| 概要 | 〜ネタバレになりますので、事前知識の欲しい人だけ見てくださいね〜 キュウべえという不思議な小動物と契約して魔法少女になれば、何でもひとつ 願いが叶えられる!だが、得た魔法を使って魔女という世の災いと戦うことも 宿命づけられるのだ。主人公まどかは、その才能を見込まれてキュウべえに 魔法少女になって欲しいと依頼され、親友のさやかともども先輩の魔法少女・ マミに随伴して、魔法少女の仕事ぶりを体験することになる。 だが、なぜか謎多き魔法少女ほむらは、まどかの契約をことごとく阻み続け、 やがてマミは戦死してしまう。その悲劇を目撃したことで契約を怖れるまどか。 悩むうちに、先にさやかが幼馴染の窮状を救うため魔法少女になってしまう。 更に、ライバル関係になる魔法少女・杏子の出現。それぞれ思惑の違う少女 たちは反目し、まどかの心配を尻目に激しい衝突を繰り返す。 そんな中で、追い討ちをかけるように次々と明かされていく、魔法少女の忌む べき影の秘密。既に自分の肉体は死人同然だなんて…敵である魔女が実は 自分たち魔法少女が辿り着く、なれの果ての姿だったなんて…。 全ては、言葉巧みに魔法少女を量産する、キュウべえことインキュベーターの 陰謀だった。彼らが欲するのは宇宙を維持するための効率的なエネルギー。 魔法少女が絶望に堕ちて魔女に変貌する際に生じる感情エネルギーなのだ。 その隠された秘密の犠牲になり、さやかは魔女と化して杏子と散っていった。 更に、ほむらの真実がまどかを驚愕させる。実は彼女は悲惨な歴史を変える べく未来からやってきた時空の遡航者。本来、まどかと彼女は無二の親友で、 魔法少女として戦うまどかが最後の強敵との戦闘で死んでしまうという結末を 変えたかったのだ!そのために、幾度となく同じ時間を繰り返しているのだと 言う。そして、この世界でも運命の決戦のときが訪れた。 果たしてほむらは、今度こそワルプルギスの夜を倒してまどかを救えるのか? それとも、運命は変えられず、悲劇は…絶望は繰り返されるのか?…破滅に 瀕した世界…苦戦するほむら…、全てを知ったまどかが最後に選ぶ道とは? |
| 第1話 夢の中で 逢った、 ような… |
ごく平凡な少女まどかが見た不思議な夢。それは、異形の敵と戦う少女の姿 だった。そして、運命を変えたいなら魔法少女になれと勧誘する謎の小動物。 不思議なことに、その日まどかの学校に転校してきた少女は、夢の中に出て きた少女とソックリだったのだ。そして、彼女が言い放つ謎の忠告…。 今とは違う自分になろうだなんて絶対に思わないことね。 さもなければ、すべてを失うことになる…! 放課後、親友のさやかと街中に出たまどかは、頭に響く「助けて!」という声に 導かれ、人気のない場所に迷い込む。そこでは、夢の中に出てきた小動物が 傷つき、助けを求めていたのだ。そして、それは転校生ほむらの仕業だった。 止めようとするまどかはさやかと共に逃げ出すが、その最中、魔女の作り出す 不思議な結界内に閉じ込められてしまう。襲い来る魔女!そこに、魔法少女・ 巴マミが現れ、敵を追い払う。不可解な、マミやほむらの正体とは…? 実は、さやかが何気なく言った「前世の因果、時空を超えて巡り合った運命の 仲間」というのは、ズバリ本質をついていたんだなァ。さやかの勘が鋭いのは、 すでにここで実証されていたのか(笑)。 |
| 第2話 それは とっても 嬉しいなって |
願いから生まれるのが魔法少女だとすれば、 魔女は呪いから生まれた存在なんだ。 あらためて聞くと、コイツの営業トークはやっぱりズルイよなぁ(笑)…。 キュウべえに魔法少女になるようスカウトされたまどかとさやかは、先輩マミに 魔法少女とは何かを教わる。何でも一つ願いが叶うが、魔女と戦うことを宿命 づけられるという。実戦では命がけと言われ、魔法少女になることを躊躇する 二人は、とりあえずマミに随伴して魔法少女の仕事を体験することになった。 ほむらも魔法少女だが、その狙いは定かではなく、魔女を倒す競合相手として 疎んじられているのではないかという。 さっそく3人とキュウべえは魔法少女体験コースに見立てた魔女探索を始める が、そこで魔女の呪いに囚われて投身自殺を図る女性を救出。前回見逃した 魔女と決着をつけるべく結界内に突入する。 マミの戦いぶりに、実戦の恐怖を感じながらも世の役に立つ事の素晴らしさを 知るまどか。無事に魔女を撃退したマミは、魔女を倒して得られる魔女の卵・ グリーフシードがソウルジェムの穢れを吸い取り、魔法少女の力を保つために 不可欠のものだということも語る。ほむらの狙いも、それだけなのだろうか? |
| 第3話 もう何も 恐くない |
まどかやさやかは、自分に魔法少女になってまで叶えたい望みがあるのかを 思案していたが、そんな彼女も利き腕のケガが原因でバイオリンの奏者になる 夢を絶たれ苦悩する幼馴染の少年・恭介の存在が気になっていた。 幾度かマミの魔女狩りを手伝いながら、さやかは魔法少女になることで恭介の ケガを治せるなら…と考え始める。一方、ほむらはなぜかまどかを魔法少女に することを執拗に邪魔しようとしているようだった。その理由は…? そんな時、まどかとさやかは孵化しかかっているグリーフシードを発見!マミを 呼んで対処すべくさやかは見張りに残るが、マミとまどかが駆けつけた時には 既に結界が発生しており、さやからと合流すべく二人は結界内部に突入する。 途中、手を出そうとするほむらを束縛したマミは単身魔女に挑むが、実は常に 不安で一杯だった本心を吐露。魔法少女になると決心したまどかに感謝する。 体が軽い…こんな幸せな気持ちで戦うなんて、初めて…! 仲間が出来ることを心の支えに華麗な戦いで孵化した魔女を圧するマミだが、 決め技を捌かれた一瞬の隙をつかれて返り討ちにあってしまう!駆けつけた ほむらが魔女を倒したものの、マミの凄惨な最期を直視したまどかたちは…。 制作者の意気込みを見せてくれた回。魔法少女の現実的死は「ミンキーモモ」 とかでも免疫があるものの、やはりなかなかできない事だと思ってしまう。 今回のディズニー・キャラみたいな魔女は、抽象的すぎてわかりにくい魔女が 多い中で比較的わかりやすいキャラだが、行動と見た目のギャップがコワイ。 |
