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しもの話で失礼いたします。
理由は自分でもわからないのだが、中学生くらいまで、私は自宅以外のトイレに行くことがきらいだった。よほどせっぱ詰まった状況にならなければ、学校滞在時間にトイレに行くことはなかった。元来のんびりしているほうなので、五分や十分の休み時間に教室を離れて用を足して次の授業に間に合うか不安だったのかもしれない。 トイレを観察するようになったのは、高校のころから。当時の私は、学校帰りに最寄の立川の駅ビル「WILL」(現在はLUMINE)の本屋に立ち寄るのが日課になっていて、そのついでに同じ階のトイレを利用するようになった。ちょうど日本の経済が上り調子のときで、デパートなどはそれまで日陰の存在だった「化粧室」にお金をかけ、設備や内装の充実と清潔感を競うようになった。おかげで自宅以外のトイレを利用することに抵抗を感じなくなり、むしろ初めての場所のトイレにはわくわくしながら入るようになった。 もちろんいまでも清潔で快適なトイレは大好きだが、中国やモンゴルでの体験を通して、それぞれそれなりの個性や工夫があったり、トイレを通してその場所柄や管理者の特徴が見えてくることを実感するようになり、いかなるものであろうとも、堪能(?)する今日この頃である。 今後は、私のであったさまざまな「かわや」の感想や批評を載せて行きたいと思っています。 |
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