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ライン [轟音mojoメイツの秘密]

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リストマーク 秘密 その1 リストマーク

「誕生秘話」

 それは、2002年の冬、へろポン(仮名)という奇妙奇天烈な名前(正確にはあだ名)の3年生が、ゼミ担当教員のところに就職相談に来たことに始まる・・・。

(中略)

教員「ほな、演劇部を自分で立ち上げたらどないや。」
へろぽん「そうですね!」

 その場は一瞬、熱い想いが煮えくりかえるようになった。

教員 (よし!これを足場に大学を変えたるでぇ!)

学生 (よし!これをネタに就職するぞう!)

 その勢いは、二人に大きな錯覚を感じさせた。まるですぐにでも演劇部が動き出すかのような・・・。しかしそれは、「轟音mojoメイツ」の小さい種が蒔かれたに過ぎなかった。

  つづく


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リストマーク 秘密 その2 リストマーク

「長い冬」

 へろぽんは、就職活動で忙しい3年生を、言葉巧みに勧誘して回った。

 「演劇部いかがすか〜」

 その言葉は、学食にむなしく響くだけだった・・・と思いきや、何を勘違いしたのか、数名の学生が集まってきた。

 へろぽんは、飛び上がるように躍り上がった。

 「私は間違っていなかった!」

 さっそく、サークル名が決められた。

 <轟音モジョメイツ>

 演劇部立ち上げを勧めた教員が顧問になった。しかし、その顧問はサークル名を聞いた自分の耳を疑った。

 (ゴウオンモジョメイツ・・・?なんじゃそりゃ?)

 メイツというと、スクールメイツとYAMAHAの原付しか頭に浮かばない中年教員には、ピンと来なかったが、

 (それは年寄りの冷や水。黙っとこ・・・)

 違和感は、心の奥底の貸金庫に一生しまっておくことにした。

 一方へろぽんは毎週ミーティングを開くが、集まった仲間が必死に読んでいるのは、台本ではなく日経新聞だった。それほどまでに就職戦線は厳しいのであった。へろぽんは、自分の就職に対する姿勢の甘さを思い知るのであった。

 (まあ、そのうち就職できるじゃろ)

 自分の甘さを鋼鉄製の棚に上げたのは良かったが、演劇部としては、まったく動かなかった。

 そんなある日、顧問の教員は、非合法的な秘密の指示をへろぽんに与えた。

 「すっごいちっちゃな部員勧誘ビラを一枚だけ、学生ロッカー室に張り出せ。なるべくひっそりとな。」

 へろぽんには、その教員の意図がまったく分からなかった。大学教員の頭の中はどうなっているのか。若者には知るよしもなかったが、とりあえず、言われた通りにしてみることにした。

 へろぽんの予想に反して、そのビラは確実に「お芝居大好き学生」たちの心をとらえていた。しばらくして、へろぽんのKタイに、何人かの1,2年生から「入部希望」のメールが届いた。
 へろぽんは、思わず口ずさんだ。

 「求めよ、さらば、開け豆」

 (いやいや、希望者はわずかに4名。ヘンリーさんを入れても・・・?ヘンリーさんって誰?少し疲れたかな。とにかく、まだまだ春は遠い・・・。)

 しかし、気象学的な春はやってきた。そのことをしっかりと認識していたのは、やはり科学者である顧問であった。

 (あかん。このままやったら演劇部は桜とともに散ってまう。これでは、私の「卒業式でウェンウォン泣く大学に改造するぞ」計画は頓挫してまう。なんとかせんと・・・)

  また、つづく

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