| 第4話 奇跡も、 魔法も、 あるんだよ |
その時の私は、まだ何もわかっていなかった。 奇跡を望む意味も…その代償も… 本作がただのヒロイックな魔法少女モノでないことが、このあたりから加速して わかっていく。マミの最期によって、一時は魔法少女になろうと決心をしていた まどかも契約を思いとどまってしまう。ほむらは、それを知って安心したようだ。 一方、さやかはBFの恭介の窮状を見かねて、魔法にすがりつきたい気持ちを 抑えられなくなっていく。そして、まどかは魔女に魅入られて親友の仁美たちが 自殺しようとする現場を目撃し、それを止めようとして逆に襲われてしまった。 それを助けたのは、なんと魔法少女になったさやかである! また、マミの死を知って後任に就こうと現れた新たな魔法少女の正体は…? 主人公を尻目に(笑)エスカレートしていく急展開!魔法少女になったさやか、 更に第4の魔法少女も登場。メインキャラが出揃って、いよいよ本番か〜♪ |
| 第5話 後悔なんて、 あるわけない |
恭介の回復不能だった手を治すことの代償に魔法少女として戦うことを選んだ さやか。未だにその決断ができないまどかは、臆病な自分を責めてしまうが、 恭介の復帰を見届けた今のさやかに後悔の念はなかった。そして、まどかは ほむらに協力を依頼するが、ほむらはまるでさやかの末路が判っているかの ように彼女のことは諦めろと言い、別行動を続けることを告げて立ち去った。 一方、マミのいなくなった街を自分の狩場にしようと、第4の魔法少女・杏子が さやかとまどかの前に立ちはだかる。杏子の主張は、犠牲者が出るのを承知 の上で、使い魔が魔女に成長してグリーフシードを収穫できるまで見逃すのが 得策だといい、犠牲者を出したくないさやからと対決することになった。 アンタ…卵産む前の鶏シメてどうすんのさ? ベテランの杏子の猛攻の前に、まだ経験不足のさやかは太刀打ちできない。 そして、戦いを止めたいというまどかに、キュウべえは魔法少女契約を囁くが、 その時、杏子が放ったトドメの一撃から疾風のようにさやかを救い出した謎の 人物…。それは、意外にもあのほむらだった。 |
| 第6話 こんなの 絶対 おかしいよ |
さやかと杏子の対決に割って入り、強引に戦いの場を収めたほむらの真意は 何なのか。彼女の言葉は、まどかの魔法少女契約妨害への執着を感じさせる ものだった。魔法少女が本来の力を出すには魔法行使によるソウルジェムの 穢れを除くグリーフシードが不可欠。杏子の狙いもそれであると思われ、魔法 少女同士で獲物を奪い合うという事態も現実となり、さやか、ほむら、杏子の 三つ巴の様相を呈してくる。そんな中、ほむらは強大な魔女“ワルプルギスの 夜”の襲来を予見し、杏子と共闘を提案していた。そして、魔法少女として甘く 未熟なさやかを排除しようと、杏子やほむらが彼女を襲撃する。 しかし、3者の対決の場に戦いを止めようと乱入した、まどかの思いがけない 行動が、魔法少女の隠された真実の一つを露にしてしまった。 どういうことだ、オイ…? コイツ、死んでるじゃねえかよ! さやかのソウルジェムを放り投げて体から離したことで、肉体はコントロールを 失い、既に死んでいるという驚愕の事実が暴露された。彼女達の本体…命は 戦闘時の便宜処置として、ソウルジェムと化していたのだ。 突然のゾンビ判明!ほむら以外は誰も知らなかったというのがコワイ!! ところで、まどかのママさんのする話は、オトナには耳が痛いよなぁ(笑)。 |
| 第7話 本当の 気持ちと 向き合え ますか? |
ほむらがソウルジェムを回収してきたことでさやかの肉体は再び活動したが、 次第に明かされていく魔法少女の影の部分。魂をソウルジェムとして肉体から 分離・具現化された今、彼女達の体は既に死人同然だったのだ。唐突に突き つけられた事実の中で、さやかの何かが壊れ始めた。 キュウべえの事実隠匿が露呈し、契約への不信感が少女たちに影を落とす。 ほむらは知っていたようだが、今さらキュウべえを糾弾しても無意味だと言う。 だって、あたしもう死んでるんだもん…!ゾンビだもん!! ああ、「まどか」の一面には少女の葛藤の物話があることを一番体現している のがさやかなのかもしれないなぁ…。 自らの体の秘密を知った今、自分の慕う幼馴染のBFと親友が付き合うことに なるかもしれないというのに何もできないのだ。そんな彼女に、自身の救われ ない過去を語り、魔法少女として自分本位の割り切った生き方を進める杏子。 だが、さやかはあくまで人のために魔法を使う信念を曲げない。その正義感が 彼女自身を知らず知らずのうちに不幸の渦に取り込んでいくのだった。 魔女との戦いで、自らの体が痛みすら感じない抜け殻に過ぎないということを 思い知ったさやかは、自暴自棄とも思える無謀な戦いに浸り始めていく…。 杏子の父親といい、イッちゃってる描写が多くなってきたなぁ(苦笑)…。 |
| 第8話 あたしって ほんと バカ |
