平成 12 年 遍 8ノ−トより

9月25日積年のあこがれ「四国歩き遍路」に出ました。5月に患らったギックリ腰の回復がばかばかしくなく、
前日まで悩んだ末のスタ−トでした。一日20qぺ-スで歩き今日で60日(ただし、1mも車、列車に乗っていま
せん)26日(日)には88番結願の予定です。それから1番へ戻り、高野山へお参りして帰宅すると66日となり、
まさに「エイジ、ウオ‐カ‐」となります。16日に当方に宿泊されたMさんとは20番から33番まで時々御一緒し
ていました。それから同氏の消息が判り大変うれしく思いました。それにしても、弟様の急逝御悔申し上げます
歩き遍路で得たものは筆舌につくしがたいですね。                                   .

平成12年11月23日 東京都 Oさん 66歳

お風呂に入れていたハーブの袋を開けて何の種類のハーブか調べてみたとか…
(因に、昨日のハーブはアップルミントでした―。)草花に関していろいろ詳しい方。







舎心ケ獄にて




一週間ずつの休暇をとって昨年2月に打ち始めた歩き遍路区切り打ちも今回で6度目、ようやく結願出来そうで
す。「掬水の果て」串間さんの日記を参考にさせてもらって歩き続けました。これまでご縁のあった民宿や旅館
のおかみさんたちには本当に親切にしていただいて感謝しております。そして道中出会った多くの土地の人達
にも。でも札所の納経所は一部を除いて横柄な物腰のところが多いですね。(ビックリのところがたくさんあり)
「へんろ修行は道中にあり」この言葉の意味がようやくわかって結願できそうです。              合掌

平成12年11月24日  名古屋市   Oさん  50歳

保健所勤務ということで、犬、猫、論議に発展…、(犬の捕獲等の権限が市町村に移った由―、)…私の言い分、
やはり何とかならないものだろうか可哀想だけでは片づけられないのは分かってはいるのだが―。「エサは絶対に
与えてはいけないのですよ!!」と、強くおっしゃる意味あいはよく分かるのですが、やっぱり可哀想という気持ちが
先に立つなんですよネ…。「掬水館」の串間様ともメール交換されているとか、 
                 .





国分寺から白峰寺、白峰寺から根香寺への遍路道とても気に入りました。また、僕の好きな遍路道がひと
つ増えました。足掛け5年、90日の遍路姿を借りてのひとり旅で、ついに結願できそうです。信仰心の無い
私が1000kmを超えるとてつもない長い道をここまで歩いてこれたのは、心温まる多くの人々との出会い、そ
して四国の美しい自然のおかげです。歩いていて途中、何度か「こんなことは何の意味も、無いだろう、そん
なことやめてもう家に帰ろう」と思いました。多くの沿道の人々の励ましでここまで来ることができました。とて
もひとりの力ではここまで歩くことはできなかったでしょう。遍路をしていて、新たな自分も少しだけ発見するこ
とができました。自分の持っ我(ガ)も少し見えてきました。また、ただ単純に歩くことを続けることで、頭の中が
空ッポ(何も考えない)になることも体験しました。体験していてわかったのですが、頭の中が空っぽになるの
はとても気持ちの良いことです。日常生活の中ではないことです。                        .


平成12年11月25日  愛知県  Hさん  51歳

「眼鏡、遠視用にかえると、本を読むのも楽になりますネ!」と、
言われる。最近、特に目が疲れるのは眼鏡のせいかな…?






11月7日に霊山寺(1番札所)を出発、本日、根香寺(82番札所)のお参りを済ませ、この宿に泊めていただき
ます。これまで体調も十分、故障もなく、すべてお大師様と地方の方々の手厚いご接待のお陰であります。残り
少なくなりましたが88カ所結願すれば、吾が人生の事業の一つを成し遂げられたような気がします。      

