家から歩いて傾吹、黒森山、沓掛山、笹ヶ峰、寒風山、桑瀬峠、旧寒風山トンネル南口まで。2007.4.30〜5.1

いつもは家族で帰省するGWなんだけど、進学した娘たちは部活があるから一人での帰省となった。そしていつか歩きたいと考えていたコース、正法寺が笹ヶ峰参拝に用いていた信仰の道を歩くことができた。「愛媛労災病院山の会」のHPで知ったこのコース、季節的には4〜5月が良いと思っていた。それ以前では寒いし、以降では草木が茂って藪になる。道具は念入りに準備したがコース情報はあえて調べなかった。その方が先入観なく面白い山歩きができる。失敗もね。総合科学博物館の東側から登り始めてひたすら尾根を歩くらしい・・・

1日め
家(7:20)―高速道路下(8:10)―580m鉄塔(9:37)―740m鉄塔(10:26)―1381.8m三角点(13:41)―傾吹(14:16)―黒森山(16:49)―沓掛山(17:26)―西山越(18:00)―宿方面へ下り幕営(18:05)

二日め
幕営地(10:00)―丸山荘(10:20)昼食?―笹ヶ峰(11:55)―寒風山(14:36)―桑瀬峠(15:55)―旧寒風山トンネル南口(16:35)


家の2階から。座敷からも傾吹、黒森山あたりが見える。


渦井川にそって遡る。


JRの踏み切りをわたる。


この橋から山へ向かう。


谷筋から尾根に上がった所に養蜂場?


飯岡あたり、船屋の200.0m峰(笑)、今治造船のクレーンが見えた。


最初の鉄塔から、まだ傾吹、黒森山が遠い。


最初の下り、コシアブラの若葉がきれい。


659mあたりのヘリポート?から丸野の833.5m三角点がある山を見る。


1381.8m三角点。


傾吹の尾根から遠く見る伊予富士のでこぼこ、東黒森、西黒森、瓶ヶ森。


又兵衛岳。


笹ヶ峰と寒風山。


傾吹山頂。この先を少し降りたら垂直の崖に行く手を阻まれた。10mほどなのでロープを出そうかとも考えたが、たいした時間短縮にもならないので無理せず少し戻って南斜面を降下した。


黒森山。あれ、権現様に会ってないぞ!正法寺に参ってこなかったから会えなかったのかな?どうやら1507m点がある尾根に乗るのが遅かったようだ。


黒森山から次のピーク、沓掛山、その向こうに笹ヶ峰。


ここから見える又兵衛岳に見とれて浅い踏み跡を降りてコースを外してしまった。気がつけば行き止まり。戻るには上り返しがしんどいし、ならば笹原をトラバース・・・これがキツかった。迷ったら戻れは鉄則だな、再確認!


沓掛山からの降りで丸山荘方面。小屋は見えない。尾根から外れたら圏外になるだろうからここで家に連絡を入れる。西から風が吹いているので尾根の東に泊まりたいが、ずっと急斜面で良い場所は無さそうだ。


西山越から宿方面へ少し降りてヘネシーハンモックを張る。日が暮れると風が強くなり山がごうごうと鳴った。ジェット機もごうごうと飛ぶ。風雨がフライをばたつかせてうるさくてよく眠れなかった。朝の6時頃さらに風雨が強くなり、とうとう浸水してきた。小さなフライでは上からの雨は防げても山の斜面を吹き上げてくる風雨には弱い。シュラフやマットを収納してハンモックの外に出る。1〜2分ごとにくる突風に対してその度に小さなフライの下で耐風姿勢をとり、ひたすら収まるのを待つ。気温5℃での嵐だがフリース上下にウインドブレーカーを着ているので暖かい。バイケイソウだろうか下草が激しく揺れている。10時前にやっと風が収まり雨も弱くなった。味噌汁を作り軽い朝食ののち出発。


水の補給だけを予定していた丸山荘だが小屋の人と話がしたくなって寄ってみた。何か温かいものできますか?・・・の注文に豚汁を出してくれた。その量の多いこと!切干大根とはんぺんの厚いのもついている。一瞬、たべきれるか?と思ったけど、とても美味しくてあっさり完食。


「冷めないうちに早く食べんかいね」と言われて写真を撮るまも無く・・・ごちそうさまでした。おばちゃんの話によると「古い道」を登ってくる人は年に3人ほどいるそうだ。「私も歩いてみたいと思とんよ」と元気な人でした。


笹ヶ峰の山頂では非常に強い南風が吹いていた。気温は10℃に上昇していた。


又兵衛尾根を稜線から眺める。う〜ん絶景!


昨日歩いた傾吹、黒森山、沓掛山の尾根。


扇山と大保子谷。


風は暖かくTシャツ一枚。


食料はまだ2日分残っているし、朝6時に出発していたら瓶ヶ森、翌日はその先まで行けてたかな?いや、もっと体を鍛えておかないと無理だろうな。


寒風山ではまだ堅い蕾だったあけぼのも登山口付近では咲いていた。


ちょっとした達成感というか充実した気分。この続きをいつかきっと。