単四形乾電池の性能テスト 2008.6.5

 

 

単四形乾電池は重量、容量ともに単三形乾電池の約半分なのに同一の価格で販売されている。コストは単三の2倍なのでビンボー人にはちょっと辛いけれど軽量な機器を求めた結果、ヘッドライトとGPSは単四を使用するものになってしまった。まあ使用頻度が少ないから単四でもそれほど負担にはならないけどね。

過去に単三形乾電池の性能テストはやっていて、「オキシライドだめじゃん&リチウム最高!」という結果だった。でも単四はテストしていなかったから新銘柄の発売を機に性能テストを実施してみた。その新銘柄とは・・・・・

 

アルカリ乾電池の単3形において世界No.1長もちを実現した新・乾電池「EVOLTA(エボルタ)」が今年4月に発売された。電池の構造・材料・工法の全てを進化させ、低負荷から高負荷まで全域にわたって性能を向上している。

新材料、オキシ水酸化チタン添加による二酸化マンガンの反応性向上。減圧工法を用いた超密度充填技術、超増量電解液技術と薄型ガスケットおよび絞り、しごき成型による缶胴部の薄肉化による容器軽量化と内容量増大。ガスケットに新ナイロン樹脂材料、新封口技術による長期保存性能向上。・・・・・新技術が満載だ!

これらの技術が単四にもすべて投入されているのかは分からないが期待は持てそうだぞ。

テスト条件は単三のときにやった方法と同じで、コンバータ搭載の1WLEDライトGT-10AAを点灯して電圧計をビデオでインターバル撮影するというものだ。電圧が低下しても約1.4Wの一定電力を消費する。電池2本の電圧が1.2Vを切ると照度は低下し始めるので、この電圧をもって終了とした。1本あたり0.6Vだからほとんどカラの状態まで放電させることになる。

 

 

結果です。

 

やはり単三同様にリチウムがダントツだ。リチウムは初期開放電圧が高いけれど、負荷をかけたとたんにアルカリと同等まで低下する。電圧が高くて機器を痛めることは無いだろう。ただ、最大電流のリミットを電池の放電特性にまかせているような機器に使用する場合は注意が必要だ。

EVOLTAがんばった!!アルカリのなかでは堂々の1位じゃないか。これで価格がこなれてきたらシェアNo,1は確実だな。単三で良い結果を出していたmaxellは単四では最低だった。まだ2点だけの計測なのでなんとも言えないけどmaxellは単四には注力していないのかな?

 

詳細

 

 

電力単価は低価格品が経済的という結果になったが単四リチウムも結構良い数値だ。Panasonicの3本より安い!

 

リチウムの時間あたり重量の軽さは素晴らしい。やはり山に行くときはコレしかない。

今回はアルカリにとって全容量を1時間以内に放電する高負荷だった。ハイパワーのライトで連続使用するような条件に近い、というかそのまんま。10時間以上持つGPSのような小電流の場合はまた違ってくるだろう。このへんのテストもやっておかなければ。

でも長時間テストはデータを拾うのが大変なのでやる気がぁぁぁ・・・