平成 12 年 遍1ノ−トより


      2/12の結願を目標に頑張ります。
平成 12年2 月10 日   神奈川県   Mさん 36才



今日は歩き初めて33日目、あと2日間の予定で
すが20才の私にとって貴重な日を送らせて頂きま
した。明日からもガンバルゾ ! !
 平成 12年3 月19 日 浜松市   Fさん 女性 20才

      私が入院中だったので連絡とれず、予約なしで当方に
     いらっしゃる。丁度、畑仕事をしていた母と出会い、
     何故か 実家での宿泊となる・・・



平成 12年3 月24 日 フインランド リッチナ−さん 27才
 
    フインランドより同志社大学に留学。長身でハンサム
    な青年、自転車に乗ってのお参り。いきなりいらして
    主人が帰って来るのを玄関先で待っていて下さる・・・。
    ノ−トにフインランド語で書いて下さっているのだが、良く
    分からず・・・?


         



曜日の認識もない今日この頃です。
何故歩いているのかって?
そんなの分かりません
あえて言えば人生の一区切っていうとこ
かな?自分の意思で歩き遍路に出たけれ
ど・・・・・目に見えない力が私に作用して
歩かされている。
自分で歩いているんじゃあないよ。
歩かされているのだ !! 様々な人に
出逢い、いろんな出来事に感動しな
がら俺って幸せだなア−と感じます。
人生ってお金じゃあない 『心』だと思
います。信心もないのに『般若心経』
覚えちゃつたよ!!

平成12年4 月3 日広島県呉市  Kさん 61才
   





3/3に始まった四国遍路の旅も残す所あと2日となり
本当に淋しい気持ちで一杯です。ここまでなんとか
歩いてこれたのも泊めて頂いた宿の方々、道を教えて
下さった方、いろいろと励まして下さった方々のおかげ
だと思っております。これからの日常生活でも人の
役に立てる人間になれる様日々努力していきたいと思
っています。そして又四国を歩いて廻りたいと思います。

平成12年4 月4 日    広島府中市  Mさん 29才







     明日でおわりだ
   『醉の人八十八ケ所に馬を追ふ』
  平成12年4 月25 日 久留米市  Tさん
                                                  




H.3/22〜9日間の八十八番札所参りに続き2回目の
お参りです。今回は九州の方と知り合い一緒に宿もとる。

平成12年4 月25 日 川崎市 Kさん 60才
九州の方というのは上記のTさんの事。昨年、
一人娘さんを亡くされ御供養の為のお参りとか・・・。
後日、長野名物の「おやき」なる物食べきれない
程沢山届き、びっくり! 






                         


『化学調味料』=味の素。の入ってない食事になってから「外食」することがなくなりました。しかし旅に出ると
そんなことは言っておれません。「かな泉」讃岐うどんの店、ここは化学調味料を使わない数少ない店です。
78番札所近くに宇多津支店があるので時間を合わせ、お昼に行ったら、月曜日休業。それならば高松本店
に電車に乗って行こう・・・・・。  出発前 細谷昌子さんの本を読みました。昨年5月の連休を利用して、
一番札所から50番まで巡拝しました。帰り松山からフエリ−で柳井に渡り、国道を走ってる時、本州と四国
は何かが違うと感じました。その後、いろいろな本を読み知りました。四国は、遍路になった瞬間、そこは
お四国( お詩国 )になり、非日常的な異時次元空間に変わります。NHKテレビで 作家の早坂氏が語って
いました。最近新しいタイプのお遍路さんが現われたと・・・どういうことだ 従来のお遍路さんは、お大師様
の〃おかげ〃を求めたり、先祖供養などだったが、今は自分捜しの旅。1000年過って信仰から哲学に昇華
した。やっと日本人もそのレベルまで来た。その時小生は気がついた。人類は豊かさを追求することに全力
をあげた。3次元の法則は、「得れば失う」開発することは自然破壊と同義語物質文明もいよいよゴ−ル、
極限に近づいた。それに伴い心が荒れていく過去に考えられない出来事の連続。そんな世界の中で日本に
お四国がある。お四国は1000年の時間と空間がゆったりと流れる不思議空間なのだ 八十八ケ所を廻る
ということは、その異次元空間に身をゆだねるということなのだ、歩いて廻るとそれはヒシヒシと感じることだろう。

     平成12年5 月2 日         福岡市       Sさん御夫妻    

「粉末緑茶が身体にいいですよ。」と、持参の物を下さる。上記の文面通り、自然派思考・・・。
長尾寺側にある『みるく』と言うパン屋さんが、天然酵母を使っているからと教えて下さったので
お休みの日に行ってみた。もっちりとしておいしかったです。
細谷さんの本『詩国へんろ記』の中に、「掛け軸に納経するのが良い・・・」と、あるので途中より
買い求めた由。だから、「未納経の所を又改めて来なければ・・・」と、おっしゃっていた。






  
             
小生、今年は八十八ケ所プラス番外で38日目。
坂出79〜82を経て夕刻到着の一日でした。
  お天気にも恵まれ、体調にも恵まれ、若葉の
お山 きれいでした。82からの道少し迷いま
したが いっもの事、今日も幸せに一日過ごさせ
て頂きました。この思いはずっと続いています。
 嬉しいことです。苦しかった事もあったはず
 なのに年齢のせいでしょうか、すぐ忘れてし
まいます。                  
                         合掌 
  平成12年5 月8 日 新潟県 Tさん 76才

主人がT.さんとは知らずに近くの宿を紹介した
のだが、満室とかで又当方にTEL.あり。(お大師様の
お計らいかしら・・・?)昨年はT.さんも腰痛でお参り
できなかった由。二年振りにお会いする訳だが何時もと
変わらない笑顔に出会って、ほっとする。


                
初めての遍路の旅で、今日まで心の安らぎを
感じる旅を続けて参りました。
これからの人生においての再出発に向かって
生きる勇気がこの遍路で得たと思っております。

平成12年5 月9 日 奈良市 Kさん 57才

元、JT.の方なので製塩の仕方など詳しく伺った。
ほとんどの塩は、オ−ストラリアからの粗塩を輸入
しての製塩とか。唯一、自然製法に近いやり方を
しているのは能登半島のどこやら・・・だけとか。
(消費者は騙されている・・・?)


