ミニ卓上旋盤購入記 2009.8.19 

ここのところさっぱり更新が滞っています。
なぜかと言うと、体調不良? 一年前から手の指にワケの解かんネ湿疹が出来てなーんもやる気が起きん。仕事するだけで精一杯。休日は湿疹が悪化しないように家のことも最低限にして趣味はレストの日々。

それでも調子の悪くないときにはゴソゴソやってるので書きたいネタはそこそこあるんだよねぇー。とりあえず久しぶりの更新はミニ卓上旋盤を買ったお話。

卓上旋盤の存在を知ったのは中学生の頃。模型の雑誌に小さな広告が載っていた。
こいつがあれば何でも作れそうだと思った。

でも値段が20〜30万円だったからこれは大人になったら買うものなんだな、と思っていた。で、大人になったんだけど・・・こんなもん低所得では買えないと認識しただけだった。

旋盤といってもサイズはいろいろあって、金属加工に使用する汎用の旋盤は普通1tを超える重量がある。
卓上旋盤は100〜200kg。
ミニ卓上旋盤は40kg前後
ミニミニ旋盤は10kg前後
時計旋盤というさらに小さなモノもある。

いま欲しい旋盤の条件は・・・
一人で移動・設置ができる重量であること、そしてスクーターの変速プーリーのフェイスを切削したいから直径90mmのワークを掴んでテーパー削りができることだった。今までは冶具を作ってベビサンで研削していたから半日仕事だったんだな。

100
mmの三爪スクロールチャックを装備したミニ卓上旋盤がこの条件に適合する。このクラス、日本製の高精度のものであればフルオプションで100万円近いし重量も100kgにせまるものがある。

精度や静粛性は劣るが、中国製なら安いぞ。まともに使えるようにしっかりと調整してあり、1年保障を付けたもので20万円くらいだ。

ところが最近になって中国から仕入れたものをそのままヤフオクで販売する業者が現れた。フルオプションで7万円台前半で買える。なんと日本製の1/10以下の価格だ!加工精度も1/10以下だと思うが。

怪しいな〜。検査でハネられたスペックアウトの部品を寄せ集めてでっち上げたボロ旋盤じゃないのかな? でもそれを根気よく修正すればちゃんと使える程度のボロさだったら買いかもしれない・・・というかこれくらいの値段じゃないと買えない。不況で業績不振のため給料カットにボーナス無しだもの。

そんな訳でこれ以以上無い安物旋盤セットを買ってしまった。さて使い物になるんかいな? ちなみに私、化学系の学校を出て化学系の会社に就職したものだから機械はまったくの素人です。ちゃんと調整できるか不安いっぱいです。

商品が届きました。(笑

サガワの兄ちゃんが届けてくれたんだけど、トラックから荷物をひょいと抱えて20mほど歩き、玄関まで降ろしてくれた。そして一言「重いですね、鉄のカタマリですか?」 はい、そのとおり鉄のカタマリなんですよ〜。

苦労して重量を計測してみるとなんと58kg! 腰痛持ちの私には気が遠くなるような重さだった。
付属品を箱から出して50kgくらいにしてから担ぎ棒を取り付けて二人がかりで二階に上げた。



 

 

箱から出して往復台を動かしてみたらハンドル半回転ごとに重くなったり軽くなったりします。シャフトが曲がっているみたい。とりあえずバラシます。曲がってはなかったけど引き側のストッパのスミが角取りされてなかった。組んだ人(中華の)はそれに気づかなかったようでシャフトを細く削ってガタガタにしてしまっている。その削り方がスミまで届いてないから問題解決には至ってないけどテキトーなところで諦めたんだろう。さすが中華。まあスラスト方向にガタが無ければOKなところなので救われるな。旋盤で削り直したかったけど、まだ使える状態ではないからリューターで応急処置を施す。

イキナリ手強いな!中華旋盤!!





設置場所は二畳しかない狭い工作室兼マイPC部屋。
本棚として使用しているもらい物の食器棚をストレッチして旋盤の置き場所を作った。クリアウレタンを塗ったからしばらく臭かった。

 

不要なものを処分し、無駄に大きなものは小さなサイズに替えてなんとか旋盤の設置スペースを作る。パソコンも体積比1/7の小型にして部品置き場を作った。というか今時Pen3の833MHzなんて時代遅れもいいところ。LAN経由でデータの引越し中。



横幅いっぱいに収まった。 作業性は良くないが部屋が狭いからしかたない。主軸の貫通穴に通すような長尺ものやネジ切りギア交換のときは手前に引っ張り出すしかない。もっともそんな難易度の高い加工は当分しないだろうけど。照明はオークションで入手したPanasonicのインバータ蛍光灯。高周波点灯の45W×2本なので非常に明るい。規格が一般的ではないため1000円以下という安さ! 定価3万円近い照度コントローラも980円で入手。

 

 続く・・・