子供部屋の間仕切り 2005.06.09
家を建てたときに最初から二つの部屋にしておけば良かったんだけど、子供が小さいうちは広い部屋で仲良く遊ばせたいという事もあって仕切りはしていなかった。そのうちに個別の部屋が欲しいと言い出したら壁を作るだけで別々の部屋として使えるように、ドアと照明は二つにして窓もそのつもりで付けておいた。大きくなっても仲良く喧嘩もせずにいたら仕切りをする事も無いだろうと考えていたのだけれど、やっぱりというか当たり前というか。最近は毎日のように喧嘩しているし、下の娘まで「早く壁を作ってよ」と言い出す始末。とうとう壁で間仕切りする事になってしまった。この家を建てたときはバブル真っ只中で、壁を作る工事費くらい大したこと無く、余裕だろうと考えていた。ところがバブルその後、景気低迷により給料カットにボーナス無し、ベア凍結という恐るべき事態に突入して行くのだった。現在はなんとか危機を脱したが、その時期のダメージは未だに尾を引いている。工事費が無い訳ではないが、苦しい。それならば日曜大工で作ってやろうと、シロウトが始めてしまった壁作り。さてどうなる事やら・・・

まず、床 天井 壁にぐるりと枠を取り付ける。
木材は60×40mmのSPF材。SPFは、2×4に使用されるスプルース、パイン、ファーなどの針葉樹の木材のこと。レッドシーダー材よりもかなり安価。買ってきて、部屋に運び込んで並べてみてびっくり!半分くらいがねじれているのだ。なるべく反っていないのを選んできたのに、まさかねじれているとは。(T_T) しかたなく長尺で使う分だけ別の店でよく選んで買い足した。

柱を立ててゆく。

横木を入れる。

合板を貼る。
合板である。決してコンパネを使ってはいけない。この二つの板はとても良く似ているが、コンパネはシックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒド放散量の検定がなされていないものが多い。隙間だらけの古い家なら大丈夫だろうけど気密性の高い家の子供部屋ともなると、F☆☆☆☆の合板を使用しなければいけない。木工用ボンドや壁紙を貼るのりにもこの規格表示のあるものを使用した。

さて、壁紙貼りであるが、生まれて初めてのチャレンジだ。
道具はセットで980円の初心者用。

F☆☆☆☆表示の、のり。結構固い。

説明に書いてあった通り水で薄めてみるが、溶けない。

それならばと、PETボトルに入れて振り回してみた。

溶けたように見えるが、まだつぶつぶが残っている。
ろ過すりゃいいだろうと、古いソックスに入れて絞ってみたら上手くいった。が、最後に薄くなっていたソックスに穴があいてあふれ出し、最初からやり直しになってしまった。(T_T) いまどき壁紙貼りなんぞする人は少ないだろうから、買ったのりが古くて固まっていたのかも知れない。

やっと壁紙がはれるぞ。紙は新築時の残り物が倉庫にあったから、部屋と同じ柄のを使う。

ローラーでのりを塗る。

貼ってゆく。

つなぎ目も判らないように上手く貼れた。

しかし、これは・・・

途中で、同じ柄の紙が無くなってしまったんだよ!仕方なく別の紙を貼ったまで。
どうせポスターやらカレンダーやら貼るんだろうから、これで上等じゃ。
この壁紙を貼る作業中に、反対側で長女がずーっと下手糞な唄をうたっていた。なんて音痴なんだ!気が狂いそうだぞ。楽器はできても唄はダメなのは私と同じ、遺伝だな。それにしてもこんな下手糞な唄が聞こえるんじゃ二女がかわいそうだな。仕方ない、壁を防音仕様にするか・・・。

反対側。

遮音シートを貼る。2mm程度の薄いシートなんだけど、とても重い。

木工用ボンドとタッカーで貼った。

低音もしっかり止めるために壁の中央に砂袋を仕込む。10kgもある。
おっと、右の方にあるのは・・・壁に仕込んだりはしません。

合板を貼ってゆく。

ゴールは近いぞ。

壁紙も貼り終えた。

こちらの部屋もやっぱり途中で紙が無くなって中央で切替し。
ちなみに左は風呂場の洗面、右はトイレと同じ柄。二女よ、すまん。
しかし防音は完璧だ。話し声はまったく聞こえないしステレオの音量を上げてもドアから小さく回り込んでくるだけ。

壁のコーナーはどうしても隙間ができる。

専用のコーキングを盛ってゆく。

ほらこの通りキレイ。
さて、すっかり出来上がった部屋に、二人の娘が移動して片づけも終わったから写真を撮ってやろうとしたら部屋に入れてくれないのだ。オヤジは入るなだと。トホホ 工期は一ヶ月もかかってしまった。予算も、見積もりの3枚を1.5もオーバーしてしまったし。しかし、GWの帰省や長女の中間試験、防音工事の追加などがあったから我ながら良くやったと思う。また、簡単に壁をバラして元に戻せるように、という注文にも応えてボンドや釘を使わずに全て木ねじで組み立ててある。業者じゃここまでやってくれないよ〜。それなのに、妻からはビタ一文出なかったのである。(T_T) しかし、どういう訳か妻の母から一枚もらったから ま、いいか。