かやぶき屋根の民家

曽爾村「屏風岩」

大賑わいの曽爾高原

高原に伸びる一本道

たそがれる「ぶちゃ君」

すすきの「曽爾高原」

曽爾高原「亀沼」

「曽爾高原」

「曽爾高原ファームレストラン」

2001.11.11(日)
奈良県曽爾高原ススキ三昧日帰りの旅
昨年からずっと行きたいと思っていた場所があった。それも丁度この季節に。
偶然に見た新聞の記事に一面ススキが生い茂る写真が添えてあった。それはこれまでに見たどんなススキよりも美しく、絶対に行きたいと思いつづけていた。すぐに本屋に行き場所を探したが、普通のガイドには載っていない・・・というか「曽爾高原」の字が読めなくて探せなかった・・・。数日後、「そに高原」と言う名前と、地図上の位置を何とか確認することができ、絶対行きたい場所としてストックしておいた。その場所に念願かなって、やっと行くことができた。
前日の天気予報で、明日は全国的に秋晴れということを知り、カメラの電池を充電器にセットして布団に入った。
朝8時30すぎ、妻が久しぶりに作ってくれたおにぎりと先日買ったばかりのデジカメを持って曽爾高原に向かって出発した。もちろん妻も一緒だ。
むちゃくちゃ天気がいい。私を追い越していく車がすべて曽爾高原を目指しているような気がして、ついついアクセルを踏んでしまう。名阪国道「針IC」で降り、そこから約2時間、国道と細い県道を進んで、12時前に無事「曽爾高原」に着いた。NHKのドラマ「聖徳太子」の撮影にも使われた場所だということをここに来てはじめて知った。
駐車場にはツアーバスも数台止まっていていっぱいだったので、少し手前の横道に路駐して、そこから歩くことにした。
元々、ハイキングコースになっているようで、歩道が整備されている。そこを数分進むと一面のすすきのじゅうたんが私の目に飛び込んできた。「すごい!」。真っ青な空とベージュ色のススキの穂が私の目をくぎ付けにした。「うわーっ、きてよかった」と普段はなかなかめんどくさがって出歩きたがらない妻も満足している様子で内心ほっとした。どの方角を向いても一面のススキ、ススキ、ススキ。新聞を敷いた木陰でお弁当を食べた後、しばらく二人してマジで寝てしまった。そのくらい気持のいい天候だった。
3時頃、少し早めに高原を後にし、曽爾村のもう一つの景勝地「屏風岩」を見に行った。県道よりさらにほそーい道をくねくねと走った先にそれはあった。巨大な岩盤がまるで屏風のようにでーんと目の前に広がっている。もうすこし紅葉がすすんでいたら、もっとすばらしかったはずだ。広場の端のほうでは初老のおじさんが絵筆を握っていた。岩の反対側には、これから紅葉の準備に入る山々が遠くまで見渡せた。
帰り道、まだあたりまえのように残っているかやぶき屋根の家の写真を一枚撮った。
ずっと来たかった場所に最高の天気の日に来れてとても満足な一日だった。その一方で、また来たい場所が一つ減って寂しいというのが正直な気持だ。