親友・仁美と幼馴染の恭介の交際は、既に常人とは違うさやかを追い詰めた。 やがて、自分の価値を魔女抹殺にのみ見出すようになった彼女は、自虐的な 戦いに迷没する。もはや、まどかやほむらの忠告も届かない。杏子すら何とか さやかを救いたいと行動するが、思い詰めた彼女は全てを拒む。キュウべえに 自分の破格の潜在能力を聞いたまどかは、さやかを救うべく魔法少女になろう とするが、ほむらがキュウべえを射殺したことで阻止される。だが、キュウべえ の本体はどこにあるのか…別のキュウべえが現れ、ほむらが時間能力者だと 看破すると、ほむらもキュウべえの正体…インキュベーターの存在を告げる。 そして、世の中の穢れた一面を目の当たりにし、魔法少女としての自己の身を 犠牲にしてまでも戦い続けることへの疑念が極まったその瞬間、彼女のソウル ジェムは黒く染まり、杏子の目前で呪いの温床たる魔女へと変貌してしまう。 魔法少女が魔力を使い続け、浄化が追いつかなくなった時…自らが与えた分 の希望を今度は呪いとして世に排出する魔女と化してしまう運命だったのだ。 この国では成長途中の女性のことを“少女”って呼ぶんだろ? だったら、やがて魔女になる君達の事は“魔法少女”と呼ぶべきだろうね キュウべえが魔女化したさやかを尻目に言い放つ一言。 遂に発露した、魔法少女と魔女の相関…最後の恐るべき秘密! こいつ、やはり確信犯だったか〜!この瞬間、全世界のまどかファンによって 銃声が轟き、脳内で1億を越す数のキュウべえが死んだはず(笑)! |
| 第9話 そんなの、 あたしが 許さない |
魔女と化したさやかは、今まで誰かを救った分だけ、今後は誰かを祟る存在と なってしまった。全てを知るほむらが語る真実は、まどかを哀しみの淵に追い 落とす。そして、キュウべえもまた、まどかに対して彼らの目的を明かす。 インキュベーターと呼ばれる彼らは、知的生命体の感情をエネルギー化できる テクノロジーを発明したが、彼ら自身は感情に乏しいため、エネルギー資源と して地球人の感情に目をつけたのだ。宇宙を維持するには新たなエネルギー 源が必要だが、それを最も効率よく得られるのが、魔法少女が魔女へと変異 する際の感情エネルギー。希望が絶望と化し、ソウルジェムがグリーフシード となって魔女を生み出す際に放出されるものだったのだ。その回収のために、 魔法少女を量産しているのがキュウべえたちだが、彼らに罪悪感はない。 将来的な人類や宇宙存続のための、正統な犠牲という程度の認識しかない。 一方、さやかの中に昔の自分を見た杏子は、まどかと和解してさやかの救出 を試みる。親友のまどかの呼びかけで、さやかが正気を取り戻すかもしれない と二人で挑むが、魔女となった彼女は攻撃の手をゆるめない。やはり、全てが 無駄なのか…万策尽きる二人。間一髪でまどかはほむらに救われるが、既に 満身創痍の杏子は、自らのソウルジェムを砕き、魔女さやかと共に自爆した。 いいよ…一緒にいてやるよ…さやか 普通なら友情パワーでさやかが目覚めるところだが、そうならないのが本作! ああ…誰も救われない…。全てが終局に向かって、なだれ込んでいくぅ〜! |
| 第10話 もう 誰にも 頼らない |
最大の謎…ほむらの正体が明かされるシリーズの最重要回。見どころ満載! 未来から来た彼女の回想なので、過去というのは正しくないかもしれないが、 かつてほむらがまどかと初めて出合った世界では、ほむらは病弱で人並みの ことすらできないちっぽけな転校生だった。だが、魔女に襲われた彼女を突如 現れて救った謎の少女たち。それこそ、親友となるまどかとマミだったのだ。 彼女たちは魔法少女…魔女を狩る者たちさ! クラスのみんなには内緒だよっ♪ まどかが定番のヒロイックな魔法少女としての活躍を見せる唯一のシーン。 例のBGMも決まってて、こういうシーンをもう少し見たかった気がするなぁ。 この起点となった世界では、ほむらはただ守られるだけの存在。しかし、難敵 ワルプルギスの夜によってマミもまどかも敗北し、ほむらの目前で絶命する。 それを悔やんだほむらは、今度はまどかを守れる強い自分になって、もう一度 彼女との出会いをやり直したいと願い、キュウべえと魔法少女の契約を結ぶ。 それによってほむらは時間遡航能力を手に入れ、過去に戻って歴史を変える 戦いを始めたことが、すべての始まりとなったのだ。 そして、二度目の出会いでは、ほむらは魔法少女としてまどからと共に魔女と 戦った。だが、やはり最後の敵には勝てず、絶望して魔女と化すまどかの姿を 見て、魔法少女の忌むべき秘密にも気付いてしまう。 更に次の並行世界では、魔女化の秘密を知った仲間達が自滅する惨状すら 目の当たりにする。そしてまたしても決戦に敗れた末、魔女化を忌むまどかの 頼みで、ほむらは自ら親友まどかにトドメを刺すという悲痛な結末…。 キュウべえに騙される前の…馬鹿な私を助けてあげてくれないかな? 約束するわ…絶対にあなたを救ってみせる!! 何度繰り返すことになっても…必ずあなたを守ってみせる! そうして幾度となく同じ時間を繰り返す中で、彼女は誰に頼ることもなく孤独な 戦いの道を歩むこととなったのだ。4度目の世界からは眼鏡を外し、髪を下ろ してイメチェン。キュウべえを射殺し、他の魔法少女の誕生を未然に防ごうと単 身で魔女狩りを行うが、キュウべえは死んでいなかった。結局、最後の戦いで まどかは魔法少女になってしまい、しかもワルプルギスの夜を瞬殺したものの 強大な力を備えた魔女と化して、地球を滅ぼすであろう最悪の結果となる。 そして今…現在世界でも負の連鎖は変わらず、悲劇の結末に向かっている。 ああ…なんというシリアスさ!ほむらファンは、もう号泣したことでしょう(笑)。 謎や伏線が次々と明かされる、25分とは思えない密度の最高傑作と断言♪ 彼女の行動のすべては、ただただまどかのためだったんですね。実は本作の 本質が、二人の少女の友情ストーリーだったのは「なのは」っぽいかな? 5度目の世界が現実世界なのか、まだ途中にも描かれていない世界が幾つも あったのかイマイチわかりませんが、ほむらの経験値の高さとか、まどかへの 因果の堆積量などから推測すると、5回くらいじゃ少ないような気がします。 IFの世界をパラレル設定を生かして見事に描いた、SFの白眉だと思います! |
