平成 12 年 遍5ノ−トより


  

私は歩き遍路をさせてもらっている。
何の動機で・・・何を目的に・・・よく考える
戦争、戦友、病気、教育、その他色々・・・
平成 8年4月より歩き始め、平成 9年4月
第一回の結願、得たものは体力気力の限界
への挑戦、自己克服、などケバケバしたもの
だった。第二回目を平成11年4月より初め
結願を三日後にひかえているが、今度得たもの
は自分との対話自分をかざらず眞に見直してみ
る今度はそれが出来たその中に醜い自からの
心もあった。三日後の結願の時、第二回目に得
たものは「人生の安らぎの境地 」にほんの少し
でも近づけたらよいと思っています。それも
私に遍路という素晴らしいものを与えて戴いた
四国の自然風土そして遍路を心温かく迎えて
下さった多くの皆様の御陰であります
有り難うございました。健康等の条件が
許せば第三回も考へさせてもらいたいと
思います。
                    以上


平成12年9 月26 日 長崎県 Iさん 75才

  当方( H9.3.30 ) 2度目のお泊り、前回はお孫
  さん二人を伴ってのお参りであった。
  ( 高校受験、大学受験で今回は断念・・・・)
  10年前に胃を切除されたとか・・・・・・・。
  今回は屋島あたりまで歩かれる由。
  



私の四国八十八ケ所めぐりは、信仰のためでも
祈願でもありません。健康で脚の達者なうちに
何かしておこうと思い東海道を歩こうか、四国を
歩こうかと考えましたが、東海道500q余りでは
短かすぎなので四国を選びました。家には95才
のおふくろさんも頑張っておりますので、一度で
全部巡るほどの日数がとれません。そこで4回に
分けて歩くことに、平成11年の春、秋、12年の春、
秋、つまり今回が最後です。当初は白衣を着て菅笠
などは恥ずかしくてと思いましたが、真剣にお遍路
をしている人に迷惑にならないように形を整え、写経
も納め、見様見真似で、マナーだけはきちんとして
おかなければと気を配りました。今日まで、家からの
往復を含め38日を要しました。地元の方々の御親切
途中同行していただいた方、同宿の方、色々お話
しを聞かせていただいた方感謝しています。
来年は春と秋でもう一回巡りたいと思っています。


平成12年9 月28 日  静岡県 Sさん  69才


いつもの様に当方の「遍路ノ−ト」に記帳をお願い
すると、「私も『遍路ノ−ト』がありますので」と、差し
出され、初めてのことなので戸惑ってしまう。何気なく
お願いしている当方のノ−トを受けとめられる相手の
気持ちが初めて分かった様な気がする・・・・・・・。
自家製のお茶美味しかったです。




       夕食後の私のおしゃべりにも付き合わせてしまい、イヤな顔せずに、
        聞いて頂き、一人で歩いて居ると、会話にウエているのか、マシンガン状態
        になり許して下さい反省しています。今回は2周目で逆打、会う人全部
        良い人に巡り会え、良くして頂いてきた、5日目です。88番を出発してから
        毎日道を迷い、さまよって泣いて歩いてますが、きっと結願の頃には、もっと
        図太く成長している事でしょう? お便り出しますね、11/20頃には、横浜
        へ戻りたいと思って居ます。

         平成12年10 月1 日      横浜市     Kさん 女性    51才


                長尾の「へんろ資料館」で大畑さんの地図をコピーされ、それをみながら
                当方にいらしたのだが途中、堂々巡りになり迷われた由。昨年御主人
                お父様、お友達、愛猫(17年 ) を次々と亡くされてのお参りとか・・・。
                お花の育て方などいろいろ伺う。今日は香西寺よりー

    


何故また出て来たのか、私の場合は、四国遍路の魅力に
引きずり込まれてしまったので・・・と言うよりも
1度目の遍路を終わってなお且つ充たされないもの
答を得られないものが残ったからと言った方が近い
ように思います。あと残された札所は7ケ寺(一番も
も含めて)日数は4日にも拘らず2回目の遍路の「収穫」
を統括できないです。2回目ともなるといわば遍路慣れ
してきて、無用の緊張は少なくなりました。反面、これは
日々の遍路行動がマンネリ化してくることも意味するよう
です。10回、20回あるいは50回、100回廻っても常に
新しい驚き、新しい発見新しい変化があって然るべきな
のに、2回目にしてマンネリ化では何をか言わんやです。
前回は40日間、今回は30日間、札所のないところは公
共交通機関を多用し、宿はすべて東京で予約して出発し
ました。しかしこのやり方は、多くの人が言うように、実行
上 リスクを伴います。交通機関も自分の身体も計画通り
に動いてくれるとは限らないからです。しかし私にとって
は安眠でき、洗濯ができ、きちんと食事ができる宿は何物
にも替えられない価値があると思っています。( もっと若
いうちに思い切って歩き遍路をやってみたかったという後
悔は残っています。)だからと言ってこの私流の宿泊場所
及び日時固定主義が歩き遍路の自由度を制約するマイナ
スも否定出来ないのです。これも東京へ帰ってから統括し
たいと思っています。

