岡山県社会福祉協議会主催
平成16年度災害ボランティアコーディネーター養成講座
9/11〜12 体験講座A


2004.9.11(土)〜9.12(日)

台風16号・18号の影響により、岡山県内において、甚大な被害が発生しました。

岡山県社会福祉協議会は、当初国立吉備少年自然の家にて、災害救援ボランティアコーディネーター養成講座を開催する予定でしたが、玉野市社会福祉協議会(玉野市総合福祉センター)及び玉野市の被災地で実際にボランティア活動を体験する内容に変更されました。

被災地でボランティアの立場・ボランティアセンターの運営を実際に体験することにより、受講生の皆様には、ボランティアセンターの持つ役割、ボランティアコーディネーターのなすべき目的が、はっきりと見えてきたのではないかと思います。

今回御参加下さいました受講生の皆様は非常に志が高く、講師一同非常に感激しました。

また、養成講座の内容を、より実戦的なものに変更する決断をされた岡山県社会福祉協議会に、深く感謝致します。

<1日目>

講師がボラセン・スタッフとして、ボランティアセンターの受付・グルーピング・オリエンテーション・送り出しの一連の
業務内容をお見せしています。
受講生の皆様には、2日目に実際にスタッフとボランティアとに分かれて、ボラセン運営を体験して頂くこととなります。

被災現場へ実際に入って、ボランティアの体験をして頂きます。
ボランティアコーディネーターは、被災現場を知り、被災者・ボランティアの気持ちを知ることが重要です。
壁に、水の上がった跡がくっきり残っています。畳や床板は、すでに朽ち始めています。
被災者の方が捨てると判断された家財道具を、リレーで表の道路まで運び出します。
水につかった思い出の品。
被災者が、こうした大切な物を捨てると判断することの
意味を、ボランティアコーディネーターは知る必要があります。
畳・床板を全て外し、溜まった泥を運び出します。
水害の泥にはバクテリアがいて繁殖するため、泥を撤去して消毒し、
通気を良くしないと、家の柱が腐って3ヶ月程で倒壊の危機に
見舞われます。
酸性土壌を中和してバクテリアの繁殖を防ぐため、
アルカリ性の消石灰を撒いています。
粉塵が舞うため、散布する際にはマスクが必需品です。 撤去した家財道具を回収する収集車。
ボランティアとして作業された受講生にお礼を述べられる被災者。
受講生の皆様には、被災者の気持ち、ボランティアの気持ちが、
分かって頂けたのではないかと思います。
玉野市総合福祉センター(ボラセン本部)に戻ってきました。
センタースタッフは、作業を終え、疲れて帰ってくるボランティアさん達を
暖かくお出迎えすることが重要です。
雰囲気の良いボラセンを運営することが、翌日からもボランティアさんに
来て頂くことにつながり、それが被災地の早期復旧につながるのです。
「事務的にやっている」「上からやれと言われたから、仕方ないからやっている」という雰囲気の悪いボラセンに、
もう次の日から、ボランティアさん達は来ようとは絶対に思ってくれません。当たり前ですよね。
ボランティアセンターを運営する方々の思い・態度は、すぐにボランティアさん達に伝わるものです。

「もう一度、ボランティアとして参加してみようかな」
「あそこのボラセンは雰囲気がいいから、みんなを誘って行ってみよう」

ボランティアさん達から見放されないボラセンを運営することが、重要なのです。
今日1日の活動を通して感じた、ボランティアセンターとは何か?を、グループ毎にまとめて、発表して頂いています。
これにて1日目の講座は終了です。明日も、宜しくお願い致します!!

(2日目へつづく)




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