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DIYでIHクッキングヒータ設置 2010.1.23

 

我が家の娘たち、小さな頃は8時9時に寝ていたが大きくなって夜更かしばかりだ。12時前に寝ることなんてまず無くなってしまった。そうなると冬場は暖房費がかさみ、電気代はギョエ〜〜ていうくらいの額になってきた。

そう、うちはオール電化じゃないので電気代が高いのよ。おまけに都市ガスは来てないのでプロパンガスなのだ。エネルギー代が最も高くつく構成になっている。

家を建てたときは二世帯住宅なので、年寄りは電磁調理器なんぞ使いこなせないだろうという訳の分らない理由でガスになってしまった。道の向こうは都市ガスだけど、こちら側はプロパンの縄張りだったのでしかたなくプロパン。その後自由化されて最近になってやっと都市ガスが引けるという話がでてきた。遅いよ。


この不況で収入は減っているのに娘たちは進学で物いりだし、築10数年で機器は傷んできてる。事実、給湯器、ガスレンジともに2度故障した。完全に潰れる前にここらでがんばってオール電化にするか〜

予算が苦しい(金が無い)からとにかく安く上げたい。電工免許持ってるのだから自分で出来ることはなるべくやってみよう。

IHクッキングヒータは中古か新古にして工事は自分でやれば安くあがるな。給湯機もエコキュートじゃなくてただの電気温水器にすれば工事費込みで40万程度だろう。

そんな訳でオール電化への第一歩としてIHクッキングヒータを設置したぞ。

IHはヤフオクで展示品とか新古の2〜3年前モデルが3〜4万で買えるみたいなので最新のモデルも含めて妻に説明すると、定価30万もするやつのところで・・・

     「これでいいよ」だとw!

型落ちだが新品1年保障付きで9.5万という超高額商品だ。



IH用200Vコンセントを設置します。家の分電盤の主幹ブレーカは100Aで分岐ブレーカは予備が2個あるから余裕です。分岐はすべて20AなのでIH用に30Aブレーカを手配しなければなりません。。

まずは資材の調達だ。2P2E 30AブレーカはジャンクBOXにあった。200Vには片切りの2P1Eは使えません。3.5SQの3芯CVケーブルも手持ちがあった。200V30Aコンセント¥1800はホムセンで買った。ジョイントボックスで直接結線すれば200〜300円で済むんだけどココは譲れません。内線規定にもコンセントが望ましいとあったような気がします。

何でブレーカとかケーブルを持ってたかというと単に趣味だからです。100SQのキャブタイヤケーブルなんてのも持ってたりします。

これを使ってイッヒヒでウヒョーなものを作る予定。22SQじゃイマイチだったので。



一階洗面の作り付けキャビネットの天井板をひっぺがして天井裏にアクセスします。

二階のシンク下めがけて穴を開けて通線。分電盤側も何とか通った。
直線距離5m弱、ケーブル長6mなので3.5SQで十分でしょう。やる気の
無い業者に頼むと引き回し距離が長くなって5.5SQが必要になったりします。




200V30Aコンセントはやたらとデカイ!結線のための取り回しにも力がいるぞ。最新機種ではコンパクトな30Aコンセントになっていますが型落ちなもんでこのタイプなのです。黒白赤の3心ケーブルなのでどれをアースにするか少し悩みました。内線規定では「黒赤を電力線に、白をアースにして端末には目印を」となっていたはず。でも先に工事をおこなったカーポート200Vコンセントと統一するために、赤線をアースとして同様にコンセント側のアース端末に緑のテープを巻きました。通常アースは緑または黄/緑の縞線ですが目印をつければ何色でもOKです。

 



さてIHを入れるにはビルトインガスレンジを取り外さなくてはなりません。

プロパンガスなので外すにあたって、「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」に抵触しないように注意が必要です。コックからの接続がガスコンセントまたはバンド止めのゴムホース(平成9年4月の法改正でゴムホースは禁止になっています)であれば資格はいりませんがそんなビルトインはありません。なぜガスコンセントにしないんだ、IHはコンセント接続があたりまえなのに。


ガス業界は怪しい法人やら団体がいっぱいあって法関係手数料一覧を見るとすごいことになってる。業界独自の資格もすばらしい品揃えで高価だ。まあ甘苦堕裏の温床ってとこだろう。業界資格は講習と簡単な試験で容易にとれるらしいが授講料が恐ろしく高い。また、有効期間が3年しかなかったりする。

※甘苦堕裏とは天下りのことではありません。裏であれこれして甘い汁を吸って
 一般消費者を苦しめる堕落した人達のことで、まだ天におられる方も含みます。


法令も消費者の安全と福祉のためとうたいながら業界の利益が優先されているみたい。引越しや買い替えの度に取り外し取り付け工事が発生する商品。部材は一般販売しない。良く出来たシステムだ。


昔はガス栓から先の取り外し作業は資格なしでOKだったのですが平成19年7月の法改正により、ガス栓以降が硬質管もしくは金属可とう管である場合、それを切断したり取り外したりするには「石油液化ガス設備士」という国家資格が必要になりました。オール電化リフォームに係わる電気屋との縄張り争いの産物ですね。法令を遵守するDIYな一般消費者は大迷惑です。

