夏の終わりの伊勢志摩めぐり 2004.9.23(木)-24(金)
 
 今年の夏はあつかったぁ。1シーズンずっと夏ばての状態で、おまけにお盆休みもほとんどなく、結局8月はどこに行くこともなく過ぎていった。9月に入ると、地元のボランテイアの行事に振り回され、これまた全く休みが取れない毎日が続いた。そして、ようやく秋の季節が感じられるようになったこの時期に一泊二日で三重県の伊勢志摩に夏の疲れを取りに行ってきた。
 伊勢志摩はもう4.5回行ったことのあるところ。妻とも2回目だ。今回は、これまでに見逃してきたポイントに重点を置いて、のんびりとみて回ることにした。
23日(祝)の朝8時に大津の自宅を出発し、国道1号線で三重県関市まで約2時間。そこから伊勢自動車道路でひたすら南下し、伊勢市ICで降りた。伊勢と言えば「伊勢神宮」が有名だが、以前来た時に全く面白くなかった記憶があり今回はパスすることにした。その代わりに行ったところが「河崎の町並み」である。
 JR伊勢市駅から北へ1キロほど上がった熱田川沿いに昔ながらの街並みを残す地域がある。河崎はかつて伊勢神宮への参拝者の胃袋を満たす「伊勢の台所」と呼ばれた町。今では、川沿いに数件の商家や倉庫を残すだけとなっているが、記念館やおみやげ物屋もあり、ちょっと寄ってみるにはいいところだ。
 伊勢神宮自体はパスすることにしたが、内宮の鳥居の門前町「おはらい町」はちょっとおもしろポイント。五十鈴川にかかる内宮宇治橋付近から約800メートルにわたる街並みを通称「おはらい町」と言う。以前来た時にもそれなりの街並みであったが、前回よりもさらに多くの新しく建築されたふるい街並みが再現されており、いろんな店がずらぁっと並んでいて、歩いて見て回るだけでも面白い。

             祝日だけあってたくさんの観光客が訪れていた。

まねき猫がここのイメージキャラ!

関西おみやげの定番「赤福」の本店もあります
 後は宿のある賢島へ行くだけだ。その前に、前回来た時にも訪れた夕焼けの似合う場所へ行ってみることにした。夕焼けが出るかどうか分らないが、とにかく行ってみることにした。

「絵描きの町」と言われる大王崎。町のどこからでも見える大王崎灯台を中心に絵描きが思わず筆をとりたくなるようなスポツトが点在する。すでに夕刻で観光客もほとんどいない寂しい町を訪れた。

登茂山半島の先端に位置するともやま園地からは英虞湾を展望の絶好のポイントだ。夕陽に映える英虞湾の景色を撮る為に多くのカメラマンも集まっている。しかしながら、待望の夕陽には出会うことができなかった・・。
宿泊先は近鉄伊勢志摩線の終着駅のある「賢島」だ。宿の近くからは英虞湾遊覧船が出ている。近くにある「志摩スペイン村」をイメージしたなんとも派手な船に乗って約1時間の遊覧だ。
 一面を埋めている真珠養殖の筏がここ英虞湾の名物だ。
英虞湾を堪能した帰り道、行きとは違い、帰りはゆっくりと国道を走り、いつでも寄り道できる体制をとっていた。
 ところが、天気は最悪。降ったりやんだりの繰り返し。仕方なく帰り道の途中にあるポイント数箇所だけを巡ることにした。

  国道167号線沿いにある二見浦には、ここの象徴でもある「夫婦岩」がある。全国にも同じ名前の同じような岩が存在するが、中でもここが一番有名なのではないだろうか。かといって何か特別なものがあるかといえば、そういうわけではなく、近くにある水族館「二見シーパラダイス」もおみやげ屋も実に寂しい限りであった。

真珠工場にも寄ります

松阪牛で有名な松阪市。ここに江戸時代の侍長屋「松阪城御城番屋敷」がある。1863年の建築で、今でも2列9軒の武家屋敷が続く。松阪城跡石垣の上から、その様子を見渡すことができる。

松阪に来たからにはやはり松阪牛!と言う事で明治から続く松阪牛の牛丼屋「牛銀」で牛丼の並を食すことにした。うーん、個人的には吉野家の勝ち!
今回の伊勢志摩旅行で2004年の夏もようやく終わった。

めずらしいものが好きで、日本中あちこちを行き当たりばったりで旅してきたが、ここ数年新鮮な驚きにはなかなかめぐり合うことができない。小さい頃の記憶をたどりに再び訪れた場所も、この歳になって行ってみると「なんだぁ」と言うことも多々ある。

それでも、まだまだ訪れたことのない街並み・風景を捜し求めて旅を続けるつもりだ。