   

今回こうして四国巡りが出来ているのは自分の
力ではないと感じています。もちろん お大師様の
お導きもあり、そして行く道すがら会う人々の温かさ
ご親切、家で待っていてくれる 家族の尊さを身
を持って感じています。今まで、人の気持ちが全く
わからず、私の為を思ってくれた事にも、感謝の
気持ちを思ったことも数少なく、人との接触に後ろ
向きだった部分も、少しずつですが前向きになって
いるような気がします。今迄出会ってきた人々の温
かな心は一生忘れる事ができないと思います。
こんなに幸せな旅が出来る事、歩ける事すべてに
感謝します。感謝 感謝 感謝 !!
有り難うございます。

平成12年5 月13 日 名古屋市 Yさん 女性24才                



後2〜3日でこの遍路の旅も結願するというところまで来てしまいま
した。内心、やれやれやっと身体の痛み足の痛みから解放されるか
・・・・という安堵感。この40日間の旅から何か得るものがあっただろ
うかという蕉操感。なにわともあれ1200q強の距離を雨の日の中で
さえ歩き続け、楽しい出会いを得られた満足感がない、混ぜっこになっ
た複雑な思いです。自分自身のこの旅に対する感想は、すべて完結し
て自宅に戻って時間がたてば、また別の思いも浮かんでくるだろうと思
います。その思いを楽しみにしています。さて遍路の旅を通じていくつ
か感じた事を記します。多分、的はずれなコメントもあるかも知れませ
んが、それは私の感性の悪さと、ご容赦下さい。一つはお寺さんの対
応がよろしくない。私達遍路にとって、唯一お寺の方と接するのは納経
所においてではあるが、ここにおける納経を書いている方の対応がは
るばる遠路からお参りに来ているお遍路さんの胸を打つ、衆生を度す
る態度でない。お影をポンと投げてよこすお寺、電話を掛けながら納経
をする寺、株式ニュ−スを横目に納経をするお寺、面倒くさそうにサッサ
と筆を滑らすお寺。私は納経の時だけは真剣勝負だとの気持で接して
きましたがその反応は殆どのお寺に失望しました。もちろん中には、
「ご苦労様です」「どちらからですか」といろいろ胸を打つ対応をしてくれ
たお寺もなかったわけではありませんが、殆ど数えるほどでした。
次は我々遍路自身のことです。私達は四国という他人の土地を借りて
自分の楽しみの時間( あえて修行という言葉は使いません )を
過ごさせていただいているわけです。その点をしっかりと認識していれ
ば当然守るべきマナ−は明確になってくるはずです。どう考えても遍路
さんしか通らないと思える山間の道中にゴミ、空缶の山を見た時は本
当にガッカリ残念に思いました。四国の方々がどんなに私達遍路のこと
を思い手間と金をかけて、道中を整備しているかに思いが至らない方は
遍路をする資格がないと思います。否定的な意見になってしまいましたが
お遍路の旅は、多くの人との語らい四国の方々の人情、おもてなし
にふれることが出来、こんな機会をもっと多くの方に味わってもらいたい
・・・・その為・・・というつもりで記させていただきました。

  平成12年5 月13 日 横須賀市 Aさん 御夫妻 
    
S.さんに傘を届けての帰り、11号線を歩いている御夫妻の姿を母が
見つける。車をUタ−ンさせて暫く立ち話する。途中、買い物した折頂い
たとかのカ−ネ−ション下さる(今日は、母の日・・・)

 
                                        根香寺打ち下るへんろ路つらくとも
菩薩おわすや きょうの宿

                  合掌 
平成12年5 月13 日 京都市 Sさん68才

傘を忘れられたので、主人と母と三人で
八栗寺
下にあるおいしいうどん屋さんに
行きがてら届ける事に・・・。屋島寺に向
かう道でS.さんに追いつき、ホッとする。
その後食べたうどんは、とっても美味しかっ
たです。


区切打ちでお遍路を始め今回が第4回で
69番観音寺から88番までの満願成就を
願っています。   世田谷区の若?隠居

平成12年5 月14 日 東京都 I さん 59才

お仕事で世界中を駆け巡り過ぎて体内時計(?)
が狂われたとか・・・。社長業を譲られて今は富士山
の見える白い山荘で、時折いらっしゃる外国のお友達
との交流を楽しまれている由。先日も綺麗な富士の
写真を送って下さった。









小生が四国八十八ケ所をスタ−トしたのは
3年前の夏、徳島の祭りの最後日であった
それまでに東海道自然歩道を東京の八王子
まで歩き、さてこんどは どの道を歩けるかと
考え、四国でも廻ろうかと言ういたって不純
なスタ−トです。一番最初は10番切幡寺
までその程度は歩けばと調子にのり夏の
暑い中ついには10番で納経所の前で
起き上がる事も出来ず一時間もそのままで、
顔は真っ青だったと思います。冷や汗は
タラタラと止まらず、恥ずかしい姿をさらして
いました。これが私の本当の自分自身です。

 平成12年5 月15 日 兵庫県 F さん 64才
              

                                       

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