平成12年12月3日  北海道  Yさん 63歳

同宿されていたT様の話ではエンジニアをされていた方とか―。当方のメールア
ドレスを刷した来年用の年賀それを持って帰られる 今日は高松泊まりとか―。







鶴林寺登山口





10月31日定年を機に30年前より心に思っていた祖父母の地、四国に来ることが出来ました。又15年前に
17歳でいった娘の供養の88カ所参りがもう終わろうとしています。11月6日より歩きはじめ3日目焼山寺手
前の1本杉庵?のお大師様に抱きしめていただいた気がし娘の事を声を出して泣きながらお願いしました。
山の中を歩きながら涙が止まりませんでした。でもいつの頃からか30番善楽寺を越え岩本寺頃には娘では
なく、お大師様のもとにいる仏様になってしまった様で心安らぐ日々になりました。四国の皆様の声をかけて
くださったり、車に乗せていただいたり色々なお接待を受けながらの旅で山を見、雲を見、木を見、花を見、石
を見、語りかけながらお大師様の旅を想像しています。皆様の厚意に感謝しこれからの私も少しでも四国で受
けたお接待の心をお返しできたらと思っています。もう一度、仏になった(娘に)会いに四国の皆さんに会にき
たいと思います。                                                        .

平成12年12月3日  北海道  Tさん  女性  60歳
お嬢様の名前は「ユキ」ちゃんとか…。朝食後に少しばかりおしゃべりした中で交通事故に(オートバイ二人乗
り)にて亡くなられたことを話し下さる。早くに離婚され、子供さん3人を育てられ、なくことを忘れる位肩ひじを
張った生活だったのが、お四国お参りをしている内にスゴク気持ちが楽になり泣けて泣けて、仕方がなかった
とか…。素直に涙が出る様になった由、60歳と思えない、若々しい可愛らしい声の方、(電話、受けた主人が
若い人の様な声でもあるし…と、悩んでいたのがわかる様な気がする。)                   . 







小生の遍路歴と遍路考書留ます
遍路歴
1.昭和53年4.5月 第一の人生を終え(定年)第二の人生を迎えるについて、四国(死の国詩の国)
で第一の人生を死して第二の人生を生きる(再生というか、復活というか、輪回というか)と、

2.18年後=平成8年4.5月妻を失いその回向というか菩提を弔うというか、              .

3.その2年後80歳(平成10年(9.10月)「ウワーッ80歳の人生の第4コーナー」(これは新藤兼人
映画監督の著者名)正に人生の黄昏、人生の黄昏には秋遍路がふさわしい(老いを背に、しぐれて
いくや秋遍路=高浜虚子)と                                             .

4.その2年後、今回(平成12年10〜12月)21世紀に片足かけてハイサョウナラ」と云わなくてはと今回。

遍路考
死んで生きるところにその意義を見出したのだったから「人生のけじめ」の意味で我遍路暦は一貫し
ている、(つもり)でも更に考えてみると、お大師さんにんに帰依してひたすら88カ所の札所を廻った
お遍路さんと思う時、所詮は「遍路もどき」だ、なあ、と、                           .
夢 
確率とすれば限りなく零に近い夢平成18年88才、88札所を巡って八月八日午前88番大窪寺で結願、
となれば言う事なし                                                  .

平成12年12月9日  千葉県   Mさん  82歳
御自分のことをルート3だとおっしゃる。1〜2の間、ピンでもなくキリでもない
出立する前に「愛」を「アユム」に会ってから―と、思っていたのが息子さん
の待ち合わせが上手く行かず叶わなかった由…。前回いらした時より
大分、耳が遠くなられた様である…。遍路ノートを見る為、 パソコンの
勉強される由―。頑張って!!
                     .






焼山寺みち



遍路の件ですが、まだ本当に何かをつかんでいないのが事実です。しかし、それも私を幼い時
より、苦労して育て軍隊に取られ、早く帰ってくることを待ち切れなかった、(シベリア抑留ですが)
祖母の無念であったでしょう。その供養のための遍路ですから、何回も巡礼をして廻りたいと思っ
ております。この八十八ケ寺廻りのための体力を登山で鍛えております。              .