| 第11話 最後に 残った 道しるべ |
ほむらの秘密に気付いたキュウべえによって語られる、まどかの秘密…。今の まどかに潜在する膨大な魔力値は、幾つもの並行世界でほむらが重ねてきた 因果がまどかに集積したためだった。まどかを救済したい一心での、ほむらの 時空を捻じ曲げるレベルでの魔法行使の副作用といえる結果だったのだ。 お手柄だよ、ほむら…君がまどかを最強の魔女に育ててくれたんだ! 秘密がバレると、もうセールストークの必要はないということか?コイツ〜! さやかの死体が発見されて、家出した挙句の衰弱死…にされちゃうところとか 現実的でコワイ。前回が素晴らしすぎたので、今回はちょっとおとなしい感じ。 さやかと杏子の死を悼むまどかに、キュウべえは魔法少女の歴史を見せる。 多くの少女達がインキュベーターと契約し、魔法少女…魔女となっていった。 中には、歴史上の女傑や聖女、英雄達も存在し、そのエネルギーが文明すら もたらしてきたのだという。彼女達の犠牲は、歴史の必然だと悟らせようとする キュウべえ。感情を理解しないインキュベーターの言葉は、逆にまどかを困惑 させるだけだった。そしてまどかは、最後に残った魔法少女ほむらを訪れる。 ほむらは、間近に迫った最強の敵・ワルプルギスの夜の襲来を告げ、最後の 戦いに単身挑む決意を話す。そして、自分が未来から来たこと…まどかを救う ため何度も同じ時間を繰り返していること…全ての真実と想いを打ち明ける。 あなたを私に守らせて…! ワルプルギスの夜の襲来は、スーパーセルを起こしつつ現実世界を席捲し、 ほむらは今までの経験を生かして人知れず全力の攻撃を敢行する。しかし、 軍隊レベルの兵器をもってしても勝機は見えず、またしても敗色濃厚となる。 そして、再び時間を巻戻そうとするが、これ以上因果がまどかに集積すること を怖れたほむらは、ついに断念して絶望に身を委ねようとしてしまう。 そこに、避難所から抜け出してきたまどかが現れ、ほむらの手をとった。 もういい…もういいんだよ…ほむらちゃん |
| 第12話 わたしの 最高の 友達 |
ほむらちゃん、ゴメンね…あたし…魔法少女になる! ああ、この一言のために今までのもったいぶった演出があったんですね。 もう、上手すぎて言葉もありません。完全に、してやられました〜! そしてまどかは、過去未来あらゆる世界から魔女を消し去るという願いを代価 として魔法少女になった。だが、因果律そのものに干渉する程のその願いは、 彼女を人を超える存在にシフトさせることを意味した。戒律そのものの一つと なったまどかは、時空を超えて全ての魔法少女たちのソウルジェムを浄化し、 魔女化の運命から解放していく。ワルプルギスの夜も今の彼女の敵ではなく、 まどかの願いそのものが呼び込む呪いの塊すらも難なく消滅させるに至るが、 その身は魔女を根絶する概念となって永遠に生き続けることになる。もはや、 誰にもその姿は見えず、誰もまどかのことを憶えていない。 だが、それがまどかが望み選んだ結末。ほむらは、そうしたまどかの行き着く 終焉を見て悲嘆するが、ほむらだけは自分を忘れない…そんな奇跡もあるの かもしれないと言い残し、自分のリボンをほむらに託して消える。 さやかは、まどかと共に恭介のコンサートを観ていた。さやかを救うことは彼女 が恭介のために願った結果も無為にすることを意味する。さやかは、自ら因果 の矛盾となることを避けるため、彼のためにあえて消滅の運命を受け入れた。 行き着いた世界では、さやかは魔獣との戦いで戦死したことになる。ほむらも マミや杏子と、魔法少女としての新しい業を背負いながらも戦い続けていた。 この世の大きな条理は普遍で、希望があれば絶望がある事実は変わらない。 魔女はいなくなったものの、そのかわりに魔獣と呼ばれる負の情念の産物が、 今の魔法少女たちの敵として存在しているのだ。 だが、小さな奇跡も確かに起きていた。キュウべえすらまどかの存在を忘れる 中、ほむらだけにはまどかの記憶が残っていたのだ。 キュウべえたちインキュベーターも、新たなエネルギー回収方法を効率の悪い 魔獣退治に頼らざるを得なくなり、魔法少女らとも以前よりは幾分ましな共存 関係を築いているようだ。ほむらたちの戦いは、果てしなく続く…。 …ガンバッテ… もう、何も言うことありません。スタッフの皆さん、ありがとうございました♪ |
