システム 前期(1)  18系セリカで採用された “新装備” を、順不同でご紹介いたします。

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デュアルモード電子制御車速感応4WS
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デュアルモード電子制御車速感応4WS

 後輪が前輪とは逆位相に舵を取ることで、車両旋回半径を小さくする装置。 2モードの切替が可能で、“NORMAL” の場合は40Km/h以上、“SPORT” の場合は60km/h以上で、後輪が前輪と同位相に舵を取るように自動シフトし、走行中のレーンチェンジをスムーズなものにしてくれる。 また、後退する場合のみ4WSをキャンセルし、2WSとして運転することが可能。
 一般的に “車両旋回半径が小さくなる” という点が注目されがちであるが、 実際は “走行中の安定性” も大きなメリットとなっている。 例えば直線を走行中、横風や路面の凹凸などの外乱に対し、 ドライバーは無意識のうちに絶えずステアリングを微妙に修正している。 4WSは、そのような時の車体のブレを軽減してくれる働きを持っている。 また、コーナリング時においても、2WS車は “車体が横滑りを始めてから” 後輪にコーナリングフォースが発生するのに対し、4WS車の場合、 前輪の操舵と同時に後輪にコーナリングフォースが発生するため、姿勢変化の少ない安定したコーナリングが可能となっている。




3S−FE エンジン (前期型)
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3S−FE エンジン (前期型)

 1986年にトヨタが開発した “ハイメカツインカム” の技術を最初に搭載したエンジン。 “ツインカム=スポーツカー” というのが当たり前の時代、 それに逆行するかのように “燃費の向上” と “コンパクト化” をねらった設計は、 “かなり奇抜な発想” だったかもしれない。 構造上の問題から高回転域での性能が悪く、スポーツ走行には適さなかったが、“街乗り派” の支持を受けたこのエンジンは、結果的に他社にとって “圧倒的な脅威” となり、トヨタのお家芸として20年以上のロングセラーを記録することとなる。
 18系セリカに搭載されたエンジンは、初期型の 3S−FE エンジンに改良を加えたタイプである。 まず “燃焼室形状とバルブタイミング” の改良により、 セールスポイントである “燃焼効率の良さ” に磨きがかかっている。 また、シリンダーブロックの剛性強化のほか、クランクシャフトとフライホイールをつなぐボルトの増加や、各シール部分の改良など、信頼性の向上も図られている。 更には “円筒型では世界初” となる、“複合型エンジンマウンティング” を採用し、騒音と震動の低減に成功している。




10スピーカーオーディオシステム
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10スピーカーオーディオシステム (セリカ ・ スーパーライブサウンドシステム)

 18系セリカで初めて設定された、トヨタの “お家芸” とも言うべき装備。 ヘッドユニットは 「カセット一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+CDプレーヤー」 で、スピーカーは “フロント3Way (2.5cmセミハードドームツイーター/12cmスコーカー/20cmウーハー)+リア2Way (2.5cmセミハードドームツイーター/16cmフルレンジ)” となっている。 助手席の下には、 30W×4 & 50W×2 のパワーアンプが1台設置されている。
 また、 内装についても専用の意匠が採用されており、 非装着車と形状が大きく異なるドアポケットには、スーパーライブサウンドシステムのオーナメントが埋め込まれている。 更に、リアフルレンジのスピーカーグリルが、プラスチック製のものからスチール製のものに変更されている。

 肝心の音質であるが、装備そのものは十分に吟味されたものが使用されているものの、スピーカーのレイアウト(方向)が悪すぎるため、残念ながら能力を出し切れているとは言い難い結果になっている・・・。


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