平成12 年12 月 10日   福島県  Kさん   80才 

出立が8時40分になってしまった・・・・・朝食後、話が「シベリア抑留」まで及びそ
の当時のことをも昨日の出来事の様に話されるのが印象的でした−。富士山
にも今年、昨年、一昨年と三回登った由。(通算四回)(初回は兵隊に出る前に
登ったとか・・。)今日は一宮寺にお参りして栗林公園に行き近辺で宿をとるとか






ご縁があってお四国巡りをさせてもらっております。初めての最後の旅のつもりですが
皆様のおかげでここまで来させて頂きました。温かい地方の皆様やいろんなお方のお陰
だと思います。お四国巡りもあと少しになりましたが、嬉しい気持と同時に何となく寂しい
気持ちもあります。皆様ありがとうございました。                      .

平成12 年12 月 12日     島根県 女性 Yさん   53才

国分寺(80番)でN君に会い、当方すすめられた由―。何かがあってお四国参りを思い
たったとか…。愛知のM様から私方のこと聞いてご存じだったとか―。早朝の御出立。




「思えば遠くへ来たものだ」と四国の地図を眺めながら、思わず独り言が出ます。昨年11月に「何か自分が″
生きていた″」という思い出をつくりたくて始めた遍路です。家族や友人、職場の人からは、賛否両論で、ただ
しひとつ「ちょっと変わっている人間」ということでは共通の意見だったようです。でも、とにかくここまで来られ
たのは、「四国の人の心な暖かさ」があってだと思います。そして私のわがままを聞いてくれた職場のみんな、
家族や友人があってこそだと。最近、職場の人から(私がもうすぐ結願するのを知っているので)、「次はどこへ
行くの?板東?地元で秩父もあるけど(埼玉県の秩父にも34札所巡りがあるので)そっちはどう?」と色々助
言(?)をもらいます。私の答えは「まずは、お礼参りをして、いろいろとお世話になった宿や思いでの場所を廻
るからいい。とりあえず、、まだ当分四国にお世話になるから。」という内容になります。結願が近づくにつれ、
何かもったいない気持ちになって、今回は87番で区切りです。結願は21世紀までおあずけ…といっても、1月
最初の連休にまた来るのですが。だから2回目のお礼を兼ねた思い出参り(?)は、ゆっくりと、職場に迷惑を
できるだけかけずに巡りたいと思うこの頃です。他にも書きたいこともあるのですが、最後に「皆さんありがとう
!」とお礼で20世紀を終わりたいと思います。(何か締らない最後で申し訳ありません…。)          .

平成12年12月24日   埼玉県 Sさん  37才

洗濯物の中に面白いグッズ発見…伺うと「底まめクッション」とか〜。(出立の折、予備の
品をどなたが必要な方に上げて下さいと1組頂く。)10年振りに作ったケーキでイブの夜
を楽しむ。出立した12月25日は午後より雨、雪、あられ、風は強くひどい1日だった。







切幡寺より


親子遍路で、突然にお電話をして部屋を割けて戴き有り難うございます。同行二人ですが、(本当は、お大師様
と一緒に廻っているという意味ですが)父と私の二人は、よく似ている親子で、なかなか意思の疎通が上手く行
きませんでした。しかし今回も前回と同じく車で廻ったので、もし、再び廻る時は、歩きで廻りたいです。

平成12年12月26日    神戸市   Nさん親子(72歳)(43歳)

予約のTel.頂いた時、「神戸の?ですが〜」と、伺いすぐに声の感じで「麻雀のお好きな
Nさんですか―?」と、つい言ってしまった…。今回はお父様との車でのお参りの由、とて
もお父様を大切になさっている御様子が気持ち良いです。





歩き遍路を始めて2年余りまとまった休みも取れず連休3日間を有効利用夜行バス列車、船…。88カ所
「結願」できずに21世紀を迎えようとしています。徳島、高知は完歩。故郷、愛媛は歯抜けの状態(4ケ
寺だけ)香川は88番を残して「目標達成」間近。(今回初めて六連休)2001年1月1日1番から「心残
りの再スタート」を切る予定です。「なんでみんな歩くのでしょうか…。」ビール大好き人間です。     .

平成12年12月29日 神戸市 Sさん 50歳

朝食はご飯とコーヒーのみで良いとおっしゃる…?「おかずになしのご飯だけとコーヒーですか?」
を聞き直すと「そうです」と、すまして言う。結局「おもち」と「コーヒー」に落ち着く―。




平成12 年遍8ノ−ト


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