| ●ラストについて… 神のような超常存在に昇華した主人公が奇跡を起こして、何もかも丸く治めてしまうというのは ある意味で反則かもしれないけれど、私も星矢同人誌のラストで似たことをしちゃっていたので もちろん否定はしません(笑)。むしろ、まどかの存在を人格のある宇宙的戒律の1つ…みたい なのにしちゃったのは、甘さを捨て切れなかった私なんかより勇気ある英断だったと思います。 しかも、何もかも解決…という漫画的ご都合の結末でなく、魔獣の存在やインキュベーターの 陰謀、おそらく解けてないゾンビ化など、多くの問題は未解決のままというのは納得いきます。 「魔女という概念そのものの根絶」というまどかの願いは実現しても、他の悲劇の種は残され ているのは、例え膨大な魔力の結晶となった彼女でも限界や制約はあったということでしょう。 だから、最後のほむらの記憶とかも、イレギュラーな奇跡。このテの願い事モノは、もっと他に 良い願い方があったんじゃないかというジレンマもありますケド、バカな私が考えてもダメなの で、ここは素直に勢いにまかせて感動しちゃいましょう(笑)。ヘタに弄ると、さやかの末路とか どうにかならないのか…ということになりますからね。都合良すぎるのはイカン…というコトか。 終着世界でマミが言っていた“円環の理”というのは、魔法少女用のルールの一つなのかも。 円=まどか…で、戒律となったまどかのこと…なんて考えるのは、ちょっとこじつけですかね? 続編を望む声も多いようですが、まどかを元に戻すために禁断の秘法を求めて時空をさすらう ほむら…とかダメかしらん(笑)。パラレルで、正統の魔法少女物として5人の友情パワー炸裂 の番外編なんかも観たい気がします。まぁ、ラストで5人が揃って、合体必殺技でラスボス撃破 とかいうのは「まどか」では無理だろうし、「舞HiME」で懲りてるからなぁ(笑)。 結論として、こういう「まどか」だったからこそ、評価すべき作品になったのだと断言しますゾ♪ |
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| ●独断と偏見のベストシーン 10話のパラレル一挙見せなんかは、もう名場面の宝庫なんですが、中でも好きなのがコレ! ★魔法少女まどか登場! ほむらのピンチに、華麗なBGMにのってマミとともに颯爽と現れるまどか。本作では、序盤の マミ以外はダークな戦いになるだけに貴重なシーンです。パラレルだからこそ見られる彼女の ヒロイックな姿。最も「まどか」らしくないシーンなのに、逆に妙に印象に残ってます。その後は、 悲劇の連続だし…。この時はまだ、魔法少女は彼女達にとって“悪い魔女をやっつける正義の 味方”だったのですが…。 ★ほむらの決意 パラレルを重ね、何度も姿を変えて描かれる、まどかの最期。そして、それを看取るほむら! 最初の契約の決意…まどかの魔女化も印象深いですが、3回目の約束の会話と介錯(?)が もう最高です。もし劇場版とかやられたら、このシーンでいい大人が人前も憚らず号泣しちゃう ことでしょう。声優さんたちの熱演、彼女達の魂を象徴する、掌のソウルジェムの儚い演出…。 アニメの心情描写ドラマの最高峰ともいえる一編がここにある! それにしても、パラレルという救いがあるとはいえ、1戦目は敗北して戦死、2戦目は敗北して 魔女化、3戦目は更に魔女化回避のために自ら死を望む…と、主人公の敗北や死をここまで 執拗に描いた作品があったでしょうか。しかも、少女モノで…!最近は「必殺」とかですら演出 や描写がヌルくなっているというのに…ホント、制作者の皆さんの勇気には脱帽しちゃいます。 |
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| ●「まどか」の音楽 同じ作曲者だから当然だけど、美しいスキャットとか聴いて「舞HiME」を思い出しましたね♪ シリアスな作品世界に非常にマッチした名曲に彩られていたことも、本作の魅力の一つです。 中でも、スキャット系のいわゆる「マミのテーマ」や「魔法少女のテーマ」が印象深いですね。 「マミのテーマ」は華麗な変身シーンや戦いを想定した曲らしく、もっと使って欲しかった名曲。 マミの死を契機に魔法少女の戦いは影の部分が顕現してくるだけに、展開が明るい序盤しか 使用機会がなかったのは当然で、必然的に序盤の主役のマミのテーマとして愛称されている ようです。ただ、回想シーンにあるようにまどかにも似合うので、魔法少女全般のテーマとして この曲にのって5人勢揃いで変身して必殺技で大逆転!なんて王道なシーンも見たいよ〜。 賛美歌のようでもあり悲哀も感じさせる曲で、「まどか」の代表曲としてご一聴をオススメ♪ 「魔法少女のテーマ」も「マミのテーマ」と同様、ちゃんと歌詞があるようですが、聞き取れない ので私はスキャットとして認識しちゃってます。10話で、ほむらがまどかを看取るシーンなどに 多用された、最も印象に残る名曲。このメロディーは「キュウべえのテーマ」や「営業のテーマ」 と呼ばれているようで、キュウべえが言葉巧みに弱みをついて契約を勧めるところが所以なの でしょう。曲は、最高に美しく悲哀にあふれたもので、哀しい運命に身を投じる魔法少女たちの テーマを見事に表現しています。個人的には、「魔法少女・愛のテーマ」といった感じ(笑)♪ ほかの戦闘BGMとかも、エスニック調というか情熱的な舞踏曲というか、重厚な迫力とカッコ よさ十分なつくりなので、DVD特典のサントラCDを狙ってみるのも悪くないでしょう。 OPテーマも悪くないですが、劇中でもフィットしていたEDテーマが世界観ピッタリで最高です。 ⇒DVD特典の「まどか」サウンドトラックの楽曲解説はコチラ! |
