リベンジ!きたぐに 2007.9.21〜23
いや、「きたぐに」が目的ではないのだけど・・・
| 行き | 剱岳登山 | 帰り |
| 9/21 JR きたぐに 大阪 23:27発 9/22 富山 4:28着 富山電鉄 電鉄富山 5:24発 タクシー 上市 6:40 |
馬場島 7:22 早月小屋 10:50 9/23 早月小屋 4:30 剱岳山頂 7:17
|
滋賀県の人に駅 馬場島 13:10 まで乗せてもらう 相ノ木 13:45 富山電鉄 相ノ木 13:51発 JRサンダーバード 富山 15:17発 |

お!今日はちゃんと来たな、よしよし。

まるで登山者輸送車両といった趣。
日本酒を280mlのPETボトルに詰め
て来たがすぐに空いてしまった。
500にするべきだった。

まだ駅舎のゲートは降りている。
コンビニで酒とおにぎりを買う。

パックかついで上市行きの始発に
乗ったのは私ひとり。
大勢いた登山者はみんな
アルペンルートへ。

上市駅に着くと朝焼けに
剱岳のシルエット。
気分は高まる。

駅前のロータリーに面して
小さなタクシー会社が二つ。
「相乗りの人を待ちますか?
お一人でも行かれるがけ?」
と聞いてくるので電車を1本
待つことにした。
滑川方面からお一人様到着。
代金は¥3,530になりました。

馬場島は良いところだ。
駐車場もキャンプ場も無料。
施設や道具も格安で利用できる。
風呂は10:00〜20:00 @500
写真左の石碑は「剱岳の論」の裏側。

どんな試練が待っているのかな。
さあ頑張って登るぞ。
水3L+酒2合を背負っているがそれほど重く感じないのは他の装備が軽いからだろう。

早月川と中山。

左手に小窓尾根を見ながら登る。
う〜ん険しい!

小屋が見えた。

小屋に入って「ビールとテント一泊!」
ビールが先なのだ。
冷蔵庫でよ〜く冷えている。
うまい!最高。

10:50着なので良い場所にテントを張れた。
この日、小屋泊まりはシーズン最多の83名。
テン場もいっぱいで道にまでテントが出現した。
ビール2本、酒1合を呑んで早々に寝る。
夜半に大粒の雨が降ったが明け方には
満天の星空となった。
平地で見る星とはまったく明るさが違う。
3倍くらい明るく見える。最低気温10℃。
3:30から朝食、トイレ、昼食の仕込み、撤収をして4:30に出発。

小窓尾根。
人間の眼とデジカメはダイナミックレンジが
2桁以上違うんじゃないかな?
険しいい岩壁が黒くつぶれた写真に
なってしまった。
行ってこそ見れる夜明けの映像。

頂上の祠は無かった。
補修のために下界へ降りているらしい。

三角点からの八ツ峰

頂上付近は70〜80名の登山者で
移動も大変。
2時間くらい居るつもりだったが
早々に下山する。
赤シャツの爺さんが「あんた!ここ歩かん方がええんちゃうか」
と言う。? さらに「ここは登りや」と言う。
さて、カニの縦横と前剱は登路と降路に分かれているが・・・
こんなどこでも歩けるような場所で一方通行とは無粋な。
とりあえず「はいそうですか」と答えて写真やや左を分岐まで進んだ。
しかし、どう考えても未だに納得できない。
これが剱岳に登って唯一の「試練」となった。
本当に一方通行なの?
規制するのならイエローのラインを→にするとか交通標識を立てておいてほしいな。
アルペンルートに抜けるつもりで室堂方面に下降したがカニの手前で大渋滞。
これじゃ先が思いやられる。バスも大混雑だろう。雷鳥平野営場も。
やはり長い下りを味わってこその早月尾根だよな。と、人ごみに負け惜しみを言って
馬場島に戻るべく早月分岐まで登り返した。

下山途中見えたのは
立山川源流と奥大日岳。

昼前で閑散とした早月小屋。 とりあえずビール。
いや〜すべてが本当に良い山だった。赤シャツ爺をのぞいて。
雛を連れた雷鳥も間近に見れたし、
子育て中のホシガラスのつがいも良かった。
早月小屋主人の佐伯さんも実に格好良かった。
もう終わったような気分でいるが、まだ馬場島への
降りが待っている。 ここで靴底に細工する。

靴底のブロックが磨り減って、頂上からの降りで
ズルズル滑っていたのだ。
そこで丸くなったブロックの角をカッターで
切り取ってエッジを出す。
エッジが出るだけでなく、接地面積が減った分
面圧が上がり滑りにくくなるはずだ。
靴の寿命は縮まるがもうそろそろ替え時なので
ブロック剛性が落ちない程度に思い切ってカットしてゆく。
カッターでゴムやポリエチレンなど粘りのある材質を切るのは非常に注意を要する。怪我をしたらただマヌケなやつだ。
CRCなどの潤滑油を塗るとスッと切れるのだが・・・。
グリップが良くなった(そんな気がする)おかげで快調に歩き、先行者を数人追い越す。




馬場島に着いてキャンプ場のトイレで顔を洗い、
ついでに靴底とストックの先も洗う。
馬場島荘に向かおうとしたとき
1200m地点で休憩中だった人が降りてきた。
話をしながらいっしょに歩く。
「馬場島荘に電話はあるでしょうかね?」
などとタクシーの手配を考えていると
「良かったら乗っていってください」と嬉しいお言葉♪
上市まで乗っけてもらうことになった。
車中話をしていると、滋賀県在住の方で仕事は道路設計の技術者らしい。
平成16年の台風災害では、私の故郷である西条市で加茂川沿いの道路復旧工事をされたという。
少しばかり縁を感じながら山の話もする。
比良山はリフト及びロープウェイが廃止になって山上の施設も撤去され、とても静かになったそうだ。
伊吹山は見かけによらず1100mの標高差があり、良いトレーニングコースらしい。
上市で富山電鉄の駅を見つけて降ろしてもらうと、そこは上市駅のひとつ隣の相ノ木駅だった。
おもいっきり田舎のローカル駅だ。道路に面した家屋の裏にまるで隠れるかのようにある。
誰もいないのを良いことに待合室小屋でシャツを着替える。パンツも替えたかったがさすがにこれは止めておく。

奥に見える高架の道路上から見つけた。
でなけりゃ駅とは判らん!





本当に良い山行きだった。出会ったすべての自然と人に感謝。 赤シャツ爺をのぞく ←しつこい(^^)