パワーLEDライトを使ってみた。

昔からライト類が好きで、小さなキーライトから懐中電灯やらヘッドランプ、単一乾電池6本の強力ライトなどを買い集め、、果ては車両用のHIDシステムと単一型ニッカド電池を組み合わせて35Wの超強力なハンディライトを製作したこともあった。当時はまだ白色パワーLEDが登場しておらずシュアファイヤーなどもバルブ一辺倒だったのだが、ルクセオンというハイパワー素子が登場してからは状況は一変してしまったようだ。気が付けばライトマニアのサイトもLEDライトのレビューやモディファイがメインになっている。ここはひとつ私もパワーLEDライトを使ってその良し悪しを実感してみなければ、と思い立った。マニアのサイトを徘徊して最新情報を仕入れた結果、パワーLEDには1W、3W、5Wがあることがわかった。5Wは3Wより少し明るいけれど消費電力の大きさから電池代がバカにならず、連続点灯では素手で持てなくなるほど発熱するらしい。また、5Wは素子が高価なことから本体価格も高い。そこでレビューで評価が良くコストパフォーマンスが高いGT-10AA(1W)2,470円とSF-301(3W)4,730円を購入した。どちらも中国製だ。

 

使う前にとりあえず分解して構造を確認してみた。 (^o^)
GT-10AA  リフレクタではなく、コリメータで集光する。

SF-301のLumileds社製Luxeon

 

エミッタのドーム内に黄色の蛍光材をかぶせた発光部(青色LED)が見える。補色で白に変換されるのだ。

 

サイズ比較のために並べてみた。上から
SF-301     100g     CR123A   2本
GT-10AA    114g    単三アルカリ 2本
ミニマグAA   106g    単三アルカリ 2本
重量は電池込みのもの

 

左がミニマグAA、右がSF-301   色温度、明るさともずいぶん違う。



照射比較写真はマニュアルで感度、絞り、シャッタースピードを固定しておこなった。
対象物は私の山用品からザック、シュラフ、マットを選んでみた。

おなじみのミニマグAA  

GT-10AA

SF-301

照度が大きいということもあるが、LEDは照射ムラが少なく色温度が高いためバルブのライトより数段視認性が良い。しかし雪や雨が降っているときは見にくいだろうな。LEDは遠方照射力が劣ると思っていたのだが、どちらも良く集光していてSF-301はかなり中心照度が高い。夜間行動でルートファインディングなんて場合に心強いだろう。もっとも、知らない道は夜間に歩きたくないけどね。コンパクトで驚くほど明るいSF-301も良いけれど、ローレットがしっかりと刻まれていて滑りにくく扱いやすいGT-10AAが気に入った。本体が低価格なうえ経済的な単三電池が使えることも○である。普段気軽に使うにはベストバイだと思う。

SF-301、GT-10AAともにコンバータが使われていて、バッテリーをほぼ使い切るまで一定の明るさを持続する。かといって電池切れの際に消え入るように暗くなってしまうのではなく、ムーンモードという微発光状態がさらに長時間持続する。GT-10AAコンバータの特性を調べてみたのが下のグラフ。

電池が消耗して電圧が低下しても、電流を多く流してLEDの明るさを一定に保つことができる。入力電圧1.2Vまで照度が落ちずに使用できるということは、電池1本あたり0.6Vというほとんどカラの状態まで気持ちよく使い切ることが可能なのだ。

LEDライトを購入する場合、コンバータ搭載は必須項目だな。