 平成12年10 月2 日     武蔵野市   Mさん 71才


10.9.27に初回のお泊り、「やっぱり 数学学者の秋山氏によく似
ている」と言うと「あの人はもっとバサバサしている」と言われた・・。
夕食時Oさんを交えて話が弾む、腰痛体操2つ教えて下さる。
  





初めてお世話になります。なぜ四国へ来たのか?
それは自分でもよくわからず、お四国の方から近づ
いてきたというのが本音です。元々旅行が好きで、
旅の原点は歩くことがと若い頃から考えていました。
働きながら資格を取るための勉強をし、数年前から
勉強一本にしぼっていたおり、NHKのテレビ番組
や四国遍路に関する記事など目に止まり、知らず
知らずのうちに頭にインプットされていき、自分の資格
試験に何度も落ちて自信をなくしている状況と、昔から
の自分の考えと外からの情報などが総合的に四国
遍路へと導いてくれたのだと思います。昨年の夏に
初トライし、靴に泣き13番でリタイア。とても悔しくて
リベンジに燃え、この一年はもしかしたら勉強や
アルバイトよりも頑張って再挑戦をねらっていたかも
しれません。

 平成12年10 月3 日  横浜市  Oさん  37才


すごく若く見え、学生さんかなと、おもったのだが年齢を聞いてび
っくりー。果実酒(ハスカップ、かりん )おいしそうに飲んで下さる





     職場の同僚に色々情報をいただいて始めた四国遍路行。95 年 3月17 日に歩きはじめ
     足かけ6年目にしてやっと 「結願 」の日が近ずいてきました。(11月3日に結願予定です。)
     今にして思う事は、この間、転職、娘の結婚、娘夫婦との二世帯住宅(実質母をまじえ三世代
     住宅 )の新築、そしてこの10月、勤務先の合併、新会社での新たな職務とサラリーマン生活
     の節目節目を心身共に充実して過ごせて来たのも、遍路行のおかげと遍路の素晴らしさを教え
     てくれた同僚に感謝の気持ちで最後の区切り打ちをしています。一期一会の出会いなるもの、
     人との縁がこれ程実感出来る四国、特に歩き遍路の素晴らしさをホ−ムペ−ジをご覧になる方
     に否、ご覧になった方を通じて多くの人に知っていただきたいと願っています。
     P.S歩きの方は是非 「香西寺 」もたち寄ってみたらどうでしょう。なかなかよいお寺ですよ。

          平成12年10 月7 日          神奈川県      Yさん   58才


       「掬水遍路館」のKさんとは同会社。丁度息子夫婦が来ていて、私にはよく分からない
         難解な話も通じる同志の様で会話が弾んでいた・・・・。天気予報を案じ
         早朝の出発







同居しております両親の元気なうちにと思い
兄弟夫婦と四人で連休を利用し、フラリ、フ
ラリと歩き始めて四年になります。道中、野辺
に咲く草花をながめながらの一時は一番です。

平成12年10 月8 日 倉敷市 Aさん 御夫妻 56才51才

根香寺に咲いていたという、キンモクセイの一枝を
金剛杖に付けられ今日は八栗寺まで妹さん御夫妻
と歩かれる由。



歩き始めて今年で4年目、この4年間にはいろい
ろなことがありました。夕食の時御主人様奥様と
お話ししたことがあった訳です。お蔭様で人間が
1まわりも、2まわりも大きくなったかもわかりませ
んが、その時はすごいパニック状態でしたよ。それ
にしても今日は朝からよく歩きました。4人の中で
は、私が一番体力がなく・・?て坂道が大の苦手、
でも兄弟夫婦と夫のお陰でここまで来ることが
出来ました感謝感謝です。今回は8日9日の2連休
で帰宅ですが次回は11月 3〜5日の3連休を利用
して結願しその足で高野山までいく予定にしていま
す。その時は姉夫婦と合流予定です。明日朝無事
に歩いて出発できるかナー?。

平成12年10 月8 日 倉敷市 Iさん御夫妻 57才54才

夕食時、当方の屋号と同じ名前のとってもユニークな
お嬢様のご結婚にまつわる大変なエピソードを、ユーモア
を交えて苦渋の笑顔(?)で話されるお姿がとっても印象的
でした。( 修業を重ねたかいがあってやっと笑って話せる
様になったのでしょうね。)その後、A様も「実は私の所も似
たような話がありましてね・・・・・」と、真剣な面持ちで話さ
れるお話しに、何故か皆、同じ様な境遇だと大笑いをして
しまったのです。皆様、それぞれに悩みを抱えてお参りされ
ている割にはあっけらかんとして明るいのがいいですね! 
これもご利益のたまものでしょうか・・・・。








          遍路さんになって四国を巡礼し良い事も悪い事も半分半分にありました。
           素敵な出会いもあったし、ここまで無事に来ることが出来とても幸せです。

            平成12年10 月12 日     高知県  Oさん    女性   21才


               ここまで乗り物など一切使わず35日目とかー。実年齢21才だが
               小柄で可愛らしいので、17、18才位かと思った・・・。明日は
               志度寺あたりまで行きたいとかで早朝の出発。








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