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| 「ゴメンね…あたし…魔法少女になる!」 大切なモノを守りたくて決意したその一言が、時には親友を救い、時には世界を滅ぼし、 そして最後には自らを奇跡そのものにしてしまう!これは、そんな女の子の寓話です。 一般的な魔法少女モノにありがちなご町内のドタバタコメディーも、学園ラブコメもありません。 深夜アニメのわりにお色気シーンもないです。かと言って、「プリキュア」のような女児向け作品 では全くなく、逆に過激な死や破滅の描写が多い成人向けのシリアス&ハードな展開です。 タイムトラベル、パラレルワールドといったSF要素も多く、難解な用語や設定も目立ちます。 また、本作がSFミステリーだと思う所以は、謎や伏線が回を追うごとに深まり、終盤で次々と 明かされていく点にあります。途中を見逃すとわからなくなる、連続物の醍醐味ですね〜♪ バトルは、敵のデザインがシュールすぎて迫力には欠けるものの、妙なファンタジー色が逆に 残虐性を際立たせている気がします。魔物との戦闘より仲間割れの方が盛り上がってる気が するのは、どこか「舞HiME」的でもありますね。音楽も「舞HiME」と同じ人なので、相変わらず スキャット系の声楽曲がカッコ良くてキレイです。 |
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| ●「僕と契約して、魔法少女になってよ♪」 小動物系の妖精や異世界人によって、平凡だけど才能を秘めた少女に魔法少女に変身する 能力が与えられるのがこの手の作品の初動設定。本作もそのパターンを踏襲した感じなので だまされてしまうが、「まどか」でのそれは、まさに“悪魔のささやき”なのである。 契約することで「何でも一つ望みが叶う」一方、「敵(魔女)と戦う宿命」というリスクを負う点は 他の魔法少女と同じだが、それだけではない。ストーリーが進むことによって、身の毛もよだつ ような隠された秘密が明らかになっていくのだ。 ●アレ…まどかは魔法少女にならないけど、主役は誰〜(笑)? タイトル詐欺(笑)。主役のまどかは魔法少女の契約をしないまま、ラストまで進んでしまう! 仲間のピンチをすくおうと幾度となく契約の決心はするのだが、いつも邪魔されちゃうのだ。 彼女が魔法少女になれば、とんでもない力を持った破格の最強魔法少女が誕生するであろう ことが再三ほのめかされているだけに、「ダンガードA」以上にもったいぶった演出である。 しかし、それには見て納得の恐るべき秘密があったのだ。 ●「希望をふりまく魔法少女は、やがて絶望を撒き散らす魔女になる」 本作の恐怖設定の一つ。まどかたちは、自らが戦う敵の魔女が、実は自分たち魔法少女らの 成れの果ての姿だというオソロシイ事実に直面する。これもキュウべえが隠していた。 つまり彼女達の戦いは、普通のヒーロー物の“邪悪”を倒す“正義”の戦いではない。 やがて自分がなるであろう、哀れな少女が変わり果てた正義の残滓との悲壮な戦いなのだ。 ●時空の遡航者・暁美ほむら 影の主役と言うべき彼女の正体が明らかになったとき、ようやく物語の本質が見えてくる。 時間を止めたり、過去へ行って歴史を変える力を持つほむら。本来、魔法少女として戦死する 運命にある親友まどかを救うべく、自らが魔法少女となって過去へ行き歴史を変えようと奔走 するのが本作の裏設定だ。だが、幾度となく挑戦するも結果は大きくは変わらず、そのために 多くの並行世界での業を積み重ねてしまう。その業が皮肉にもまどかに集約。その結果として まどかを強力なエネルギーの特異点たる存在にしてしまったのだ。 ●神にも等しき最強の魔法少女・鹿目まどか 主役のまどかは最終回まで、前述のごとく一部の回想を除いて魔法少女として活躍しない。 それは彼女の魔法少女への覚醒そのものが、世の摂理を変えてしまう程のパワーを発揮する まさに最終兵器だからだ。ある並行世界では、その力でラスボス魔女を瞬殺してしまうものの その直後に自らが魔女化して、地球を滅ぼす最凶最悪の存在となってしまう。 そして、本編の最終回では…。 ●時間遡航…並行世界…因果律…そして… 本作の楽しみの一つは、一見、魔法少女とは不似合いな高度なSF設定にある。 ほむらの時空遡航能力が世界観の根底を支えており、パラレルワールドの設定も十分に反映 された。ある並行世界では、魔女化の運命に耐えられずに自滅する魔法少女が描かれたり、 数々のIFの世界が興味深く示され、最終回の結末を期待させてくれるのである。 ●宇宙の管理人?インキュベーター 本来は味方である小動物マスコットキャラが、本作では有る意味、黒幕的な危険な存在である 事実が「まどか」のシリアス展開をスムースに進行させていく。まるで悪徳セールスの如く欠陥 契約で、重大なリスクには触れずに魔法少女を量産。魔法少女が魔女に変異する際に生じる エネルギー回収ノルマ達成のために、一部の人類の犠牲など意に介さない。宇宙存続のため エネルギーの効率的な循環と確保を意図する彼らは、人類より高位の異星人なのだろうか? 中盤から、魔法少女をいじめる(?)本当の悪役はコイツでは…という展開になってきて、事実 ほむらには一度ならず射殺されている。(もっとも、本体ではなく取替えがきく分身体らしいが) キュウべえが自分で言うように、感情を持たない彼らに悪意はなく、純粋なギブアンドテイクの 取引なのかもしれないが、少女受けするかわいい容姿や都合の悪い事には触れない話術は やはり地球人の生態を観察熟知した確信犯であると言えるのではないだろうか(笑)。 |
「リリカルなのは」以来、久々にHPでご紹介したくなるような“魔法少女”モノを見てしまいました。
正直言って、タイトルやキャラデザに誰もがだまされるでしょう。もちろん、良い意味で(笑)…。
特に「セラムン」「なのは」といった正統モノの魔法少女に慣れたファンには、ある種のトラウマを
与えてくれます。それも、まるで「デビルマン」の頃の永井豪のSFマンガのごとく、痛烈に…!
