キワモノ系第二弾パート2

【G4 MDD用強化静音電源400W】

<取扱説明書>
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<この写真はメーカーHPからの転載です>

 G4 MDD用500W強化静音電源は私的にはかなりの自信作であったが、オークションでは不人気。理由はわかっている。第一に自作電源といういかにもキワモノ系の危険な香り。第二に価格。元のサーバ用電源が高価なので出品価格も高くなる。なるべく価格を下げようとギリギリを計算して出品したら、落札手数料を忘れていて赤字になった(おそまつ)。
 で、次のターゲットがこの電源。価格が4000円程安い。400Wだが3.3Vと5Vは500W電源と同出力だし、基本的にG4 Macの電源は400Wあれば余裕だ(ADC出力を除いての話)。2機のファンやACコネクタがMDDに搭載しにくい感じだが、全長225 mmとコンパクトなので何とかなりそうだ。

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 純正電源と比較するとこのサイズ。これなら工作次第でMDDに搭載することは十分可能だろう。

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 例によって起動テスト後に保証シールを破り開腹。右の2つの白い長方形が二次側のヒートシンク。放熱シリコンでフタと密着するようになっている。左側の少し剥がしたオレンジ色の熱伝導シートの下が一次側のヒートシンク。このへんは500W電源と一緒。
 爆音40 mmファンが吸気側と排気側に1つずつあるのと、ACコネクタがボックスに固定されているのが500W電源とちょっと違うところ。

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 とりあえずこの爆音ファン2コを撤去。

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 基板を固定しているネジ4本を外し、さらに基板とACコネクタをつなぐラインをカット。ボックスから基板を取り外す。

<電源のピンアサイン>
COM +3.3V +5.0V +12V +25V
5VSB -12.0V PS_ON PW_OK


ATX電源
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

MDD電源
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

 24ピンメインコネクタ、Pentium4用4ピンコネクタ、PCI Express用8ピンコネクタからすべての電極を抜き取り、ピンアサインを確認しながら24ピンコネクタへ電極を挿し直す。この時になるべくラインが絡み合わないように順番に挿していく。14番には12V(黄色)を挿す。-5VやPower_Goodなどの使わないラインは根元からカット。

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 ボックスにはACコネクタとスイッチが取り付けられているが、邪魔なので撤去。さらにジグゾーで余計な部分をカットして、よりコンパクトにする。ついでにフタも半分にカットしておく。

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 カットしたボックスへ基板を戻し、二次側のヒートシンクに小型ヒートシンクを接着して冷却効率を上げる。例によって硬化タイプの放熱用シリコンを使用。

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 基板にACプラグを取り付ける。このACプラグをMDDの筐体のACコネクタの穴から外へ出してACケーブルを接続する仕組み。ACプラグはなるべく小型のモノを選ぶ。ちょっと大きめのプラグを付けたら筐体の穴を通過しなかった。

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 こんな感じ。ACケーブル側のプラグも付け替えてある。

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 ボックスにカットしたフタを取り付ける。このフタは熱伝導シートを介して一次側のヒートシンクに密着し、放熱板となる。後でこのフタにも小型ヒートシンクを接着しておく。

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 CoolingAfter Moduleを取り付ける。各配線をCoolingAfter Moduleの基板にハンダ付けして、補填用シリコンで電源基板上のトランスの上に接着。

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 しまった、動作テストを忘れていたぞ。こういうことはシリコン塗る前に済ませないと。これで問題があるようだとCoolingAfter Moduleの基板を取り付け直さないといけない。
 ・・・ラッキー! 無事動作。

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 電源を固定するためのアルミボードの製作。筐体に引っ掛けるためのツメを4つ形成する。金ノコで2 mm切り込みを入れてプライヤーで折り曲げ、また3 mm切り込んでは折り曲げ...と地道な作業を繰り返す。ツメができたら、ネジ穴は現物合わせで位置決めをして電動ドリルで穴開け。

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Q:・・・これは何をしているところですか?

A:G5 Quadを重りにして電源ボックスとアルミボードを接着しているところです。重さといい、サイズといい、G5 Quadの脚はピッタリです。40万円もするだけあって、色々な用途に使えます。購入して良かったです。

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 G5の活躍でアルミボードが接着されたところ。さすが史上最強のPowerMac、見事な出来映えだ(?)。
 電源ボックスの左側のスペースへ100 mm角ファンを取り付ける。

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 Scytheの風拾(SY1025SL12M)を使用。1500 rpm/22.0 dB/42.69 CFM。ラバーシートをネジ留めする。

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 アルミボード側にもファン固定用のラバーシートを貼付ける。
 CoolingAfter Moduleの回転持続時間調節用のボリュームを写真左の突起部の穴へナットで固定する。

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 ファンを取り付けたところ。ファンに付けたラバーシートをボックスへ接着。アルミボードに貼付けたラバーシートで上下から挟み込みファンを固定する仕組み。ファンの左側を引っ張ると、パカッとファンをめくり上げることができる。ファンの下に電源ボックス固定用のネジ穴があるため、このような取り付け方法を採用。

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 純正電源となるべく同じ形状になるように24ピンメインケーブルを形成。筐体底面のホルダーが当たらない位置を選んで結束帯で締めていく。
 メインケーブルの形成が完了したら、実際にMDDに取り付けて配線状態を確認する・・・
 と、ここで問題発生。微妙にメインケーブルの長さが足りない。500W電源のケーブル長は十分だったのにぃ。

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 延長ケーブルを噛ます程の不足ではないので、短いラインを何本かカットして延長する。ハンダ揚げしてから熱収縮チューブを被せて絶縁。見た目は悪いが機能的には問題なかろう。延長ケーブルを付けた方がスマートだが経費が余計にかかるし(笑)。

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<クリックで拡大>

 ドライブ電源用の各ケーブルのコネクタを適宜付け直して完成。
 今回はPCIカード給電用のケーブルを1本余計に用意してみた。CoolingAfter機能を使える増設ファン用コネクタも付けた。

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<クリックで拡大>

 MDD(FW800 1.42GHz DP)に取り付けたところ。

 500W電源に比べて製作には手間がかかるが、経費は抑えられる。ACプラグも金属プラグを使用していた500W電源よりスマートかな。PCIカード用のケーブルも装備したし。でもメインケーブルのつぎはぎ延長がなあ。まあ機能上は問題ないし取り付ければ隠れて見えないから・・・^^;

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上記の説明文は「安心オークション(マック用ソフトウェア)」を利用して作成されました。