キワモノ系第四弾
【MDD専用FanController】
<取扱説明書>
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さて、前回の記事掲載から随分時間が経ってしまったが・・・この間キワモノ系ファンコン製作を放置していた訳ではない。すごく色々な実験をしていたのだ。何故なら吸い込み型トランジスタに変えても、相変わらずリレーがカチカチ鳴るから。左の写真のように、電源に直接接続して実験すると期待通りの動作をするのだが、いざMDDに取り付けるとCPU温度が58度〜59度くらいに達すると「カチカチカチカチ・・・」。何故だ?
ウサギ「タヌキくん知らないのかい、ここはカチカチ山だよ。」
う〜ん、こんなファンコンを使っていたらそのうち「ぼうぼう山」になるな(笑)。
コンデンサを付け加えたり抵抗を付け替えたりと色々やったがすべて徒労に終わる。で、ついにオペアンプをあきらめて安全装置にコンパレータを導入。コンパレータなら白黒はっきり、漏れ電流もほぼ0なので問題は解決されるはず。だったのだが、やはり「カチカチカチ・・・」 !・・・ウソッ? 何で!?
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| ここで衝撃の事実に気付く。コンパレータがリレーをカチカチ鳴らすということは、OS制御電圧が小刻みに変動しているということ。つまりMDDのCPUファンはPWM制御ではないか。 |
<画像をクリック>
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そう考えると、これまでの「テストでは問題ないのにMDDに取り付けると不調」の理由が一々納得できる。早速確認。オシロスコープを購入して・・・ゲッ、高い! これは買えねぇ。替わりにLED(もちろん抵抗を付けた)をロジックボードのCPUファン用コネクタへ接続してみる。PWM制御ならLEDが点滅するはずだ。MDDを起動すると・・・LEDは普通に点灯(上のムービー)。アレ? PWM制御じゃないの? が、CPU温度が上昇するとにわかにLEDの光が揺らぎ始める(下のムービー)。CPU温度上昇とともに揺らぎが激しくなりLEDの輝度が増す。LEDの揺らぎはうまく撮影できなかったが、レンズフレア(?)のような赤い縦線を上のムービーと比べると違いが判ると思う。この実験からすると約5 Vの定電圧に12 Vくらいのパルスを乗せてファンをコントロールしているようだ。通常のPWM制御とは若干異なるみたいだが、とにかくCPUファンの制御電圧はパルスだ。リレーがカチカチ鳴るのは至極当然の現象だったのだ。
...もうダメぽ...。だって安全装置も、ファンの回転数のステップアップを抑制する機能も、「CPUファンは電圧制御」であることを前提に考え出したものだから。PWM制御だと機能しないことは明らか(実際機能しない)。回転数のコントロールはできるけど・・・そんなのただのファンコンじゃん。
この企画はいつか必ず再開するから・・・必ず再開するから、立ち直るまで時間をくれ〜(号泣)。
ここまでの総投入資金:46,188円(めまいがしてきた・・・)。
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・・・購入しました。オシロスコープ。馬鹿だね、俺も。さっさとあきらめればいいのにまたこんなモノに大枚(ってほどじゃないけど)はたいて。
ともあれ初めて手にしたオシロスコープ。取扱説明書(全部英語)をにらみながらセッティング。まあ、基本機能くらいはすぐに使えそうだ。早速測定。
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CPUファンのラインを分枝してオシロスコープへ接続。これがMDDの起動スイッチを押す前。当然0 Vの一直線。
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これが起動直後のCPU温度が低い時。上と同じく一直線だが、約5 Vになっている。画面のマス目は縦方向が1マス=5 V、横方向は1マス=25 msec.。
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さてCPU負荷をかけてCPU温度を上げてみると・・・出ました、パルス波形! LEDの実験で予想したとおり5 Vに12 V程度のパルスが乗っている。周期は約32 msec.。さらにCPU温度が上昇すると2枚目、3枚目の写真のとおりパルス巾が広くなる。3枚目の時はTemperature Monitor 4.11によるとCPU温度は64度(!)。おそらくこれがCPUファンの最速回転時と思われるが、それでもデューティー比は50%くらい。平均電圧だと8.5 V程度にしかならない(ただし8.5 Vの定電圧で回転させた時と同じ回転数とは限らない)。 |
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ついでにサイドパネルのファンも調べてみた。同じですな。
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