そう、この作品は魔法少女の名を借りた、SFミステリーなのではないでしょうか?
とにかく、最後まで見てようやく数々の伏線が回収されて「なるほど、そういうコトだったのか」と
気がつき、もう一度見直すことで全体像がわかる作品なので、私も再視聴しているところです。
各話の見どころなども、再視聴に伴って進めていきますので、少しずつ更新していきますね。
DVD等もちょうどリリース始まりましたし、興味有る方は初見ならではの新鮮な驚きを体感して
ほしいので、ネタバレとかを見ないで、いきなり作品を見ることをオススメします。
なお、感想や所見には、一ファンとしてのさかみはらの個人的な趣味による記述が多くなるので
理解不足ゆえの誤りがあるかもしれませんが、あらかじめご了承願います。

| メインの魔法少女5人とキュウべえ以外は、ほとんどドヤ扱いかな(笑)。 敵はセリフがなく、意思すら感じさせない存在なので、ほとんど6人のストーリーです。 大半が同士討ちで、キュウべえやほむらや杏子のポジション・シフトの妙で成立してますね。 |
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| 鹿目まどか | 希望を信じた魔法少女を、私は泣かせたくない! 最後まで笑顔でいてほしい! それを邪魔するルールなんて…壊してみせる! 本作主人公。現在時間軸の世界では、最後の最後まで魔法少女にならない。 起点時間軸世界では、マミの後輩の新米魔法少女として活躍中という設定。 だが、ラスボスとの戦闘で敗北・戦死してしまい、それがほむらの物語の発端 となった。本来は、魔法少女として突出した力は持っていなかったようだ。 現在世界では、ほむらが重ねた並行世界での業が集積し、因果律の特異点と なったため、最強の魔法少女=最凶の魔女たる資質を秘めるに至った。 その力は最終話で覚醒し、世界の理の一部を変革させるほどの存在になる。 その代償に彼女自身は、いわば人格を持った世界の戒律の一つにまで昇華。 ほむら達魔法少女の運命を見守る女神のような存在にシフトしたと見られる。 武器として、どの世界でも魔法の弓矢を扱っている。 |
| 暁美ほむら | 彼女に守られる私じゃなくて…彼女を守る私になりたい! 影の主人公。彼女が得た時間を操る能力こそが本作の世界観を支えている。 序盤から多くの謎が彼女を中心に描かれており、終盤でその過去(未来?)が 語られることで氷解していく。病弱で、学業もスポーツも並以下だった彼女は、 転校先で魔法少女として活躍中のまどかと邂逅。だが、親友となったまどかは やがて最強の魔女との戦いで命を落とすという悲劇的結末を迎える。 その哀しい宿命を自らの手で変えるため魔法少女になり、幾多の並行世界を 遡航するが結果は常に悲劇を免れない。その遡航歴により、見た目から想像 できない知識や経験を持つに至るが、現在世界でもワルプルギスの夜の前に 敗北。遂には、まどかへの因果の負荷を恐れるあまりに絶望しそうになるが、 彼女が積み重ねてきたこれまでの努力は決して無駄ではなかったのだ…! 警察や軍から不法入手した(笑)重火器、兵器と時間静止能力を併せて戦う。 |
| 美樹さやか | まどか、仁美との3人で仲良しトリオを編成。まどかと同じく魔法少女の資質が あったようで、マミやキュウべえとの出会いから魔法少女見習いのような立場 になる。やがて、マミの死など華々しいだけでない魔法少女の裏側を見るが、 幼馴染の恭介の麻痺した手を治したい一心から、魔法少女になる道を選ぶ。 だが、次々と明かされる魔法少女の恐るべき秘密や、自らに芽生えた嫉妬、 世の中への猜疑心など負の感情と良心との葛藤に押しつぶされた末、絶望に 濁ったソウルジェムは彼女を魔女へと変異…。まどかの叫びも虚しく、杏子の 自爆と共に消える。終着世界でも、敵との戦いで消える運命が描かれている。 希望が絶望へと変わる際に少女が生み出すエネルギーがどれ程のものかが 彼女の悲劇を通じて痛いほど伝わってくる。 誰かの幸せを祈った分…他の誰かを呪わずにはいられない。 あたしたち魔法少女って…そういう仕組みだったんだね… 杏子ともども3度目の世界で魔法少女の仲間入りしたと思われるが、ここでも 魔女化の運命からは逃れられず、ほむらによって討たれる。 並行世界が進むにつれて、ほむらとまどかの仲が疎遠になったが、さやかは ほむらのかわりに、まどかの親友のポジションになったのかもしれない。 魔法で量産する剣が武器で、斬って斬って斬りまくる接近戦が得意! |
