モンベル最軽量のシェルは雨具になる夢を見る。 2008.6.22

 

レインスーツは山へ行く時には必ず持つ物の代表だ。しかし雨が降らなければほとんど使用することは無い。500〜600gのおもりをただ担ぎ上げ、担いで降りることになる。

ウルトラライトスタイルを実践する達人は大きめのポンチョを使用してパックカバーを省略し、さらにテント代わりに張ってしまうワザを使うらしい。雨の中、被っているポンチョを脱がずに?テント状に張ることができるのだろうか?

とにかく雨具というのはウルトラライトを意識する者にとって大いに腐心する道具のひとつだ。前述したように幾つかの機能を重複させて軽量化を図る方法の他に、耐久性や機能性をギリギリまで削ぎ落として達成する方法がある。また、シュラフのように季節にあわせた性能の物を持つことも大切だ。

夏の低山で晴天が予報されているのなら、にわか雨に対応できるくらいの雨具で十分な場合が多い。超撥水生地のウインドブレーカーでイケるんじゃないか?

そう思って購入したモンベルU.L.ウインドジャケット&パンツ。フード付きが欲しかったけど、去年だったか一昨年だったので旧モデルだ。

 
この小さなスタッフバッグには以下のものが入っている。

 


モンベルU.L..ウインドジャケット&パンツ:143.5g
ミズノベルグテックレインハット:44.5g

4gのスタッフバッグに詰めると合計で192gになる。

 

最初はスクーター通勤で雨の日に試してみたら、フロントのファスナーから染みてきてTシャツの前に縦一本の濡れ。他に肩のあたりと股間に縫合部からの濡れ。

この対策としてファスナーに撥水加工、縫合部に目止めを施した。

 


ファスナー部には「フッ素革命51」を塗る。

このフッ素コート剤、51は新幹線の座席シートの防汚に11は運転席窓ガラスに使われている。51が50ml¥4800、11が30ml¥3600とかなり高価であるがフッ素の含有率がケタ違いに濃い(2桁)から効き目は素晴らしい。なお、11は食品衛生法に適合しているため食器のフッ素加工が可能。


フッ素加工前のチタンカップ。

 


加工後、清掃がとても簡単になった。

おっと話が横道にそれてしまった。


左が加工前の水が染みるファスナー。右が加工後。

 


縫合部の目止めは建築用のシリコンコーキングをシンナーで3倍希
釈してスポイトで塗布した。塗るときは刺繍用のリングでピンと張る。

 


ミズノベルグテックレインハット。

フードが無いジャケットだからレインハットは必需品。以前はモンベルのクラッシャーハット(旧旧モデル)を使用していたが、どこかの山でなくしたので買い換えた。頭頂部が丸くないので隙間ができて蒸れない。どの防水ハットにもいえる事は頭部とつばの縫合部のシーム処理がちゃんとできていない。構造的な問題なのだろう。

 

 

何だか良く分からない写真になってしまったけれど、これはテストに出かける時のもの。関西一円に大雨警報が出ていた。道路の端は川の様に水が流れ、側溝はゴボゴボ音を立てながら今にもあふれ出しそうだった。豪雨のなか家の近くを散策し、少し離れた公園まで行ってグラウンドの周囲にある800mのランニングコースを走ってきた。気温24℃で湿度は?だけど通気性があるため蒸れる感じはほとんど無い。1時間ほど雨にうたれて帰ってみると・・・

 


あぁ、肩が濡れている。

以前、夕立のときにテストした30分ほどではまったく濡れなかったのにな。帽子と首のあいだから少しずつ流れ込んだのだろうか?襟の縫い目を処理してなかったからかな?それとも長時間雨に叩かれたせいで撥水生地から漏水したのか?

また対策をしてからテストの繰り返しが続く・・・