法令は違反に対して罰則もありますが、対象は事業所もしくは保安機関であって一般消費者は処罰の対象ではありません。一般消費者や電気屋が法令に違反した作業をした場合、もし事故が起きて近隣に迷惑をかければ民法が、死傷者が出た場合は刑法が対応するでしょう。

配管が自己所有物である一戸建てに限りますが、ガスメータ出口から先は車やバイクのレストアと同じと考えて良いはずです。ガス栓の先に閉鎖プラグを取り付けることくらいはバイクの整備なんかよりはるかに簡単であり危険度も低いですね。法令では供給管等の修理および取り外し後のプラグまたはキャップ取り付けは石油液化ガス設備士以外は不可ですが、燃焼器具の取り外しおよびその後の作業は石油液化ガス設備士の作業範囲となっていません。

とっても理解しずらい法令について解説を参考にしながら追ってゆくと、ガス栓より先であっても硬質管等(金属管)を切ったり取り外したりするには国家資格が要りますよと。しかし硬質管と燃焼器具の分離については言及していませんね。ここを規制すると「一般消費者の所有物に何をいうか!」と民法がからんでくるので明言してないのでしょう。ちょっとグレーです。 というか「供給管さえ押さえとけば燃焼器具は外せまい、フォッフォッフォ」という甘苦堕裏の策略が見て取れます。

ということで・・・
まずガス栓を締めて、ごとくを外します。次は天板、バーナー、イグナイタ、電装基板、センサ類やこまごまとしたフレームやらパネル、パイプ等を外してゆくと硬質管との接続部が見えてきます。


接続部品150の開口部にキャップを取り付けて蓋をします。接続部品を固定しているプレート037をニブラで分割すると、ガス栓まではポリエチ管で柔いため、ガス栓と硬質管はガスレンジ(部品150)と繋がったままビルトインスペースの下に降ります。タイラップで固定し、「操作または取り外し禁止」と書いた札を「ガスレンジ」に取り付けておしまい。

硬質管は切ったり外したりしていませんし燃焼器具も取り外していません。
燃焼器具の「一部の部品」は分割して不燃ごみとして捨ててしまいます。
あ〜何だか馬鹿々しい作業だ。

安全確認のためにガス漏れ警報機をこのガス栓にくくり付け、ポリ袋をかぶせてしばらく放置しましたが警報は鳴りませんでした。一戸建てにガス漏れ警報機は義務ではありませんがマイコンメータと抱き合わせでレンタルさせられているのです。でないとガス単価だか基本料金だかが上がるとか言われて・・・ほんと殿様商売ですね。



以上ネタと思う人はそう思ってください。
あえて写真は載せません。

今回の作業では出番がありませんでしたが、エンジニアの糸鋸とスイス・バローべの鋸刃No.0という組み合わせは素晴らしい切れ味ですよ。φ20のS45C丸棒でも割と簡単に切断できますし、狭い場所でも取り回しが良いです。

それから今回の作業では使用していませんが、正しいシールテープの巻き方はネジの端末から時計回りに一回巻いたあと、テープ幅の半分が重なるようにネジ終了部まで巻き下げてゆけばOK。軽く引っ張りながらネジ山に食い込むように巻きます。

さらに今回は使用していませんがホームセンターへ行けばガス用とは明記してないものの、水道用とは違う所にネジを切ったパイプやプラグ、キャップ等が置いてます。きっと需要があるのでしょう。

それとマイコンメータは配管内圧力を監視しているのでボンベのバルブを閉じた状態でどこかを開放するとガス屋さんから電話がかかってくるとおもいます。マイコンメータって電話回線に接続されていて、ADSLの回線速度が低下したりするんですよね。

シバリって知ってますか?家を建てるときにハウスメーカーとつながりがあるガス屋さんが屋内配管の工事費を負担してくれることです。そのかわり屋内配管はガス屋さんの所有になりますという契約書に印を押すことになります。建築の契約とか引越とかの忙しくてややこしい時にたくさんの契約書にまぎれ込んで知らないうちにハンコを押していたりしませんか?通常の工事費よりかなり高く見積もった計算書を見て「ガス屋さん有難う」 てなことになってませんか? ある日、料金が安価なガス屋さんに変更しようとか、オール電化にするとかで需給契約を止めようとすると高額な工事費計算書を元に設備の買い取りをせまられることがあります。私の家のガス工事費用はちゃんと私が払っていました。二世帯住宅ですが工事費は一桁万円となっていました。

 

 

さあやっとIHビルトインです。



取り付けだけなら30分もかからないのですが、掃除が大変! 
一時間以上掃除しました。

 

試運転で問題ないことを確認した後、付属のなべ、グリルディッシュ、
注意書き、取り説などをセットして引き渡しです。

 

 

ガスとは勝手が違うだろうから使いにくいとか言うんだろうな〜

でもプロパン対IHのコスト試算を見せれば(^o^)(^o^)(^o^)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロパンガスのコストが異常に高いのは甘苦堕裏が好き勝手やってきたことが原因です。

プロパンガスを使うということはそんな方々に貢ぐということです。

私は近いうちに需給契約を打ち切ります。

不幸なのはこの業界で働く人々。

ご愁傷様でございます。

ちーん