| 巴マミ | 私は巴マミ…キュウべえと契約した魔法少女よ♪ どの世界でも、まどかの先輩魔法少女として存在しているらしい。 起点世界では、ラスボス戦でまどかよりも先に戦死。現在軸でも、第3話という 序盤で早くも敵魔女とのバトル中、一瞬の油断を突かれて食い殺されるという ショッキングな最期を迎えている。 ベテランだが、魔法少女の秘密の核心には気付いていなかったようだ。 事故で瀕死の状態だった彼女は、己の命を取りとめるため契約するに至る。 終着世界では、ほむらや杏子と共に魔獣退治を続ける姿が描かれている。 正統な魔法少女らしく、華麗なテーマ曲をバックに変身&必殺技で大逆転!と いった定番シーンを見せてくれた貴重な人材(笑)!もっと、そういう王道的な 場面も見たかったけど、そうじゃないのが「まどか」の世界なのだろう。 3度目の世界では、なんと魔女化の秘密に絶望狂乱したあげく杏子を殺害! まどかの手でソウルジェムを砕かれて絶命している。もう…泣けてくるな! 魔法で量産するライフルを撃ちまくり、必殺技ティロ・フィナーレの一撃でキメ。 |
| 佐倉杏子 | テメエ、それでも人間か!? マミの死を知って、縄張りをいただこうとやってきたベテラン魔法少女の一人。 獲物の奪い合いもあってか、当初はさやかやほむらとも敵対関係にあったが 魔法少女の秘密を知るに至り、同じ苦悩を持つ仲間として次第に心を開いて いく。信者が集まらずに苦悶する父親の神父を見かねて魔法少女になるが、 皮肉にも事の真相を知って精神を壊した父親によって家族は無理心中という 凄惨な過去を持つ。現在世界では、魔女と化したさやかを止めるために共に 自爆して果てた。さやか同様、3度目の世界で反目しつつも手を組んだようだ が、魔女化の秘密に狂乱したマミによってソウルジェムを砕かれ死んでいる。 終着世界でも、魔法少女チームの一員として活躍しているようだ。 使い込んだ槍を手足のように操り、実戦経験豊富な体術を生かして戦う。 |
| キュウべえ | 君のその祈りのために…魂をかけられるかい? 戦いのさだめを受け入れてまで、叶えたい望みがあるなら… 僕が力になってあげられるよ♪ 君はどんな祈りでソウルジェムを輝かせるのかい 少女たちに奇跡の力を与える神秘の妖精かと思いきや、実はエネルギー資源 確保のため、いたいけな少女を騙して魔女を量産するという諸悪の根源か。 その正体は謎が多いが、人類よりも進んだ地球外生命体であり、長い歴史に おいて常に魔法少女を世に送り、人類に文明すらもたらした存在だと言う。 彼ら自身は感情というものを持たないため、感情という効率的なエネルギー源 を持つ資源として、人類…とりわけ“少女”に目をつけたのだ。 彼らにとって人類は宇宙上の資源のようなものであり、感情も待ち合わせない ため、まどかたちへの仕打ちもビジネスライクな取引としか思っていない。 彼らは悪意のない対等の交渉と言うが、どう考えても巧妙なセールストークで 欠陥商品を騙し売る確信犯的ペテン師ではなかろうか(笑)。 終着世界では、はむらのパートナーのように行動を共にしているが、彼女達の ゾンビ化は解けているようには思えないので、やはり怨まれているのでは? 契約の他は、テレパシーの中継やグリーフシードの処理などでサポート。 |
| 志筑仁美 | 何も知らない一般ピープル代表。しかし、彼女がさやかのBF恭介への好意を 明言したことが、さやかの魔女化の一因になってしまったことは皮肉である。 結局、二人はさやかのいない世界で交際しているようだ。 |
| 上条恭介 | 天才バイオリン奏者として将来を嘱望されていたが、利き腕が麻痺する障害 のためにその道を閉ざされ入院生活を送っていた、さやかの幼馴染の少年。 さやかの願いによって奇跡的な回復を果たし、再びバイオリンを手にする。 さやかの密かな思慕の情には気付いておらず、仁美との仲が進展してしまう。 |
| ワルプルギスの夜 | ラスボスの最強魔女。まどかやほむらがどの並行世界で挑んでも返り討ちに あってしまう強大な敵。しかし、まどかが特異点として成長し、最強の魔法少女 となった終盤の並行世界では、まどかに瞬殺されたともいう。 現在軸では、やはり神の如き魔法少女となったまどかが討ち果たしたようで、 魔女を消し去るという彼女の願いに基づいて、以後の世界では存在そのもの が抹消されているようだ。 |
| 魔女 | 当初は魔法少女が戦うべき絶望の化身として示唆されるが、その実態は魔法 少女の成れの果てともいうべき存在だった。過去の歴史上の女傑など、多くの 魔法少女が最期にたどり着く哀しい運命。本作が他の魔法少女モノと違って、 根底に悲劇があるのも全てこの設定のためであろう。 |
| 魔獣 | まどかの干渉後に成立した終着世界では、魔女がいないかわりに魔獣という 新たな負の具現体が魔法少女の敵として存在する。 結局、希望と絶望が表裏一体であるという絶対則は普遍であり、希望がある 限り絶望もまた絶えないということか。 |