小型溶接機 Imax80 2008.4.5
子供の頃の憧れは飛行機のパイロット、電車の運転士、建設重機のオペレータだった。
大きくなってモノ作りの楽しさを知ると旋盤、フライス盤、溶接機が漢のロマン!
ついに買ったどーーー溶接機!

片手に乗るほど軽い超小型機だ。
本体重量:3.9Kg
こんなんでちゃんと鉄が溶けて
くっつくのか?

今まで使っていたのは右側のバッテリー3個で自作したやつ。
作業スペースを持たないからカーポートから車を出して
作業場を確保する。そこまでコレを移動するのだが、
とても重くて大変だった!。30kgを超えている!!
だから最軽量のを買った。こんなモノにも軽量化オタクの
コダワリが出てしまう。
箱に入れて10kg ・・・ あれ?ケーブルの方が重い?

当然、中味をのぞいてみる。
電源はまず大きな銀色の箱を通る。EMIフィルタだ。
中央のアルミ1枚の放熱板にインバータの入力ダイオード。
その両側に180V耐圧のケミコンがふたつ。
電圧を検出して200Vなら半波がOFFになるような気がする。
100Vでも200Vでも溶接電流は変わらないもの。
インバータだけあってトランスはACアダプタ並に小さい。

1次側のドライブはTO-220サイズ素子が4個。
中華製のIGBT、15N60HS

二次側の整流用ダイオードまでTO-220サイズだ!
しかもたったの3個並列!
20LC30は30V20Aか?合計60A?
だんだん心配になってきた。電動ラジコンのスピコン
の方が電流容量が大きいんじゃないか?
本当に2.6mmの溶接棒が使えるんかいな。

さっそくカーポート工作場でお試し溶接をしてみるが、
さっぱりダメ。 2.6どころか2.0の棒でも1.6でもダメ。
初期アークは飛ぶが、持続しないで電流制限が働いてしまう。
この防雨コンセントが原因だな。
プラグコードが自重だけで抜けるほどユルユルなのだ。

となりに接点のしっかりした20Aコンセントを増設した。
配線を引くのは大変なので、ワタリ線でつないだ。
再びお試し溶接をしてみるが状況は変わらず。

もしかして電圧降下?
電気ストーブを出してきて1200Wフルパワー。
照明も入れて15Aの負荷をかけて電圧を測定してみたら・・・
ありゃ、91.6V
こりゃダメだ〜

二世帯住宅だから契約電流は大きいぞ。
だけどカーポートまでは遠い。
φ1.6で15m以上引いているから電圧が落ちるんだな。

φ2.0を使って専用配線で200Vを引いてやろう。

怪しい電気工事屋になって床下にもぐる。
TIKKA XPのスポット光をくらえ

洗面についている全く使ってない足元温風器の
専用配線を転用する。
写真では結線部が見えますがこの後ちゃんと
ジョイントボックスに収めます。

負荷はかけてないけどバッチリ200V

ユルユルの100V防雨コンセントも新品に交換。
高速切断機にベビサン、溶接機。
もうやりたい放題です(笑)

3mmの鉄板をつき合わせで付けてみる。
200Vでも普通の溶接棒はスタートが難しいな。
途中で止まったりするし、溶けも良くない。

低電圧用の溶接棒に変えて続きをやってみた。
スタートは簡単だしキレイなビードになる。
買ってからまともに使えるようになるまで大変だった。
オモチャのような溶接機でも電源が大事だということが
よ〜〜〜く解りました。

以上のような配線イジリをするにはこんなモノが必要です。
そして法令に基づいた正しい工事をしましょう。
こんな馬鹿なことをしてる奴はそうそう居るまいと思いながらもWeb検索してみると・・・
板 痛 居た
彼がえらいのは溶接機を導入するまえに200Vコンセントを用意したことだ。
(HPにはまだ溶接機が登場していないからこれから買うのだろう、きっと)
行き当たりばったりで計画性の無い私とは大違い。尊敬します。