしょうか?小生自身の考え方の変化が1番だと思うのですが
30年前の方が今よりずっとずっと素朴で素晴らしかった様に思います。世の中すなわち 
世の中に住んでいる人々の心が変わってしまっているのだと思います。(四国だけではありま
せん。)日本全体の中で人と人との本当の心のふれ合いや思いを理解する気持や、相手に
対する思いやり等は何処へいったのでしょう。そんな中で今回の遍路の旅は沢山の人々の
  親切、人情にふれる事の出来る旅になり、とても感謝しています。出来事なら小生がお遍路さん
でない状態で四国へ旅に来ても親切にされる事を期待したいものです。今日( 6/25 )は
良い事が2つありました。                                      

1. 遍路の途中で坂出市の山中にある神谷神社へ寄り道をしました。ここの神社の社殿は
国宝なのでわざわざ見に行ったのです。社殿は赤い丈夫な塀で囲まれているのですが、
住職の奥様が雨の中出てきてくれて鍵を開け塀の中の社殿を見せてくれたのです。本当に
すごく感激しました。何しろ建築年代のはっきりわかっている社殿としては我国最古の  
建築物なのですから、うれしかったです。                            

2. 82番根香寺の大師堂の処で休息していると同じお遍路さんの女性の方から「歩き遍路
は大変ですね」と千円のお接待を受けた事です。本当にその言葉に思いやりがにじみ
出ていたのです。                                        

        4/18〜4/30        第1回目 (  1番霊山寺〜28番大日寺 )
        5/13〜5/31        第2回目 ( 29番国分寺〜53番円明寺 )
 今回    6/16〜7/1         第3回目 (54番延命寺〜 1番霊山寺 )

区切り打ちをしてあと6日で結願する予定です。別格霊場20ケ所を併せてお参り
してきました。全部で108ケ所廻りおえると、何か変化が起こるでしょうか?ワクワク
しています。色々と書きもしたが、旅とは人間の心の触れあいとは又遍路旅(団体、1人
etc )とは、又遍路そのものの有り方とはを小生なりに問題提起したつもりです。
是非御意見を !!                                  

平成 11年6月25 日  東京都中野区   O さん    51才 
 

観光地などもまわられゆっくりとした旅をされている、昨日は雨の中丸亀の万像園にも
行かれた由、今日(6/26)は栗林公園へ行って讃岐別院に・・・・           



以前から一人遍路に出たいと思っていた所、2年前中野一さん
が結願されたのに触発され社長を弟に任せ、今日の日となりま
した。感動することが多く、お大師様神仏の御加護を強く感じ
有難く、度々山の中で大声で泣きました。色々な接待を受け
有難く、自然に手を合すことも覚えました。貴重な体験をこれ
からの人生に活かしていきたい、有り難うございました。                  
     

  平成 11年7 月16 日  広島県広島市  Sさん   
                 

PM5.00過ぎ盆栽通りにいると電話頂く、5時過ぎの電話では
牛肉はよけているいうことを  聞き母の所にいき、買い置きの
豚肉をもらって何とかまにあわせる。7/17は早朝の出発という
ことでおにぎりコ-ス。              


父の初盆供養の御礼参りを思い立ち、妻と二人で来ました。79番高照院から
81番白峰寺、82番根香寺 と雨の中を歩きヘトヘトになりました。今回、夫婦で
同行して巡拝が出来ました。お四国に来る度、功徳を頂いている実感があります。
どの様な道程も、実人生と同じくひたむきに、喜び乍ら進んで参りたいと思いました。


平成11年7 月 18日  東京都世田谷区      N さん  御夫妻 40才 38才


丁度、買い物から帰った直後に電話があり、今、鬼無にいらっしゃるという。それも夫婦で・・
今回は御主人と御一緒に、高松に居る友人(御主人の)と会われる為の日程を組まれた由。
その為、先日6/15に引き続き当方に泊まられることになった訳である。いろいろ話題
が拡がり翌朝( 7/19 )の出発時間も結局9時過ぎになる・・・。(ちなみに2年前に
結婚されたとか・・・。 )良くきく簡単なダイエット法も教えて下さる・・・。         


約28年の行政生活、定年まで3年を残し、思い切って退職、小生の人生
最大の我がままである。四国遍路は数年前より、願望を持ち昨年仕事で
北九州、今治、鳴門等を訪れ遍路旅は決定的となり実施。感情的にも
「涅槃の道場」に入り安らぎが生まれ又、これからの生活の心の持ち方
も整理整頓出来つつある過程になってきた。
・・が確立はしていない・・・・
小生もあと数日で結願(?)を目指して頑張ります。            

平成11年7 月19日    埼玉県北葛飾郡      K さん  57才


      6/4日に徳島より歩き体重が8s減った由。(ウラヤマシイ・・!! )
あとはのんびりと歩き結願目前を楽しみたいとか・・・・    




                                         
                   平成 11年遍9ノ−ト



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