| ネタバレレベル2 : 「ミステリックサイン」まで見た人はok 「ミステリックサイン」配信開始。 面白いのは「笹の葉ラプソディー」の直後なので、「俺は何者なんだ」(00;20;00)に続くモノローグがキョンの自己欺瞞に聞こえることです。一期放送時のテーマである”ハルヒの成長物語”に沿って見ると、キョン自身が語る「俺はただの普通人」「唯一の良心」はストレートに理解できてしまうのですが、すでに7月7日の夜にキョンはハルヒの人生に決定的な影響を与えてしまっています。 彼は、憂鬱Yでハルヒとハルヒのいる世界を肯定した筈でした。しかし、「退屈」でいまだ乗り気になれなかったキョンの為に朝比奈さん達が仕組んだ「笹の葉ラプソディー」によって、ハルヒと出会った事もSOS団の結成も彼自身が必然的にかかわったものとなってしまいました。キョンにとっての現実は既に宇宙人や未来人を必要とする物語のそれへと捻じ曲がっているのに、それを見ようともせずにハルヒを「憂鬱T」アバンタイトルのモノローグのような灰色の"現実”に引き戻せると思いたがっているのです。(09/06/04)
12話「エンドレスエイト」が放送された模様。 新OP「Super Driver」、新ED「止マレ!」だけではなく、5人の浴衣も先月指摘した「5人組カラー」らしいですね。「笹の葉ラプソディー」では、短冊の色だけではなく、ハルヒの服、長門宅のカーペット*と眼鏡フレーム、キョンと朝比奈さん(小)が借りる掛け布団まで同じ配色でしたから、新作はすべてこのカラーコーディネーションでキャラクターを特徴づける方針なのかもしれません。 *憂鬱UとVではリビングルームには炬燵が置かれていました。カーペット(もしくは炬燵の敷布団)は、「笹の葉ラプソディー」のものと同じ色にも見えます。ただ、グレーに見えるカットもあるので、青っぽく見えるのはフィルターワークのせいかもしれませんが(09/06/19) 追記:五人組カラーの初出はおそらく、「射手座の日」の軍服と宇宙戦艦の色です。(09/10/17)
12話の描写で、ファンサイトでもわかり難いと話題になる「エンドレスエイト」の終了条件が解りやすくなる模様。 (「模様」と書くのは、私は公式にはまだ見ていないというオトナの事情です) ゲーム風に言うと、「憂鬱」「退屈」と少しづつクリア条件が上がっていて、「エンドレスエイト」はそのさらに上にあるのです。 ネタバレをせずに書くのは難しいのですが、退屈ラストのハルヒとキョンのやり取りに近いものが、13話ラストに付加されるか、もしくは「バカだな、そう言わないのがいいんじゃないか」と言いたくなるような演出になってくると思われます。「うる星やつら」の影響がよく話題になりますが、それよりは遥かにストレートな青春賛歌になるのではないかと予想しています(09/06/20) 追記:予想と違いましたorz ただ、12話の段階でなにをやり残しているかは明確なので、19話で「俺にとって気がかりであり、先延ばしにしようともしている事だ(00;22;07)」の台詞が初めて出てきた時点で、"自分の気持ちは言えない、俺は夏に去って欲しくない"が"今ここでハルヒを引き止める事ができた。夏よさようなら"に転化するんですね。(09/11/04)
13話も既に放送され始めているようですが、そう来るか!と叫びたくなる内容の模様。 以降は12話の話です。 ネタバレレベル2 : 「エンドレスエイト」まで見た人はok 冒頭、キョンの見ている高校野球大会ですが、テロップと試合内容が違っている事が話題になっています。 キョンが「負けている方をなんとなく応援していると」(00;00;24)というと、画面右のテロップは「7回表/熊実 7/城南大 0」と表示されています。ところがバッターの胸には「JONAN」、ピッチャーの胸には「KUMAMOTO」です。 画面の映像上ではKUMAMOTOの攻撃、JONANの守備で一貫しているようですし、解説も同じです。なぜか画面のテロップ1箇所のみが逆転しているのです。 このあと、2回目の電話がかかる直前に打球音→追加点がはいる→ハルヒからの電話が切れる→アナウンサー「ピッチャー鈴木、マウンド上で崩れ落ちています。見るに忍びない光景です。」とか「ピッチャー鈴木への罵声さえありません。これで8対0 熊本実業、苦しい戦いになって来ました。」→キョン「しようがねえなあ」と言ってリビングを出て行くという描写ですから、憂鬱Wのテニス部員やミステリックサインの野球部*)のように、この野球中継はキョンの心情描写になっている事が解ります。 「熊実 7/城南大 0」テロップが制作ミスでないとすると、「なんとなく応援して」いたほうは実は勝っていたほうだという事になります。*2) 電話がかかってきて面倒だと思ったのもつかのま、さらに電話がかかってきて心情的には駄目押しをされ、「やれやれ」と憂鬱な気分のままリビングを出た…という描写だと思っていると実は逆であり、退屈な気分のなかハルヒから電話が来て内心喜んでいると、もう一度電話がかかってきてどうやら泳ぎに行くらしい、もう嬉しくてたまらない!という描写になってしまうのです。 前々回指摘したとおり、新作回のキョンは口ではやれやれと言いながら画面上ではハルヒへの好意を隠さないのです。 しかし、掲示板を読む限りハルヒの「おーばー」が無線用語で、日本語では「どうぞ」だと言う事に気が付かない人多すぎ!刑事ドラマなどで無線連絡のシーンは必ず「○○どうぞ」「はいこちら○○」なんですが、見ている人はいないのかな? この回で大いに驚かされたのはプールで小学生二人を引きつれ「この二人があたしの団員よ」と言うところと、盆踊りや花火を見た朝比奈さんが子供のように「うわー」というところ。一期分では団員たちをいやおう無く引きずり回していたように描写されていたし、ハルヒの語る幼い頃の想い出は野球場事件のみなので、ハルヒが他人と仲良くできる(一期で描かれていたマンションの管理人や大森電器のご主人とは、やっぱり外ヅラじゃないかって思いますよね)事自体が驚きでした。原作にもちゃんと書かれているのですが、スルーしていたようです。(09/06/29) *) 00;02;01試験期間中でグラウンドには誰も居ない→00;21;45キョンがハルヒのエンブレムを見た者を助けに行かなくてはならないと言うとグラウンドのカットになり野球部コーチoff台詞「おいこら、集らんかい!」 *2)DVDでは点数表示が修正されて、実況ナレーション通りになっている模様。(→こちら参照)無理に深読みした当方の立場は… (´・ω・`) (10/05/22追記) |
→2009年7月分の雑記 「涼宮ハルヒの憂鬱」”あらためて”:「エンドレスエイトU〜Z」
←2009年5月分の雑記 「涼宮ハルヒの憂鬱」”あらためて”:「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」「にょろーん ちゅるやさん」「笹の葉ラプソディー」